#072 広州で片道75円の電車旅をしてみた。 (2017.08.26)
インド旅行の最後に、広州に少し寄ってみました。と言っても、乗り継ぎ待ちの7時間程度ですが…。
広州空港には地下鉄が乗り入れているので、スムーズに市内に出られます。
地下鉄路線図には空港からの運賃も書いてあり、わかりやすいです。今いる「机場南駅」から3駅行った、「嘉禾望崗駅」がちょうど「青(2号線)とオレンジ(3号線)の分岐点=栄えてるのではないか」と思い、情報の全くない中行ってみることにしました。なお、元を¥で表示するらしく、¥5と書かれていますが、5元という意味です。日本人からすると、ややこしい表記ですね。1元=15円なので、片道75円の電車旅です。
広州の地下鉄はトークン式。
日本やデリーの地下鉄にも負けない綺麗な地下鉄でした。
空港からなので、大荷物の人が多かったです。隣の中国人に中国語で話しかけられ、意味が分からず微笑んでいたら、ますます一生懸命話しかけてくる彼。『我是日本人。(ウォーシー リーベンレン)』と中国語で言ってみたけど、なかなか伝わらず、しばらくして「あー、リーベンレン。」と納得してくれました。
そんなに私、中国人に見えますか?笑
そして、私の中国語の発音、そんなに下手ですか?涙
広州地下鉄の禁止事項がこちら。右の2つに関しては、やる奴いるんかいって感じだけど、いるから表示されているんだよね、きっと…。笑
9:30頃、嘉禾望崗駅に到着。思ったほど、人が降りませんでした。
駅の前には、バスターミナルとデパートらしき建物。駅周辺が栄えている予感…。
人の流れのままに右に行くと、橋を渡った先に食べ物のお店が集まっていそうな場所、発見。
釣りをしているおじさんも発見。笑
色々なお店があるので、漢字を頼りに料理を予想します。朝食をまだ食べていないので、どこにしようか、考え中…。
とりあえず、一画をぐるっと一周してみます。10時前だったからか、準備中のお店が多かったのが残念。
2周くらいして、このお店で食べることにしました。
このお店はワンタン(雲吞)が有名らしいです。牛肉雲吞を注文しようとしたら「メイヨー(没有)」と言われてしまい、「正果雲吞」を注文。(10元)
すぐに出てきたのが、こちら。さすが中国4000年の味。めちゃおいしかったです。久々に食べる、やさしい味と豚肉(ミンチだけど)にただただ感動。wifiも使えて、ありがたかったです。LINEとFBにはつながらなかったけども。
満腹になった私は、バスターミナルの向かいにあるデパートに入りました。
どうやら、外国製品が置かれているデパートで、お菓子や日用雑貨などが売られていました。色々な国の旗が描いてあるから、これらの国のものが置かれているんでs…日本の国旗がない。何となく、半日思想を感じます。
でも、日本製のオムツは売られているのが不思議なのです。
これは空港の本屋の写真ですが、狭い店舗の中で「失楽園」が売られていました。渡辺淳一人気は本当なのですね。
デパートを出ると、変な傘を差したバイク集団、発見。
これ、バイクタクシーですね。日傘が何とも言えない形で…。広州は朝から30℃越えだし、日差しもかなり強烈なので、発明されたのでしょうか。
この後も、駅周辺をぶらぶらしていたのですが、特に大きな通りとか屋台街は見つかりませんでした。かと言って、広州中心部に行く時間もないので、14:00のフライトに向けて、空港に戻ることにしました。
帰りに思ったのですが、空港から地下鉄で1駅で行ける「人和(Renfe)駅」で人がたくさん降りたので、そちらを散策すればよかったかなぁーとも思ってます。人和駅なら空港からわずか3元(片道)で行けたし。
ちなみに、これが「机場南」駅の改札。世界のあいさつがたくさんついているのに、日本語の「こんにちは」がありません。トルコ語のMerhaba(メルハバ)もあるのに…。やっぱり、広州って反日都市なんだなぁと思いながら、中国人CAしか乗らない中国南方航空で名古屋へ…、あ、違った、まずは上海へ向かいました。まぁ、別にあからさまに何か嫌がらせをされたわけでもないのですが、何となく間接的に反日感情を感じてしまった私でした。