世界流離日記

『世界流離(さすらい)日記』と読みます。国内外の旅行での喜怒哀楽の経験を中心に投稿していきますのでよろしくお願いします。なお、このブログ上の画像の使用は禁止とさせていただきます。

#061 デリーで夜行バスのチケットを買ってみた。 (2017.08.21)


先に結論を。デリーからアジメールにバスで移動する際はビカネールバスターミナルに行くべし!!でも、電車移動のが便利だよ。笑



※インドルピーは1ルピー≒2円です。(本当は1.9円とかなんだけど、両替手数料もかかるし、2円で概算してます。)

 

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上海で機内足止めされたため、朝4:20に四ツ星ホテル(無料♪)からバスで広州白雲空港に向かい、7:30の飛行機で11:00頃にデリーに定刻通り着きました。第3ターミナルができた頃に利用したとき(2011.12)は、この手のオブジェのところで外国人も入国審査ができたけど、今はインド人専用となってました。私たち日本人は奥まで行き、入国を済ませます。

 

 

ジョードプルに本当は飛行機で向かう日でしたが、間に合わなかったので予定変更。飛行機もいい時間のがない上、20000円とかするのしか売れ残ってないので、バスで向かうことにしました。ジョードプルの方がデリーから離れているのですが、とりあえずプシュカル(アジメール経由)に向かって、行けたらジョードプルに行き、デリーに帰ってくると言うプランに変更しました。電車と迷ったのですが、遅延が怖いのと、たぶんいい席がないとめんどくさいから、バスなら一発で予約できるから楽だと思ったのです。(今思えば、インド人を甘く見てましたわ。笑)

 

 

f:id:mura306:20170904215542j:plain飛行機の中で、隣のインド人にバスターミナルについて聞いてみたら、I.S.B.T.のバスターミナルに向かうよう言われました。時刻をスマホで調べてくれる優男でしたが、バスでアジメールやジョードプルには行ったことがないようです。が、身なりからしカーストが高そうな人なので、信用できそうな人でした。

 

 

しかし、税関を出ると、旅行会社のおじさんが、『アジメールに行くなら、ビカネールハウスのバスターミナルだよ。毎時1本ずつ出てるから。』と言われました。そしてさらに『タクシー(で市内に行く)?』って。乗らないから。笑

 

 

うーん、どちらを信用すべきか…。歩き方には、I.S.B.T はバスターミナルと売り場があり、ビカネールハウスからはジョードプルやプシュカルのあるラジャスターン州のバスが出ていると書いてある…。

 

 

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メトロ駅を探していたら、エアポートバスを発見。そこのスタッフに聞いたら、『アジメールならカシミールゲート(=I.S.B.T )に行けばいい。』と言われました。

 

 

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それを信用して、1時間かけてカシミールゲートに行きました。しかも、メトロと比べて高くて、正規料金だけども100ルピーも取られました。でも、迷わず行けるし、車窓も楽しかったから、よしとしました。(その時は…。)

 

 

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 で、カシミールゲートに到着。2階に上がり、チケットカウンターに行ったら、そこのおじさんが『アジメールのバスはここにはないよ。サライ・カレカンっていうバスターミナルに行きなさい。』と言われました。がーーん!!!

 



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バスで行けるとのことだったんだけど、なかなか乗り場が見つからないし、大荷物をもって疲れたし、サイクルリキシャを捕まえました。てか、もうメインバザールの旅行会社でチケットを買おうかなぁと思ったのです。

 

 

そしたら、メインバザールが通じなかったから、ニューデリー駅と言ったら、『アッチャー(わかった)!』だったので、150ルピー→50ルピーで委ねたのですが、デリー駅の前を通りました。嫌な予感。

 

 

『着いたよ。』

 

 

いやいや、ここはオールドデリーやないけ。私が行きたいのはニューデリーだわ。デリーには新市街と旧市街があって、駅も町の雰囲気も位置も全く違います。

 

 

そしたら、そこはもっと遠いから無理だよって言われました。それにしても近すぎたので、40ルピーまでまけさせて、つぎのリキシャワーラーを見つけたら、サライ・カレカンまで140ルピーで行ってくれるとのこと。信用していいんだな?

