世界流離日記

『世界流離(さすらい)日記』と読みます。国内外の旅行での喜怒哀楽の経験を中心に投稿していきますのでよろしくお願いします。なお、このブログ上の画像の使用は禁止とさせていただきます。

#284 ノーベル博物館に行ってみた。(2009.8)

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2009年のデンマーク旅行の次の行き先はスウェーデンです。以降の北欧写真のデータは保存ミスによりほぼ消えてしまったため、書くのをためらいましたが、旅の備忘録としてSNS上にわずかに残っている写真を使って記事を書こうと思います。写真が少なくてすみません。

 


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2021年現在、スウェーデンと言えばイケアのイメージだと思います。当時のガイドブックのメモによると、地下鉄でSkärholmen駅まで行って(確かそこからバスに乗って??)イケアにも行ったようです。2011年に日本で行った時の感想としては、ラインナップはスウェーデンと日本でほぼ変わらなかったように思えました。当時の私には、一方通行で出口がわからずに迷った記憶があります。まぁ、今では日本に店舗が増えてきている今、スウェーデンでわざわざ行かなくてもいいかなぁと言う感じです。

 

 

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2009年当時は、スウェーデンと言えばアルフレッド・ノーベルでした。スウェーデン出身の彼はダイナマイトを発明して、巨万の富を得ました。亡くなる1年前に署名した彼の遺言により、ノーベル賞を設立し、現在も毎年研究者たちが選ばれて表彰されています。私が小学生の頃に学研漫画で読んだ彼の伝記では、ダイナマイトの特許を取って富と名声を得たが、自分の発明したものが戦争に使われたことに心を痛めるノーベルの様子が描かれていたことを30年以上たった今でも覚えています。

 

 

ノーベル博物館はノーベル賞100周年を記念して2001年にオープンしました。本当は2006年までの限定公開の予定でしたが、延期されたようです。公式HPを確認したところ、2021年現在も開館しているとのことです。HPの言語選択で日本語があるのが素晴らしい。


 


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ミュージアム内にはノーベル賞受賞者たちの解説があったのですが、正直あまり覚えていません。それよりも、館内のカフェが印象的でした。このカフェでは、受賞者が晩餐会で食べているアイスクリームが食べられるんです。私のちっぽけな頭脳ではノーベル賞を取ることは不可能ですが、ここでは受賞者と同じたいけんができるんですよ。

 

 

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こちらがガイドブックに載っているアイスクリームの写真です。これが受賞者と同じアイスクリームかぁ…。既に隣の席で食べている人のアイスを見ても、2色のアイスがテーブルに並んでいて、美味しそうでした。私も早速注文しました。
 

 

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だがしかし、私のアイスにはバニラアイスがありませんでした…。と言うか、写真と全然違うやないかい!!まぁ、きっと隣の席の人でバニラがなくなってしまったんでしょうね…。赤いアイスはカシス味で、まぁこれはこれでおいしかったのですが、受賞者が口にするアイスと違うものを、ノーベル博物館でわざわざ食べる意味がなかったのでは…?うぅ、ついてない…。涙

 

 


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気を取り直しまして、このカフェのもう一つの名物は椅子の裏です。2008年のノーベル物理学賞受賞者の益川教授と小林教授のサインを発見!観光客が椅子の裏をまじまじと見るのが、このカフェのあるあるなんです。

 


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あと、ミュージアムショップ名物は、ノーベル氏の顔のついたコインチョコです。写真はメダル本体ですが、これがチョコになったような感じでした。10個入りで売られていたはず。

   

 

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ちなみに、ノーベル授賞式はストックホルムのコンサートホールで行われます。青色の建物が目印です。

 


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ノーベル賞受賞者晩餐会および舞踏会はストックホルム市庁舎で行われます。

 


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舞踏会会場である「黄金の間」は名前の通り金色に美しくて有名ですので、せっかくノーベル博物館を訪れたのなら、こちらにも行くことをオススメします。 

 


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「黄金の間」に対して「青の間」は青くないんですが、ここは晩餐会の会場なんです。そう、毎年12月10日に「例の2色アイスクリーム」がここで提供されているんです。残念ながら2020年はコロナの影響で受賞者でここに集まることはなかったようですが、今年こそは例年通りの開催がされることを願うばかりです。

 

 

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他にも、ストックホルムでは衛兵交代を見ました。国旗カラーの制服がとにかく美しかったです。毎日1回のこの儀式は、月や曜日によって時間が異なりますので要注意です。

 


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以上、写真少なめでしたが、スウェーデン旅行についてまとめました。次回はフィンランドについて書きたいのですが、スウェーデン以上に写真が残っていないため、どうしたもんか…と言う感じです。涙

#283 サルミアッキを食べてみた。(2009.8)

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サルミアッキ(Salmiakki)フィンランド人の愛するグミキャンディーです。フィンランド国民食なのでスーパーで普通に売られています。なので、お土産としてすぐに手に入ります。値段も1ユーロ(≒2009年8月当時で130円。今は物価が上がってるかも…)なのでバラマキ土産に最適なのです。うん、最適なんですよ、値段的にはね…。

 

 

しかし、これをお土産で渡してしまうと、相手によっては人間関係が険悪になってしまうかもしれません…。それはなぜかと言いますと、このサルミアッキ世界一マズイ飴と呼ばれているほど、悪名高き存在なんです。

 


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ガイドブックにも載っていました。どんな味なのか気になる…。世界一マズイって一体どんな味なんだ??早速、スーパーに行きました。

 

 

 

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すると、早速発見しましたよ。

 

 

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こちらがサルミアッキです。すると、隣にスーパーサルミアッキたるものも発見。2種類ともいくつかお土産用に買いました。

 

 

 

日本に帰国し、職場の同僚5~6人で食べることにしました。彼らにはサルミアッキが世界一マズイ飴だという説明をした上で早速試食会が始まりました。そういうネタ的なものが大好きなメンバーばかりだったので、万が一、マズくても気まずくなることはありません。

 


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ちなみに、サルミアッキは菱形をした、真っ黒いグミなのです。では、1粒ずつ取り、「世界一マズイ飴」をいざ実食!!!

