世界流離日記

『世界流離(さすらい)日記』と読みます。国内外の旅行での喜怒哀楽の経験を中心に投稿していきますのでよろしくお願いします。なお、このブログ上の画像の使用は禁止とさせていただきます。

#079 天空都市、モトヴンでトリュフを堪能してみた。 (2011.8)

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クロアチアにある都市、モトヴン(Motovun)は高台に位置する天空都市です。竹田城跡みたいに、時期によっては街が雲海に包まれるとのこと…。そんな幻想的な景色に憧れ、ちょっと不便な場所にあるけども、フヴァルから公共交通機関で向かいました。

 

 

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緑&青の洞窟ツアーでさんざんな目に遭った格好のまま、まずはフェリーでフヴァル島からスプリットへ。

フヴァル20:00→スプリット22:00 (47kn)

※1kn(クナ)≒15円

 

 

時系列的には↓の続きです。 思いつくままに旅日記を書いていて申し訳ありません。


 

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そして、スプリット22:45発の夜行バスで首都ザグレブに向かいました。クロアチアのバスは首都に一旦戻って乗り換える必要があるのです。ザグレブに到着したのは翌朝5:15頃でした。(175kn)

 

 

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モトヴンまでの直行バスはありません。歩き方によるとパズィンから1本でモトヴンに着くはずだったのですが、乗継ぎ祭りでした。

ザグレブ(Zagreb)6:30→パズィン(Pazin)10:14

パズィン13:10→ポレチュ(Poreć)14:00

ポレチュ14:15→モトヴン15:20

と、10時間近く移動しているようで、実は後半5時間は近場をぐるぐるしていました。

 

 

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「さっき見たぞ」って景色や看板に何度か遭遇し、実際に同じバスターミナルに戻ってきたこともありました。特にリエカ(Rijeka)のバスターミナルにはよく寄りました。笑

 

 

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普通の乗り合いバスのため、乗り換えの度に40knほどの運賃を請求されるのですが、時間が経過するだけで一向にモトヴンへと進みません。しかも、乗り換えの度に休憩をはさまれ…。ドライバー、働け。笑

 

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文句を言いつつも、何とかモトヴンに到着。バスの中から、モトヴンの街が見えた時は少し感動しました。

 

 

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バス停から少し上り坂を登っていくと、お店がたくさんあります。

 

 

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そして、トリュフを売っている店を発見。そう、モトヴンではトリュフが取れるらしく、産地として有名らしいのです。

 

 

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ギネス認定証、発見。どうやら、世界一重いトリュフがここモトヴンで収穫されたみたいです。 

 

 

トリュフと言えば、世界三大珍味の1つ。結婚式の料理くらいでしか三大珍味と縁がない私ですが、正直おいしさがよくわかりません。特にフォアグラ。濃厚すぎて、私は食べられません。キャビアとトリュフは可もなく不可もなくという印象で、特に料理の味を変える存在だとは思ってませんでした。

 

 

でも、きっと本場のトリュフはおいしいはず!

 


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ということで、モトヴンで注文したディナーがこれ。宿のレストランで食べたビーフステーキのトリュフ添え(200kn)です。ステーキは絶妙な焼き加減でおいしかったのですが、本場でもトリュフのおいしさや必要性がイマイチわからなかったのは、私が庶民だからなのか、馬鹿舌だからなのか、その両方なのか…。涙

 

 


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翌日の昼に食べたクリームペンネのトリュフ添え(15€)も、おいしかったのですが、特に主張してこない控えめなトリュフ氏は、やはり私には有っても無くても変わらない存在でした。ごめんなさい。 

 

 

 

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我が旅では恒例行事である「サンセット鑑賞」をした後、宿(Hotel Kastel,976.5kn)で早めに寝て、翌朝の雲海に備えました。なお、歩き方にはこの宿しか載っていませんが、街にはSOBEも含め、他にも宿泊施設もあるのでご安心を。

 

 

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翌朝7時前に宿を出て、外に出ました。雲海は出ているかしら…?

 

 

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うーん、残念ながら霧がうっすらと出ている程度。まぁ、竹田城跡もそうですが、秋冬の前日昼との気温差が大きい時に雲海が現れることが多いらしい(by地球の歩き方)ので、実はダメ元で訪れていたのです。雲海は見られなかったけど、高いところからの眺めはとても気持ちよかったし、早朝の空気はおいしかったので満足♪、ということで!笑

 

 

クロアチアの雑貨はおしゃれで可愛いです。ドブロヴニクやザグレブではハートをモチーフにしたお土産が多く売られていましたが、イストラ半島(クロアチア西側)では、アートなお土産物屋さんが多かったです。手作りの一点物が売られていたりします。

 

 

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ギャラリーやアトリエが多数。

 

 

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手作りおもちゃや雑貨がたくさん売られていました。

 

 

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これは何かというと、中にラベンダーが入ったポプリです。振るとシャカシャカ音がします。

 

 

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かごに入ったオカリナ型のものもラベンダーポプリです。値段は忘れましたが、お土産に買いました。

 

 

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酒類もズラリ。

 

 

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モトヴンは本当にのどかなところでした。あまりにのどかすぎて、モトヴン発のバスが走っていませんでした。宿の人にどうしたらいいか相談したらヒッチハイクしたら?」と真顔で回答されました。笑 

 

 

が、やはり不安だったので、240knで宿の人にパズィンまで送ってもらいました。高すぎる値段設定ですが、安全をお金で買いました

 

 

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なお、行きもパズィンあたりで電話をすれば240knでお迎えに来てくれるそうです。5時間も近場の街でウロウロするくらいなら、行きも迎えに来てもらってもよかったなぁと、今になって思います。だって、バスで5時間かかるところが、送迎車だと30分で到着するんですよ?笑

 

 

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送りの車内から、モトヴンの街を見納め。特に何か観光名所がある街ではなかったけど、クロアチアの田舎町でのんびりできました。

 

 

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パズィンから次の目的地ロヴィニ(Rovinj)に再びバスで向かいました。

パズィン15:10→ロヴィニ16:00 (43kn)

 

 

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ちなみに、毎年夏にモトヴンではフィルムフェスティバルが行われるそうです。私が訪問した8月半ばにはもう終わっていた様子でしたが、毎年70本ほどの映画が上映されるようなので、トリュフ、雲海だけでなく映画に興味のある方もモトヴンを訪れてみてはいかがでしょうか。ただ、公共交通機関で行くのには結構苦労しますので、そこは覚悟してください。笑

 

#078 『河童の世界』を覗いてみた。

妹尾河童さんは、小説家であり、舞台美術家でもあります。彼の代表作である小説『少年H』では戦時中の日本の貧しくて苦しい中でのヒューマンドラマが描かれ、映画化もされました。

 

 
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そんな妹尾河童さんが『河童が覗いたシリーズ』の本を出版しているのをご存知でしょうか。ヨーロッパ編、ニッポン編、インド編の三部作で、河童氏(彼がいつもドライバー氏などのように、氏をつけて呼ぶのが面白い)がスケッチしながら『興味の赴くままに』各地を廻った旅行記です。

 

 
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このシリーズの大きな特徴は全て手書きなこと。これには、読者に直接手渡しで届けるような作品にしたいと言う思いがあるそうです。その河童氏直筆のスケッチと言葉による解説が非常に面白いのです。旅好きだけでなく、美術好きな方にもオススメの本です。

 

 


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なお、こちらが本物のタージ・マハルの装飾。河童氏のあまりにも緻密なスケッチには毎回感動させられます。事実、このスケッチのおかげで河童氏はインドでは特別待遇を受けたりしていました。うらやましい才能です。

