世界流離日記

『世界流離(さすらい)日記』と読みます。海外旅行での喜怒哀楽の経験を中心に投稿していきますのでよろしくお願いします。

#227 アンコール・トムをじっくり廻ってみた。(2019.8)

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写真では伝わらない、バイヨンの美しさ。

 

 


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アンコール・トム(以下、トム)はアンコール・ワットと並ぶ、シェムリアップの二大観光名所。2013年にも訪れているのですが、その時はベンメリアにも行ったため、かなり急ぎ足で廻りました。そのため、トムの良さがよくわからずに終わってしまいました。

 

 

だから、相方Kさんにもトムのことはそこまで薦めませんでした。が、シェムリアップに来てトムに行かないのもと思い、ワットで日の出を迎えた後に、ドライバーのバンさんに連れていってもらいました。

 


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トムには5つの門があるのですが、私たちは南大門から入りました。門の前でバンさんに下ろしてもらい、彼は門を抜けたところで待っていてくれるそうです。

 


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所々朽ちたり修復されたりしている阿修羅像の横を通りながら門を潜ります。

 


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阿修羅は全部で54体。結構怖い顔をしています。蛇神ナーガを抱える姿は必死で綱引きをしているよう。

 


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『新参者』の阿修羅は修復されたもので、苔がついているものは建設当時のものです。中には、修復途中で首や上半身のない、かわいそうな阿修羅もいます。笑

 


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ちょっとわかりにくいですが、門の上にも『クメールの微笑み』が…。

 

 

そう、私はこのクメールの微笑みが何となく怖かったんです。デスマスクのようで…。特に、バイヨンでの一同にこちらを見てくる感じが何とも…。笑

 



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南大門からトムの入口まではトゥクトゥクで向かいました。

 


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入口、到着。検札を済ませます。

 


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すると、パネル発見。実はトムの修復には日本が関わっているようで、修復前後の様子が写真パネルで紹介されていました。これは日本人として誇らしいことですね。

 


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アンコール・トムは12世紀末に作られたヒンドゥー教遺跡で、クメール語で『大きな都城』と言う意味だそうです。そうか、トム(Thom)はハンクスでもクルーズでもなく、お城だったんですね。笑

 


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遺跡を訪れるのはタイのアユタヤ以来ですが、壊れているところも含めていい雰囲気ですね。

 

 


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そんな中、美しい彫刻たちに心を奪われました。風化しているものもありますが、日本では鎌倉時代が始まる頃のものだと思うと保存状態の良さに驚かされます。

 


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写真に納めていると、自称ガイドがさりげなく説明をしたり、写真を撮ってくれたりします。が、おそらく後でチップを取られるので、上手くかわしましょう。笑

 

 

しかし、たまたま日本人夫婦+日本語ガイドに遭遇したため、偶然を装ってさりげなく説明を盗み聞きするという『寄生作戦』をたまにはさみつつ、バイヨンを目指しました。笑

 


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途中でリンガ、発見。そうか、ヒンドゥー教だからですね。子孫繁栄の男女のシンボル、ありがたやー。笑

 


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バイヨンに行くには階段を上らないと行けません。狭いですが一方通行なのでご安心を。下り階段は別のところにあります。

 


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バイヨン(中心寺院)に着いてから、またその3人に遭遇すると、日本語ガイドが我々の写真を撮ってくれたり、一番有名な微笑みの石像を教えてくれたりと、だんだん我々のガイドにもなりつつあり、申し訳ない気持ちとなりました。日本人夫婦の方、邪魔をしてすみませんでした。笑

 


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バイヨンにあるクメールの微笑みは全部で52体あるのですが、手作り故に三十三間堂の仏像みたいに少しずつ顔が違うんですよ。岩を砕いて小さくし、それを重ねて一つの顔になるように彫っているんです。隙間があるのもご愛嬌。そして、それを四面塔にして祀っています。

 

 

ガイドブックによると、アンコール・トムに使われた石はアンコール・ワットで使われたものの切れ端だという説があるそう。要らなくなった石を敷き詰めて新しい寺院を作ろうとした先人の知恵にあっぱれ。

 


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怖いと思っていた微笑みも、途中からさほど気にならなくなりました。とにかく、ありがたくて拝みたくなるのです。

 


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Kさん推しの彼は、thを発音しているような舌が見え隠れする口の形をしています。笑

 



