#237 タンソンニャット空港からバスで宿まで行ってみた。(2019.8)
帰国から2か月近く経つというのにまだホーチミンのことが記事にできずにおりました。まさに放置ミン。 …イヤ、本当にスミマセン。苦笑
ホーチミン編第1弾はタンソンニャット空港から約100円で宿まで行ける方法を紹介します。安く済ませたい方にはオススメですよ。
カンボジアのシェムリアップ空港からホーチミンのタンソンニャット空港に向かいました。シェムリアップからのベトナム行きはハノイ便も含めたくさん出ていますが、私たちは21:35シェムリアップ発(22:50ホーチミン着)の便を選びました。
往路(ホーチミン→シェムリアップ)は片側2列のプロペラ機でしたが、
復路は3列ずつの飛行機でした。夜の便だからか、ガラガラでした。機内食はなし。
シェムリアップと比べると、ホーチミンの治安はあまりよろしくないという噂ですが、それでもなるべく長くカンボジアに滞在したかったため、ホーチミン22:50着の飛行機を利用しました。遅くなる分、リスクはありましたが、そのおかげで盲学校にも行けたし、フレディにも出会えたわけですが…。笑
夜遅くに空港に着いたらタクシーで宿まで行けばラクチンなのですが、そこは費用を抑えたい私たち。タクシーだと市内まで約750円かかるところ、公共バスを使ったら更に市内まで安く行けるんです。
空港~市内のバス路線はいくつかあり、昼間なら選べます。が、夜は運行していないものもあるため、私たちのように夜10時過ぎに空港に着き、バスで安く行きたい方にオススメの方法について今回は紹介したいと思います。
あ、先にお伝えしますが、空港からタクシーで向かえば15分ほどの距離をトータル1時間ほどかけて行かなければならないため、お急ぎの方はタクシー利用をオススメします。笑
まず、タンソンニャット空港に着いたら入国審査→預け入れ荷物受取→税関の順でいつものように進んでいくと、ガラス扉がありますよね。その自動ドアが開くと、大きな名札を持ったツアーガイドさんや迎えの家族、タクシードライバーがいてごった返すのですが、タンソンニャット空港は衝撃でした。ものすごい数の出待ちする人がなぜかきれいに整列してこちらを見つめるその姿は大人数で集合写真を撮っているかのようでした。こちらはカメラマンの気分。しっかり見ていないのでよくわかりませんが、椅子に座っている人と立っている人がいたのかなぁ?笑
その集合写真の右側を抜けて道路を渡ると109番のバスが停まっているので、そこでチケットを買います。行き先を聞かれたら『9月23日公園』と答えましょう。正式名称は知りませんがSeptember twenty-third parkとか言えば通じました。ちなみに、そこが終点。ほとんどの人がそこで降ります。途中でベンタン市場(Chợ Bến Thành。ベンタイン市場と表記することもある)停まりますが、現在ベンタン市場バスターミナルが工事中のためバス停の位置が不便な場所にあるという情報があったため今回はベンタン周辺の宿を避け、9月23日バスターミナルから近い宿にしました。
と言うことで車内に乗り込み、あとは出発を待ちます。
看板によると15分か30分おきに出発らしい。どっち??