 

 

では、簡単に三部作を紹介します。

 

 

①河童が覗いたヨーロッパ(1976年出版)
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297ページにも渡るルポルタージュで、1年間で訪れた国は22ヵ国で、泊まった宿は115部屋

 

ルートは不明ですが、

①イタリア  ②オーストリア  ③フランス

④西ドイツ  ⑤東ドイツ  ⑥ノールウェー

チェコスロバキア  ⑧スイス  ⑨スペイン

ポルトガル  ⑪ベルギー  ⑫オランダ

ハンガリー  ⑭イギリス  ⑮デンマーク

スウェーデン  ⑰ギリシャ  ⑱ソ連

⑲エール  ⑳エジプト  21.メキシコ 

22.アメリカ

を廻っています。おそらく昭和50年前後の旅行のため、ドイツが東西に分断されているところ、逆にチェコスロバキアが1つの国になっているところ、今は無きソビエト連邦があるところに歴史を感じます。なお、⑲のエールとは、アイルランドのことです。⑳以降はヨーロッパじゃないのもご愛嬌。笑

 


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部屋の間取りや各国の車掌の服装などがスケッチと共に紹介されてます。賃貸住宅の広告のような真上から見た見取り図が載っている本なんてなかなかないです。

 


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あとは、各地を廻った時に見たり聞いたり感じたりしたことを綴ってます。

 

 

この本の中にある、『減点法は旅をつまらなくするから、何事も得点法で前向きに旅をした方がいい』という河童氏の考え方が私はとても好きです。あとは『自分が見たのはその国のほんの一部の姿だから、それだけでその国を知った気になってはいけない』という言葉にも、納得。ついついやってしまいがちですがね、反省します。

 

 

②河童が覗いたニッポン(昭和59年出版)
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昭和50年代半ば、つまり私が生まれた頃の日本で話題となっていたものを河童氏が実際に訪れ、詳細に解説しています。点字、京都の地下鉄工事、裁判所、入墨などから、はたまた刑務所まで…。なお、ヨーロッパ編と比べて、スケッチと文章がより詳細に変わっていて、本自体は薄くなってますが読みごたえはヨーロッパ編以上となっております。

 


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点字のページでは、盲導犬ロボットの研究所を訪れてます。未だに実現できていないところからして、相当難しい技術なんだろうなぁ。是非いつか実現化してほしい!

 


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刺青のページでは、入墨と刺青(ほりもの)の言葉の違いを力説。入墨は刑罰のための刻印、刺青は肌に施す装飾なのだそう。へぇー。

 

 

刑務所訪問では、府中と網走を訪れてます。今とはまた違うところもあるのでしょうが、河童氏のアングルからの解説で、刑務所と収容者に対する考え方が変わりました。

 

 

③河童が覗いたインド(1991年)
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私のお気に入りがこちら。1978年と1983年に1ヶ月半ずつ訪問した時のことが本当に細かく描かれています。1ルピーが25円というところにびっくり。今は1ルピー=2円以下だし、街も綺麗になって便利になってるけど、カースト制度や宗教感、売り子については変わってないなぁ。インドに行く前に是非読んでほしい本です。

 



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表紙にもなっているタージ・マハルを空から見た想像図が描けてしまうのは河童氏だからこそ。

 


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白タージと黒タージの話は知ってましたが、スケッチがあるとよりわかりやすくていいです。橋を架ける予定だったことは初めて知りました。実現してほしかったなぁー。

 

 
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インドの電車事情についても細かく描写されてます。気が付けば周りの乗客を巻き込んで巻き尺で座席の長さを測っていたというのが何とも面白いです。だからこそ正確で素晴らしいスケッチが完成するのです。

 


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部屋のスケッチもご健在。2枚目の写真(ウダイプールの宮殿ホテル)はドタキャンされたのに、ホテル外観のスケッチを見せたらスタッフの態度が変わり、翌日スイートルームを用意してくれた(しかも、部屋まで描いたら1/5の値段で宿泊できた!)っていう河童伝説の部屋。好奇心旺盛なインド人たちが大量に集まる姿が目に浮かび、私も思わずニヤニヤしちゃいます。笑

 

  

南インドは未踏の地なのですが、河童氏の解説によると、かなり楽しそうな予感です。特に、マハーバリプラムやマドゥライにはいつか行ってみたいです。

 

 

 

 
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この3冊で共通しているのは、『気になったことはとことん調べ尽くす!』という河童氏の姿勢であり、私とも少し似ているなぁと思います。まあ、レベルが違いますが。河童氏には誰も敵いませんよ。笑

 

 

河童氏の『覗いたシリーズ』は、時代は違えど参考になる資料がいっぱいです。また、今との比較をするのも楽しい読み方です。ご興味ある方は是非ご一読を。

#077 インド風マサラチャイを自宅で作ってみた。


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インドの飲み物と言ったらチャイ。ミルクとスパイスがたっぷり入った「マサラチャイ」がメジャーで、注文した食事を待っている時にサービスで出て来たりもします。アツアツのチャイを、ちびちびと飲みながら時間をつぶすのがインド式の飲み方です。

 

 

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暑いインドで、耐熱ガラスのコップや使い捨ての素焼きカップに入った熱いチャイを飲むのがよかったのですが、今回のインド旅行では使い捨ての紙コップがやたらと使われていたのが残念。これも時代の流れでしょうか…。

 

 

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なお、プシュカルの郵便局で手紙を書いていたら、配達員の人がなぜか1杯チャイを持ってきてくれて、ごちそうしてくれたこともありました。笑

 

 

そんなチャイは、『水と牛乳を鍋で温めて、沸騰してきたら茶葉(ティーパックに入れる)と砂糖を入れて煮立たせ、最後にティーマサラを入れる』のが一般的な作り方なのですが、正直、牛乳を煮詰めた後の鍋って洗うのが面倒だったりします。牛乳がこびりつくと、なかなか取れないし…。

 

 

何とかあの味を簡単に再現できないか…。と思い、少し研究した結果、だいぶ近づいたところまで来たので、紹介します。(なお、まだ研究中なので、ズボラレシピが今後改善される可能性はあるので悪しからず。)

 

 

 

♪マサラチャイの作り方♪

 

材料

① お湯(300mL)

② 牛乳(200mL)

③ ティーバッグ×3

④ 砂糖 ティースプーン×4杯

⑤ ティーマサラ 3つまみ

 

 

その他必要なもの

① 耐熱ボウル

② 電子レンジ

③ ラップ

④ 計量カップ

⑤ 茶こし (必要であれば)

 

 

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沸騰したお湯300mLを耐熱ボウルに入れ、紅茶のティーバッグを1つ入れます。

 

 


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10分蒸らします。その後、砂糖を入れて、よく混ぜます。

 

 

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牛乳を入れて、よく混ぜます。

 

 


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ラップをして、電子レンジで加熱します。(600W×5分) 色をより出すために、ティーバッグは入れっぱなしで加熱しましたが、あらかじめ取り出してもOKです。

 

 


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新しい茶葉を2つ入れ、10分蒸らします。 

 

 


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ティーマサラを入れます。我が家のティーマサラはこちら。今回インドで買ってきたもので、ショウガ、シナモン、クローブ、カルダモン、黒コショウの5種類のスパイスが入っています。インドで買ってこなくても、日本の輸入雑貨店(カルディなど)でも、ティーマサラは簡単に手に入ると思います。

 