 

 

 

…。

 

 

 

自分も含め、みんなが無言になりました。笑

 



何というか、焦げたアスファルトの味がします。イヤ、アスファルトを食べたことはないですが、アスファルト舗装の工事現場のそばを通ると独特の焦げたニオイがしますよね?あの焦げたアスファルトのニオイを味にしたような感じです。何というか、口の中に長期滞在させてはいけない味と言うか…。ニオイも何とも例えようのない感じで、ベジマイト(オーストラリア名物のペースト)のような?アロマになった正露丸のような?不思議なニオイでした。

 

 

同僚たちも同じような気持ちだったらしく、みんなが一粒ずつ食べたサルミアッキの箱は、「のし」って付箋を付けられ同僚の席にこっそり置く→見つけたら誰かの席にこっそり置く→無限ループ(途中、私の席にも何度か廻って来る)→最終的に私が引き取ることになりました…。笑

 


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成分は塩化アンモニウムリコリス(天草)です。

 

 

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森永キャラメルの箱サイズで40g入りで売られていますが、100gあたり283kcalで、0.5gのプロテインが入っていますので、筋肉を付けたい人はいかがですか??笑

 

 

リコリスハリボーでも真っ黒なものが売られてますよね。あ、ちなみに、スーパーサルミアッキの方がまだ食べやすかった記憶があります。それでもアスファルトですがね。涙

 

 

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サルミアッキは私の口には合いませんでしたが、フィンランド人からは愛されている味なんですよ。その証拠に、旅先で一緒になったフィンランド人はサルミアッキを常備していて「食べるか?」って薦めてくるんです。私はこれまでの海外旅で2回ほど頂いたことがあります…。(ピンボケしていますが、写真はカンボジアに行く乗り合いバスの中でもらったものです。)

 

 

一応お断りをしておきますが、味覚の違いは食文化の違いですので、私はそこを否定するつもりは毛頭ありません。実際、日本の郷土の味でも外国人受けの悪いものがあるし、日本人同士でも味覚の差はあります。どの味覚が正しいって言うものではないと思うのですが、個人的にはそういう味覚の違いって面白いなぁっていつも不思議に感じています。

 


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サルミアッキは話のネタとしては最適のフィンランド土産ですので、機会があれば是非!!ヘルシンキ空港でも売られているので、乗継待ち時間で購入できます(↑のサルミアッキは2016年夏にKさんが買ってきてくれたもので、2009年物と少しだけパッケージが変わってました。感謝!!)。

#282 デンマークで初めてmixドミトリーに泊まってみた。(2009.8)

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最近はもっぱら国内旅行についての記事を書いてましたが書きたいことはとりあえず書き終えたため、今回はチェコ旅行の後に訪れたデンマーク旅行について書きます。(#266の続きです)

 

 

今から10年以上前の旅行ですが、旅の記録として今更ながら残します。元々、2009年夏の旅行の目的は北欧4か国への訪問だったんですよ。

 

 

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チェコからデンマークへの移動は、時間短縮のため飛行機を使いました。

 

 

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朝10時位に後ろ髪引かれつつもチェコを出発し、

 

 

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コペンハーゲンに正午過ぎに到着。

 

 

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電車に乗って、コペンハーゲン駅へと向かいました。

 

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ちなみに、500円くらいの運賃だったのですが、日本の新幹線並の豪華列車でした。車内もオシャレだったんです。さすが北欧。

 

 

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駅からホテルまでは、それほど遠くないと思い、ひたすら27kgくらいのスーツケースを片手に歩いて移動をしました。

 

 

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おなかが空いていたので途中でハードロックカフェに寄りました。

 

 

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デンマークっぽさはないメニューですが、普通に美味しかったです。

 

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途中でチボリ公園がありました。コペンハーゲンにある遊園地です。

 

 

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デンマーク出身の童話作家アンデルセンは チボリ公園に足を運んでは童話の構想を練ったとのこと。

 

 

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チボリ公園で子どもたちが遊ぶ様子を眺めているのでしょうか。素敵な演出ですね。

 

 

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それから迷いつつも予約していたユースホステルに到着しました。

 

 

デンマ-クは日本以上に物価が高い国なので、mixドミトリー(男女混合の大部屋)を利用することにしました。ドミ自体は利用したことがありますが、男女混合の、しかも大部屋は初体験だったんですよ。ドミは若者が集うところなので、そこで日本人女性と会って、あわよくば一緒にごはんとかできたらいいなぁーなんて思っていたんです。

 

 

話は少し逸れますが、2020年現在でも一人旅は気楽で好きなのですが、食事の時だけは誰かいるといいなぁって思います。おいしさを共有したいし、色々な料理を試したい時は複数の方がいいのです。まぁ、最近では東南アジアの安食堂をよく利用するので、一人ごはん上等になりつつありますが。さ、寂しくなんかないもん!!笑

 

 

とまぁ、そんな感じでパートナーを探していたのですが…。結果として、10人中、女性は私1人だけの部屋でした…。ちーん!!

 

 

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コペンハーゲンの滞在は1泊2日なのですが観光時間は実質半日なので、宿に荷物を置いて、即観光に出かけました。とっても可愛らしい街並みでした。

 

 

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途中で、色々なパフォーマーに遭遇。

 

 

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この人はずっと微動だにしませんでした。笑

 

 

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ギネスワールドレコーズミュージアムは今思えば行けばよかったなぁ…。絶対、楽しそうでしょ???時間がなかったのが悔やまれる…。

 

 

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デンマークは王室があるため、至る所にロイヤルシンボルがありました。

 

 

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赤色が抜群におしゃれなんですよ。

 

 

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まずは、運河が流れているニューハウン(Nyhavn)に行きました。

 

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私の中では、コペンハーゲンと言ったらニューハウンで、みなさんも、運河の両側を色とりどりの建物が並ぶ写真を見たことがあるはずです。これを見たいがためにデンマークに寄ったのです。

 

 

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スモーキーな色の塗料で塗られた建物がとてもおしゃれでした。

 

 

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その後は、運河ツアーというものに参加し、船に乗ってコペン市内を簡単に観光しました。

 

 

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途中で人魚姫像も見ることができました。まぁ、思いっきり後ろ姿ですがね。笑

 

 

世界三大ガッカリと言えば

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マーライオンシンガポール

 

 

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②オペラハウス(オーストラリア・シドニー

 

 

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③人魚姫像(デンマークコペンハーゲンらしいのですが、まぁ納得かなぁ?私も後でわざわざ人魚姫像を正面から見に行こうとは思いませんでした。笑

 

 

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あと、乗っておいてなんですが、私はクルーズ船が苦手なんです。船酔いしやすいのが原因ではありません。じゃあ、なぜかと言うと、すぐに眠くなってしまうのです。

 

 

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あの横に揺れる感じが心地良いのか、私は10分も乗っていればウトウトしてしまうのです。船酔いするよりは幾分マシですが、大事なシャッターチャンスを逃すことはよくあると思います(寝ているから知らないけど)。

 

 

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でも、船酔い中も写真撮影どころではないと思うので、やはり寝てしまう方がマシかなぁ?笑

 

 

そういえば今思い出したのですが、シドニー短期留学時代に、オペラハウスを毎日フェリーから眺めて通学していましたが、その時も通学3日目からオペラハウスのありがたみがわからずに爆睡していました。色々と思い出のある場所なので、オペラハウス自体は好きですよ。でも、中には一度も入りませんでした。…よくわからないけどごめんなさい。笑


