世界流離日記

『世界流離(さすらい)日記』と読みます。国内外の旅行での喜怒哀楽の経験を中心に投稿していきますのでよろしくお願いします。なお、このブログ上の画像の使用は禁止とさせていただきます。

#068 デリーで24時間制ホテルを利用してみた。 (2017.08.25)

久々の更新です。帰国以来、体調不良に見舞われ、更新が止まってました。

 

 

咳&鼻水→喘息気味&熱→下り腹→食欲不振→胃腸の違和感→咳のぶり返し(←今ココ)と、まさに日替わりメニュー。病院でもらういつもの薬とインドの下痢止めでここまで来たけど、そろそろ通院かなぁ…。

 

 

って、帰国して今日で1週間なんですが。

ちょうど1週間前の今頃帰国したのですが。

インド滞在期間<インド病発症期間っておかしくないですか?涙

 

 

初めからこんな話題ですいません。でも、そもそも体調が悪くなった発端はこの日からなのです。では、デリー編を振り返ります。

 

 

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デリーには6:00前に到着しました。到着予定時刻が5:20らしいので、インドではほぼ定刻通りです。笑

 

 

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なぜか一時的に霧がかっていました。ちょっと幻想的。

 

 

 

 

てか、ここ、どこ?涙

 

 

 

 

恥ずかしながら、ニューデリー駅か、せめて(オールド)デリー駅に到着するもんだと思っていた私だったのですが、ここは違う。(2駅とも使ったことがあるからわかるのです)

 

 

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DELHI S. ROH.駅だということはわかったけど、それ、どこ?歩き方を見てもわかりません。(DELHI R.S.駅はあるけど…)プラットホームに看板もなかったし…。

 

 

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てことで、リキシャ頼み。私が朝イチのお客さんということで、メインバザールまで300→200ルピーで連れて行ってくれるとのことなので、委ねます。インドでは朝イチのお客さんは縁起がいいようで、安くしてくれることが多いです。

 

 

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ふと外を見ると「Delhi Sarai Rohilla Station」の表示が。どうやら、ここはサラーイ・ロヒーラ駅だったようです。歩き方にも普通に載ってました。なお、Delhi R.S.駅は全くの別物でした。笑

 

 

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「遠いよ。」と言いながらも、結構すぐにメインバザールに到着。ここにはデリーで「絶滅危惧種」となりつつある野良牛がいて、落ち着きます。4年ぶりの再訪。

 

 

今回の宿は、アジャイ ゲストハウス(Ajay Guesthouse)。歩き方の宿のページで1番最初に載っている、メインバザールで超有名な宿です。日本語が通じる旅行会社も併設しています。1泊700ルピー=約1400円

 

 

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部屋はこんな感じです。見た目が古そうな割には、内装は大変綺麗にしてありました。特にトイレ。備え付けのごみ箱がない=ペーパーが流せる=実際に流すことができた!!のです。笑

 

 

今回、宿を選ぶのにあたって、ニューデリー駅から歩いて行けるところにしようか?イヤ、一泊1000円以下の安宿にしようか?イヤイヤ、メインバザール以外のところに宿を取ろうか?と、色々考えたのですが、一番の決定打は「24時間制ホテルだった」ことです。

 

 

「24時間制ホテル」とは、文字通り、24時間で1泊扱いとなるホテルのことです。13時にチェックインしたら、翌日の13時までに出れば一泊扱い。南インドでポピュラーな、大変便利なこの制度は北インドでは稀なようですが、メインバザールには探すと何か所かあります。例えば、アジャイ以外だと、ハレラマ(Hare Rama、アジャイ向かい)、アヌープ(Anoop)、グロウイン(Glow Inn)、マルコ・ポーロ(Marco Polo)、ナブラン(Navrang)など。(2017.8月現在)

 

 

時間制って何となくブティックホテルがありますが、私みたいに夕方にその地を離れる前にシャワーや荷物の整理や昼寝がしたい人には24時間制ホテルは大変便利です。日本帰国前に汗だくで飛行機に乗るのは何となく嫌だし、部屋でじっくり荷物をまとめたいし…。まぁ、インドではどうせ空港に行くまでに汗だくになるんですけどね。笑

 

 

インドから日本に帰国する場合はインディラー・ガンディー空港(=デリー)を利用する方が多いと思いますが、そのために仕方なくデリーに寄らざるを得ないという方には24時間制のホテル、オススメですよ。夜の便だと特に。

 

 

アジャイのいいところは、日本語ペラペラのオーナー、ロニさんがいるので、万が一の時に助けてくれそうなところです。先述の通り、日本語が通じる旅行会社Roni Travelがあるので、インドの旅が心配な方は初日にここに泊まってパックツアーやチケット手配などをお願いしてもいいかもしれません。私は利用しなかったですが、今回の旅初日にバスチケットで4時間も右往左往して時間もお金も無駄に使ったので、初めからロニトラベルに行ってもよかったかもなぁ、とも思っています。(何せ、インドの正しい情報は誰を信じたらいいのかわからないので…。)

