世界流離日記

『世界流離(さすらい)日記』と読みます。海外旅行での喜怒哀楽の経験を中心に投稿していきますのでよろしくお願いします。なお、このブログの無断転載および画像の無断使用は禁止とさせていただきます。

#285 ヨーロッパ大陸最北端に行ってみた。(2009.8)

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フィンランドで撮った写真の膨大なる写真データがこちらのミスで消えてしまったため、今回の記事は写真が少なめです。フィンランドではヘルシンキを中心に4日ほど過ごしました。『かもめ食堂(群ようこ作)』の舞台であるカフェ スオミ(=Cafe Suomi。日本人だらけ!!)とか、マリメッコを初めとする北欧ブランドの店も廻りました。

  

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かもめ食堂』に書いてあるとおり、フィンランドのかもめは丸々としてました。

 

 


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しかし、私はフィンランドを北上した先にあるノールカップ(Nordkapp)と言う町に行きたかったのです。

 


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そこはノルウェーの領土なのですが、ヨーロッパ大陸の最北端なのです。当然、北極圏になるため、冬は極夜(一日中太陽が昇らない)、夏は白夜(一日中太陽が沈まない)の気候なのです。今は夏だし、真夜中の太陽なんて、素敵じゃないか…。

 

 

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ガイドブックやネットで調べたマイデータによると、ヘルシンキのバスターミナルからバスで丸一日、ひたすら北上すると行けるようです。

 


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ヘルシンキでは快晴で、緑に癒されたところでした。

 


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こんな絶景、今ならインスタ映え間違いなしでしょう。真夜中の太陽は晴れの日にしか見られないため、今後も快晴を祈るのみ…。

 


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途中で野生のトナカイに遭遇したり、

 


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が見られたりと幸先良い予感がします。

 

 

途中で北極圏に突入し、ロヴァニエミの町も通過しました。ここではサンタクロース村があり、サンタさんに会えたり、日本からサンタさんに手紙を書くと返事がもらえたりするようです。ロヴァニエミと言えばサンタクロースとして日本でも有名な町ですね。

 

 

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まぁ、ヘルシンキにもサンタクロースはいましたがね。笑

 

 

ノールカップが近づくにつれて、バスの乗客がだんだん減っていきました。そして、森が減り、ごつごつとした岩が目立つようになってきました。おぉ、遠くまできたもんだな…。まさに、「最果ての地」が近づいているんだなぁ…。

 

 

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ようやく、22:00過ぎに欧州最北端、ノールカップ岬に到着!!地球儀のようなこのモニュメントに会いたかったーーー!!!この写真は夜中の12時くらい撮影した気がします。残念ながら曇天のため、真夜中の太陽は拝めませんでした。でも、夜中に明るい体験ができたのはとても貴重でした。

 


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岬には、建物はいくつかある(が、真夜中はクローズしているものも多い)位で、宿泊施設はありません。一応、周辺には宿はあったようなのですが、徒歩圏内ではなかったので断念しました。片道1日もかかって来たのに、ノールカップの滞在時刻がわずか2時間と言うのは何とも言えないのですが、ここで1泊野宿するにしても24時間後のバスまで時間を持て余してしまうため致し方ない…。

 


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証明書を作ってもらいました。あとは、切手とポストカードを買い、ポストで日本の自宅宛てに投函しました。これで、ここに来た証は形となりました。笑

 

 

1時頃にバスが来て、ノールカップを出発することになりました。あぁ、また一日かけて帰るのか…。

 

 

と思いきや、バスはロヴァニエミ駅前で運行を終了しました。バスの運転手に尋ねると、「バスを降りてくれ」「ここからヘルシンキまでは電車で行ってくれ」とのこと。え?私はヘルシンキ行きまでのバスチケットを予約したのに、どういう事?もちろん、ロヴァニエミからの電車も自腹ですよ。納得行かないですよ。

 

 

…イヤ、実は帰りのヘルシンキ行きの便の情報がほとんどなくて、ヘルシンキでバスのチケットを買うまでは半信半疑でした。ただ、往復でチケットが買えたため杞憂に終わったのだと思っていたのです。が、やっぱり復路はヘルシンキまで行かないんですね。号泣

 

 

幸い、ヘルシンキ行きの電車は既に駅で停車しているので、車掌さんに渋々切符を買い、乗車しました。その際にバスの乗車券を見せて「ヘルシンキまで行くチケットを買っていたのですが、返金はしてもらえないんですか?」と尋ねると「No!!」と強い口調で女性車掌さんに言われてしまいました。うぅぅ…。

 

 

と思ったら、しばらくしてから車掌さんは私の席に来て「これ位しかないけど…」と申し訳なさそうに言いながら、ありあわせの10ユーロ(≒1270円)をくれたんです。ロヴァニエミ~ヘルシンキ間がいくらか知りませんが、車掌さんのその気持ちだけでとても温かい気持ちになりました。最後の最後にいいことがあったのでノールカップへの旅は良かったとします。

 

 

無事にヘルシンキに到着しました。バスよりもかなり早く着いたことを覚えています。ノールカップまで直接行こうとするとバスが便利ですが、乗り継いでいけば電車の方が便利ですね。でも、ノールカップの発着便が少ないとは思うのですがね。

 

 

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まぁ、ノールカップ自体、欧州最北端に行きたいと言う目的があれば行く価値があるかもしれませんが、正直、なーーーーんもないですよ。↑の地球儀位です。笑

 

 

~おまけ~
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ちなみに2016年8月にはヨーロッパ最西端のロカ岬にも訪れました。

 


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その時も証明書と自分宛のポストカードを購入。あと目指すべきは東端と南端ですな。笑

 

 

~おまけ2~

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ヘルシンキの宿にあった、猪木風の看板。静かにしてほしいのか、鼻をほじりたいのか…。笑