 

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その後は、救世主教会というところに行きました。

 

 

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ガイドブックで見て、ソフトクリームのような形の建物が面白いと思ったのです。建物の外側にある螺旋階段を上ると高いところまで行けるらしいのです。

 

 

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私は高所恐怖症ではないですが、足元が見えると怖いんです。なるべく外の景色を見ながら、

 

 

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螺旋階段を上りきると、チェコとはまた違う絶景を見ることができました。キレイだったけれど、怖かった…。

 

 

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そんな感じでたった半日のコペン観光に満足し、お土産を買うことにしました。ショッピング街に行こうとしたら、道が閑散としていて、店がやけに閉まってる…。

 

 

「あ、今日、日曜日だった…。」

 

 

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日曜日のため定休日か午後5時閉店の店が多かったのにもかかわらず、夜までやっている運河ツアーに先に行ってしまったことを後悔。でもまぁ、物価が高いから、店が開いていてもきっとたくさんのものは買わなかったはず…と、前向きに思うことにします。

 

 

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と、当時の私の日記にはそう書いてましたが、わざわざ本まで買って研究していたスーパーIrmaには行きたかったし、デンマークのかわいい雑貨を見たかったという思いは今振り返ってもありますねぇ…。2009年当時も、北欧雑貨がじわじわと日本で流行ってきた時期だったので…。まぁ、その後スウェーデンのイケアやフィンランドマリメッコには行きましたが…。

 

 

そして、部屋に帰ると、同部屋の日本人のおじさまがいて話しかけられました。彼とは同郷&同業者という縁で、仕事の話で盛り上がりました。全然気がつかなかったのですが、同じ飛行機でコペンに来たようでした。世間は狭いですね。で、おじさまとしゃべってたら、10人部屋の全員がほぼ集合。男性陣は上半身裸でくつろいでて、うらやましかったです…。私は紅一点として、着替えがしづらかったですが…。

 

 

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夕食は、日曜で店が閉まっているし、物価の高さで何も買う気になれず、日本から持ってきたカルビーのポテチでしのぎました(確か、おじさまもどん兵衛を食べていたはず。笑)。食事に関しては、THE・デンマークというものを食べられなかったですね。その原因は物価の高さもあるし、滞在時間の短さと曜日のセレクトミスですね。デンマークにはレゴランドもあるし、またいつかリベンジかなぁ。

 

 

そして、翌朝5時に起き、スウェーデンに飛び立つために空港へ。行き同様、駅まで27kgのスーツケースを持って歩いて移動しました。ちなみに、飛行機の中でも爆睡してしまい、離陸したことにも気がつきませんでした。どうやら、私の席の横に座っていた全身タトゥーの兄ちゃんの肩を借りてずっと爆睡してたようで…。お兄さん、本当にごめんなさい。見かけによらず、いい人で良かったです。笑

 


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で、この後訪れたスウェーデンフィンランド旅行なのですが、保存していたはずのデータが飛んでしまいました。ちなみに、チェコ前に訪れたポーランドの写真も現地のネットカフェでデータを保存したのですが、なぜか開けない状態…。それでも、写真はほんの少しだけ残っていますので、また更新しようと思います。

#281 『安藤昇の世界』を覗いてみた。(2021.1.22)

本日、安藤昇の世界』と言う作品展に行ってきたので緊急投稿です!笑

 


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安藤昇さんは愛知県出身のアールブリュットアーティストで、障害者支援施設で陶芸やちぎり絵の制作をしている方です。

※同姓同名で道を極めた方がいらっしゃいますが別人です。汗

 

 

これまでも、アールブリュット(障害者アートのこと。外国では犯罪者のアートも含む場合もある)についての記事をいくつか挙げてきた私ですが、その原点は県主催で毎年無料開放されている障害者アートの作品展なんです。安藤さんの所属する施設の方の作品も見たことがあるのですが、安藤さん自身やその作品については実は最近まで知りませんでした。

 


 

 

 

たまたま愛知県のアールブリュット展を検索していたところ、今週末のみ愛知県蒲郡市で作品展が開催されることがわかったので、宿直明け(5時起き)の体で行ってきました。笑

 


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蒲郡クラシックホテルはかつては蒲郡プリンスホテルと呼ばれており、職員旅行で超高級ランチを食べに行った記憶があります。100年以上の歴史もあり、皇室との縁もあるんですよ。名古屋城と同じ、このエメラルドグリーン色の屋根が明治時代の建物って感じですね。

 


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で、今回の『安藤昇の世界』が開催されているのは蒲郡クラシックホテルのバンケットホールでした。ホテル手前の上り坂途中にありました。消毒と体温確認があり、いざ中へ!!

 

 

と思ったのですが、コロナ対策で入場制限がされていました。たまたま障害者施設の方々の団体の訪問と重なったのです。空いたらスタッフの方が呼びに来て下さるとのことなのでロビーでのんびり待ちました。

 


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15分ほど待って入場すると、動物がお出迎えしてくれました。会場に入る時、「今回はどんな面白い作品が待っているのだろうか?」って毎回ワクワクが止まらないんです。睡眠時間4時間なのに眠気どころかアドレナリン全開です。笑

 


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会場内はそこまで広くないのですが、その中に作品がびっしりと飾られてました。陶芸作品は中央、ちぎり絵は外側にありました。

 


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まずは陶芸の方を見ました。かわいらしい顔の動物に何だかほっこりします。

 


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作品説明によると、安藤さんは動物に必ず肛門を作るのがこだわりだそうです…あ、ほんとだ!!

 


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カメやワニもリアルなんだけど、可愛らしいのはなぜでしょう?きっと、安藤さんの優しい人柄があらわれているのかな…。

 


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ミニサイズ、

 


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はたまたミニミニサイズの動物達もいました。

 


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もちろん、こちらにもそれぞれキュートな肛門が。笑

 


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続いて、ちぎり絵コーナーへ。蒲郡プリンスホテル(現、クラシックホテル)を作ったものもありました。

 


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写真と比べてみてもよく特徴を捉えています。素材には、折り紙だけじゃなく、広告紙も使われているそうです。

 


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名古屋城などのお城シリーズ。

 


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ちなみに安藤さんは私の出身高校のすぐ隣の施設に入所していたため、作品のモデルとなる建物が、全国的には超ローカルな建物でも私界隈では超メジャーなものだったりします。こちらは私が以前住んでいた町の最寄駅です。たぶん、この駅を描いたプロアーティストは安藤さんだけでは??何だか、安藤さんがますます身近な存在に感じます。

 


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個人的に一番良かったのはこれ!!今は亡き志村けんのミュージカル「志村魂」のパンフレットを見て、ちぎり絵にしたものです。バカ殿の特徴をよく捉えてますねーー。着物の模様も細かい!

