世界流離日記

『世界流離(さすらい)日記』と読みます。国内外の旅行での喜怒哀楽の経験を中心に投稿していきますのでよろしくお願いします。なお、このブログ上の画像の使用は禁止とさせていただきます。

#160 フィジーでサンダルをやたら誉められる件について。 (2018.8)

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やたらと足元を誉められます…。笑

 

 

8月6日(月) 後編

宿に着き、荷物を置いてから首都スバの街に繰り出しました。近隣国と比べ、フィジーの治安はあまり良くなく、特にスバでは若者による強盗やスリが多発しているそうです。

 


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宿の但し書きにも『夜遅くに帰宅したらダメ!』ということが書いてありました。どうやら、この宿の宿泊客もボコボコにされたことがあるようですね…。

 


しかし、スバの滞在は実質今日が最後だし、宿代を現金で払ってしまって手持ち金がないのでまずは両替してから街歩きをすることにしました。

 


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適当に歩いてたら両替屋、発見。空港(青色=1フィジードル≒59.6円)よりもレートがかなり良くてビックリ(白色=1フィジードル≒57.7円)です。

 

 

その両替屋には門番の男の人がいて、私が両替を待ってるときに『そのサンダル、いいね!』と声をかけて来ました。両替のお姉さんにも見せると『わぁー、いいねー!』って。門番のお兄さんは『お金がなくなったら、そのサンダルを売るとお金になるよ。魚とトレードをするといい。』というフィジアンジョーク、いただきました。笑

 


街歩きをしていて気付いたことなのですが、フィジーの歩行者用信号はオーストラリアと同じものが使われています。短期留学をしてたことがあるので、あの音も、やたらと青信号が短くて赤の点滅が長いところも懐かしい…。

 


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しかし、フィジーの歩行者用信号は停電になっていることがよくあるから、わかりにくいのです。でも、みなさんはそんなこと気にも留めず、車が来てなかったら平気で渡ってしまいます。

 

 

そのため、私も『コバンザメ作戦』と題し、地元のフィジアンにピトッとくっついて同じタイミングで道路を渡ることにしました。一応、走ってくる車から一番遠い距離に私改めコバンザメは位置し、万が一の際はフィジアンの方に犠牲…いや、守っていただく形を取っています。笑

 


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そんな中、タプー(TAPPOO、かわいい名前)と言うショッピングモールがあったので、お土産を探しました。明日ツバルに行ってからあとでまたフィジーには戻ってくるのですが、首都で買えるものは買おうと思ったのです。

 


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きゃー、ピンバッジ、発見!1つ180~300円だったので、3つも買ってしまいました。フィジーのステッカーも可愛かったのでゲット。満足!もしかしたらナンディの方が物価が安いのかもだけど、売ってなかったら困るので買っちゃいました!なお、袋は有料です。

 


それから、カレーの有名店へ向かう途中に後ろから『ハロー。』『エクスキューズミー。』という声が聞こえました。私に話しかけているとは思わなかったので振り向かずに無視していたら、だんだん語尾と声のボリュームが!になってきました。すると、フィジアンのおばちゃんが私を抜かしながら、『ハロー!』って声をかけて来ました。インドならヘナの勧誘です。法外な値段でヘナアートが腕に施されます。

 


すると、おばちゃんが『あなたのそのサンダル、かわいいねー。どこで買ったの?サイズは?』と、私のサンダルに釘付けになってました。日本で買ったことと、サイズを見せたら、『日本から来たの?日本で買ったの?アドレスを教えるから、またフィジーに来たときに買ってきてくれない?』と、かなり本気モード。『でも、あなた、またフィジーに来る予定ないよね?じゃあ、しょうがないわね。アリガトー。』←ここだけ日本語

 

 


ナニコレ?

 

 


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お目当てのカレーハウスはおばちゃんと別れた交差点の向かい側にありました。その名も『カレーハウス』CoCo壱とはなんの関係もない…はず。笑

 


ネーミングにひねりはないですが、地元の人に人気のお店らしく、5時前にも関わらず、結構賑わってました。野菜カレーだと、200円くらいで食べられるのですが、私はエビカレーを注文。辛さが不安だったけど、少し試食させてもらったらイケた、というかめちゃおいしかったので高かったけど決定。そこにロティと呼ばれる、クレープ生地みたいなものと、ダル(豆)の付け合わせで10.5ドル=600円ほど。

 


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ショーケースにストックがあるので、すぐに運ばれてきました。エビカレー、うまい!!殻のエキスがカレーに溶け込んでいて、甘い中にもとてもコクがありました。食べ続けてると少しずつ体が温まってくるのを感じるのはスパイスたっぷりだからなのでしょう。インドで食べたカレーよりももしかしたらおいしかったかも。満足。

 


宿に帰りがてら、何かありそうなお店を見つけたらお土産探しをしました。そこでまた2回、『そのサンダル、いいね!どこで買った?』と聞かれました。1人が見つけると、他の店員にも知れわたり、みんなに見られます。だんだん、私の方も『魚ですよ?』『かわいいでしょ?』『これ、日本で買ったんですよー』てな感じで答えるくだりが上手くなってくるのを感じます。宿について、靴を変えて以来、しょっちゅう聞かれるようになりました。

 


そのサンダル、どんなのか気になりますよね?