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トムでは中国人団体客にたくさん遭遇しました。まぁ、うるさいし、横入りするしでマナーは悪かったです(通常運転なので驚かない。笑)。一番有名なバイヨンのクメールの微笑みの前では記念撮影の行列ができるのですが、自分たちの番だと思ったらすぐに微笑みの前に行きましょう。横入りされても、譲らないことも大切です。(件の心優しい日本人夫婦は結構横入りされてました…。)

 


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帰りに第一回廊のレリーフを覗いてみました。東門から中に入った私たちが東門から出る前に見た、東面南側のレリーフは圧巻でした。行進する様子を描いたのかな?植物の細かい描写が素晴らしかったです。

 

 


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その後、『とっておきの場所に連れていくよ!人がいないからオススメだよ!』と言うバンさんに乗せられて、人気のない道を通ってどこかに向かいます。ここがインドなら心配になりますが、騙してくるカンボジア人はこの旅の中では一人もいませんでした。むしろ、みんな純粋すぎて、内戦とか経験しているのに明るくて親切で笑顔が溢れていました。カンボジア人を見ていると、人間の性善説を信じたくなります。笑

 

 

話が逸れました。どこに連れていってもらったのかと言うと…。

 

 
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Dead Gate、死者の門です。東門だけ2つあり、そのうちの1つ(もう一つは『勝利の門』)だそう。バンさんの言うとおり、貸し切りでした!

 


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特に何かある門ではないのですが、『死者の門』と言う名前から、門の先には何が待っているのかと気になります。渡っていいものか…。門の手前には、石が積んでありました。

 


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トゥクトゥクに乗り、死者の門を無事くぐり抜けました。タプロームに途中にあった遺跡らしきものも味があってよかったです。タプロームのように木に侵食されてました。

 


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アンコール・トムについて書きましたが、写真ではその魅力の半分も伝わらないと思います。ご興味ある方はぜひご自分の目でクメールの微笑みを見ていただきたい!ちなみに、Kさんはアンコール遺跡の中でトムが一番良かったそうです。私も今回、そう思えました。

 



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この後はタ・プロームへ行ったので、そのことは次回書きます。

#226 メイソウにご用心。(2019.8)

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どこかで見たことのあるロゴが目印の、ニセ日本企業です。

 


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メイソウは、正式名称を名創優品と言い、それだけ聞くといかにも中国企業なのですが、MINISO JAPANとも書かれていたので、カンボジアシェムリアップで見かけたときにてっきりダイソーの姉妹店かと思ってました。本社は銀座になってるし。

 

 

ところが、今日ネットニュースでこんな記事を発見。


 

 

え、やっぱりメイソウは中国企業なの?

 

 

記事によると、どうやらデザイナーが日本人なだけで広州発祥の中国企業らしいのです。知らなかった。

 


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こちらはシェムリアップの店舗。あのロゴはファストファッション企業Uのパクリかしら?

 


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中は綺麗に陳列されています。が、品揃えはダイソーと比べるとかなり少なめです。わかりやすいイメージとしては300円ショップで売られているようなものが、300~1500円とかで売られている感じです。中には100均レベルのものもあり。

 


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水筒が11ドルと、値段もなかなか強気。日本製ならこの値段でも買うよね、本当に日本製なら…。

 


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こんなものも売っています。日本語表記がよりメイドインジャパンを出していました。日本人の私たちでも騙されるのだから、外国人はもっと騙されると思います。

 


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今の生活が好きなら、早く化けの皮を剥がしなさいってば。笑

 

 

値段的にも品質的にもデザイン的にも特に欲しいものがなかったため、特に我々は何も購入しませんでした。世界的にも信用度の高い日本製を謳っているように思えるJAPAN表示には納得がいきません。堂々と中国製で戦えばいいのに。日本製とはどこにも書いてないけど、JAPANと銘打つのはやめてほしいですね。すべて納得の上で購入する消費者を止めはしませんが…。

 


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ベトナムホーチミンでも店舗がありました。中は見てないですが、同じ様な商品が並んでいると思います。

 


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最後にもう一度言います。メイソウは日本企業ではなく中国企業です。世界中に店舗を拡大しているとのことなので騙されないようにしてください。以上、緊急投稿でした。

#225 アンコールワットで朝日を拝んでみた。(2019.8)

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アンコール・ワットカンボジアが誇る世界遺産であり、シェムリアップを訪れたらほぼ全員が行く観光地です。日光の関係で、アンコールワットは日の出の時間と午後に訪れると良いと言われています。今回はワットで朝日を眺める時のお話をしたいと思います。なお、私は2013年の3月にもシェムリアップを訪れているので、それとも比較していこうと思います。

 