 


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で、更にじっくり見てみると、もっと面白いところが。バカ殿の家来である桑マン(そっくり!笑)はちゃんと作ってあるのにダチョウ倶楽部の顔が全然違うんです。たぶん、紳士服の広告モデルの顔を貼り付けたのかなぁ?安藤さんの遊び心が溢れてますねー。見ていてニンマリしてしまいました。

 


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パンダのちぎり絵なども色合いが素敵でした。色々な緑を使い分けてます。

 


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竹島を描いたものも…。

 


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あ、あ、竹島とは、愛知県蒲郡市にある小さな島のことで、某国に不法占拠されている竹島とは違いますので悪しからず。ややこしいですがね。

 


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私がじっくり何周も「おかわり」してる中、障害者施設の利用者さんと職員の方も楽しみながら鑑賞していました。有名な画家の作品展は私語は慎まないといけないですが、アールブリュットは作品の感想を言い合いながら楽しめるのもいい所なんですよね。だから、大人も子どもも、健常者も障害をもった方も楽しめるんです。

 


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安藤昇の世界』は2021年1月24日(日)までの超短期開催ですが、もしその時期に蒲郡に行く予定のある方は是非是非!!入場無料です!


 

 

#280 ドーミーインに泊まってみた。(2021.1)

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ドーミーインは、日本全国にあるホテルチェーンで、コンセプトは「快適に、シンプルに、住むホテル」だそうです。今月初め(緊急事態宣言発令寸前)に三重県のドーミーイン津を利用したのですが、かなり快適だったのでここでも皆様にオススメしたいと思います。

 ちなみに、公式HPはこちら↓ 

 

 

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なお、ドーミーインを利用するのは2回目で、初めての利用は福島県のドーミーイン郡山でした。この時に快適だと思ったので、津でも利用しようと思ったのです。



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ドーミーインはシングル1泊6000円くらいで、近隣に安いホテルはいくつかあったのですが、痒いところに手が届くサービスが素晴らしいので、ここに泊まることにしました。では、その素晴らしい点を順に挙げていきます。

 

 

①立地が良し!

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ドーミーインは駅前にあることが多いんですよ。目的の駅に到着し、そこから歩いてすぐにホテルがあるというのは、出張でも旅行でも便利ですよねー。到着が遅くなっても安心ですし…。手荷物をチェックアウト後も預かってくださるそうなんですが、そういう時も駅に近いというのはとってもいいことなんですよね。

 

 

②天然温泉がある!

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ドーミーイン名物と言えば天然温泉です。津の場合は、「けやきの湯」と呼ばれる大浴場があります。お風呂は1種類だけでなく何種類かある上にサウナもありました。

 


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まぁ、私はサウナに入ったからかのぼせてしまい、バスタオル1枚を巻いたまま脱衣場でしばらく目の前が真っ暗になりましたがね。笑

 


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なお、女性風呂を利用する際は5桁の暗証番号が必要となります。暗証番号はフロントでもらえるホテル案内の内側に書いてありますので、その番号を暗記するかこの紙を持参するかしないといけないので気を付けてくださいね。

※念のため、一部モザイク加工してあります。

 

 

③夜鳴きそばが食べられる!

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夜鳴きそばもドーミーイン名物なんです。少し小腹が空いた21:30から、レストランにて夜鳴きそばの無料サービスがあるんです。ハーフサイズなのも嬉しい限り。ちなみに、津では23:00以降はフロントでカップラーメンがもらえるそうです。私は立ち眩みが治った後にレストランに行き、食べましたよ。のぼせた後だろうと、そりゃあ、食べるよね。笑

※写真左の白い紙はマスク入れです。笑 

 

 

④湯上り後にアイスが食べられる!

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津では、レストラン前にて一口サイズのアイスクリームが自由に食べられるようになっていました。

 


f:id:mura306:20210120215751j:imageのぼせた…、イヤ、火照った体には嬉しいサービスなんです。

 


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朝になると、代わりに乳酸菌飲料が置いてあります。こういう、さりげないサービスが嬉しいんですよねー。

 


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のぼせた身体を冷やすために3種類の食べ比べをしました(←都合の良い言い訳)が、全体的に味が薄めでしたねー。

 


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ソーダかバニラがおすすめ!それでも、やはり味は薄めです…。でもでも、そのお心遣いだけで十分いいんです。

 

 

⑤洗濯機が無料で使える!

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浴室の脱衣場に洗濯機が数台あり、無料で使えました。液体洗剤も無料です。ただし、乾燥機は有料なので、悪しからず。長期滞在者にも嬉しいサービスですねー。

 

 

⑥ホットコーヒーが無料で飲める!

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1階のエレベータ横に、無料のコーヒーサービスがあります。チェックイン後や、外出から帰ってエレベータに乗る前にコーヒーを持って部屋に行けちゃいます。普段はコーヒーを飲まない私ですが、冷えた身体を温めるために一杯頂きました。

 

 

⑦漫画が充実!

今回、読む時間がなかったのですが、漫画がたくさん置いてあるようです。連泊しても飽きなさそうでいいですねー。

 

 

⑧アメニティも充実!

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今時のホテルはアメニティが充実しているのかもしれませんが、ドーミーインもその例に漏れずなわけでして…。こちらは部屋のアメニティ。

 


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大浴場の脱衣場はこんな感じ。定期的にスタッフが清掃&消毒をされてました。

 


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化粧水や、大浴場のシャンプー類もPOLAでしたよ。

 


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個人的には、このジャージー素材の寝巻ラクチンでいいですねー。人間ドックを何となく思い出すビジュアルですが、浴衣みたいにはだけないのがイイ!!

 


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それから、地味に嬉しいのが消臭スプレー。特に冬場は、同じコートを翌日も着ないといけないからニオイが残ると困るのですが、居酒屋や焼き肉屋などから服がニオイを持って帰ってきてしまっても、これさえあれば大丈夫!!わたくし、私物を持参しましたが無駄でしたわ。笑

 

 

⑨朝食も素晴らしい!

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朝食は有料のため、1500円追加で食べることができます。

 


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食事はビュッフェスタイルを取っていますが、主食や汁物はスタッフが配膳してくれ、副菜類は蓋のついた小鉢を客が自由に取るスタイルでした。準備にとても手間がかかると思うのですが、コロナ対策をきちんとした上でビュッフェを催行して下さるホテルの企業努力には頭が下がります…。

 


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いただきまーす!

