#276 傘松公園までリフトで移動してみた。(2020.11)
モーターボートで天橋立の南側から北側まで移動した私たちが次に目指すところは府中駅です。
府中駅では、傘松公園までのリフトとケーブルカーに乗ることができるのです。
リフトもケーブルカーも値段が一緒のため共通券を購入することになるのですが、1時間に4本運行しているケーブルカーは17時に終了になるのに対して、いつでも乗ることのできるリフトは16時に終了です。どちらも体験してみたかったため、行きはリフト、帰りはケーブルカーを利用することにしました。
自転車との共演NGに続き、高1で行ったスキー合宿以来、私にとってはリフトも要注意人物なのです。リフトが来たと思って腰掛けようとしたらまだ来ておらず、私の頭上をリフトが通ったのです。それと同時にリフトが緊急停止し、私の方を一斉に振り返るスキーヤーたち…。本当に恥ずかしかったです。スキー場でリフトが止まると「あー、もうなんで?」とイラつくと思うのですが、止めた原因は私のような迷惑客だと思うので、代表して私が謝罪しておきます。すみませんでした!!!号泣
とまぁ、話が逸れましたが、そんな感じでリフトも恐怖対象なんですよ。地に足がつかない乗り物はキライだね。でも、自転車と比べれば、気を付ければ大丈夫…。と言うことで、乗ることにしました。
リフトの恐怖と戦う私のよそに、Kさんは軽やかにリフトに乗っていきました。リフトが太ももの裏に当たったら腰掛ければいいだけなんだよ…。
と、無事に乗ることができました。やればできるじゃん!!
だがしかし、上りと言うのは視界がひたすらリフトが上がっていく様子ばかりなんですよね。当たり前のことなんですが、これってリフト恐怖症からするとキツいんですよ。
視界に絶景が広がっていれば、恐ろしさは半減だと思うのですが、横を見ても林が広がっているだけだし、前を見てもひたすらリフトが上がっていく光景しかないのはキツイっす。涙
そして、ケーブルのつなぎ目で時々来るガタンって言う衝撃。怖いんです。
看板は私の心の声を代弁してくれてます。
本当、迷惑行為は止めてくださいね。私も止めたことがあるけどさ、こんなところで急停止なんかしたら泣きますからね…。本当にあの時リフトに乗っていたスキーヤーおよびスノーボーダーの皆様、スミマセン。
突然、振り返ったKさんが「後ろ、天橋立が見えるよ!」って言いました。恐る恐る振り返ると一瞬だったけど確かにキレイでした。でも、やはり振り返るのはバランスが崩れて落ちそうで怖いので、内蔵カメラで背後の様子を撮影したのが↑です。笑
その時、私は思ったのです。リフトは復路で利用するべきだと…。リフトは16時までの運行なのですが、秋だと15時くらいから西日が天橋立を照らしていてとってもキレイなんです。それを見ながら府中駅まで下りてくるのがベストだと思います。
そろそろリフトともお別れの時期がやってきました。着地してから外に逸れるのも怖いんです。タイミングを取るのって本当に苦手なんですよ。小学生の時にやった大繩の8の字跳びでも、いつも私の後で連続回数が止まるんですよ。その度に「あ~ぁ」って落胆の声が漏れるんです。かと言って、縄を回す人になっても腕が痛くなるから続かないし…。
でも、スキーリフトや大繩のトラウマに打ち勝ち、今回は無事に着地することができました。まぁ、みなさんからすれば当たり前のことですよねー。笑
傘松公園では、かさぼうが『頑張ったね!』と笑顔でお出迎えしてくれます。ありがとね。笑
傘松公園にはこんな看板もありました。早く言ってよね!!!笑
帰りに利用したケーブルカーについても書きます。まぁ、いたって普通のケーブルカーですが、1時間に4本(往復ともに毎時00分、15分、30分、45分)しか走っていないので乗り遅れには要注意ですね。
進行方向を考えると、ケーブルカーの前の方に乗ると天橋立を見ることができます。座席は少ないですが、立っても見ることができるので、前の方に行くことをオススメします。
ケーブルカーはリフトと比べて安全だし、到着が早いですね。あっという間でした。
今回は府中駅から傘松公園までのアクセスについて書きましたが、リフトについて書いているだけで手に汗をかいてしまいました。私みたいにリフトが苦手な方は復路にリフトの利用か、往復ケーブルカーの利用をオススメします。共通乗車券なので、その時の気分でどちらにしようかを決められますが、リフトは16時までしか動いていないのでそこだけは十分ご注意ください。