※このレシピはスパイス控えめなので、マサラの量はお好みで調節してください。私はボウルにマサラを3つまみ入れて作りましたが、ボウルの底に沈殿しやすいので、カップに盛り付けてからマサラを1~2つまみずつ入れた方がピリッとしていいと思います。

 

 

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お気に入りのカップに注いで完成。牛乳の膜が気になる方は注ぐ際に茶こしを使うといいです。(私は使っていません)

 

 

注意事項

① 茶葉はニルギリかアッサムがおすすめです。アールグレイダージリンだとおいしくないです。今回はティーバッグで作りましたが、茶葉をティーパックに入れたものを使った方が紅茶の色と味がよりしっかり出ると思います。

 


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私が今回使用したティーバッグはこちら。インド製で、タージマハルのエンブレムがおしゃれなやつで、インドのスーパーや小売店で売られています。これには、アッサムの茶葉が入ってます。日本製の茶葉で十分ですが、このティーバッグはamazon等でも販売されていますので、こだわりたい方は是非。笑

 

 

② 今回は水:牛乳の比率を3:2にしました。レシピによって1:1だったり、2:1だったりしますが、牛乳が多めの方が過熱した時にいい感じに煮詰まるので、個人的にはオススメです。逆に、膜が苦手な方は牛乳控えめにするといいかもしれません。

 

 

③ 砂糖はスティックシュガーだと甘さがなかなか出ないので、白砂糖を使うことを強くオススメします。

 

 

④ 今回はマサラを控えめにしました。インドの本場のチャイは、「甘くてピリピリする」という印象です。自分で調節して、自分だけの黄金比を探してみて下さい。

 

 


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今回はより簡単に作るために、鍋も茶葉も使わない「ズボラレシピ」をご紹介しました。ただ、やはり茶葉を使って煮出した方がよりおいしいので、時間のある時は鍋でぐつぐつ煮出すことをオススメします。

 

 

ティーマサラにはショウガが入っているので、体の芯から温かくなり、これからの寒い季節にぴったりです。体がポカポカ温まるマサラチャイを是非お試しくださいね!

#076 ポテトヘッドビーチでサンセットを見てみた。 (2014.10)

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前回の投稿で、『タナロットの夕陽が美しかった!』と書いておいて大変恐縮ではございますが、実はバリ島で一番の夕陽スポットはポテトヘッドビーチだと思っております。笑

 

 

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このポテトヘッドビーチ(Potato Head Beach)という、へんてこな名前のビーチは、スミニャックから北に少し行った、クロボカン(Kerobokan)地区にあります。何でこのビーチの名前を知っているかというと、当時仕事で携わっていたインドネシア人(バリ島出身ではない)からバリ島でオススメの場所を聞いていたからです。

 

 

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ウブド地区に1泊した後、スミニャック地区に2泊しました。スミニャックで泊まった宿はこちら。ウブドでは一泊10000円の(そこそこ)高級リゾートヴィラでしたが、こちらは一泊3000円くらい。旅仲間A子とシェアしたので、格安で泊まれました。無料の朝ごはんも色々選べたし、できたてを持ってきてくれるのが嬉しかったです。庶民の私には、こっちの方が落ち着きます。笑

 

 

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18:00前に、宿の前でタクシーを捕まえて出発。10月の日の入り時刻が18:20なのでもっと早く出てもよかったと思います。

 

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18:15頃、ポテトヘッドビーチクラブに到着。ここはレストランやバーを備えた施設で、警備がすごかったので、気分はVIP。若干場違い感を感じつつ、入ります。 (やはり、私は庶民です…笑)

 

 

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ギリギリで間に合いました。砂浜には人がそれほどいませんが、施設内には観光客がいっぱいいました。

 

 

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あれ?ポテトヘッドビーチ、大したことないじゃんって思っていたら…。

 

 

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空と海がだんだんピンク色に染まってきました。

 

 

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生憎の曇り空で太陽自体は見えないのだけども、これはこれで絶景だと思います。

 

 
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ピンク色の空と海の前で甘い写真を、A子と撮ってみました。笑 

 

 

ポテトヘッドビーチは晴れているときの夕陽もきれいなんだろうな。いつか見てみたいですが、私の中ではこのピンク色の夕焼けが美しくてお気に入りです。あと、ビーサンを履いて、もう少し波の方に行けば、ウユニ塩湖風の天空の鏡風の写真が撮れたなぁ、と、今更ながら思ってます。

 

 

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なお、バリ島で朝日を見るから、サヌール(Sanur)地区がオススメ。ここもタクシーで朝5時発でスミニャックから行きました。水平線あたりに雲があったので昇ったばかりの真っ赤な太陽は隙間から見える程度でした。でも、だんだん昇っていく太陽を見て、何となくベナレスのガンガーから昇る太陽を思い出しました。

 

 

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やっぱり、朝日を浴びるとエネルギーがもらえます。砂浜にも徐々に日光が降り注ぎ始めました。

 

 

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サヌールの砂浜には漁船らしき船が停まっていました。マルタで見かけた船みたいに、船頭に顔が描いてあるのが何ともかわいらしいです。

 

 

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スマトラ島沖地震の教訓なのか、津波発生時の避難指示が書かれていました。

 

 

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ちょっと歩くとマーケットもありました。朝は散歩に最適の時間帯です。サヌールで朝日を見た後に是非。

 

 

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バリで夕陽を見るなら、クタもタナロットもウルワツもいいですが、個人的にはポテトヘッドビーチがベスト。日本のガイドブックではまだまだ知名度は低いですが、だからこそ隠れた夕陽の名所として是非ピンク色の景色に包まれて下さいね♪ 

#075 バリ島でケチャを鑑賞してみた。 (2014.10)

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ケチャ(kecak)とは、バリ島の伝統舞踊。上半身裸の男性たちが輪になり、「チャッチャッチャッ!!」と何度も何度も連呼しながら次々に集団の形を変えていく姿が印象的でした。約3年経った今でも私の耳には彼らの声が残っているし、帰り道に思わず口ずさみたくなるほど、一度聴くと忘れられません

ケチャ - Wikipedia

 

 

 

ケチャにはストーリーがあり、それはどこで見ても大差はありません。簡単に説明すると、こんな感じです。

 

 

①半裸の男性陣が輪になり、「チャッチャッチャッ♪ チャチャッチャッチャチャッチャッ チャッチャ♪」と何度も何度も叫ぶ。これは猿の集団を表している。

 

②魔王が王女に魅了され、何とかして自分のものにしたいと思うが、王女には王子がいる。

 

③魔王が老人に化け、王女をさらってしまう。魔王は王女に求婚するが拒否される。

 

④ハノマン(猿の将軍)が王子のもとにやって来て、王子に依頼されたハノマンは王女を探しに行く。

 

⑤ハノマンは魔王に捕らえられ、火あぶりの刑にされそうになるが、逃げ出すことに成功する。

 

⑥王子と弟は、ハノマンと猿の集団と共に魔王のもとに行き、魔王を倒して王女を救出する。

 

 

歌舞伎同様、化粧や身なりで悪役とヒーローとの違いが明白なので、ストーリーは何となく見ているだけでわかります。半裸の男性陣(猿の集団たち)は常に舞台にいるのですが、BGM的役割だけでなく、時に美しい集団演技をしたり、猿として敵を追い出そうとしたりします。日本人にはキャキャッと聞こえる猿の鳴き声も、バリ島ではチャッチャッチャッで表現されるんですね。興味深いです。

 

 

私の持って行ったガイドブックには2か所のケチャ会場の紹介があり、私は2か所とも訪れました。今回はその比較をしてみたいと思います。鑑賞した順に紹介します。

 