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じゃーん。これです。今度、フィジーに行く機会があったら、これを大量に買っていって、商売をしようかな?いや、コバンザメの形のをオリジナルで作って、感謝の気持ちを込めてフィジーのみなさんに履いていただくことにしようかな。笑

#159 ナンディからスバまでローカルバスに乗ってみた。 (2018.8)

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アジュさん、元気かなぁ。

 

 

8月6日(月) 前編


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首都スバ行きのローカルバスは、国内線ターミナルの近く(NADIの文字の下辺り)から出ています。何も表示はないのですが、立っているお兄さんに『スバ?』と聞かれたのですが、その方がチケット売りの人でした。

 


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そのとき、10:20だったのですが、次のバスは10:40発とのこと。チケット代金は14.60ドルですが、プリペイドICカードで20ドル分買わされました。残りのお金はまた乗り物代で使えるシステムです。(1フィジードル≒58円)

 


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荷物を地面に置いて座ってると、親切そうなおじさんが『バス?どこまで?チケット買った?』と話しかけてくれました。私が日本人だとわかると、『こんにちは。私の名前はアジュサンです。』と日本語で自己紹介をしてきました。どうやら、以前タクシードライバーをしてたときに乗客の日本人から教えてもらったそうです。1~10も、日本語で言えてました。

 

 

ただ、アジュさんなのか、アジュサンさんなのかが怪しいのですが、ひとまずここではアジュさんにしておきます。笑

 


アジュさん曰く、スバに行くバス会社はパシフィック社と、サンビーム社があるそうです。パシフィック社の方が立派そうに見えますが、値段は不明です。彼も私と同じサンビーム社のバスに乗るからバスが来たら教えてくれることになりました。何ていい人…。

 


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やがて、サンビーム社のバスが来たぞ!とアジュさんが教えてくれました。ついていくととてもかわいらしい窓のないバスが来ていて、風が気持ちよさそうで楽しいだろうなぁと思っていたら、そのバスじゃありませんでした。笑

 


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アジュさんはその後ろのバスを見ていたのです。荷物をトランクの腹に入れようとしたら、アジュさんに『ノー!』と言われました。他の人も大荷物をもって立っています。バスが来て、中に先に乗ってる乗客もいるのに、なぜうちらは乗れないんだろう?

 


アジュさんに聞いたら、『エンジンがかからなくなったから、別のバスを呼んでるって。クルクルパーね。(ここだけ日本語)』とのお返事。笑

 


しかし、なぜかエンジンがかかったので、私たちも荷物を預けることになりました。そのときです。トランクのドアをあげたら、部品がコロッととれたのです。イメージとしては、ヤッターマンに出てくるロボット犬(ヤッターワン)の口からミニロボットが出てくるときに梯子がかかる、あんな感じ。

 


大丈夫か?汗

 


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それでも、バスは11:00頃無事出発。

 


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50人乗りのバスはほぼ満席でしたが、ナンディのバスターミナルで大勢の客が降りたタイミングで私は窓側席をゲットし、隣にアジュさんがやってきました。

 


そこで、私の疑問である、アジュさんなのか、アジュサンさんなのかを聞いてみたら、アジュさんでした。自己紹介で外国人が自分の名前にさんをつけるのは『あるある』なのですが、ハサンさん等のように、サンで終わる名前もあるのでややこしいんです。笑

 


そして、アジュさんが45歳ということにびっくり。自分の父親より少し若いくらいかと思ってたので…。

 


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私が車窓の写真を撮る度にガイドをしてくれました(この写真はサトウキビ畑とその運搬用の線路)が、しばらくするとウトウトしてしまいました。

 


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でも、スバまでアジュさんと一緒だし…。と思ってたら、30分後に『じゃあ、ここで降りるね!』と言って降りてしまいました。あまりに突然すぎてびっくりしましたが、大荷物を受け取り、帰ろうとしていたアジュさんに機内食の日本のお菓子(チョコパイとルヴァン)をお礼に渡してお別れ。もっと話せばよかったよ…。

 


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アジュさんはナンディ~スバはバスで3時間で着くと言ってましたが、結局、4時間15分かかりました。その間、10分休憩が1回ありました。バス内は冷房がかなり効いてるので、長袖必須です。ほんと、かなり寒いです。

 


車内はラジオが流れているため、音楽が流れます。フィジーの曲かと思いきや、アヴリルが流れたり…。それをすぐ後ろの席のちびっこが合わせて歌うのがとてもかわいらしかったです。

 


が、さすがに幼稚園児くらいの子がバスに4時間も乗っていたら飽きます。席を立とうとしてゴソゴソして父親に怒られたりしていたら、私の髪の毛を後ろから抜いてきました。腹いせか?笑

 


以来、その子がごそごそするのが聞こえると、髪を抜かれないか心配で心配で。子ども、恐るべし。

 


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そんな中、たまに見えてくるフィジーのビーチの美しさには感動しました。

 


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そして、15:15頃スバのバスターミナルに到着。

 


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タクシードライバーによる、私の取り合いが始まりましたが、私の宿はバスターミナルからすぐなので歩くことに決めてました。

 


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でも、方角がわからなかったから、ホテルの方角だけタクシーの運ちゃんに教えてもらいました。聞かれたら答える素直な運ちゃんたちに対して、お礼だけ言って歩く私。ズルい女なんでごめんなさい。笑

 


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宿までは歩いてすぐでした。マックスバリュ(val-uの表記なのはなぜ?笑)が見えたら、その角を左折し、坂を上るとあります。

 


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我が宿、City Private Hotelはバスターミナルからの立地がかなりいいし、道も分かりやすいのでおすすめです。シャワーの水圧もかなりよかった!(1泊60ドル)

 


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荷物を置いたらスバの街に繰り出しました。そのことはまた次回書きます。

#158 フィジー航空に乗ってみた。 (2018.8)

8月5日(日)

 


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成田21:25発の飛行機でフィジーに向かいました。直行便なのでラクチンです。



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フィジー航空の機内は2席ー4席ー2席で構成されていました。進行方向に対して、私の席は○○ ○××● ○○ (Xが空席)です。満席かと思いきや、結構空席があり、私は4人掛けの席でしたが、たった2人しか座っていませんでした。私の横は空席でラッキー☆

 


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ブランケットと枕がとにかくかわいいんです♥️



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各席にはプライベートモニターがありました。ただし、充電用のコンセントやUSBケーブルはありません。出発ゲート(85番)のすぐ近くに充電スペースがあって少しだけ充電できましたが、それでもほぼ瀕死状態だったため、ポータブル充電器を使用しました。