なお、運賃は20000ドン。たかっ!!!と思うかもしれませんが、約100円です。ベトナムドン→日本円の計算ってややこしいと思ったのですが、200で割る、つまり00を取って2で割るとおよそ日本円になります。例えば、私がホーチミンで母のお土産に買ったカバンは150万2000ドンだったのですが、1502000ドン→100を取ると15020→2で割って7510円
という感じです。理系の方は÷200がすぐに出来ると思いますが、私のような文系人間は2段階で計算すればいいですよ。慣れてくると速く計算できるようになります。
そんな感じですので、7000円分の両替をすると152万6000ドンとなりました(2019年8月13日現在)。当時のレートだと、細かく言うと÷218でしたね。両替をするとかなりお金持ちになった気になります。笑
あ、ベトナムでも米ドルが使えますが、現状としては米ドルよりもドンを流通させたいという政府の考えがあるようで、実際に米ドルで払ったら『ドンはないの?』って聞かれることもありました。米ドルはドンが足りなくなったときの保険程度で持つことをオススメします。
話が飛びましたが、しかしバスはなかなか出発しません。既に20分は経過しているぞ。きっと30分毎出発なんですね。前に同じ109番のバスが停まっているからそっちが先に出発するのかと不安になりました。運転手は一応いるのですが、席を倒して仮眠中でした。笑
でも、他にも乗客がいるから大丈夫なのでしょう。実際、大丈夫でしたが、不安になりました。笑
ちょうど私が座った席から、先ほどのチケット売り達の暇そうな様子が見えました。仕事中だというのにスマホで遊んでるではないか。しかも、コンセントで充電までして…。暇なら、代わりにこのバスの運転をしてくれませんかね?笑
すると、暇そうな『チーム充電させて下さい』の中の1人が車内に乗り込みました。車掌さんのようで、一人ひとりの検札をしたあと、前の方に座って同行してくれます。まぁ、いるだけでしたけども。笑
空港から9月23日公園までは意外にも近かったです。15分くらいしかバスに乗りませんでした。待っていた時間の方が明らかに長いです。笑
なお、バスターミナル→空港の復路もバスを利用しましたが、それはそれでひと悶着ありましたので、また書きます。笑
しかも、バスターミナルではなく、道の途中で降ろされました。
ここどこ?
幸い、ホーチミンの建物には番地が表記されているのでそれを頼りに宿に向かいます。番地を見ると202でした。私たちの宿の番地は96。
遠っ!!!と思いがちですが、ベトナムでは東西に走る道の北側が偶数番地、南側が奇数番地なので、実際には50番地くらいしか離れていないのです。実際、5分ちょっとで着きました。
が、偶数(北)側の歩道が縁石とかでこぼこ道になっているので、奇数側つまりレライ通り(Le Lai)南側の歩道を歩くことをオススメします。我々は当時それを知らなかったので、とにかく歩きにくかった…。ちなみに、バス内で待っている時に停留所名を見て気付いたのですが、ベンタン市場の西はレライ通り、東側はレロイ通り(Le Loi)なのでお間違えなく!!ややこしいですね。ローカルネタで申し訳ないですが、豊田市駅と豊橋駅くらいややこしい。笑
160…、120…と、だんだん96が近くなってきました。そして、ようやく96に着いたのですが宿が見当たらない。と思ったら、小さい路地の奥にありました。
11時過ぎの到着にも関わらず、宿の女性スタッフが笑顔で出迎えてくれ、『私がオーナーのジャンです。』と自己紹介してくれました。宿の口コミにも、予約確認メールにもジャンって名前があったし、宿もジャンがつくからオーナーがジャンさんということは知ってましたが、勝手に男性だと思ってました。そう、イメージはジャン・レノ。笑
しかし、実際のジャンさんはアイドルのような可愛さ。しかも、日本でも十分通用するレベルの可愛さ。私が秋元康なら、HCM(Hoh Chi Minh)48を作ってセンターで売り出すね。誰に似ているというとなかなか難しいのですが、とにかく女の私たちでもキュンとする笑顔なんです。シェムリアップのマッサージのお姉さんはキリッとした美人だったけど、ジャンさんはアイドル系。ちなみにこの記事を読まれた男性陣には残念な報告ですがジャンさんには生まれたばかりのお子さんがいらっしゃるので結婚されてると思います。笑
そんな可愛すぎるジャンさんのいる宿はJan Hostel Central Park です。ジャンさんの可愛さだけでも行く価値アリですが、女性経営者らしいキメ細やかで親切なサービスと対応が素晴らしかったです。そのことはまた別の機会に書きます。
はぁ、本当にジャンさん、可愛かったなぁ…。