 

①タナロット寺院

f:id:mura306:20170913205801j:plainタナロット寺院は島の西側にあるので、日没時に行くのがオススメです。夕陽の名所なだけあり、海に沈むオレンジ色の太陽が本当に美しかったです。これは、バトゥボロン寺院のある岸壁と夕日の写真で、タナロット寺院はこの岩のすぐ南側にあります。

 

 

 

 

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こちらがタナロット寺院。干潮時には歩いて渡ることができます。 写真の左側に人が並んでいますが、並ぶと祈祷師の方から聖水をかけてもらった後、おでこに米粒、耳に花をつけてもらえます。お布施を忘れずに…。なお、寺院自体には、ヒンドゥー教徒しか入れません。

 

 

10月半ばの日没時刻は18:00頃なので、ケチャの時間には十分間に合います。

 

 
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チケットはRp.50000=500円。後で紹介する、ウルワツ寺院の半額の値段で見ることができます。 

 

 

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チケットには18:30開始と書いてありますが、実際に始まったのは19:00前でした。 座席は自由席なので、私たちが入った18:45には前の方のいい席はほぼ埋まっていました。私と旅仲間A子は後ろの方の高台に座って見ることにしました。椅子の席と比べて、前に人がいないので、実は案外見やすかったです。

 

 

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18:50にケチャが始まりました。白髪交じりのシニアダンサー(痩せ気味)の姿が目立ちます…。よく言えばベテランなのですが、動きはやはり鈍めだったりします…。

 

 

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f:id:mura306:20170913213037j:plain次々と姿を変えていくダンサーたちに魅了されます。

 

 

 

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ハノマン、登場。

 

 

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捕らえられ、火あぶりにされそうになりますが、逃げ出します。その時に、足で火を消しながら走るパフォーマンスにプロ根性を感じます。笑

 

 

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最後に王女を無事救出しておしまい。19:30頃終了です。

 

 

私たちは結構楽しめたのですが、ドライバー曰く「俺はタナロットのケチャが嫌いだ!ウルワツのダンサーとは比べ物にならない!ウルワツのダンサーこそがプロだ!」と言ってました。何もそこまで…と、その時は思いましたが、ウルワツに実際に行くと、彼の言っていたことがよくわかりました。

 

 

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この日は、昼過ぎにウブド地区に到着し、ホテルの人に車をチャーターしてもらい、A子と二人でタマンアユン寺院→ジャティルイ→タナロットの順で廻りました。結構ハードスケジュールでした。

 


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ドライバーのバグース氏は個人的にチャーターの交渉しても、かなり安い値段でバリ島内の移動などもしてくれるようです。いつも、『いつ、バリにまた来るんだ?』と言うメッセージをもらうのですが、私はなかなか行けないので、興味のある方は私の代わりに行ってあげてください。笑 

 

公共交通機関のないバリ島では、車を1日チャーターして、行きたいところに連れていってもらうのが一番効率がいいです。バグースはチップも請求しなかったし、片言の日本語も話せるし、安全運転で信頼できるドライバーです。家族のために、今日も仕事を頑張るバリの陽気なおじさんです。笑

 

 

②ウルワツ寺院

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ウルワツ寺院はバリ島の最南端にあります。こちらも、美しい夕陽を見ることができ、それを眺めながらケチャが始まるのを待ちます。ウルワツは、デンパサール空港から近いので、私は「ウルワツでケチャ鑑賞→ジンバランで夕食→空港まで送ってもらう」というツアーに申し込みました。私はスミニャック地区にある格安ツアー会社で申し込みましたが、どの地区にもツアー会社はたくさんあるので、宿の最寄で自分の希望に合ったプランを申し込めばいいと思います。

 

  

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駐車場から少し歩きます。

 

 

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その際、ドライバーからも言われましたが、野猿に注意です。カメラやメガネなどの光物を彼らは狙ってくるようです。

 


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チケットはRp.100000、つまり約1000円。200円で満腹になれる国ではべらぼうに高い値段設定になります。

 

 

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会場入口までドライバーに送ってもらい、1人で会場に入ります(A子は既に帰国)。入口で腰に巻く布が貸し出されるので、それを巻きました。18:00開始なのですが、17:30の段階で観光客で席が結構埋まっています。夕陽が沈むのを見ながら待ちます。

 

 

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18:00になり、ステージ中央に火が灯されます。その頃には、観客席は隙間がないほどの満員御礼でした。

 

 

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真っ赤な夕陽が海に沈むのとほぼ同時にダンサーが『チャッチャッチャッ』と言いながら入場。総勢50人ほどでしょうか。もう、この段階でバグース氏の言っていた意味がわかりました。声のボリュームが違います。そして、若さもやる気も違います。笑

 

 

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ショーの前に儀式らしいものがありました。聖水を振りかけていました。厳かな雰囲気。

 

 

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王子と王子がまず登場。それを歓迎するように、チャッチャッチャッというダンサー達。動画が見せられないのが残念ですが、とにかくすごいボリュームなのです。

 

 

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写真の左側に白いハノマンがいるのがわかりますかね?

 

 

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ウルワツでは、観客席からハノマンが登場します。ハノマンが何回も観客席にやって来るので、私のすぐ近くも抜けて行きました。

 

 

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火あぶりの場面はタナロット同様、ハノマンが火の上を走りました。熱くないのかなー?

 

 

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終わり方は同じような感じですが、こちらの方がハノマンが英雄のような感じで終わっています。

 

 

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ウルワツのハノマンは観客席から走り抜けて来たりするので、運動神経&サービス精神半端ないと感じました。笑

 

 

19:00頃にショーは終了。その後、希望者はダンサーやパフォーマーたちと写真撮影が

できます。

 

 

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みんな、快く写真を撮ってくれますが、ハノマンなどの人気キャラは並んで待ったりしなければなりません。ハノマン、近くで見るとこんなに怖い顔をしていたのね…。私の左目が若干モノモライで腫れているのが悔やまれますが…。笑

 

 

まとめ

ケチャを見ることが目的なら、絶対にウルワツがおすすめです。本当に動きも声も全然違います。タナロットの2倍の値段を払う価値あり。でも、タナロット寺院の夕陽はオススメなので、ウルワツに行く時間がない方はタナロット寺院→ケチャという流れもまぁアリだと思います。(そこまでケチャに求めないのであれば…。orとにかく安くケチャが見たいのならば…。)

 

 

2つ行く場合はタナロット→ウルワツの順で行くといいです。逆の順で行くと、たぶんガッカリ感半端ないと思います。笑

 

 

個人的には、私のように空港に行く前にウルワツに寄る感じがルート的にはいいと思います。飛行機の時間にもよるかもしれませんが…。

 

 

バリ島に行かれた際は、是非ケチャ鑑賞を!たぶん、私みたいに、しばらくチャッチャッチャッと口ずさむことになること必至です。笑

#074 バリ料理を堪能してみた。 (2014.10)

2014年の10月(ギリギリ乾季)にバリに行ってきました。バリ料理は安くてハズレ無し!が基本ですが、恒例の星評価(超独断)をしながら、紹介させていただきます。笑

 

 

1.ナシゴレン (nasi goreng) ★★★★★

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まずは、日本でもおなじみのナシゴレンインドネシア語で「ナシ」=「ごはん」、「ゴレン」=「焼く」なので、いわゆる、インドネシアの炒飯ですね。ボリュームたっぷり。ごはんの味付けが絶妙です。目玉焼きを崩して味を変えてもおいしいですが、目玉焼きは硬めだったりします。笑