 

 

実際に会ったロニさんはいい人そうに見えました。同じくメインバザール付近にあるシゲタトラベルのオーナー、ラジェンダさんも大変信頼が置ける方ですが、彼よりは気さくな感じがしました。(あくまで挨拶をしただけの印象ですが…。)

 

 
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ロニさんから頂いた名刺がこちら。ご興味のある方は連絡or検索してみて下さい。私はHPから予約しましたが、開店ガラガラのように見えたので、お祭りシーズンでなければ当日飛び込みでまずOKだと思います。笑

 

 

 

アジャイ・ゲストハウスはwifiも無料で使えます。スタッフに使いたい旨を伝えるとレシートのようなものがもらえるので、10分以内(だったかな)にIDとパスワードを入力すると使えるようになります。

 

 

 

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が、私の部屋がたまたまなのか?部屋の中ではほぼ使えませんでした。廊下から外のこの景色を見たりしながら、ブログの更新をしていました。部屋でwifiが使えないのはちょっとマイナスポイントかなぁー。まぁ、値段も安いし、そこまで求めてはいけないかもしれませんね。一応、廊下にソファやテーブルもあるのでそこでwifiをしてもいいと思います。小さいGがいますが。(涙←でも、今回結構遭遇したのでその程度では何も思わなくなりました。そう、また強くなりました。笑)

 

 

あと、廊下にウォーターサーバーがありました。たまたま私の部屋(208)の隣にあったので、ミネラルウォーターを買う代わりに飲んでました。今思えば、これが今なお続く体調不良の原因かもしれません…。だって、あまりきれいなサーバーじゃなかったもん。笑

 

 

ホットシャワーは出ます。でも、時々廊下から主電源を切るスイッチを何者かによって押されるので、スイッチオンを確認してからシャワーを浴びないと悲惨なことになります。これはプシュカルでも同じ目に遭いました。私みたいに、付けっぱなしで出かける輩への節電対策なんでしょうね。涙

 

 

アメニティはバスタオルを含め、何も付いていません。ただ、外に出してあったシーツ類にバスタオルがあったので、言えば持ってきてくれるのかもしれません。トイレットペーパーはついてました。

 

 

そんなアジャイ・ゲストハウスに7時ごろチェックインし、ホットシャワーを浴びてから観光に行くつもりでいましたが、実は夜中から喉が痛い私。毎度毎度のことですが、空気の悪いインドに1週間滞在すると、インド人に振り回されて心を痛めるだけでなく、喉や気管支の弱い私は喉を傷め、最終的に喘息コースになるのが常識となりつつあるので、無理は禁物。今回の旅は日程の割には移動が多すぎたので、朝食をとったら少し休むことにしました。

 

 

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朝食は宿から歩いて3分くらいのMadan Cafeへ。特に調べたわけでもなく、客引きに捕まって、良さそうだったのでそこにしました。オニオンオムレツとバナナシェイクで80ルピー。

 

 

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客引きがずっと私の前にいて、色々情報をゲット。私のほしいお土産はINAマーケットまで行かなくてもオールドデリーで手に入ること、オールドデリーのマーケットは11時に開くこと、お香はメインバザールのすぐ裏で買えること。「お香の店まで連れて行くよ!」と言われたけど、デリーの人間を全く信用していない私は「大丈夫なんで!」と言って、地図を頼りに一人でお香の店を探しに行きました。おじさんごめんよ、でも、やっぱり私はデリーの人が信用できないのだよ。

 

 

そしたら、若干迷う。笑

 

 

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デリーの牛は、繋がれています。プシュカルやジョードプル牛の放し飼いを見慣れている私には、こっちの方が違和感を感じてしまいます。笑

 

 

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フルーツ売りが立ち並ぶ(メインバザールと垂直に走っている)通りに出ました。ここにお香屋さんがなかったら、休んでから適当に買いに行こう。そう、思っていたら…。

 

 

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お香屋さん、発見。色々な種類のお香がありましたが、短めのものは定価1瓶105ルピー→少しおまけしてもらって4つで380ルピー。今年亡くなった旅好きの祖父のために、実家で愛用中。30分以上燃え続ける優れものです。インドではサンダルウッドのお香がポピュラーとのこと。匂いがよかったのは、左上の「野花の香り」。

 

 

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大満足の買い物をした後は大人しく宿に戻り、日本から持ってきたORSパウダーを水で溶かして飲んで寝ました。ちょっと横になったら楽になることを祈りつつ…。