 

 


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こちらが名物のまむし丼。名古屋名物のひつまぶしのような感じです。以前は鰻が細かく刻まれていたらしいのですが、最近改良されて鰻丼のようになってました。ごはんにもしっかり味がついていておいしかった!!!甘だれは日本人なら大好きな味ですねー。

 

 

⑩スタッフが親切!!

チェックインの際に、温かいおしぼりで迎えて下さったり、シングルを予約したのに空いているからとダブルルームにグレードアップして下さったり、お願いにも笑顔で対応して下さりと、とても感じの良い対応でした。スタッフの対応の良いホテルはまたリピートしたくなりますね!

 

 

⑪部屋も清潔!!

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エレベータで部屋のある階に行き、廊下を歩いて部屋に入り…。

 


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カギを差すと、部屋の電気が点きます。オートロック式ドアなので、部屋を出るときはカギを忘れないこと!

 


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部屋はこんな感じです。ダブルベッドでゆったり眠れました。

 


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シャープの今は無き世界の亀山モデル』のテレビが置いてあるのも三重県ならではですな。ちなみに、家のテレビと一緒です。どーでもいいですね。笑

 


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空気清浄機もありました。使ってないけど。

 


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シャワーもついてますが、湯船はありませんので悪しからず。

 


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少し見にくいですが、冷蔵庫、給湯器なんかもあります。強いてマイナス面を挙げるとすれば、洗面台の蛇口が捻るタイプなので、コロナ対策としては少しマイナスかなぁー。1人で部屋を使う分には良いけれども…。

 


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以上、ドーミーインについてまとめてみました。場所によっては上記のサービスがないところもあるかもしれませんので、事前にホームページで調べてから予約をして下さいね。旅行先や出張先にドーミーインがあれば是非利用すべし!!!

#279 京都駅前の激安宿を利用してみた。(2020.11)

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天橋立旅行編ラストは、Kさんと合流する前に前泊した京都駅から徒歩圏内にある激安オススメ宿について書きたいと思います。天橋立に行く前の話なので、時系列としては逆になってしまいますが、やっぱりどうしても書きたいので。笑

 


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その名は京舞イン。『きょうまい イン』と読みます。

 


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場所は京都駅の中央口(北側)を出て、京都タワーが正面に見えたら、ひたすら東に歩きます。

 


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かなり雑ですが、こんな感じに歩くとあります。笑

 


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途中、薬局前で信号があります。

 


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それを越えると『京舞イン』の看板が見えます。京都駅中央口からここまで約3分。いや、もっと近かったか??(公式HPでは、京都駅から徒歩1分と書いてあります)

 


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外にインターホンがないので、この白いドアを引きました。

 


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中に入るとエレベータの右側にインターホンがあるため、それを使って、スタッフの方を呼びました。

 


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すると、エレベータに乗って男性スタッフがいらっしゃいました。超格安で泊めてもらう貧乏旅行者の私なんかに、非常に丁寧で腰の低い対応をして下さるのが申し訳なくなるほど、とても気持ちいい接客でした。

 

 

チェックイン時刻(16:00)前ですが、13時から16時は荷物を預かってくれるので、お願いしました。京都駅付近は昼間に空きコインロッカーを探すのも一苦労なので、これは本当にありがたいです。余談ですが、京都駅のコインロッカーが埋まってしまってどうにも困ったときには四条駅のコインロッカーを使うと良いですよ。でも、それでも空きロッカーがない時は藤井大丸の荷物預かりサービスを使えば大丈夫!!1階のサービスカウンターで300円で預けられる上、店内で買い物をしたレシートを持参すれば0円で預けられます(後払い制)。

 

 

話は戻り、荷物を預けた後にスタッフに宿泊料金を払いました。そのお値段は…。

なんとシングル(素泊まり)で1355円!!

 

 


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でも、それで驚いてはいけません。2020年11月当時はgotoキャンペーン絶賛実施中だったため、1000円のクーポンが付いたんです。ということで、実質355円で宿泊ですよ???京都駅から徒歩3分の立地でですよ????ちなみに、あらためて今HPを調べたところ、普段はシングル4000円~のようなので、悪しからず。それでも、十分コスパはいいですけどね!!

 

 

 

355円の宿って、インドでももう少し高い宿にしか泊まったことないぞ??(探せばあることは知っているが、南京虫とか怖くて泊まる勇気がない。笑)


 


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夜に宿に戻ってくると、また同じ手順でスタッフを呼びます。昼と同じ方が、超丁寧な接客をして下さいました。何と言うか…、355円で泊まらせてもらうから、タメ口や命令口調でも当然なはずなのに恐縮です。笑

 



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スタッフから鍵を受け取ると、『朝はスタッフ不在ですので、鍵を部屋に置いてチェックアウトして下さい』と言うことでした。エレベータで4階に行き、我が部屋を探します。

 


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こちらが355円のお部屋です。狭いね。三畳ってところでしょうか。ちゃぶ台もあるため、布団を敷くと畳部分はほぼ見えなくなります。縦長が間取りで、この裏側に風呂とトイレがあります。西成のドヤってこんな感じですかね?利用したことないけど。

 


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灰皿も布団も、昭和で時が止まってますね。ちなみに、私は喫煙者ではないので、禁煙ルームを予約したような気もするのですが、灰皿が置いてありました。もしかしたら禁煙喫煙の部屋分けが元々なかったのかもしれませんが、タバコ臭さはなかったです。

 

 


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ユニットバスになっています。古い宿ですが、トイレとお風呂はキレイに掃除されてました。カーテンもカビはなく清潔です。

 


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お風呂はこんな感じ。キレイなのですが、さすがの私でも、この宿での石鹸のシェアはできません…。笑

 

 


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このバスマット、おばあちゃん家のものと同じでした。使い古された感じなのですが、さんざん迷った結果、おばあちゃん家のものだと思い込んで入浴後だけ使いました。気になる方は身体を拭いた後のバスタオルをマット代わりにするといいかもですね。

 


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ドライヤー、ポット、謎のくまさんオブジェ(キッチンペーパーホルダー?笑)かテレビの下にありました。電源はちゃぶ台の下にあります。ポットも何となく使えませんでした。笑

 


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その他、アメニティはこんな感じ。まさか、布マスクまで頂けるなんて…。

 


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布団はかなり年季が入ってましたが、カバーはどれも糊でパリッとしており、カバーをすれば特に問題ありませんでした。

 

 

ただ、私はアレルギー持ちなのです…。ダニによる痒みはありませんでしたが、翌朝に咳き込むことがありました。もしかしたら、ハウスダストやダニに反応したのかもしれません。いや、勝手な予想なので、実際は知らないですよ?でも、経験上、そう思うのです。おばあちゃん家の古い布団を使った時にも咳が出たため布団用ダイソンかけたら…。あ、これ以上は自粛します。笑

 


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素泊まりのため、朝食は自分で調達します。すぐ近くにローソンやファミマがあるため、コンビニで買ってもいいですが、宿近くに本家 第一旭という超有名ラーメン店があり、朝5時から朝ラーをやっています。食べたい!と思い、行ってみたのですが、7時前なのにまさかの長蛇の列で断念…。お時間のある方は是非。(新福菜館と言う、これまた超人気ラーメン店が隣にありますが、こちらは9:00~営業です)

 


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ポルテを歩いても、7時前からやっている店ってなかなかないんですよ。イノダコーヒーも営業前だったので…。と言うことで、つくもうどんで朝うどんを食べました。

 


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コスパもいいし、カウンターですぐに受け取るスタイルなのでオススメです。九条ネギうどん、おいしかった!!!