 

付け合わせの『せんべい(クルプッ)』もサクサクでおいしいです。かにチップみたいな味ですが、いかにも手作りって感じの、油の残った感じが私は結構好きだったりします。笑

 

 

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サテと呼ばれる串がついてくることもあります。

 

 

2.ミーゴレン (mie goreng) ★★★★★

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「ミー」は「麺」のことなので、ミーゴレンはインドネシアの焼きそば。この写真は無料でついてきた宿の朝食です。これまた、甘めのソースがいい仕事しています。お皿についている赤いソースはサンバルと呼ばれるインドネシア名物の調味料ですが、私にはちょっと辛いので使いませんでした。笑

 

 

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ナシゴレン同様、色々載っていてボリュームたっぷりです。屋台や宿の朝食で出てくるようなチープなもの(でも、味は最高)から、カフェで食べる豪華でリッチなものまで、さまざまです。

 

 

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スーパーやコンビニで売っているカップミーゴレンもなかなかおいしいです。日本の焼きそばみたいな湯切口がないので、お湯を捨てるのが、一苦労ですが…。あと、付属のフォークが折りたたまれた状態で入っているのですが、力を入れると、フォークがすぐにフニャッとクの字型になってしまうのも煩わしかったりします。笑

 

 

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インドネシアのスーパーでは色々な種類の袋入りインスタントミーゴレンが売られていますが、日本でも輸入雑貨店(カルディなど)で売られています。3種類のソースが付いていて、結構本格的な味がします。オーストラリアのスーパーでも5袋入りが格安で売られていたなー。懐かしい。

 

 

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なお、愛知県にあるリトルワールド(世界一周できるテーマパーク)のインドネシア食堂では、インスタントミーゴレンが使われています。650円もするくせに。笑 まぁ、おいしいから許しますが。

 


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ビーフンゴレンもありますが、私はミーの方が好きですね。 こちらは★4つ!

 

 

3.ナシチャンプルー (nasi campur) ★★

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ワンプレートで色々なおかずが載っていてお得感満載なナシチャンプルー。ガイドブックで見たら大変おいしそうで思わず注文したのですが、このお店のおかずは辛い物が多かったので評価低め。あと、私自身、色々な味が混ざるのを好まないということも★2つの理由です。お店によって載っているものが違うので、いつかリベンジしたいです。1度に色々な味を試したい方にはオススメです。

 

 

4.ミークア (mie kuah) ★★★★

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バリには色々な麺料理があるのですが、個人的ナンバーワンはこれ。「クア」とは「汁」という意味。醤油ベースの甘いスープが本当においしかったです。上に載っているフライドオニオンがまたいいアクセントになっています。これも、お店によって載っている具や味が違うみたいです。

 

 

5.フルーツシェーク (fruit shake) ★★★★★

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暑い東南アジアではシェークをたくさん飲みます。これはパパイヤシェーク。マドラーがおしゃれ。

 

 

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とにかく安くて冷たくておいしいので、オススメです!個人的には、ミャンマーで飲んだ『ココナッツシェーク』以外はハズレなしです。笑

 

 

6.ロブスター  (udang Bakar) ★★★★★

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バリ島ではロブスターも格安で食べられます。値段は時価だけど、全部で4000円もしなかったはず。最後の夜に奮発して食べました。生け簀で大きさが選べたので小さめのロブスターを選んで、カニも追加。新鮮なシーフードの味は言うまでもなく絶品。炭火で焼いただけなんだけど、だからこそ、素材そのままの味が味わえます。

 

 

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空港近くのジンバラン地区のレストランで、海の見える席に案内されたのですが、日没後で真っ暗で個人的にはムードは微妙でした…。周りはカップルばかりだったので、お一人様の私は気まずかった思い出もあります。笑

 

 

7.ソト アヤム (soto ayam)★★★

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チキン(ayam)味の春雨ヌードルです。スープが黄色なのはカレー味ではなく、ウコンを入れているから。脂っこいインドネシア料理に飽きたり、胃腸が弱っている時にこそ、食べてほしいような優しい味です。

 

 

8.サテ (sate) ★★★★

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所謂、串ものです。具材は鶏肉や牛肉が多いらしいですが、ヒンドゥー教徒が大半のバリ島では焼き鳥がメジャー。つくね状のもの(ナシチャンプルーの画像参照)もあります。この写真は甘いピーナッツソースをかけた焼き鳥。サテはタイやラオスでも同名の料理があるのですが、どれも同じようなものです。インドネシア料理だと思うけど、違うのかしら?笑

 

 

9.タフ ゴレン (tahu goreng) ★★f:id:mura306:20170910213904j:plain

インドネシア風の揚げ豆腐。「ゴレン」には「揚げる」という意味もあるのですね。

英語のfryに当たる言葉なのかな?衣がカリカです。個人的には、1個食べると結構胃にもたれる感じです。笑

 

 

10.バッソ (bakso) ★★f:id:mura306:20170910214013j:plain

インドネシアの朝食の定番で、春雨の入ったスープです。日本の塩粥のようなやさしい味です。具だくさんなのが嬉しい半分、味が淡泊なので途中で飽きます。胃腸が弱っている時に是非食べたい味です。笑

 

 

11.  パンシット ゴレン(pangsit goreng)★★★

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インドネシア揚げ餃子です。ワンタン自体には味がないので、甘いタレをつけるとちょうどいい感じです。日本で食べている揚げ餃子と比べてワンタンが厚めなので、1つでもボリュームがあります。

 

 

以上です。インドネシアの通貨単位はルピア(Rp.)で、100ルピア=1円なので、値段を見てRp.20000とあると一瞬ビックリしますが、実際には200円です。そして、200円ほどでお腹いっぱいになれちゃうのも、インドネシアのいいところです。是非、色々な味に挑戦して、自分のお気に入りの味&お店を探してくださいね。

 

 

#073 フィリピンの珍味、バロットを食べてみた。 (2014.10)

フィリピン人の大好物、バロット。以前、在日フィリピン人と関わる機会が多かったのですが、彼らに『好きな食べ物は何ですか?』と聞くと、みんなが「バロット(Balut)!」って答えるのでした。

 

 

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バロットは、ざっくり言えば『ゆで卵』です。しかし、ただのゆで卵ではありません。

 

 

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孵化寸前のアヒルの卵を茹でたものです。フィリピンでは屋台で普通に売られています。というか、名前こそ違えど、カンボジアベトナムなどの東南アジアでも結構ポピュラーな食べ物で、精力がつくらしいです。お、おう…。

 

 

私は、こういうグロ系はまず口にしないのですが、件のフィリピン人たちがあまりにもバロットのおいしさを異口同音に伝えてくるので、どんなものかと思い、フィリピンを訪れた際に試してみようと思ったのです。

 

 

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今回の旅の目的はバリ島であり、フィリピン航空の乗継待ち時間を利用して、マニラに少しだけ立ち寄りました。空港からタクシーで30分くらい行ったバクラランマーケットに行ってみました。

 

 

なお、今は撤廃されたようですが、当時は空港使用税として550ペソ(約1500円)も取られました。往復ともに入国したので、私は計3000円もマニラに捧げました。3000円分は色々な思い出を作らないと!だから、やはりバロットだな。笑

 

 

そして、バロット屋台、発見。いざ、見つけてしまうと躊躇しました。正直な感想としては、『見つけてしまったよ。』涙

 

 

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地元の人が次々に買っていきます。本当にバロットは人気なんだなぁ。パッと買って、パッと食べて、パッと出勤するフィリピン人を何人も見かけました。