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朝4:30に宿を出てトゥクトゥクに乗ってまずはチケット売り場へ。なお、トゥクトゥクはチャーター(一人あたり30米ドル。朝日がなかったら20米ドル)をお願いしてあります。前夜に宿まで送ってもらった空港のトゥクトゥクタクシー(9米ドル=定価)の運転手さんにそのままお願いしました。

 


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世界のタクシードライバーとは色々喧嘩してきた私ですが、我々の運転手のバン(Vann)さんはとてもいい人で、安心してオススメできる方でした。普段は制服を着て空港のトゥクトゥクドライバーをしていますが、お休みの日はプライベートドライバーとして私服で働いてるっぽいです。

 


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英語はできるし、集合時間にも正確だし、とても親切。日本人に紹介してほしいと言われたので、ここで紹介しておきます。あ、もちろんマージンはもらってないですよ。闇営業はいたしません。笑

 


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4:45にチケット売り場に到着。自分たちで中に行き、一日券を買いました。

 


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入口付近の10番に並びました。11番と12番が空いているのですが、そこは3日券($62)のレーンでした。少しわかりにくいのですが「3天」という、中国語表記が見えますかね?

 


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16番と17番は7日券($72)用。その日は1日券が一番人気で、レーンは少な目なので15分ほど並びました。

 


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待っている間に広告モニターで見た、バルーンツアーに興味をもったので、後程に宿でツアー会社に翌日の予約をしてもらおうとしたところ、明日(日曜)は開催しないとのこと。ということで残念ながら参加できませんでした。

 

 

そんな広告を見ているうちに、私たちの番になりました。一日券は一人あたり37米ドルで、カード払いも可能でした。購入後、券に載せる写真をその場で撮影します。写真の撮影チャンスは1回きりです。写真つきの一日券が完成するまで、横に逸れて待機するのですが、次の人がお金を払う頃には完成します。

 


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私の一日券は、後ろに並んでいた相方Kさんの素の顔が亡霊のように写ってました。笑

 


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アンコールワットに行く途中で検札がありました。さらに、各寺院前でも検札が行われるので、すぐ出せて汚れや水に強い名札ホルダーがあると便利です。私は名刺サイズの透明なプラスチック袋を用意し、財布に入れて持ち歩きました。

 


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5:20頃、アンコールワットに到着。バンさんが連絡用にトランシーバーを貸してくれました。降りたところに戻ってきたら『ハローハロー』と言う合言葉を言うと迎えが来ることになっています。何て画期的!さすが空港職員。笑

 


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まだまだ薄暗いですが、ワットに向かう橋には観光客がたくさんいました。ここでも検札があります。この橋で2013年との違いが早速ありました。暗いので、ここからは明るいときに撮った写真で説明します。

 



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ワットに向かう橋の位置と素材が変わっていたのです。

 


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川を渡るためにポリタンクを敷き詰めたような橋を歩くのですが、足を進める度に少し沈むんです。で、反動ですぐまた戻ってくる感じでした。ギュンと言う音と素材にやや不安(胸ギュン)を覚えましたが、慣れれば平気です。

 


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あのとき、ダイチ達と共に渡った橋は封鎖中でした。修復中なのかな?以前はアンコールの正面を橋で渡りましたが、正面駐車場からだと少し遠回りをすることになります。



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そして、いよいよアンコールワットの池の前へ到着。すごい数の観光客が集まってました。こちらはワットから向かって右側の様子。

 


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2013年と比べて、携帯で写真を撮る人が増えたなぁと言う印象でした。さらに、自撮り棒の登場もしてるし…。

 


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もう空は赤くなっているのですが、残念ながら太陽は拝めず。雨季だから仕方ないです。

 


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前回の訪問時は、春分の日の直後だったため太陽の昇る位置がワットのほぼ真裏となり、昇りゆく太陽と一緒に撮ることができました。春分の日に合わせてアンコールワットに行くのもオススメですよ。乾季だし。

 

 


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前回はワットの向かって左側から撮影しました。座れる煉瓦みたいなところが少しあって、便利でした。

 


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が、2019年現在のワット左側はただいま絶賛工事中で黒い網で覆われていました。が、朝は黙認なのか観光客が中にたくさんいました。黒い網の柵を跨ぎ、私たちも中に行きました。

 


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鳥たちがいるのも味があっていい感じ。

 


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なお、前回に腰掛けながら日の出を待ったレンガ周辺に橋がかかっているため、前回と比べて湖前の待機場所が狭くなってました。

 


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アンコールワットの湖前で日の出を待つ場合、座って待つ場所がない(芝生はありますが、いい写真が撮れない)ため、どうしても座りたい方はビニールシートや折り畳み椅子等の持参をオススメします。