 


離陸が近づくと、『夜間飛行のため、今から機内照明を暗くいたします。読書をされたい方は読書灯を遠慮なくご利用ください。』というアナウンスが流れました。そして、機内が暗くなった瞬間、私の座席の上だけ読書灯がつきました。全く希望してないにも関わらず、まるでグランプリを取ったアイドルのように、私の真下にスポットライトが灯りました。涙

 


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もしかしたら、ボタンに肘が当たったんですかね。まぁ、よーく周りを見ると私以外にもアイドルデビューが決まったグランプリ達はいましたが、少なくとも私は予想外のグランプリ点灯だけになんとも恥ずかしかったです。他にも、モニターが夜中に何回も勝手についたりして、消し方がよくわからず、何に気を付ければいいのかもわからず、放置。周囲の人々、アイドルに免じて許してにゃん♪

 

 


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離陸後すぐに入国審査カードが配られます。やたら税関のチェック項目が多いのは南半球だからかなぁ。

 


機内食は離陸から1時間後くらいで提供されました。私は右側レーンの通路席なのですが、左側レーンの席には既に機内食が後ろから配られ始めました。聞こえてくる感じだと、ビーフかチキンの選択で、一応ベジもありました。私はこの先何となくチキンが続きそうなので、ビーフを選択。(フィジーはインド系の人が多い=ヒンドゥー教=牛肉は禁忌、という発想)

 


しかし、なかなか右側には機内食が来ません。私と同じ4列席の男の子に機内食が配られた後、フィジアンのCAさんが機内食を聞いてくれる感じで私を見つめてきました。すると、彼女は『チキン or ベジタリアン?』と聞いてきました。『ビーフ、プリーズ!』を言おうとしていたのに、まさかの2択になりました。

 


ちなみに彼はビーフをゲットしていて、隣の隣の席から軽い嫉妬。チラッと見た感じだと、ビーフステーキみたいなやつにマッシュポテトが載ってました。キィーー!!!

 


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ドリンクは有名なフィジーウォーターを選択。あら、ロッテのチョコパイが…。チキンのCマークが切ない…。

 


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で、開けてみたら和食でした。で、この鶏肉が意外に美味しかったのです。考えてみたら、昼食にマッシュポテトを食べたし、しばらく日本食から離れるし、これでよかったんだと思います。そもそも、私以外の右側レーンの乗客はまだ機内食が配られてないし…。きっと彼らも、私に対して、キィーー!!!と嫉妬していたことでしょう。笑

 


しばらくすると、右側にも機内食のワゴンが来ました。CAさんの台詞が『チキンはいかがですかー?』『水はいかがですか?』になってました。あらま、遂にべジメニューもなくなり、チキン1択になってしまったのね…。あとで他のドリンクは来たものの、食事が2択だっただけ、私は幸せだったのでしょう…。涙

 


フィジー航空の機内食の和食メニュー、チキンは柔らかくて、ちょっと胡椒が効いていておいしかったのですが、他のメニューがチョコパイ、ルヴァン、チェダーチーズで既製品ばかりでした。サラダとかフルーツはなし。チェダーチーズ、結構好きだと思ってましたが、固形だとかなり濃いんですね。

 


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その後、緑茶をもらった瞬間に乱気流に巻き込まれ、なみなみ注がれた熱い緑茶を飲むのに悪戦苦闘したりと、話のネタとしてはなかなか面白い食事の時間が終わる頃には日本がもうすぐ日付も変わる時間になりかかっていたので、そろそろ私も寝ようかな…。ちょうどお隣がいないので、2席分使ってぜいたくに寝られるし。

 


カチッ(シートベルトを外す音)


ドサッ(横たわる音)

 

ウトウト…。

 

 

グラグラグラ…。

 


ちょうどウトウトしかかった時、機内が揺れ始めました。そして、『乱気流のため、シートベルトを着用してください』というアナウンスが入り、起き上がるはめに…。

 


それから、乱気流による機体の揺れが1時間半ほど続きました。そこまで激しく揺れるわけでもないのですが、左右の揺れだけでなく上下の揺れ(ジェットコースター的な)など、予測のつかない動きが長時間続くと、さすがの私も少し気持ち悪くなってきました。揺れが収まり、乱気流を抜けてからは、リベンジで少し寝られてよかったです。(日本時間2:30就寝)

 


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パッと目が覚めると機内照明がついていて、起き上がるとすぐに朝食が運ばれてきました。(もしかしたら和食は売り切れなのかもだけど)みんな同じ洋食メニューでした。カップケーキは甘党でない私は食べられないかと思いきや、意外とおいしかったです。たぶん、日本製だろうし、ほどよい甘さの中にベリーの酸味がちょうどよかったです。

 


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そして、フィジー時間の9:30(日本時間6:30)に無事ナンディ空港に到着。機内から出ると、入国審査までの道が室内じゃなくてビックリ。新婚旅行や家族旅行の方々が楽しそうに機体と写真を撮る姿を尻目に、入国審査をするために空港内に入りました。さ、寂しくなんかないもん…。

 


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すると、フィジアンのお兄さんたちがギターと歌で到着を歓迎してくれました。入国審査は多少質問をされました。私は『2日間しかいないのか?』と聞かれたので『また帰ってくるけど、明日からツバルに行く』と答えたら、チケットの提示を求められました。正直に答えれば問題ないです。

 


預け入れ荷物のレーンの近くに両替所があり、20人くらいの長蛇の列をなしておりました。税関を越えたところと、その先のお迎えが待っているところにも両替所はあるので、あそこで待って両替しなくても大丈夫です。

 


私は税関後すぐのところで両替しました。私の前に二人しかいないのですぐ終わるかと思いきや、機械が壊れただか何だかで私の1人前の人で止まりました。てか、4つも窓口があるのに従業員は1人しかいないのはなぜ?途中から二人体制になりましたが、10分近くかかりました。なお、レートは悪いので、宿まで行くのに必要な分だけ両替すればいいと思います。