 

 

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バロットの殻にマーキングされているものとそうじゃないものがありました。これは、孵化具合を表しているみたいで、マーキングされている方が「完熟」、つまり「ほぼヒナ」だったと思います。初心者の私は、マークされていない方を買いました。

 

 

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ちょっとピンボケしていますが、グロいのでちょうどいいです。我がiPhone、グッジョブ。笑

 

 

しかし、ここからが手こずります。何度も周囲の人に「コレ、本当においしいの?」と聞いてみたりして、時間稼ぎ。なかなか勇気が出ない。「何で買ってしまったんだろう。」と、自分で希望して買ったくせに、なぜか今更躊躇する私。笑

 

 

意を決して、思い切って口に入れました。感想としては、茹ですぎた卵の卵黄の味って感じです。でも、フィリピン人には申し訳ないけど、私の口にはあまり合いませんでした…。なんせ、孵化寸前なので、足とか嘴とかがモロあるんですよ…。口から異物を出しながら食べる感じです。凝視して食べたらダメな奴です。私は目を合わせませんでした。涙

 

 

ただ、確かに精力はつくかもなぁーって感じです。フィリピン人のパワーの源は、この『バロットにあり』なんだろうなぁ。

 

 

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他にも、マーケットにはこんなものも売られていました。こちらは、「レチョン(lechon)」と呼ばれる、豚の丸焼きです。この「レチョン」もフィリピン人の大好きな料理でよく名前が挙がります。

 

 

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こんな感じで、甘酸っぱいレチョンソースをかけて食べます。スープは塩味でした。

 

 

でも、個人的フィリピンヒット料理はこれ!!

 

 

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ぜいたくな蟹のスープ!ダシがたくさん出ていて、濃厚で本当においしかった!

 

 

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蟹をその場でさばいて作ってくれるので、新鮮そのもの。結構な量があったけど、完食してしまいました。これを食べるためにマニラで乗り継いだ甲斐がありました。本当に申し訳ないけど、私の中ではレチョンやバロット<<<<<<<<蟹のスープです。笑

 

 

なお、私の知り合い情報だと、バロットが中国の国内線の機内食で登場したことがあるとのこと。そんなことするのは、あの忌まわしき南方航空かしら?笑


 

 

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東南アジアでバロットに遭遇してみた際は、珍味として、そして経験として、是非試してみて下さい。ただ、私はもう試すつもりはありませんが。笑

#072 広州で片道75円の電車旅をしてみた。 (2017.08.26)

 

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インド旅行の最後に、広州に少し寄ってみました。と言っても、乗り継ぎ待ちの7時間程度ですが…。

 

 

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広州空港には地下鉄が乗り入れているので、スムーズに市内に出られます。

 

 

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地下鉄路線図には空港からの運賃も書いてあり、わかりやすいです。今いる「机場南駅」から3駅行った、「嘉禾望崗駅」がちょうど「青(2号線)とオレンジ(3号線)の分岐点=栄えてるのではないか」と思い、情報の全くない中行ってみることにしました。なお、元を¥で表示するらしく、¥5と書かれていますが、5元という意味です。日本人からすると、ややこしい表記ですね。1元=15円なので、片道75円の電車旅です。

 

 

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広州の地下鉄はトークン式

 

 

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日本やデリーの地下鉄にも負けない綺麗な地下鉄でした。

 

 

f:id:mura306:20170905205405j:plain空港からなので、大荷物の人が多かったです。隣の中国人に中国語で話しかけられ、意味が分からず微笑んでいたら、ますます一生懸命話しかけてくる彼。『我是日本人。(ウォーシー リーベンレン)』と中国語で言ってみたけど、なかなか伝わらず、しばらくして「あー、リーベンレン。」と納得してくれました。

 

 

そんなに私、中国人に見えますか?笑

そして、私の中国語の発音、そんなに下手ですか?涙

 

 

 

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広州地下鉄の禁止事項がこちら。右の2つに関しては、やる奴いるんかいって感じだけど、いるから表示されているんだよね、きっと…。笑

 

 

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9:30頃、嘉禾望崗駅に到着。思ったほど、人が降りませんでした。

 

 

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駅の前には、バスターミナルとデパートらしき建物。駅周辺が栄えている予感…。

 

 

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人の流れのままに右に行くと、橋を渡った先に食べ物のお店が集まっていそうな場所、発見。

 

 

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釣りをしているおじさんも発見。笑

 

 

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色々なお店があるので、漢字を頼りに料理を予想します。朝食をまだ食べていないので、どこにしようか、考え中…。

 

 

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とりあえず、一画をぐるっと一周してみます。10時前だったからか、準備中のお店が多かったのが残念。

 

 

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2周くらいして、このお店で食べることにしました。

 

 

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このお店はワンタン(雲吞)が有名らしいです。牛肉雲吞を注文しようとしたら「メイヨー(没有)」と言われてしまい、「正果雲吞」を注文。(10元)

 

 

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すぐに出てきたのが、こちら。さすが中国4000年の味。めちゃおいしかったです。久々に食べる、やさしい味と豚肉(ミンチだけど)にただただ感動。wifiも使えて、ありがたかったです。LINEとFBにはつながらなかったけども。

 

 

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満腹になった私は、バスターミナルの向かいにあるデパートに入りました。

 

 

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どうやら、外国製品が置かれているデパートで、お菓子や日用雑貨などが売られていました。色々な国の旗が描いてあるから、これらの国のものが置かれているんでs…日本の国旗がない。何となく、半日思想を感じます。

 

 

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でも、日本製のオムツは売られているのが不思議なのです。

 

 

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これは空港の本屋の写真ですが、狭い店舗の中で失楽園が売られていました。渡辺淳一人気は本当なのですね。

 

 

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デパートを出ると、変な傘を差したバイク集団、発見。

 

 

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これ、バイクタクシーですね。日傘が何とも言えない形で…。広州は朝から30℃越えだし、日差しもかなり強烈なので、発明されたのでしょうか。

 

 

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この後も、駅周辺をぶらぶらしていたのですが、特に大きな通りとか屋台街は見つかりませんでした。かと言って、広州中心部に行く時間もないので、14:00のフライトに向けて、空港に戻ることにしました。

 

 

帰りに思ったのですが、空港から地下鉄で1駅で行ける「人和(Renfe)駅」で人がたくさん降りたので、そちらを散策すればよかったかなぁーとも思ってます。人和駅なら空港からわずか3元(片道)で行けたし。

 

 

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ちなみに、これが「机場南」駅の改札。世界のあいさつがたくさんついているのに、日本語の「こんにちは」がありませんトルコ語のMerhaba(メルハバ)もあるのに…。やっぱり、広州って反日都市なんだなぁと思いながら、中国人CAしか乗らない中国南方航空で名古屋へ…、あ、違った、まずは上海へ向かいました。まぁ、別にあからさまに何か嫌がらせをされたわけでもないのですが、何となく間接的に反日感情を感じてしまった私でした。

#071 続・中国南方航空に乗ってみた。 (2017.8.26)

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今回のインド旅行最大の失敗は航空会社の選択。興味本位で選ぶんじゃなかった。しかし、「後悔、先に立たず」とはまさにこのことで、行きに後悔しようが、帰りも南方航空に乗らなくては帰国できないという悲しさ。帰りはどんなことが起こるんだろう?号泣

 

 

往路の詳細はこちらに↓


 

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少し早めに着いたので、お土産物を見つつ、搭乗ゲートへ行きました。

 

 