 


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まぁ、みんな立って待ってるし、日の出後に写真を撮り終わったら帰るため、湖前は人の入れ替わりが速いけどね。

 


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日光は見えませんが、朝日は完全に昇ったようです。雨を覚悟していたので、曇っていただけでもラッキーだったと思えます。

 


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ここ、いい写真が撮れるんですよ。

 


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2013年は正面から注ぐ日光効果でかなりいい感じの写真の出来映えには満足でしたが、残念ながらワット自体が工事中で緑の幌がかかってました。


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2019年夏バージョン。幌もほとんどとれました。曇天バージョンも悪くないです。後ろ姿だと、私自身の6年の月日の経過が誤魔化せます。笑

 

 

撮影が終わったら、一旦戻ります。『一旦』と言うのは、午後にもう一度戻ってくるということです。なぜなら、午前中にワット内の写真を撮っても逆光できれいに撮れないのです。日の出後は一旦ワットから離れ、アンコール・トム(こちらは逆に午前の訪問がオススメ)に行き、暑くはなりますが午後にワットに再訪すると良いです。

 


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帰り道にいた猿。人間の残した食べ物をゴミ箱から漁ってました。人馴れしているため、逃げません。

 


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帰りも、浮き橋に胸ギュンしながら駐車場に戻りました。そして、バンさんにトランシーバーで交信。他のドライバーたちが少しざわついてました。スパイ気分。笑

 


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ワット近くの安食堂で鶏のお粥を食べました。揚げパンもつけて、一杯30円くらいだったような?おいしかった!味の素、ハイ!笑 カンボジアでは日本人だと言うと、そう声をかけられることがあります。CMか?笑

 


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食堂にいた野良犬。おこぼれを狙っています。そんな目で私を見つめないでー!笑

 


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朝食後はアンコール・トムに行きました。そのときのことはまた次回書こうと思います。

 

 

#224 シェムリアップでは米ドルを準備すべし。(2019.8)

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カンボジアの通過単位はリエルです。日本円に換算すると難しいのですが、だいたいリエル÷330=日本円くらい。300で割ると安く感じすぎちゃうし、350で割ると計算しにくいので、400でとりあえず割ってそこから少し端数を切り捨てる感じで私は行ってました。

 

 

はっきり言っていいですか?リエルから円の換算、結構めんどいんですよ。簡単に計算できたら、値段のイメージがしやすいですよね?

 


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そんなあなたに、声を大にして朗報です!シェムリアップでは米ドルが基本です。6年前も米ドルは使えましたが、2019年はほぼドル表記です。リエル表記はほぼ存在しません。笑

 


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屋台でも

 

 

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レストランでも

 


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スーパーでも米ドル表記のみです!!!

 

 

空港の両替所で円から両替するときにリエルと米ドルが選べるのですが、リエルを選んだ私たちが愚かでした。二択を間違えるとは…。てか、6年前ってここまで米ドルが流通してなかったよね?

 

 

キリの悪い値段(4.75ドルとか)の時にドルで払うと、お釣りがリエルで返って来ます。

 

 

もちろん、米ドル表記しかなくてもリエルでも払えます。1米ドル≒4000リエルくらいで計算してくれます。米ドルで払って、端数をリエル払いということもできる店もありました。そこらへんはフレキシブルです。

 


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レートはこんな感じ。リエル表記がないんです。

あれ、ここはアメリカでしたかね?笑

 


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ということで、これからシェムリアップに行かれる方は米ドルのご準備を!シェムリアップでフットマッサージを受けながらの更新でした。笑

#223 ベトナム航空に乗ってみた。(2019.8)

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ベトナム航空に乗り、カンボジアシェムリアップに向かいました。ベトナム航空は2012年の年末以来ですが、その乗り心地をレポートしたいと思います。

 


前回はセントレア発でしたが、今回は関空発です。前回は目的地はラオスだったため、セントレアホーチミンプノンペンビエンチャンと言う、謎の3回乗継をした上に、機内で乗客のiPadが行方不明になり、全員が疑われると言う、とんでもない便でした。サービス自体は悪くなかったでしたけどね。

 


さあ、今回の関空ホーチミンはどんな感じだったのでしょうか?