 



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両替を無事に済ませ、明日に備え、ここナンディから首都スバまで移動しなければいけません。そこも一苦労だったので、また書こうと思います。

#157 某歩き方からツバルが消えた件について。 (2018.8)

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ツバルです。

地球の歩き方からも消えてしまいました。ツバルです…。ツバルです…。(BGM ガラスの部屋)

 

 

ツバル旅行を間近に控え、荷造りを始めた今日この頃ですが、以前書いたツバルの情報の続編についてお話します。

 


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こちらが1年前の某歩き方です。かろうじて、ツバルの名前があります。英語表記はないけど。

 


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で、たったの4ページだけ載っており、そのうち2ページは国の基本情報。さらに、主な観光地はないが、あえて挙げるとすれば切手局という、ふざけた文言が載ってるのがこの本です。

 


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しかし、2018年6月に発売された某歩き方から、ツバル情報は消えました。あ、一応ツバルの名誉のために言っておきますが、サモアアメリカ領サモア、トンガも道連れに消えました。ツバルが消えた現行版を買うなんてツバルに失礼だ!と思いつつも、フィジーの最新情報もほしいので、こちらを買って、ツバルは図書館で借りてコピーしました。ごめんよ、ツバル。涙

 


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表紙や地図もつけて、それなりのものを作りましたよ。それでも10ページもないですが。笑

 

 

ツバルが某歩き方から消えた理由はおそらく大人の事情だと思われますが、本当に切手局しか観光するところがないのか、満潮になると膝の高さまで海水が来るとかなどを確かめてこようと思います。人とのふれあいを楽しめたらいいな。Wi-Fiやら近代文明から一旦離れた生活を満喫できたらと思います。でも、もしかしたら現地から更新もあるかもですが。とにかく、楽しんできます。

#156 バーミヤンのワールドツアーに行ってみた。(2018.8.3)

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ファミリーレストランバーミヤンが現在ワールドツアー中であることをご存知でしょうか。今日たまたま行ってきたのですが、なかなか激アツだったので、旅とは関係ありませんが紹介したいと思います。

 


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トムヤムラーメンセット(税込970円、以下全て税込価格)。単品だと755円。辛いマークが1つついていたけど、辛いのがそれほど得意ではない私でもおいしくいただけました。本場のトムヤムは辛味が強くて、料理の味がよくわからなく終わってしまった私ですが、ここのは酸味と辛味のバランスがちょうどよくて、日本人向けで食べやすかったです。パクチー、エビ、袋茸、モヤシ、ミンチが入ってましたが、具だくさんでボリュームもたっぷり。辛さはさほど感じなかったものの、食べ終わる頃には汗だくでしたが…。笑

なお、私はしませんでしたが、パクチー大盛は別料金で可能でした。追加しなくても、結構入ってましたよ。

 


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セットにはレモン果肉入りオーギョーチがつきます。オーギョーチ(愛玉子)とは、台湾のスイーツで、オーギョーチの実でできたさっぱりしたゼリーです。こち亀で出てきた(両さんがお土産で買っていた)から名前は知ってましたが、食べるのは初めてでした。トムヤムラーメンの後に食べると後味すっきりで食事を終えられました。はちみつレモンみたいな優しい味が夏にぴったり。単品だと215円。

 


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さらに、フェアの商品と一緒に頼むとお得になるということで、海南からあげ(215円)と餃子(161円)も注文。この海南からあげも辛いマークがついてましたが、全く辛くなかったです。皮がパリパリで、香ばしくておいしかったです。そして、餃子。肉汁がジューシーで中から溢れてきておいしかった。ファミレスなのに、中華料理店並かそれ以上のクオリティに驚きです。バーミヤン、おそるべし。

 

 

他にも、ワールドフェアのメニューには、海南からあげの載ったチャーハンや、赤麻婆豆腐、新担々麺など、暑い夏らしいスパイシーなアジアンメニューがたくさんありました。迷っちゃって、しばらくメニューとにらめっこしちゃいました。笑

https://www.skylark.co.jp/bamiyan/menu/fair/index.html

 


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この海老ワンタン載せ冷やし中華(863円)は中京地区限定メニューらしくて、ワールドツアーのメニューではないですが、一緒に行った母が注文しました。野菜たっぷりで、少しだけ分けてもらいましたが、海老ワンタンもまずまずの味。

 (でも、そこまでプリプリではなかったです)

 

 

バーミヤンはガストとかと比べると店舗数が少ないですが、ワールドツアー中に是非とも食べに行っていただきたいです。9月5日までやってるらしいですよ。アジア好きな方は是非!私もまた行きたいです。

#155 モンゴルのチンギス・ハーン推しの件について。 (2013.8)

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チンギス・ハーンモンゴル帝国創始者です。抗争していたモンゴルの遊牧民を一代で統一し、当時の世界人口の半数以上を統治するモンゴル帝国を築いた初代皇帝なのです。どれだけの国の大きさだったかというと、なんと当時の世界の1/4の領土だったというから驚きです。

 

 

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そのため、首都のウランバートルにある空港はチンギス・ハーン空港と呼ばれています。そりゃあ、国雄ですからね。日本にも偉人名の愛称が付いた空港がありますよね。高知竜馬空港とか…。米子鬼太郎空港とか鳥取砂丘コナン空港とか…。愛称とはいえ、他にないんですかね?偉人ではないですが、おいしい山形空港ってなんですか?何がおいしいの?「山梨さくらんぼ空港」じゃダメなの?笑

 

 

 

と、話は逸れましたが、そのチンギス・ハーン空港にはハーン一族の肖像画が飾られていました。この記事の最初にあるチンギス・ハーン肖像画写真がそれです。肖像画があと2枚あったので紹介します。

 

 