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第3ターミナルはとにかく綺麗。「世界一の空港」に何年か連続で選ばれているらしいです。トイレの男女表示が、毎回写真が違って面白いです。

 

 

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飛行機は定刻23:25に出発しました。私の座席は後ろから10列目くらいの通路側でした。機内食はカレーでした。これはベジメニューなのですが、ごはん左側のカレーに緑の野菜が入っていて、てっきりインゲンかと思って食べたら唐辛子で、眠気が一気に覚めました。笑

 

 

でも、機内トラブルはそれぐらいで、行きの便みたいに色々あるなんてことはないよねってほっと安心しt…

 

 

「ウォーーー!! ☆△◇…!!!」

 

 

後ろの方から男性の悲鳴のような叫び声がしました。周囲の人も後ろを振り返ります。

 

 

その1分後、巨体の白人男性が後ろからフラフラしながら歩いてきました。そしたら、私の席の真横で崩れるように倒れました

 

 

私は何が起きたかもわからず、隣の席の人に思わず近寄り、恐怖で震えてましたが、斜め前の席のインド人がとても冷静に対応してました。幸いにも、水を飲んで落ち着いた彼は、少しすると座席に戻っていきました。正直、ハイジャック犯かと思って、本当にびっくりしました。号泣

 

 

しかし、彼はどうして歩いて前に行こうとしたのだろうか…?そこは謎のままです。まぁ、変な事件を起こす人じゃなかったってことで、深追いはしないどきます。笑

 

 

そして、無事に早朝に広州に到着。色々な意味で安堵しました。広州での出来事はまた書くかもしれませんが、たった5時間程度の滞在でしたが、まぁ反日な印象の都市でしたね。もう行くことはないな。

 

 

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午後に、広州白雲空港から名古屋を目指しました。

 

 

f:id:mura306:20170903232825j:plainが、やはり、帰りも上海経由なんですね…。予想してましたが、もしかしたら直行で名古屋に行けるんじゃないかって一縷の望みもあったのですが…。

 

 

広州空港にはAゲートとBゲートがあります。掲示板にB01に行けと書いてあるので、航空券にはA10と書いてあるけどBゲートに行ったら「誰にそれを聞いたんですか?搭乗券にAゲートと書いてある以上、Bゲートには入れられません。」みたいに言われてしまい、Aゲートに行きました。一応、南方航空のカウンターで確認したら、Aゲートでいいとのこと。訳わからん。

 

 

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何となく僻地に追いやられる感を感じながら、A10ゲートに到着。「名古屋」行きと表示するなら、直行便にしておくれ

 

 

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しかし、現実はこっち。上海、行きたくないーー

 

 

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と思っていたら、軽食のサービスがありました。ちょうど小腹が空いていたのでクラッカーはありがたかったです。コーラはお土産にしようと思い、持ち帰ることにしました。

 

 

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そして搭乗。14:00に出発。

 

 

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機内食は弁当風。味はイマイチ。

 

 

そして、今度こそ、機内トラブルはありませんでした。機内待機とか、ハイジャックとか、なかったです。まぁ、それが普通なんですけどね…。笑

 

 

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そして、 16:30頃、上海浦東空港に到着。往路同様、「謎の手書き航空券」を受け取ります。そして、スタッフと一緒に集団で案内され、各自入国審査→手荷物検査を済ませます。往路は入国審査後みんなを待っていましたが、復路は自分で掲示板を見て、ゲートを確認する感じでした。

 

 

なお、私が持って帰ろうとしたコーラは没収。機内に置いておいても掃除の人に没収されてしまいます。なお、私の斜め前の席の女性がバナナを持ち帰ってましたが、それは没収されなかったようで、飛行機にまた持ち込んでました。バナナはOKなんかい。

 

 

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Boardingの時に、手書きの航空券のみ回収されます。

 

 

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そして、シャトルバスに乗って、広州から乗ってきた飛行機の前へ…。 本当に、この一連の動き、無駄なんですけど。上海に寄るのは百歩譲って許してあげるから、機内待機にして、新しい乗客を乗せるだけにしてほしいわ。そしたら、コーラももらえたのにさ。(←ちょっと根に持ってる。笑) 

 

 

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機内では、日本帰国に向けて税関で提出する書類が配られます。私には中国語版が配られました。行きも帰りも、やたらと中国人に間違われ、「ウォーシー リーベンレン(我是日本人)。」と言うも、発音が下手すぎて伝わらない…。大学の第二外国語授業が全く役に立ちませんでした。笑 

 

 

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最後の機内食。行きのメニュー(機内待機させられたとき)と同じですね。笑 なお、左手前のピンクのパウチは、ピーナツを水飴で固めたお菓子で、持ち帰ったところ、うちの姪っ子たちに大変好評でした。

 

 

私は通路側の席だったのですが、南方航空のCAさんは、機内食を配る時に地面に落とし、整えて他の人に提供する、ということをやってました。行きも帰りも同じCAが「アイヤー」って感じで…。まぁ、機内食はラップで包んであるので、衛生上問題はないですが、客の前でそれをやるなよ!てか、そもそも頻繁に落とすなよ!!笑

 

 

21:30頃、無事に名古屋に到着。その際も、日本語の機内放送はなし。CAも日本語の話せる中国人はいないし、親日感ゼロ。個人的には、そこまでして日本に乗り入れなくても…って位、日本人には優しくないフライトでした。楽しく旅行するのにわざわざ疲れるフライトを選ぶ必要もないので、もう利用することは二度とないな。

 

 

ということで、今回の旅行を通して、私のパスポートにはインドの出入国スタンプ2つだけでなく、中国の出入国スタンプが4つも追加されたのです。笑

 

このブログを読んで下さった方は、おそらく中国南方航空にいいイメージをもっていらっしゃらないと思いますが、ご興味のある方はぜひ。私は、もうこりごりです。笑

#070 雨季のインドに持っていってよかったもの、要らなかったものを挙げてみた。

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雨季のインドを旅したのは初めてでしたが、基本的には乾季のときと持ち物は変わりませんでした。が、今回の西インド旅行で持っていってよかったものと要らなかったものを紹介します。

 

 

持っていってよかったもの

① ビーチサンダル

これは毎回どこへ行くにも持っていきますが、今回のインドでは重宝しました。シャワーを浴びるときや部屋での室内履きとしてだけではなく、街へもビーサンで繰り出しました。

 

と言うのも、雨季のインドは地面がぬかるんでいたり、水溜まりが残っていたりするので、サンダルの方が歩きやすいのです。泥が足に入っても、洗えば取れるし…。

 

また、インドの寺院は土足禁止が多いので、着脱の楽なビーサンがとにかく便利でした。

 

 

② ストール

ストールは機内からも大活躍。寒いとき、ちょっとおしゃれを足したいとき、砂ぼこりがすごいときにマスク代わりとして便利です。インドで現地購入もあり。本当にピンからキリまでありますが、300ルピー(約600円)で綺麗な色のおしゃれストールが手に入ります。

 

 
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私が今回デリーで買ったのがこのクジャク柄。1500ルピーと言われましたが、1000ルピー(約2000円)まで落とし購入。緑のストールも500→300ルピー(600円)。やわらかくて、品質もなかなかで満足。

 

ただ、インド製のストールは洗う度に色落ちがすごいので、そこだけは気を付けないといけません。白いものと一緒に洗ったら即アウトw 。でも、ニオイや汚れはとりたい時は、おしゃれ着用洗剤を使って、洗濯機のスピーディーモードでさっと洗ってます。それでも色落ちしますけどね。笑

 

 

