#187 イギリスの食事事情について。(2005&2007)
個人的ナンバーワンはこれです。
イギリスと言えば、御飯がマズいということで悪名高き国なのですが、それも曇天が多い気候→農作物が育ちにくいという事情もあるようで、一概にイギリスを責めることもできない私なのですが、まぁ美食の国ではないことは間違いないですね。笑
でも、そんな中でもおいしいものももちろんありますよ。
イギリス料理の代表的エース、フィッシュアンドチップスには助けられます。できたばかりの揚げたてを食べるとサクサクで本当においしいです。ビネガーで味変をするもよし。でも、これ、途中で油で胃がもたれるので完食はできません。20代半ばでもダメだったんだから、今はもっと食べられないかもね…。号泣
しかし、私は知っています。家庭料理が意外においしいということを…。
それがこれ、シェパーズパイです。ラム肉のミンチとマッシュポテトを重ねて焼き、グレービーソースをかけたもの。コロッケの中身が好きな人は多分好きな味です。友人Aはラム肉が苦手なのかそこまで感動していませんでしたが、私はおいしくておかわりをしてしまいました。どこで食べたのかと言うと、Aの同僚の実家(ロンドン郊外)に訪問した際に夕食をごちそうになったのです。
初対面の私にも温かく接して下さり、とっても素敵な家族でした。8月なのに暖炉に薪をくべ、文字通り「温かく」迎えて下さったのです。笑
次に朝食について。
イングリッシュ・ブレックファストはこんな感じです。カリカリベーコン、焼いたトマト、ベイクドビーンズ、ソーセージ、目玉焼きが付いていることが多いです。
同じ宿での、別の日の朝食はこんな感じ。トーストとフルーツもよく出てきますね。
ホテルのビュッフェでも食べることができます。イギリスの朝食は種類豊富ですので、特にビュッフェだと飽きることはないと思います。
次に、二度と食べねぇぞ!な、メニューを紹介。笑
それがこちら。湖水地方の某レストランにて。これ、ビーフストロガノフなんです。ルゥは普通の味でした。じゃあ、何が問題かというと、ライスです。どうやったらこんな味になるんだ?という不思議な食感でした。一度炊いたお米をお湯で再び煮込んでザルで水切りをしたような、お粥になりかけの、水っぽさが残る柔らかいごはん。たぶん、私の食べたお米の中でワースト1です。当時も。今も。そしてこれからも。涙
イギリスって物価も高いし、高いお金を払ったごはんがおいしくないと悲しいですよね。
そんな時は中華料理屋さんに逃げましょう。イギリスに限らず、世界各国にあるチャイナタウンに行くと醤油味にたどり着けるので、日本食が恋しくなった時は是非。チャイナタウンが見つからなくても、中華料理店がない国って今までなかったような…?ホント、頼りにしています。笑
以上、イギリス料理の思い出を振り返ってみました。あれから10年以上たっているので、イギリスの食事水準も上がっているのかもしれません。が、すべてのイギリス料理がおいしくないわけではないので、自分の口に合うイギリス料理を是非探していただけたらと思います。なお、こんな記事を書いておいてですが、私はおしゃれなイギリスの街並みと親切なイギリス人が大好きなので悪しからず。笑