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これが3代目のグユク・ハーン。日本ではあまり有名ではない方ですね。私は世界史専攻じゃなかったので、彼のことを全く知りません。

 

 

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この方は5代目のフビライ・ハーン。社会の授業で習いましたね。チンギス・ハーンの孫で、元寇の時の皇帝です。こんな顔をしていたんだなぁ。

 

 

ということで、モンゴルでのチンギス推しはすごかったです。まぁ、それだけの偉業を成し遂げた方ですからね。

 

 

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紙幣もチンギス。なお、この10000トゥグリクが日本円で500円ほど。

 

 

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お酒もチンギス。

 

 

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ウォッカの孫vs祖父対決。笑

 

 

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チンギスビールとチンギスエナジードリンク

 

 

ロシア・韓国・中国からの輸入品が大半の食料品の中で、モンゴルオリジナルのものというとチンギス系が多かったです。笑

 

 

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そんなチンギス推しの最高傑作がウランバートルにある、チンギス・ハーン騎馬像です。Fさんから「大きいよ」とは言われてましたが、あまり期待していないでいました。西郷隆盛像くらいの大きさをイメージしていましたから…。

 

 

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しかし、実際に見てびっくりしました。

 

 

 

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本当に大きかったので。こんな大きい馬に乗るのは、あなたとラオウ位ですよ。笑

 

 

f:id:mura306:20180801121041j:plain人間の大きさと比較すると大きさがわかりますかね?

 

 

 

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チンギスの前にいる衛兵の大きさが、一般的な像の大きさです。人間より少し大きいくらい。(おそらくケンシロウサイズ)

 

 

f:id:mura306:20180801121530j:plain私たちはしませんでしたが、お金を払えば馬の高さの展望台まで行くことができるようです。

 

 

 

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しかし、凛々しいお顔だなぁ。とにかく、大きすぎて、近づくと全体像が撮れません。あばれる君風に言わせてもらえば、モンゴル国民の、チンギス・ハーンへの愛を感じざるを得ません。

 

 

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モンゴルの英雄、チンギス・ハーンについて書いてみましたが、この騎馬像を見てから私たちのチンギス愛はMAXに達し、このお熱のまま帰国…と思いきや、空港でまさかの元・朝青龍関に神対応をされたことにより、チンギス愛は最後に見事に彼に持っていかれてしまってモンゴル旅行は幕を閉じたのです。笑

#154 モンゴルで乗馬してみた。 (2013.8)

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私もチンギスハーンみたいに、颯爽と馬で駆け回りたかった…。号泣

 

 

モンゴルに来た目的は乗馬でした。旅仲間Kさんは特にその思いが強く、初めはモンゴルの星空に興味を示していた私も、乗馬をやってみようかな…という気持ちになりました。

 

 

だが、しかし、私はride系がすべて苦手なのです。例えば、自転車・原付・バイクなどの2輪系や、ジェットコースター、それから動物の背中。昔は自転車にも乗ってましたが、久しぶりに乗ろうとしたら平衡感覚がない感じがして以来、乗っていません。たぶん、『平衡感覚を必要とする乗り物』『進行方向が予測つかない乗り物』『信用できない乗り物』が苦手なんですね。号泣

 

 

でも、かつてラクダに乗った経験もあるし、実はイケるんじゃないか?とも思ったのです。実際に、結果としては、馬に乗れましたよ。

 

 

 

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always引馬でしたけどね。笑

 

 

モンゴル到着後、翌朝の朝食後に、さっそく乗馬体験をしました。私たち二人に対して、Tさん(ゲルオーナー兼馬乗りの名人)とFさん(ツアー会社の日本人スタッフ)が付き添ってくださいました。

 

 

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まず、初めに馬を紹介されます。私の馬は焦げ茶色で、足にかっこいい紋章が焼き印されてました。なお、Kさんの馬は黒いので、クロちゃんと命名

 

 

初めは、引馬でゲル周辺を巡りました。私は暴れん坊将軍ことTさんとペアで、KさんのペアはFさんでした。

 

 

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早速、川があるため、渡らなければいけません。流されているような不思議な感覚なのですが、実際には川の流れに反して進んでいるため、錯覚なのです。馬を信じて、大丈夫だと思いつつも、毎回ちょっとドキドキしました。

 

 

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私はのんびりゆっくり馬の背に乗っていたいのですが、Tさんが紐で私の馬を引っ張り、『馬、早く歩けよ!』と何度も促します。鉄の棒を持たされてるので、遅いときはそれで馬の横腹を叩くよう言われていますが、今のペースがいいです、怖いので。号泣

 

 

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しばらくすると、KさんはFさんの紐から解放され、独り立ちをしました。私も独立をさせられそうになるのですが、何せ馬が言うことを聞かないのです。そして、私のふらつく背中を見てTさんが心配し、引馬の継続決定。わーい!笑

 

 

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そして、また川を渡って、ク○ネコヤ○ト号の前にて昼食休憩。紐が見えないから、一人で乗馬してるように見えますが、もちろんTさんに引っ張られてます。笑

 

 

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午後は、午前とは違う方向へ行きました。勾配が急な道も馬が頑張ってくれました。馬ってすごいなー。

 

 

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見よ、この『奇跡の一枚』を。本当に一瞬ですが、引馬を解消したのです。が、私が上手く馬をコントロールできず、馬が歩かないので、この後すぐに引馬againでしたがね…。号泣

 

 

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ゲルの戻る帰り道の川にて。このランクル、大丈夫だったかなぁ…。ただ、この水位でも馬は川を渡れるので立派です。

 

 

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翌日の午前中は、KさんはTさんFさんと共に遠出しました。この頃には掛馬のスキルを身に着けたKさんよ、アンタ只者じゃないよ。笑

 

 

その間、私は何をしていたのかと言うと、ゲル周辺の草原でFさんの奥様と娘さんEちゃんと一緒に引馬をしていました。3人で話しながら。休憩しながら。たまにはEちゃんと遊びながら。これはこれでいい思い出です。