 


10:30関空発のため、空港には8:00に到着し、即チェックインしました。早めのチェックインのため、ほとんど並ぶことなく行けました。最終目的地がカンボジアのため、カウンターのお姉さんがビザの確認までして下さいましたよ。

 


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9:50頃まで時間があるので、朝食を取りました。うどんからの…。

 


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たこ焼きのはしご。笑

 


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それから、出国。2月に利用したセントレア同様、関空日本国籍の人はセルフ出国でした。パスポートの顔写真のページをモニターでスキャンし、正面の鏡を見て顔のスキャンが終わるとゲートが開きます。まぁ、相方Kさんは何回やっても開きませんでしたけどね。笑

 


出国スタンプは必要な方のみもらえます。セントレアはパスしましたが、今回は何となくもらうことにしたら出国審査官から『え、要るの?』って顔をされました。

イヤイヤイヤ、働いて下さいよ。笑

 


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その後は免税店をプラプラしつつ、29番ゲートへと向かいました。モノレールに乗って移動します。そういえば、ここで元朝青龍関に会って、写真を撮ってもらったっけ。そして、その時もKさんが隣にいて、モンゴルに行ったんだよなぁ。あれから丸6年。ちなみに、Kさんはあのときと同じように某巨人漫画の最新号を関空内のTSUTAYAで購入してから出国。笑

 


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とまぁ、そんなこんなでゲートに到着。ベトナム航空の紺碧の機体が待ち構えてました。

 


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9:50になると、ボーディングタイム。並んでも疲れるので、のんびり座り、人が減ってから搭乗しました。どーでもいいのですが、ホーチミンのスペルって、ホー・チ・ミンなんですよ。

 


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中国語表記だと胡志明

 


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新聞のサービスはもちろんベトナム語。全く読めんですがお土産にいいかもね。笑

 


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今回の座席は17A。座席は3-3-3席と言う珍しい配置でした。更に、前の3席と、Kさんの隣が1席空いていました。というか、結構空きがありました。少し意外。雨季だからかな?

 


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ブランケットの色がかわいいのです。

 


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シェムリアップまでオープンジョーで10万円ほどの安いチケットでしたがプライベートモニター完備。USBでならスマホの充電もできます。

 

 


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私たちが感動したのが、この窓の下のボタン。何のためだと思いますか?

 


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答えは遮光ボタン。窓のカバーがない代わりに、ボタンで窓の明暗が変えられ、窓全体が青っぽくなったり、戻したりできます。そのため、外は快晴でも、座席には日差しが全く入ってきません。

 


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写真では伝わりにくいのですが、真っ暗になります。あまりにも暗くて、昼夜の感覚がなくなるほど。いやぁ、これは画期的でしたわ。なお、離着陸時の操作は無効となっております。

 


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離陸前におしぼりが配られました。このおしぼり、相変わらずいい匂いがします。

 


離陸はほぼ定刻通りでした。旋回時に見えた大阪湾の眺めが壮大でした。人口が多いのも納得。

 


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それから飲み物とスナックが配られました。

 


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少ししてからランチタイム。和食と洋食から選べました。

 


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私は洋食をチョイス。海鮮焼きそばはスパゲッティのような太さでしたが、味付けは悪くなく、イカに細かく切り込みが入っていたり、1センチ四方ほどのエビの殻が丁寧に剥かれていたところに感動。

 


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昼食後は映画ボヘミアン・ラプソディを見ました。2月にパリ旅行をしたときも見たのですが、やっぱりいいね。Kさんは復路も観るほどハマっていました。帰国後にDVDを買おうかな。笑

 


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ベトナム航空の映画を見るときは1分半ほどの航空会社製作の宣伝動画を見ないといけません。それが結構めんどいかな。さすがに何回も見ると、覚えちゃったし。笑


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それでも折り紙の作り方のYouTube風動画を見たり、SUDOKUなどをやりつつ、機内のエンターテインメントを楽しみました。

 


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7時間ほどでホーチミンに到着。空からのホーチミンシティは都会そのものでした。あとで観光するのが楽しみだなぁ。

 

 

~おまけ~

空港到着後、乗継をしようとしたら、Transferマークに沿って行ったら、乗継カウンターに辿り着きました。スタッフに聞くと、『ここじゃなくて、真後ろのあっちに行って。で、階段を上って。』と言われました。言われた先は、入国者の待機場所のようなところでした。うーん、ここは違うな。

 

 

近くにいたセキュリティのおじさんに聞くと、『あのカウンターで聞いておいで。』と、先程いた乗継カウンターを指差されました。

 

 

そこでもう一度戻り、別のスタッフに聞いたところ、『左手に行って、階段を上って!』と言われました。先ほどは左にそれてないので道が違います。

 

 

うーん、みんな言っていることが違うな。まぁ、最後のお姉さんの言う通りに行くか…。笑

 

 


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あれ?人がいない…。

 