 

 

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京舞インは、

①立地が良い

②安い

と言う点では本当にパーフェクトです。私みたいに、翌朝に京都駅から電車やバスで移動する方にはかなりオススメですよ。四条も便利ですが、なんせ地下鉄やバスで移動しないといけないですからね。

 


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ただし、アレルギー持ちや潔癖症の方は、ご自分の体調や体質と相談してから宿の予約をするようにした方が良いと思います。便利な場所にとにかく安く泊まりたい方には超オススメ宿です。あと、再度書きますが、普段は4000円~の宿のようですので、その点も詳しくはホームページで最新情報をご確認をお願いします!

#278 天橋立で松葉ガニを堪能してみた。(2020.11)

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松葉ガニとは山陰地方で捕れた雄のズワイガニの名称であり、タラバガニや毛ガニ等と比べると確かに松葉のように細長い手足を持ったカニです。ちなみに今調べたところ、「ズワイ」と言う言葉も、細い木の枝を表す古語の「楚(すわえ)」が由来のようですね。

 

 

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北陸で捕れたズワイガニは越前ガニとなり、愛知県在住の私にとって、カニを食べに出かける場所と言えば福井県であり、家族旅行や社員旅行でよく食べに行きました。爪に輝く黄色いタグが越前ガニの印なんです。

 

 

天橋立に行くことが決まり、当初は旅行日を10月末に設定したのですが、松葉ガニは漁の解禁日が決まっており、2020年は11月6日からしか食べられないことが判明しました。だから、10月末で宿を検索しても、カニが食べられるプランがないわけだ…。

 

 

と言うことで、旅行日を11月末に変更しました。せっかくなら、天橋立に行くついでに松葉ガニが食べたい!!!しかも、当時はgotoキャンペーンにより超破格値(1人22,000円→14,300円!!)でカニづくしプラン(カニ刺し付き)が予約できたのです♪9月初めに予約したので、そこから2ヶ月半の間は松葉ガニが私の心の支えでした。笑

 


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そして、待ちに待った11月の三連休初日になりました。宿に戻ると、もう既に食事会場ではカニたちが私たちを待ち構えてました。

 


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うぉぉぉ!!!食べる前からテンションが上がります。

 


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カニづくしプランには

カニ刺し

茹でガニ

カニの甲羅焼き

焼きガニ

カニすき

カニの甲羅茶碗蒸し

カニ雑炊

などのカニ料理が付きました。

 


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焼きガニはすぐ横でおばちゃんが焼いてくれました。

 


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見よ、甲羅の切れ目から飛び出す、このカニの身のふくらみを!!!

 


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焼きたてを『アツッ!』と言いながら手で掴み、頬張るのが本当に幸せでした。個人的意見ですが、カニの甘さに香ばしさも加わる焼きガニは、カニのおいしさを一番引き出してるなぁって思ってます。

 


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焼いたカニ味噌の焼酎割が出ましたが、私はカニ味噌も苦手な上に下戸なので、相方Kさんにあげました。かなり濃かったようです。お酒を飲む方にはおいしいんだろうなぁー。おいしさが共有できない自分がつらい…。

 


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カニ刺しも甘くて美味しかったー。氷で身を締めるため、花が開いたような見た目になるんですよねー。カニ身の粒のプチプチした食感が面白いのはお刺身ならではですな。説明が下手くそで申し訳ないけども。

 


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カニすきは、ポン酢でさっぱりと頂くのでいくらでもいけます。海鮮は茹ですぎると固くなるので、茹でたカニはちょいレアくらいが自分好みです。笑

 


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カニの足の付け根部分はおいしいけど取りにくいのが難点だと思うのですが、  おばちゃんが「食べきれなかったら雑炊に入れるからね」とおっしゃるので、遠慮なく残しました。笑

 


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すると、ぜいたくなカニ雑炊が出来上がった状態で登場。ほんと、カニづくしの〆までカニ三昧で、幸せすぎる…。

 


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骨まで食べられる魚の唐揚げもおいしかったです。某フライドチキンとはまた違う『魔法の粉』がまぶされていて、やみつきになる味とプルプルした食感でした。が、さすがに骨までまるごと食べるのは口腔内に刺さりそうで残してしまいました、ごめんなさい。号泣

 


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Kさんは普段カニをそこまで食べないらしいのですが、大変感動され、さらにお母様のために松葉ガニを送ってました。素晴らしき親孝行ですな。

 


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翌朝も朝食にカニのアラ汁が登場しました。カニの付け根部分が具として入っており、そこから出る出汁がたくさん溶け込んでいて美味しかったです。

 


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と言うことで、天橋立松葉ガニを十分すぎるほど堪能しました。松葉ガニ漁の解禁日は毎年異なるようですので、カニを食べたい場合は事前に調べてから旅行日を決めることをオススメします!

#277 傘松公園で股のぞきをしてみた。(2020.11)

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『股のぞき』天橋立の名物であり、天橋立北側の傘松公園ですることができます。お立ち台に立ち、股から覗く天橋立は竜が昇っているように見えることから、傘松公園からの景観は昇龍観と呼ばれています。

 

 

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股のぞきがやりたくて、傘松公園までやってしました。リフトとの恐怖と戦いながらね。笑

 

 

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到着したのは15:55頃のこと。だいぶ日が沈んできたため、天橋立もキラキラと輝いてました。

 

 

股のぞきのお立ち台は3ヶ所あり、傘松公園内で既に覗いた方の会話を耳にしたところ、それぞれの場所から拝める昇り龍の姿は違うとのこと…。

 

 

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さて、やってみよう!股のぞき~!!