 

 

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午後は、4人でFさん曰く「モンゴルらしい所」へ。午前中にKさんたちは通った道のようですが、THE・モンゴルというべき、大草原が広がってました。牛や馬たちもいて、のどかな景色でした。

 

 

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馬ってこんな風に眠るんですね。かわいすぎてほっこり。

 

 

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#152で紹介した遊牧民のゲルにもこの時に訪れました。馬乳酒などをごちそうになりました。

 

 

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ゲル周辺は山に囲まれているため大草原が広がっていないので、こういう景色を見ることができて感動しました。見渡す限りの大草原。チンギスハーンも、こんな草原を馬で駆け巡っていたんだろうなぁ。

 

 

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テレルジ最終日は午前中のみ乗馬体験をしました。なお、馬は夜の間は放たれているため、Tさんが日の出の頃から全ての馬を探しに行くそうです。笑

 

 

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前日と同じ、「モンゴルらしい大草原」へ向かいました。偶然にも中国人グループと一緒になり、大所帯。私がどこにいるかわかりますか?

ウォーリーを探せがしたいわけではありません。笑

 

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Fさん曰く、最近はバイクや車で草原を走る人も多く、轍もできてました。

 

 

午前中の日光の効果か、前日よりも写真が綺麗に撮れました。

 

 

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これも引馬ならではですね。笑

 

 

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川越えをするのも、慣れてきました。

 

 

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乗馬体験、終了!いい経験になりました!

 

 

上手く操れなかった理由を今考えてみると、私の馬に対する恐怖心が、馬に伝わってしまっていたのかなー、と思います。まずは自転車に乗って平衡感覚を取り戻し、いつかモンゴルでリベンジできたらと思います。笑

 

 

ただ、今から5年前の段階でFさんが『遊牧民の数がどんどん減ってるんだよ。そりゃあ、誰だってあんな不便な生活をしたくないよ。道もどんどん綺麗になってるし…。』と言っていたのが印象的でした。『バイクを使って移動する人も多いんだよ。』とも。確かに、テレルジに来る前にヨーロッパ風の家がたくさん建てられているのを見ました。それは、外国人が移住してきたのではなく、遊牧民が定住を始めたからなのでしょう。先祖からの伝統文化が失われていくのは何だか悲しいですが、最先端の生活水準で暮らす私がそれを止める権利などないのです。誰だって、便利な生活がいいのは当たり前。遅くともチンギスハーンの時代からは続いている遊牧生活もゲルも乗馬も、いつかは廃れていってしまうんだなぁ。

 

 

モンゴルでの乗馬体験やゲル宿泊体験ができる時間は残りわずかかもしれません。興味のあるかたは、是非モンゴルへ。引馬だけでも十分楽しめますよ。笑

#153 モンゴル料理を堪能してみた。 (2013.8)

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ゲル泊の食事はクロ〇コヤ〇ト号の前で作られます。笑

 

 

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モンゴルは内陸国のため、肉食文化で、野菜もあまり食べません。ツアー会社のFさん曰く、写真右にある野菜ジュース(20%)で野菜を補った気分になっている人もいるらしいです。笑

 

 

私たちが宿泊したゲルオーナーのTさんの奥さんがオランダ系の方のため、中にはモンゴル料理ではないものもあるようですが、名前のわかるものは料理名を付けて紹介していきます。

 

 

1日目 夕食

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初日の夕食に出てきた料理。写真を見せた旅仲間曰くチョロギではないかとのことですが、私もKさんもチョロギを知らないため比較しようがないです。笑

 

 

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なお、味はキムチ味。2013年現在、モンゴル市場に韓国製品の輸入が顕著で、韓国の食材が手に入りやすいようでした。

 

 

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チョロギと共に出された料理。Fさん曰くモンゴル料理ではないそうです。日本でいう、牛丼みたいな味でした。

 

 

朝食

朝はいつもこんな感じでした。

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卵とトマトを焼いたものにチーズがかかってました。それから、外国名物・皮なしキュウリはここでも健在。笑

 

 

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この揚げパン、とってもおいしかったです。揚げたてのアメリカンドッグって感じかな。いや、モンゴリアンドッグか。笑

 

 

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そのままで食べてもよし、ジャムやハムチーズや野菜を載せてもよし。モンゴル料理じゃないかもだけど、そんなの関係ねぇ、だっておいしいもん。笑

 

 

2日目昼食

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マカロニの中に色々詰めてあるものが登場。

 

 

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こちらはボールツォグと呼ばれる揚げパン。サーターアンダギーみたいな固さだったと思います。もしかしたら、朝食で食べたものもボールツォグの一種なのかもしれませんが、未確認です。甘くておいしい。

 

 

2日目 夕食

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この日の夕食はご飯でした。そして、多量のフライドポテト。炭水化物多すぎな気がするんですが、モンゴル人はとにかくよく飲むので、おつまみで夕食を済ませる感じなのかもしれません。このフライドポテト、揚げたてて甘くてめちゃおいしかったため、いっぱい食べちゃった。笑

 


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川魚も堪能。誰かが釣ってきたものを捌いてました。何て言う魚かわかりませんが、淡泊でおいしかったです。

 

 

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ちなみに、これがモンゴルのウォッカ、チンギス。私は下戸のため飲んでませんが、Kさんが飲んだら、目を見開いて口から火を噴くんじゃないかという表情をしてました。笑

 

 

話は少し逸れますが、モンゴルの歌で♫マンネーディレーレ マネディレレー♫と繰り返す歌があります。なんで知っているかと言うと、以前モンゴル料理屋に行った時にひたすら歌ったからです。「家においで」という意味の歌詞なのですが、それを宴の場でTさんの前で歌ったら「何で知っているんだ?」とびっくりされ、2人で歌いました。仲良くなるツールとしては最高でした。

 

 