 


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←に進んでるから、表示→と逆走してるし…。でも、お姉さんが左に行けって行っていたし…。

 

 

 

数分後、行き止まり。笑

 

 


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撤収!!!笑

 

 

あれ?何で上り階段がないんだろうか?ドラクエみたいに、隠れた階段がどこかにあるのかいな?笑

 

 

もう一度、別の空港スタッフに聞きました。『あのぅ、乗継をしたいんですけど…。』

 

 

『(指差しながら)あぁ、あそこだよ。』

 

 


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振りかえったら発見。笑

 

 

スタッフが言ったとおり、乗継カウンターの正面を少し左手に逸れてすぐのところにありました。もちろん、その先には上り階段が。笑

 


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乗継ゲート付近で、小腹が空いたためポップコーンを二人でつまんでおります。笑

#222 大阪で暗闇体験に参加してみた。(2019.8)

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大阪で開催されている、積水ハウス主催の体験プログラムである『ダイアログ イン ザ ダーク』に参加してきましたので、その体験談を簡単に報告させていただきます。どのようなプログラムかと言いますと、簡単に言えば『真っ暗闇体験』です。補助灯も一切ない、ガチの暗闇です。東京でも行われていたのですが、2019年8月現在はリニューアルに向けて閉鎖中で、2019年前の11月に再オープン予定です。

 

 

参加希望者はインターネットで申し込まなければなりません。参加対象は小学生以上で、費用は大人3500円、学生2500円、小学生1500円です。高いと思うかどうかはあなた次第。

 

 

火曜日と水曜日が定休日ですので、それ以外の曜日の①11:00②12:30③14:00④15:30⑤17:00の計5回行われ、12:30の部は点字教室(+500円)も兼ねている場合があります。

 

 

各回最大6名まで先着順で参加可能となっています。空き状況も随時ネットで確認できますが、私たちは申し込もうとしたら、10分前まで空いていた時間が急に埋まってしまい、他の時間にずらしたので、日程が決まったら早めに申し込むことをオススメします。

詳細はこちらから↓

 


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会場は、大阪のキタエリア、梅田のグランフロント大阪の北館4階です。

 


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近くに無印良品があります。お手洗いは積水ハウスの敷地内にありませんので、必ず済ませてから向かいましょう。開始予定時刻の15分前集合です。

 

 

到着すると、受付で口頭での体調確認が行われました。妊娠中の方、足を怪我している方、体調の優れない方等は参加できません。

 

 

その後、身分証明書の提示が求められました。注意事項にも書かれていますが、忘れずに持参しましょう。『氏名の漢字がわかるもの』と受付で言われたので、免許証、パスポート、学生証などでしょうかね。私たちは海外旅行前なのでパスポートを見せました。

 

 

その後、ロッカーに行き、手荷物と装飾品を預けました。一人ひとつずつのロッカーが宛がわれますので、そこに『すべての手荷物』を預けました。携帯電話での撮影等は一切禁止なのはもちろん、アクセサリーは光の反射や紛失の恐れの可能性があるため、全て外さなければなりません。眼鏡も預けていました。かなり徹底していました。預けたら、ロッカー鍵のついた赤い名札を首からかけました。この名札が参加証となります。

 

 

その後、別のスタッフから簡単な説明を受け、開始時間までブース内をぶらぶら見て廻りました。時間になると、晴眼者のスタッフが招集をかけ、暗闇の入口まで案内してくれます。

 

 

そして、そこからは視覚障害者のスタッフにバトンタッチ。そう、彼らは暗闇のエキスパートなのです。我々の目を暗順応させるため、部屋は徐々に暗くなっていきます。

 

 

全員に白杖が配られ、使い方の説明を受けてから、いざ真っ暗闇の世界へ。60分ほど、6人+盲人ガイドの計7人が『家族』となり、共に行動し、あんなことやこんなことをします。視覚以外の感覚を使って、色々なものを触ったり聴いたりすると、とてもいい体験になります。受け身にならずに、是非自分から動いてみましょう。もしかしたら汚れたり濡れる可能性があるため、動きやすくて汚れてもいい格好の方がオススメです。また、途中で靴は脱ぎましたが、そこまでの道のりで足を踏まれると痛いのでサンダルはオススメしません。結構他人とぶつかります。笑

 

 

60分ほどで体験は終了。あっという間でした。ようやく慣れてきた頃におしまいでした。『家族』の中に小学生男児がいましたが、見えてるのか?と言うくらい、暗闇を恐れずに色々体験していました。逆に指示を待っているとあまり楽しめないかもしれません。ガイドの指示を聞きつつも、暗闇に手を伸ばして色々行動するといいです。私は、普段何気なく耳にしていたとある音が、視覚がなくなるとこんなにも心地よい音だったのだと再認識できました。これから同じものに触れるときに感覚が変わりそうです。

 

 

行き同様、帰りも少しずつ光の量を増やしながら目を順応させていきました。ロッカーまで戻ったときの眩しいこと!

