世界流離日記

『世界流離(さすらい)日記』と読みます。国内外の旅行での喜怒哀楽の経験を中心に投稿していきますのでよろしくお願いします。なお、このブログ上の画像の使用は禁止とさせていただきます。

#213 乾季のインドに持っていってよかったものを挙げてみた。

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平成最後の更新です。以前、雨季のインド旅行の持ち物について書いたところ、私のブログの閲覧者数の上位記事に常になっております。

 

 

いつも読んで下さってありがとうございます。…と、お礼をしたところで、今回は乾季のインド旅行で持っていってよかったものを紹介します。

 

 

ちなみに、インドの乾季は州にもよると思うのですが、だいたい10月~3月だと思ってもらえばいいと思います。

 

 

 

① 防寒具

 

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こちらは12月末のベナレス(バラナシ、インド北部)の写真なのですが、乾季のインドの朝と夜は冷えるので、焚き火をしていたりします。インド人の話だと、乾季に凍死する人もいるとか…。いや、日本の冬と比べたら雪も降らないし、温かいとは思うのですが、それでもやはり防寒具は必要ですね。ダウンジャケットとか、セーターとかニット帽とか…。耳当てをしているインド人もいる位です。笑

 

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乾季の終わりがけの3月末でも、インド人はニットを着ていました

※『写真、撮ってー』と言われて撮った写真を勝手に使ってしまいました。掲載許可を取ろうにも、名前も連絡先も知らないから載せちゃったー。笑

 

もちろん、現地購入も可能です。私もベナレスでちゃんちゃんこ風の上着を購入しました。インドに行くと何だか染められてしまうんです。日本ではなかなか着る機会がないですが…。笑

 

 

 

② 毛布

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インドの交通機関は365日とにかく冷えます。凍死者が出ると言う乾季だろうと冷房を使うだなんてクレイジーです。冷蔵庫内にいるみたいな感覚です。


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寝台車では一応毛布もつきますが、これだけだと不十分なときもあるので、機内で貸し出されるような薄い毛布があるだけでも違いますね。それか、たくさん着込むか…。笑

 

 

 

③ ストール

ストールは乾季でも大活躍。寒いとき、ちょっとおしゃれを足したいとき、砂ぼこりがすごいときなどに使えます。

 

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インドで現地購入もありです。個人的オススメはアノーキー!インド人にとっては高級ブランドですが、日本人の感覚だとかなりお値打ちにかわいい柄の服やファッション小物が買えます。ベナレスには支店がないですが、ジャイプールの本店をはじめ、デリーやコルカタなどインド各地にお店があります。ジャイプールにはミュージアムも。

 

 

 

④ ビーチサンダルf:id:mura306:20190430005027j:image

ビーサンはどこへ行くにも持っていきますが、インドの寺院は土足禁止が多いので、着脱の楽なビーサンが便利なのですが、乾季の町歩きはビーサンだと足元が冷えるかもです。

 

じゃあ、何で持っていくのかと言うと、宿のシャワーがとんでもなく汚い時があるからです。絶対必須!!絶対!←大事なことなので2回言いました。笑

 

 

  
⑤ ORS
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別名、経口補水液(Oral Rehydration Solution)。日本の薬局で液状のものとパウダー状のもの、ゼリー状のものが売られています。乾季では、脱水症状や熱中症になることはないと思うのですが、細菌先進国インドでは季節問わず下痢や嘔吐に悩まされることがあります。いわゆる、胃腸かぜのような症状が起こるのです。そんな時、ペットボトルの水にORS粉を入れて振ればORSの完成。これで水分だけでなく塩分も補給できます。 

 

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インドでもORSの粉は買えますが、おそろしく不味いです。以前、下痢と嘔吐で大変なときに使いましたが、そんなときでも不味くて飲みきれませんでした。笑

 