3日目 昼食

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ノゴートイ・シュル。野菜スープの中にお肉が入ってました。モンゴルで野菜不足を感じていたので、ありがたかったです。やさしい味でした。

 

 

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ゴリルタイ・シュルはモンゴル式うどんです。羊肉が入っていて、麺食いな私にはかなり好みの味でした。

 

 

3日目 遊牧民ゲルにて

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馬乳酒(アイラグ)をいただきました。ヨーグルトのような酸味がしました。アルコール度数はかなり低いようですが、私は少量でも酔ってしまうため一口でやめました。

 

 

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それから、アーロール。馬乳の絞りかすを天日干ししたもの。ゲルの屋根で干してました。

 

 

 

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ちなみに、Kさんが朝に同じゲルを訪れた際はチャンスン・マハと呼ばれる羊を茹でた料理を作っていたそうです。というか、ヒツジを屠殺していたそうな。モンゴルの遊牧民は、生血で大地を汚さない伝統的な方法でヒツジを捌くそうです。

 


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羊の腸も分けてもらいました。牛のホルモンと大差ないのですが、牛同様、飲み込むタイミングがわからない。笑

 

 

3日目 夕食

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ホルホグは一番有名なモンゴル料理ではないでしょうか。鍋の中で野菜と羊肉と焼き石を入れて蒸し焼きにするのです。残念ながら、これは私たちのための夕食ではなかったのですが、少し分けていただきました。素材そのままの味がおいしかったです。

 

 

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クロ〇コヤ〇ト号の夕食はこちら。肉団子は柔らかくておいしかったです。

 

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この後、ファイヤーも始まり、宴は夜中まで続きました。なお、飲まされているのはもちろんKさんです。笑

 

 

4日目 昼食

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ゴリヤシはモンゴル式シチュー。名前的にハンガリーの煮込み料理であるグヤーシュから来ているのかなぁと思って調べたら、どうやらその通りであることが判明。ヨーロッパから巡り巡ってモンゴルまでたどり着いた料理なんですね。久しぶりのトマト味が何だか嬉しかったです。

 

 

4日目 夕食

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4日目の昼食後にテレルジを出発し、ウランバートルに戻りました。ツアー会社のFさんはウランバートルにマンションの一室を所有しているため、そこで1泊させていただきました。3日ぶりのシャワーに感動したあと、Fさんファミリーとデリバリーを堪能。この店、モンゴルでは有名店らしいです。そういえば、モンゴルに来て鶏肉を食べたのは初めてだったなぁ。

 

 

以上です。モンゴル料理は基本素材の味を活かした調理方法だったりするので、味はシンプルだったりしますが、逆に言えばそぼくでおいしかったです。特に揚げパン。食べ過ぎるとジャンキー間違いないけど、また食べたいな。

#152 モンゴルでゲルに泊まってみた。 (2013.8)

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我がゲル。なかなかいい体験ができました。

 

 

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ゲル(гэр)とは、モンゴルの遊牧民が使用している、伝統的な移動式住居のことです。別名、パオ(中国語・包)。中はどんな感じになっているのか、気になってました。

 

 

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支えとなる2本の柱と、天井に放射線状に広がる骨組みにより、手作りとは思えないとても丈夫な構造でした。やっぱり、昔の人の知恵ってすごいなぁ。移動する度に、モンゴルの遊牧民はゲルを畳み、新天地を見つけたらまた組み立てるんですね。

 

 

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天井はビニールで覆われているため、昼間は電気がなくても日光で明るいです。

 

 

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夜は冷えるので、Tさん(ゲルのオーナー兼馬使い)が薪ストーブをつけてくれました。なお、2013年の夏は曇天が続き、珍しく冷夏でした。そのため、満天の星を見られたのはほんの一瞬でした…。号泣

 

 

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なお、Tさんの知り合いの遊牧民のゲルがこちら。

 

 

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勝手ながら、ゲルの中に電子機器はないと思っていたので、中に入ってビックリ。衛星放送のテレビを見ていたり、Wi-Fiでインターネットをしたりしていました。ツアー会社のFさん曰く、『モンゴルの冬は寒くて外に出られないため、ゲルの中でこういう娯楽を楽しむことが多い』んだとか。ウランバートルにカラオケ店がたくさんあったのも納得です。昔はどうやって越冬していたのかなぁ?

 

 

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なお、Tさんの家がこちら。そう、クロ〇コヤ〇トです。中古で買ってきて、そのまま住居にしたらしいです。斬新。笑

 

 

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ゲルのすぐ近くにこんな小屋がありました。

 

 

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中を覗いてみると…。

 

 

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トイレです。このトイレ、夜に利用するときには照明がないためライト必須です。ライトで照らしながら恐る恐る用を足すのですが、なかなかスリリングでした。歩くのが面倒くさくなり、途中から青空ならぬ夜空トイレを利用させて頂きました。笑

 

 

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洗顔や歯磨きは近くの川で行いました。水が冷たくて、気持ちよかったです。

 

 

食事はTさんの奥さんが全部作ってくれるし、飲み物はFさんに言えばペットボトルでもらえるし、ゲルでの生活は快適でした。が、1つだけ怖かったことがあります。

 

 

それは夜中にゲルの周囲で聞こえるガサガサって音…。

 

 

泥棒か?

イヤ、虫か?

イヤイヤ、もっと大きいぞ?