 


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その後はアンケート用紙に記入し、『7人家族』で記念撮影をしました。色々なポップがあり、これを使って撮影ができます。

 

 

いやぁ、とても貴重な体験ができました。全盲視覚障害者たちの苦労や楽しみを知ることができました。そして、ガチの暗闇は一歩を踏み出すのが結構怖いのですが、失敗しながらもだんだん視覚以外の感覚が研ぎ澄まされていく不思議な感じがありました。

 


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このプログラムは季節によって内容が変わるようなので、また冬になったら再訪したいな。とても貴重な体験ができました!夏の思い出に是非どうぞ。

#221 東京で『触れる美術館』に行ってみた。② (2019.8)

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ここでは、点字ができるまでの歴史が学べます。



前回書いた大内先生のライブラリの後に、企画展『ふれる博物館』に行ってきました。同じ高田馬場にあるので、ハシゴがオススメなのですが、『ハシゴする人はなかなかいらっしゃりませんねー』とスタッフの方に言われちゃいましたが。笑

 


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場所は高田馬場駅の早稲田口を出て、早稲田通りをひたすら東へ向かいます。そして、馬場口の信号を東側に左折すると左手にトヨタレンタリースがあるのですが、そのお隣です。この看板が目印です。ライブラリとの距離は徒歩5分ほど。近いし、ハシゴすべき!(しつこい?笑)

 


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ビルの入口に博物館のポスターがあり、エレベータで2階に行きます。なお、1階エレベータの先にトイレがあるのですが、かなり綺麗なので安心して使えますよ。

 


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この博物館では、点字についてはもちろん、点字ができるまでの歴史も学ぶことができます。お子さまの自由研究にもオススメ。2階にあるこのポスターも、おはじきで点字(ふれる はくぶつかん)が打たれているのが可愛らしいのです。

 

 

受付では、予約している場合は名前を伝えます。私は予約しましたが、当日混み合っていなければ当日飛び込みも可能だと思います。予約は電話予約のみ。とても感じの良い対応でした。

 

 

荷物を預けて、見学へ。なお、撮影は自由にでき、スタッフが説明をしながら一緒に廻って下さります。

 


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入るとすぐに出迎えてくれたのが触ることのできる『最後の晩餐』でした。そう、先ほど訪れた大内先生の作品です。ライブラリにはなかった理由がわかりました。ここに貸し出されていたのですね。偶然にも見ることができて良かったです。

 


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この最後の晩餐はもちろん触ることができました。さらに、ユダが手に持っている布袋のレプリカが絵の前に置いてあり、絵以外からもイメージがつきやすくなっています。絵で表現できなかった部分を説明や実物で補い、視覚障害者の方が絵のイメージをしやすいように工夫されていました。

 

 

もちろん、絵の概要を知っている私たちと比べ、視覚障害者の方がこの絵を触って完全に理解できるかというとそれは難しいのですが、ただの平面の絵と比べると凹凸でかなりイメージの補足になっており、大内先生の努力や工夫にはただただ頭が下がるばかりです。



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2020年東京オリンピックパラリンピックのエンブレムが立体コピーで作られてました。キャラクターも立体的に作られたものが展示されていましたが、ミライトワ(オリのキャラクター)は修復中とのことです。笑

 

 

 

さて、ここからは点字が生まれるまでの学習ブースです。

 


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点字が生まれる前にも、盲人用の文字があったそうです。

 


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まずは『紙折文字』。紙の端を折り、その折り方で文字を表現していたようです。一文字あたり1枚の紙だと、簡単なメモでもものすごい量になりますね。

 


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続いては、玉と糸で作られた『通心玉』。スタッフさん曰く当時は真珠で作られていたとのことです。

 


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大玉が母音、小玉が子音を表している組み合わせで表現されているのは点字と共通しています。が、これも一文字あたりの手間がかなりかかるので点字と比べると実用的ではないですね。

 


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こちらは『こより文字』と言って、紐で草書体のような繋ぎ文字を作っています。不勉強な私には全く読めないですが、当時の視覚障害者はこれが読めたのだろうか…?