③ 毛布

旅行中にバスや電車で移動することが多い私ですが、インドの交通機関は365日とにかく冷えます。エアコン付きの場合だけでなく、エアコン無しでも窓が全開だと真夜中は冷えます。機内で貸し出されるような薄い毛布があると便利ですね。ストールやカーディガンで代用も可能。

 

 

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あと、インドの寝台バスの敷布団はダニの温床な気がして、1枚敷くだけで何となく安心できる…ような気がします。(実際には変わらないんだろうけども…。笑)

 

なお、電車の場合、エアコンつきの座席だと毛布&シーツが貸し出されるし、革の座席なので、その場合はわざわざ持参しなくてもいいと思います。

 

 
④ ORS
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別名、経口補水液所ジョージさんのCMでおなじみですね。日本の薬局で液状のものとパウダー状のものが売られています。私は5本入りのパウダーを買い、持っていきました。

 

汗が出すぎて熱中症気味だと思ったら、ペットボトルの水に粉を入れて振ればORSの完成。これで水分だけでなく塩分も補給できます。 

 

私は汗が止まらなくて、服が塩分で白くなってきた時に作って飲みました。『ORSがおいしいと思えるときはヤバイ』と聞いたことがありますが、ふつうにスポーツドリンクのような味でおいしかったです。…あれ、私、ヤバかったんですかね?笑

 


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なお、インドでもORSの粉は買えますが、おそろしく不味いです。以前、下痢と嘔吐で大変なときに使いましたが、そんなときでも不味くて飲みきれませんでした。笑

 

なお、ORSは塩と砂糖でも作ることができます。塩小さじ1/2杯と砂糖大さじ4杯を1㍑の水に溶かすだけでOK。日本から、あらかじめ計量した塩と砂糖をジップ袋に入れて持っていくと安上がりでいいと思います。インドの水は小サイズでも1㍑が主流だし。

 

雨季のインドは乾季以上に蒸し暑いので、熱中症対策はきちんとした方がいいです。無理をせず、こまめな水分補給を!

 

なお、私は町中の無料ウォーターサーバーで飲料水を補給していましたが、あれがミネラルウォーターではなくただの飲料水だということを後で教えてもらいました。『お前、飲んで大丈夫か?』って。笑

 

懲りずに続けた結果、私も旅の最後にお腹を壊し、2週間くらい体調不良が続きました。たぶん、サーバーの水が原因です。お腹の弱い方、インド初心者の方、不安な方はケチらずにミネラルウォーターを買うことをおすすめします。笑

 

 

⑤   マスク

町中では使いませんでしたが、ノンエアコンバスで窓全開のときに、砂埃対策として大活躍しました。あと、宿や電車のエアコンが強いときに、乾燥防止でも使えます。

 

ちなみに、以前インドで使い捨てマスクを着けて歩いていたら、かなり珍しがられ、結局あげる羽目になりました。重篤患者だと思われるし、好奇な目で見られるので、街中ではつけないことをおすすめします。笑

 

 

⑥   千円札

これも毎回持参しますが、特に物価が安い国の両替では一万円分も両替すると多すぎる場合があります。特に、帰国間際にお金が足りなくなり、一万円分も両替したら使い道に困ります。再両替は手数料がまたかかるし…。

 

ということで、私は千円札を10枚、五千円札を2枚で、あとは一万円札で持っていくようにしています。かさばるのが難点ですが、物価の安いアジアの旅では必需品です。ちなみにインドルピーの国外持ち出しは禁止されています。

 

f:id:mura306:20170622210844j:plain確か2016年に、500&1000ルピー札のデザイン変更に伴い、旧紙幣が急に使えなくなることになるということで、インド中の銀行にインド人が殺到することがありました。ということで、インドルピーでは日本では価値がないので、使いきった方がいいですよ。

 

なお、今回の6日間のインド滞在で両替したのは28000円分でした。そこからお土産代等を除けば、およそ20000円ほどが生活費って感じです。宿代などでもクレジットカードが使えないときが多かったり、手数料を余分に取られたりするようです。

 

 

⑦ ウェットティッシュ
これも、どこへ行くにも持っていくものですが、やはりあると安心です。でも、今回はそこまで汚れが気にならなくなり、手が汚れても服でぬぐったりしてしまう自分がいましたが。笑

 

⑧ 薬

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大事なものを書き忘れてた!体調を崩しがちなインド旅行では飲み慣れた薬を持参しましょう。ただし、インドの下痢には正露丸は効かないため、①現地購入②日本の整腸剤を服用③体内から悪い菌が完全に出るのを待つしかないです。笑

 

 

⑨ トイレットペーパー

 こちらも書き忘れてた!インド人は器用に水で用を足しますが、私はトイレットペーパーを日本から持参します。現地購入も可能ですが、品質は絶対日本製がおすすめ!芯を抜いて、つぶして持って行きましょう。

 

 

⑩ アメリカドル紙幣

東南アジアでは日本円よりルートがいいアメリカドルですが、インドでも使える時があります(コインは使えず、紙幣のみなので悪しからず)。特に、1ドル80円台だったときに200円くらいで売られていたポストカードセットが1ドルだったりしました。 

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そして、米ドルを出して買い物しようとするとめちゃ寄って来ます。笑

 


要らなかったもの

① 帽子

日差し対策で持っていきましたが、1度もかぶりませんでした。インド人は誰も被ってないので、好奇な目で見られそうで使う勇気が出ず…。ただでさえ、インド人は外国人がいると寄ってくるし、目立つ行為は避けたいので…。西洋人でキャップを被っている人は見かけますが。

 

暑いときはストールを巻く方が紛れるからいいかもしれません。(私はなにも被りませんでしたが)

 


② 傘

雨季だと言うことで持っていきましたが、屋内にいる夕方にスコールに遭ったことが多かったので使う機会がありませんでした。

 

インドの雨季には、日本のゲリラ豪雨のようなスコールが降るので、傘を差して移動するのは難しいかなぁ、という感じです。雨が止むまでの1時間弱は雨宿りをした方が無難だと思います。

 

日傘として使おうとも思いましたが、帽子と同じ理由で悪目立ちするのを避けるため、使えませんでした。あと、人が多いところでは傘は迷惑だし…。

 

ただ、街中で急に雨に打たれる可能性もあるので、万が一のために保険として持参したり、100均で軽いレインコートを持っていくのはいいかもしれませんね。

 


③ BFのコンセントプラグ

私は組立式のコンセントプラグではなく、それぞれの型のコンセントプラグを毎回持参します。組立式は、何だか上手く使いこなす自信がないので持っていないのです。笑

 

ベナレスでは活躍したBF型のコンセントプラグ(イギリスと同じ型のやつ)が、デリーおよびラジャスターン州では全く使えませんでした。むしろ、日本と同じA型が使えるときはあったり…。

 

ラジャスターン州ではB3が主流でした。BやCも使えますが、ちょっと緩みがちなときもありました。インドは州によって、コンセントの形も違うんだなぁー。

 

 

④ 指さし会話帳

インド人とのコミュニケーションのために持っていきましたが、そんなものがなくてもインド人が寄ってくるし、あるとますます寄ってきそうなのでほぼカバンにしまっておきました。英語が通じることが多いし、通じないと英語がわかる人が来て通訳してくれるので必要なし!!でした。笑

 

もちろん、緊急事態とか、もっと田舎に行ったら英語は通じないこともあるかもなので、その時は必要かもしれませんが。笑

 

 

こんな感じでしょうか。まったく私個人の意見ですが、参考にしていただけたら幸いです。

 

おまけ

乾季編についても書いてみました。