 

 

うーん、意外に怖いねぇ…。バランスを崩して後ろに倒れたらって思うと…。左右に手すりがあるのも納得ですわ。

 


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そして、昇り龍…。まぁ、確かに…昇り龍かな…?3ヶ所とも体験してみましたが、本当に微妙に景色が違うような?って感じでした。(怖くてあまり覚えていない。ちなみに↑は単に上下半転しただけの画像なのであくまでイメージ画像です。笑)

 


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傘松公園ではもう1つの名物があります。それはかわらけ投げと呼ばれる瓦投げです。投げた瓦が輪の中を潜れば幸運が訪れるそう。開運を願って大勢の観光客が挑戦する様子を見ていると、大半の方が失敗する中、女性2人が成功してました。

 


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かわらけはセルフ形式で3枚200円で売られているので、お金を箱に入れてから瓦を取り出します。

 


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素焼きの瓦はかなり軽いです。飛ぶのかな、これ?笑

 


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看板によると、フリスビーを投げるような横投げでスナップを効かせて投げるといいらしいです。輪まではそれほど離れていません。いざ、挑戦!!!

 


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が、運動音痴の私はもちろん大きく外しまくりました。同行者のKさんだけでなく、他の人も見ているので恥ずかしかったですが、Kさんもあと一歩のところで入らなかったことだけは念のためご報告させていただきます。笑

 


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映えスポットもありました。最近はこういうものがないと若者が来ないんですかねぇ。夕日をバックに撮っている人が多かったので、私たちも便乗しましたがね。笑

※写真では全体を収めていたのですが、なぜか画像の上半分がぐちゃぐちゃになってました…。パワースポットなのか?笑

 

 

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それにしても、本当に美しい眺めだなぁー。松島も宮島も素晴らしかったけれど、日本三景のうち、どこか1か所だけオススメするとしたら、個人的には僅差で天橋立かなぁ。経由地(京都市)からのアクセスがあまり良くないことだけはマイナスだけども…。

 

 

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モーターボート がその大きな理由の一つなんです。もし、残り2か所でもモーターボートに乗れるとなると、順位が変わるかも???笑

 


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ちなみに、天橋立では「股のぞき」というお土産も売られています。

 


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中身はミルク餡の入った饅頭(『なごやん』とか『ままどおる』系)です。あとは、写真は撮ってこなかったのですが、天橋立限定のキティも股のぞきしてました。ほんと、あの子は〇軽だから、何でもコラボしちゃうんですよね…。気になる方は「天橋立 キティ」でググって見てください。どー見ても兜かぶったようなキティですので。笑

 

 


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カニポーズで股のぞきをした後は、宿に戻ってカニ三昧。そのことについては次回書きます。

#276 傘松公園までリフトで移動してみた。(2020.11)

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モーターボートで天橋立の南側から北側まで移動した私たちが次に目指すところは府中駅です。

 


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府中駅では、傘松公園までのリフトとケーブルカーに乗ることができるのです。

 


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リフトもケーブルカーも値段が一緒のため共通券を購入することになるのですが、1時間に4本運行しているケーブルカーは17時に終了になるのに対して、いつでも乗ることのできるリフトは16時に終了です。どちらも体験してみたかったため、行きはリフト、帰りはケーブルカーを利用することにしました。

 

 

自転車との共演NGに続き、高1で行ったスキー合宿以来、私にとってはリフトも要注意人物なのです。リフトが来たと思って腰掛けようとしたらまだ来ておらず、私の頭上をリフトが通ったのです。それと同時にリフトが緊急停止し、私の方を一斉に振り返るスキーヤーたち…。本当に恥ずかしかったです。スキー場でリフトが止まると「あー、もうなんで?」とイラつくと思うのですが、止めた原因は私のような迷惑客だと思うので、代表して私が謝罪しておきます。すみませんでした!!!号泣

 


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とまぁ、話が逸れましたが、そんな感じでリフトも恐怖対象なんですよ。地に足がつかない乗り物はキライだね。でも、自転車と比べれば、気を付ければ大丈夫…。と言うことで、乗ることにしました。

 


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リフトの恐怖と戦う私のよそに、Kさんは軽やかにリフトに乗っていきました。リフトが太ももの裏に当たったら腰掛ければいいだけなんだよ…。

 


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と、無事に乗ることができました。やればできるじゃん!!

 


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だがしかし、上りと言うのは視界がひたすらリフトが上がっていく様子ばかりなんですよね。当たり前のことなんですが、これってリフト恐怖症からするとキツいんですよ。

 


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視界に絶景が広がっていれば、恐ろしさは半減だと思うのですが、横を見ても林が広がっているだけだし、前を見てもひたすらリフトが上がっていく光景しかないのはキツイっす。涙

 


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そして、ケーブルのつなぎ目で時々来るガタンって言う衝撃。怖いんです。

 


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看板は私の心の声を代弁してくれてます。

 

 

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本当、迷惑行為は止めてくださいね。私も止めたことがあるけどさ、こんなところで急停止なんかしたら泣きますからね…。本当にあの時リフトに乗っていたスキーヤーおよびスノーボーダーの皆様、スミマセン。

 


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突然、振り返ったKさんが「後ろ、天橋立が見えるよ!」って言いました。恐る恐る振り返ると一瞬だったけど確かにキレイでした。でも、やはり振り返るのはバランスが崩れて落ちそうで怖いので、内蔵カメラで背後の様子を撮影したのが↑です。笑

 

 

その時、私は思ったのです。リフトは復路で利用するべきだと…。リフトは16時までの運行なのですが、秋だと15時くらいから西日が天橋立を照らしていてとってもキレイなんです。それを見ながら府中駅まで下りてくるのがベストだと思います。

 


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そろそろリフトともお別れの時期がやってきました。着地してから外に逸れるのも怖いんです。タイミングを取るのって本当に苦手なんですよ。小学生の時にやった大繩の8の字跳びでも、いつも私の後で連続回数が止まるんですよ。その度に「あ~ぁ」って落胆の声が漏れるんです。かと言って、縄を回す人になっても腕が痛くなるから続かないし…。

 


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でも、スキーリフトや大繩のトラウマに打ち勝ち、今回は無事に着地することができました。まぁ、みなさんからすれば当たり前のことですよねー。笑

 


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傘松公園では、かさぼうが『頑張ったね!』と笑顔でお出迎えしてくれます。ありがとね。笑

 


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傘松公園にはこんな看板もありました。早く言ってよね!!!笑

 


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帰りに利用したケーブルカーについても書きます。まぁ、いたって普通のケーブルカーですが、1時間に4本(往復ともに毎時00分、15分、30分、45分)しか走っていないので乗り遅れには要注意ですね。

 


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進行方向を考えると、ケーブルカーの前の方に乗ると天橋立を見ることができます。座席は少ないですが、立っても見ることができるので、前の方に行くことをオススメします。

 


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ケーブルカーはリフトと比べて安全だし、到着が早いですね。あっという間でした。

 