 

 

そしたら、道行く人に行き方を尋ねるワーラー。場所がわからないらしい。で、途中でオートリキシャに交代。またしても40ルピー取られる。50って言われたけど、ふざけんな、一瞬しか乗ってないだろが。

 



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そして、オートリキシャでサライ・カレカンに着いたんだけど、運転手が『ノンエアコンバスしかここには来ないよ。エアコンつきならビカネールハウスだよ。』と言われ、ビカネールハウスに行こうとしたら、高い値段をふっかけられそうになったので、もうここでいいと思って、サライ・カレカンのバスターミナルに歩いて行きました。

 

 

ふぅ、こんなことならISBTのバスターミナルで声をかけてきたオートリキシャで120ルピーで行けばよかったよ。地図で場所を調べなかった私も悪いんだけど、サイクルリキシャでは行けない距離でしたね。そこは私も反省。

 

 

バスターミナルに着いたら、なんと両替所がない!とりあえず500円分くらいのルピーはあったので、空港で両替し忘れたけどまぁバスターミナルでやればいいやと思っていたら、甘かったです。チケット買えないやんけ。

 

 

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さっき、素通りしたオートリキシャーの兄ちゃん達がトゥクトゥク?』と寄ってきました。値段を聞いたら、サライ・カレカン→ビカネールハウスが500ルピー、メインバザールまでが600ルピーだって。は???デリー→アジメールのバスが300ルピーだぞ??たぶん、普通の座るタイプのバスだとは思うけども。

 

 

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とりあえず、ビカネールハウスまでを120ルピーにしたんだけど、両替所経由(ビカネールハウスには両替所がないと言われ、実際になかった)にしたら、300ルピー。もう、めんどくさいから、乗りました。

 

 

両替所で500ルピー札ばかりもらったので、細かいのがほしいから、300ルピーあげるから10ルピー札をくれっていう理由で290までは下げてもらいました。250って言ったりもしたけど、なかなか首を振らないので、もう疲れたし、ようやく到着できたし、妥協しました。

 

 

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で、無事にビカネールハウスで20:15発のアジメール行きのバスを516ルピーでゲット。なぜかエアコンなしのバスだったけど、時間を考えてこちらにしました。

 

 

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ビカネールハウス内にクロークがあるので、荷物は預かってもらえます。1つ20ルピー。ただ、店番のおじさんが急にいなくなったりするので、盗難の危険性は大いにあります。笑

 


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ビカネールハウスを出ようとしたら、兄ちゃん達に捕まりました。無料だから、試飲してけ!って。けど、もはやインド人を信用してない私。もらったジュースに粉が浮いてたから、睡眠薬を混ぜたか??って思ったら、スパイスでした。笑

 

 
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疑ってごめんねー。でも、私はマンゴージュースはスパイスなしの方がおいしいと思うの。笑

 



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その後はカーンマーケットまで歩いて行って(約1キロ)、アノーキーで買い物しました。

 

 

アノーキーについてはコチラをご覧ください。↓


 



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ハヌマーン氏(猿の神様)、発見。

 

 
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ビカネールハウス近くのレストラン街で夕食を取ることにしました。これはエッグカレー。辛さを抑えてもらったけど、まだまだ辛かった!チャパティじゃなくてナンなところも珍しい。これで約1000円だから、結構高級店だったのでしょう。Have More Restaurantというお店でした。wifi完備。

 

 

アジメールからプシュカルは乗り合いバスですぐみたい。ヒンドゥー教徒の聖地に行ってきます。

 

 

さっそくインドの洗礼を食らいましたが、たまたま機内で読んでいた、妹尾河童さんの『河童が覗いたインド』っていう本に書いてあった、『日本人は金持ちなんだから、少しくらい多目に払ってもらって何が悪いんだ?』っていうインド人の考えもわかります。実際、交通費をけちってる私はアノーキーで服等を買ってるわけだし…。彼らは海外旅行なんてとんでもない生活をしていて、安い給料で大家族を養っていたりするんです。インドに来ると、お金とか仕事とか、身分って何だろうなぁっていつも考えます。ってことで、私もそんなにマケロマケロと言わずに、あまり怒らずにインド滞在を楽しもうと思います。(←さて、何時間この気持ちが続くか?笑)