なお、ORSは塩と砂糖でも作ることができます。塩小さじ1/2杯と砂糖大さじ4杯を1㍑の水に溶かすだけでOK。日本から、あらかじめ計量した塩と砂糖をジップ袋に入れて持っていけば、わざわざ買わなくてもいいと思います。インドの水は小サイズでも1㍑が主流だし…。

 

 

 

⑥  薬

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何かと体調を壊しがちなインド旅行。私は喘息持ちのため、空気の悪いインドに1週間いるとたいてい咳が止まらなくなります。また、頭痛や胃もたれに悩まされたりもするため、念のため持っていきます。

 

ちなみに、インドの下痢には正露丸は全く効きませんので、整腸剤を持参するか、インドの薬局で『Diarrhea(ダイアリーア=下痢) stopper』と言って、薬(ORSの写真右の黄色い錠剤、緑色のときもあるらしい)を買いましょう。

 

 

 

⑦ トイレットペーパー

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インドのトイレにはペーパーが備え付けられていないことも…。そう、東南アジアでは珍しくないですが、和式タイプのトイレでは、桶などで水をかけてぬぐうというトイレスタイルなんです。潔癖症の私は日本からペーパーを持参します。現地購入も可能ですが、日本のものと比べ、かなり品質が悪い上、量が少ないくせに芯が大きいためかさばります。芯を抜いた日本のペーパーが最強なのです。「郷に入っては郷に従え」と言われようが、私はペーパーを使いますよ。笑

 

なお、インドでは左手は不浄の手と言われており、トイレで使うのは左手です。左利きの方、インド人と握手するときは右手でしてあげましょうね。笑

 

 

 

⑧ マスク

先ほど、ストールでマスク代わりになるということを書きましたが、やはり餅は餅屋。マスクは砂埃対策や移動時のエアコンによる乾燥対策として大活躍します。街中ではつけてもいいですが、インド人が寄ってくること必至だと思います。私はそれで1枚使い捨てマスクをあげたことがありますよ。笑

 

 

 

⑨ 千円札

インドの両替では一万円分も両替すると多すぎる場合があるので、千円札を10枚、五千円札を2枚、あとは一万円札で持っていくようにしています。で、旅行の初日あたりで一万円単位で両替し、帰る日が近づくにつれ千円単位で両替すると無駄がないかなぁ、と。以前、あと1日で帰るのに一万円しかなくて、致し方なく大量両替した痛い経験から学びました。かさばるのが難点ですが、物価の安いアジアの旅では必需品です。

 

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ちなみにインドルピーの国外持ち出しは禁止。インドルピーでは日本では全く価値がないので、使いきった方がいいですよ。

  

 

⑩ ウェットティッシュ

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これも、どこへ行くにも持っていくものですが、やはりあると安心です。ただし、インドでは多少の埃や汚れとは付き合っていかないといけないものだなぁと、(日本では)潔癖症の私は思うのです。笑

 

 

⑪ アメリカドル紙幣

東南アジアでは日本円よりルートがいい米ドル紙幣ですが、インドでも使える時があります。特に、1ドル80円台だった時に200円くらいで売られていたポストカードセットが1ドルだったりしました。わざわざ両替する必要はないですが、うちに米ドル紙幣が余っていたら持っていってもいいかもです。


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そして、米ドルを出して買い物しようとするとギャラリーがめちゃ寄って来ます。こういうところがインドは面白い。笑

 

 

⑫  水ペットボトル&ホルダー

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別に到着先の空港などでも買えるのですが、私は入国後すぐにバスや電車に飛び乗ったり、深夜に到着したりすることがある関係で、水のペットボトルは日本から1本だけ必ず持参するようにしています。これまでの海外旅行で、水が買えなくて困ったことが過去2回あったのです。あと、冷たさキープ&結露対策でペットボトルホルダーも持参。

 

 

以上、12点を挙げてみました。雨季とかぶるものもありますが、乾季だとそこに乾燥と寒さ対策のものが増えますね。

その他、↓に、いつもの大荷物が載っています。笑