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今回は府中駅から傘松公園までのアクセスについて書きましたが、リフトについて書いているだけで手に汗をかいてしまいました。私みたいにリフトが苦手な方は復路にリフトの利用か、往復ケーブルカーの利用をオススメします。共通乗車券なので、その時の気分でどちらにしようかを決められますが、リフトは16時までしか動いていないのでそこだけは十分ご注意ください。

#275 天橋立をモーターボートで渡ってみた。(2020.11)

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京都府宮津市の観光名所である天橋立は松島(宮城県)と宮島(広島県)と共に日本三景に選ばれています。

 


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私は2012年8月に松島を、

 


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2016年3月に宮島には訪れたことがあるのですが、

 

 

天橋立は行く機会がないまま令和を迎えてしまいました。以前来日したポーランド人から「ミヤヅは最高だったぜ!!え、まだミヤヅに行ったことないのかい?信じられないね!!」と言われてしまいました。ミヤヅって…。間違ってないけどさ。笑

 

 

で、いつも旅を一緒にさせていただいている、毎度おなじみのKさん(九州在住)も天橋立に前々から行きたかったらしく、せっかくなら松葉ガニの季節を待って、11月下旬(2020年は11月6日に松葉ガニ漁が解禁された)の連休を使って行くことにしたのです。

 

 

 

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まず天橋立に到着してから宿に荷物を預け、傘松公園を目指しました。天橋立には4か所の景観スポットがあるのですが、傘松公園からの眺めは昇竜観昇竜拳ではない。笑)と呼ばれ、「股のぞき」をすると昇り龍が見られるんです。件のポーランド人もこれをやったらしく、写真を送ってくれました。天橋立と言えば「股のぞき」なんですよ。できれば、そこから日没も見たいな…。

 


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傘松公園に向かうリフト乗り場(府中駅)までは歩いて行けるので、のんびりと歩いて行こうとしました。すると橋の上から気になるものを発見。赤く見えるのはモーターボートじゃありませんか。

 


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近くまで行ってみると、片道600円と、決して高くないお値段でした。係のおじさんに私たちの希望を伝えると「日没を傘松公園で迎えるのは難しいよ。ロープウェイも17時でなくなっちゃうからねぇ。」とのこと。そうか、じゃあ日没時刻まではいられないんだなぁ…。

 

 

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おじさん「行きをモーターボートにして、帰りを自転車にするのはどうだい?天橋立を自転車で通るのはオススメだよ。写真を撮りたくなったら立ち止まればいいし。」

 

 

 

うーん…。

 

 

恥を覚悟で書きますが、私、自転車とは共演NGなんですよ。小学生の頃は普通に乗っていましたが、10歳位で乗らなくなったら平衡感覚を失ってしまいました。おかげで自動車免許を取るときの原付講習では、20人くらいの受講者に教官2人だったけど、気が付けば私だけマンツーマン講習でしたよ。教官が原付を後ろから支え、離す度に私がバランスを崩す…の繰り返しでしたが、最終的には「今、自分だけで走ってるぞー」と教官が後ろから叫んでいたことを20年経った今でも覚えています。まぁ、それでも今でも怖くて乗れませんがね。笑

 

 

Kさんは私が自転車に乗れないことを知っていたっけな?頼む、Kさん。「じゃあ、帰りは自転車にしよう!」って提案しないでおくれ!!

 

 

もしくは、乗れないと知っていても「うーん、でもSさん(=私)が自転車に乗れないから、帰りは歩こうか」っておじさんの前で発言するのもやめてーーー!!!!

 

 

私がそれとなく「の、のんびり歩くのもいいよね…」と言うと、Kさんもおじさんも何かを察したのか「じゃあ、行きはモーターボート、帰りは徒歩だねー」と話がまとまり、一安心。笑

 

 

 

 

 

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600円ずつ払い、モーターボートに乗ろうとすると、つい先ほど出発したばかりなので待つように言われました。少し待つことにはなりましたが、次の便の1番乗りなのでタイミングが良かったです。

 


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そしてモーターボートが戻ってきました。私たちが目指すのは船の先端席です。長い棒状の座席があるので、そこに跨いで座り、進行方向を向いて準備万端です。あとは出発の時を待つのみ…。他には小学生の子どもを含む4人家族がいましたが、子どもたちは私たちの反対側の席で跨って座り、両親は運転席後方の席(屋根付き)に着きました。

 


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出発すると、なかなかの勢いで湾内を進みました。波もないので風がとても気持ち良かったです。アクロバティックな動きもないため、船酔いしやすい人でも大丈夫だと思います。

 


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15:30頃に乗船しましたが、既に太陽はだいぶ沈んでいたため、夕日が眩しかったです。

 


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フェリーも運行しているようです。松島同様、鳥がえさを求めて同行してました。笑

 


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これは松島のフェリーからの様子。たくさんのプロハンターカモメが追尾する様子はやや恐怖でした。笑

 



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あっという間に向こう岸に到着してしまいました。5分くらいの乗車時間だったかな?

 

 

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もっと乗っていたいくらい楽しかった!!無意味に何往復もしたいほど。

 

 

ちなみに、帰りもモーターボートにしなかった理由は、私たちが傘松公園から戻ってくる頃にはモーターボートの営業が終わっているだろうとおじさんに言われたからです。HPによると、営業時間は8:00~17:00(12~2月は16:30)とのことです。

 

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クロアチアのモーターボートでは、午後の満潮に荒波が加勢し、船内で飛ばされないように踏ん張る私たちに波が容赦なく入ってくるという、バラエティ番組でもなかなか見ないような「罰ゲーム」を経験したので、それと比べると天橋立のモーターボートは物足りなかったですね。あれは本当に悪夢のようでした。しかも、青の洞窟は見れんかったしさ!号泣


 


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天橋立を歩いて渡っていると、自転車に何回か抜かされました。きっと自転車で駆け抜けるのも気持ちいいんだろうなぁ…。でも、私は足が地につかない乗り物は運転できないんだよー。自転車とか原付とかバイクとか…。あ、馬もだった。Kさんはモンゴルで乗馬をマスターしていたのに、私は最後まで引馬だったし…。うぅぅ・・・。大号泣

 


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でも、まぁのんびり歩くことで気付く景色もあるし、私は歩く旅が好きですけどね。いや、負け惜しみじゃなくて本当に。

 

 

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そして、モーターボートを見かけた橋まで戻ってきました。実はこの橋、大きな船などが来ると、橋の向きを90°変えて船を通す廻旋橋なんですよ。珍しい現象ではなく、一日に何回もそういう時があるそう。京都通の同僚のおじさまからもこの橋のことを教えてもらっていたのですが、この橋がそれだったことを知ったのは帰宅後でした。廻るところ、見たかったなー。橋自体の写真も撮り損ねたし…。

 

 

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と言うことで、天橋立でモーターボートを利用した感想を書きました。オススメですよーー。