 


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展示ブースはまだまだ続きます。文字に共通しているのは触ることでわかるものが使われていること。これは現在の点字にもつながり、当時の人々の試行錯誤が伺えます。

 


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『瓦文字』は仮名がついた素焼きの瓦です。これも読みとるにはかなりの時間がかかりそう…。

 


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『はり文字』は針のついたスタンプです。戦前のように、右から順に文字を押していきます。

 


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点で書かれたカタカナは触ったら小さな穴があること自体はわかります。が、これも手で触って読めるのかなぁ?って言う感じです。

 


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『ムーンタイプ』はイギリス製。ギリシャ文字のような文字がピースの上で立体的になっているのですが、文字の大きさが小さく、文字を連結させることで、これまでのものよりは実用的なように感じます。

 


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点字ができるまでの経緯がありました。点字を作ったのがフランス人の盲人、ルイ・ブライユであることはあまりにも有名なのですが、実は元々12の点(6×2列)で作られたソノグラフィー(夜間文字)というものが軍の命令用に発明されており、それをブライユ氏が6つの点字(3×2列)で作り直したということをここで知りました。ソノグラフィーを作ったシャルル・バルビエ氏がいたからこそ、ブライユ氏もそれをヒントに簡素化に成功し、指先だけで瞬時に識別できる6点点字が生まれたんですね。いやはや、素晴らしい。

 

 

そのブライユ式(アルファベット)を日本式(仮名)に作り上げたのが石川倉次さんなのですが、それが完成し採用されたのが1890年。今から約130年前のことです。これにより、視覚障害者も文字の読み書きが容易になりました。

 


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当時の点字盤が展示されていました。一番左はフランス製で、紙を挟んで点筆で打つことは今と変わりませんが、紙の下の盤に横線の溝があるため、実際に打ってみたところ点字の位置がずれがちでした。さすがはフランス製、アルミでおしゃれなんですけどね。

 


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あと二つは日本製で、このタイプは今でも盲学校の備品で見かけるタイプです。盤が木のため、柔らかくてとにかく打ちやすい!右のは小さい文字のため、打ちにくかったですが。でも、持ち運びには向いてるし、小さくてかわいい点字にほっこり。しかし、あんなに小さくても正確に読めるのかしら?

 

 


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タイプライターにも歴史あり。一番左のものは現在のものと左右の指の位置が異なるため、とにかく打ちにくかったです。今のものと違って、点字盤みたいに上から押して凹を作るタイプのようです。

 


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博物館内に点字の資料や50音一覧表があるので、それを見ながら点字を打つこともできます。スタッフさんが教えてくださると思うので、是非体験してもらいたいです!

 

 

博物館には他にもユニバーサルデザインの日用品が展示されていました。例えばどんなものがあるかと言いますと…。

 


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シャンプーにはギザギザが、牛乳には切り込みが、お酒、ゆかり、味の素、ケチャップ等には点字がついているのをご存知でしたか?我々晴眼者にとっても、シャンプー中に目が開けられないときにシャンプーとコンディショナーの違いがギザギザでわかるので便利だし、牛乳と低脂肪乳も切り込みですぐにわかるので便利ですよね。あとは、ここにはなかったですがアヲハタジャム、キューピードレッシング、油あたりにも点字表記がついています。

 


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ちょっとわかりにくいですが、この水ペットには『水』の漢字と点字が!これは知らなかった。キリンさんの企業努力、すごいよ!

 

 


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あとはルイ・ブライユ氏の生家がミニチュアで展示されていました。パリ郊外に、実際に現存しているようで、私のガイドをしてくれたスタッフさんは昨年訪れたそうです。



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色々と資料を頂いたり、説明を受けたりして大満足の1時間でした。私は点字に携わる仕事をしており、点字を学び始めたのは4年前。ルールさえ知ってしまえば、ローマ字のように母音と子音の組み合わせが基本なので簡単に覚えられました(でも、目で見て読み取ることはできても、触って読みとることはまだできません)。

 


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点字って視覚障害者のための文字ではあるのですが、身近な表示にも併記されています。読めるようになると楽しいし、もっと色んな方に点字のことを知ってもらいたいなぁ。こちらは夏休み中の水曜、金曜、土曜に開館してるので、このブログを読んで少しでもご興味を持たれた方には是非行っていただきたいです。無料です。笑

 

 

 

~おまけ~
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少し遅めのランチはミャンマー料理高田馬場駅への帰り道に見つけたのです。この料理はナンジートウと言う、カレー味の焼きうどんでした。味はまずまず。

 


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でも、私はやっぱりシャンヌードルが好き。日本では食べられないのかしら…。笑