 

 

 

犯人は…。

 

 

 

 

 

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馬でした。笑

 

 

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放し飼いで馬を飼っているため、たまーにゲル周辺の草を食べていて、鼻が当たるのです。枕元のすぐ横で音がするのは結構びっくりします。あと、トイレ等で外に出ようとすると馬に遭遇することも…。

 

 

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なかなかこんな体験、日本でできないですよね。モンゴルならではで面白かったです。次回はモンゴルのごはんについて書きます。

#151 モンゴルに行ってみた。 (2013.8)

超久々の投稿です。もうすぐツバルへ旅立つのですが、その前にモンゴル旅行について書こうかと思います。

 

 

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モンゴルに行ったのは2013年の8月なので、今から5年前のことです。どこまでも続く大草原の中でゲルに泊まり、満天の空を眺めたい…。少しだけ、乗馬もやってみたいかな。(ささやき)

そう思って、行くことを決めました。

 

 

みなさんおなじみの旅仲間Kさんとの初旅行がこのモンゴルで、某歩き方HPの旅仲間募集BBSで出会い、初めてご本人と会ったのは関空でした。笑

 

 

が、色々な共通点があり、現在に渡ってもお付き合いがある仲ですので、出会い系のような場でも、気の合う人には出会えるんだなぁと思いました。もちろん、当たり外れはあると思いますが。笑

 

 

モンゴルのウランバートル行きの飛行機は成田と関空から出ており、私たちは中間地点の関空から出発することにしました。出発日も(メールのやり取りで)決めて、いざチケット予約!

 

 

しかし、出発2週間前ではなかなか空席が見つからず、色々なツアー会社をあたりました。すると、Kさんが見つけたとあるモンゴルのツアー会社がチケットをすんなりと取ってくれました。しかも、破格(直行便往復で約65000円!)で。モンゴルからだからこそ取れたのですかね?よくわかりませんが、これで行けることは決まりましたー、パチパチ!!笑

 

 

Kさんは乗馬を目的にモンゴル旅行を決めた方なので、私も乗馬をがっつりすることにしました。そのため、2人とも①乗馬用ブーツ(長靴可)②帽子(あご紐付き)③レインコート④上着を持参。

 

 

そして、出発の日。関空のとある場所でKさんと待ち合わせしました。なお、顔写真とかは送らず、スーツケースの色だけ教えました。すると、それらしき方が見つかったのでドキドキしながら声をかけるとKさんでした。きっと、出会い系で出会う男女もこんな感じでドキドキするんですかね?新鮮な気持ちでした。笑

 

 

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私は前夜から関空入りし、国内線のカウンター近くのベンチで一晩を明かしたのですが、ふと目が覚めたら、目の前に搭乗手続きをする人の列があったので、とても恥ずかしい思いをしました。 今ならこうします。↓笑


 

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Kさんも夜行バスで来たため、さっそく朝食をとってから、ラウンジのような場所でシャワーを浴びました。なお、ツアー会社から、ゲルに止まってる間はシャワーを浴びることはできないと言われているため、以降3日間は体が洗えません。15分で500円くらいのコインシャワーでしたが、時間ギリギリまで存分にシャワーを堪能しました。

 

 

嗚呼、これでしばらくシャワーも洗髪もできないんだなぁ…。

 

 

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モンゴル航空(以下、MIAT)が2013年は夏季のみ関空から運行していました。意外にも…と言ったら失礼ですが、観光客が予想よりも多くてびっくりです。笑

 

 

なお、帰りの便では、(エコノミーの中で)一番遅く搭乗して振り返ったら、モンゴルの英雄、ドルゴルスレン・ダグワドルジ氏つまり元横綱朝青龍関が搭乗してきて会話&握手&写真撮影を快くして下さりました。ニュースを見ると近寄りがたい人かと思っていたけど、とっても気さくないい人だったため、今更ながら少しファンになっちゃいました。笑 

 

 

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MIATの機体はこんな感じ。3列×2だったかなぁ。

 

 

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ウランバートルって英語だとこう書くんですね。Aがいっぱい。笑

 

 

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MIATの機内食はこんな感じ。まぁ、ふつうです。笑 

 

 

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無事に16:00頃、ウランバートルに到着。なお、日本との時差はー1時間です。首都ウランバートルの空港の名前は別名チンギスハーン空港です。

 

 

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車窓からはモンゴルの国旗が見えて、モンゴルに着いたことを実感。

 

 

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ウランバートルの市街地は日本車もたくさん走っていて、とても栄えている印象でした。 カラオケ店がたくさんある理由は、『モンゴル人の冬の娯楽』なんだとか…。

 

 

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オボは石を集めて作った、遊牧民の大切な道しるべです。

 

 

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おぉ、ゲル発見!

 

 

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と同時に、西洋式の家屋もチラホラ見えてきました。ツアー会社のFさん曰く、『最近のウランバートルは近代化が進んでいて、遊牧民も減ってきているんだよ』とのこと。

うーん、色々考えさせられます…。

 

 

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道路の両脇に立つ人がいました。彼らはキノコやベリーなどの売り子で、運転手に買ってもらうために立っているのです。

 

 

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ツアー会社のFさん(日本人)は、夏季のみモンゴルに滞在しているのですが、毎年訪問する度に道路がきれいになっているそうです。この道も新しい道です。

 

 

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と思っていたら、未舗装の道に遭遇。体が前後左右に揺れ、重力に弄ばれます。こんなの、カンボジア以来だなぁ…。この後、ブータン(2017.3)でこれ以上の酷道に出会いますが…。号泣


 

 

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でも、モンゴルでは少し前まで砂利道が普通だったんだよなぁ…。 

 

 

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ようやく拓けたところに出ました。 

 

 

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ウランバートルの北東50kmに位置するテレルジ(Terelj) が私たちの目的地であり、ようやく街の入り口に入りました。

 

 

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のどかな光景が広がっています。まさに、私のイメージ通りのモンゴルの景色です。

 

 

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すると途中で川にぶち当たります。どうするかと言うと…。

 

 

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車で川を渡ります。Fさんの車はトヨタランクルなので、こういう技ができるのです。

 

 

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しばらくすると馬に乗ったモンゴル人が来ました。私たちが滞在するゲルのオーナー兼馬乗りのTさん。川を渡っての登場です。

 

 

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登場の仕方が暴れん坊将軍みたいで、超かっこよかったんですよ。笑 

 

 

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ゲルの一番手前の川の水位が上がっているため、渡れるかどうかを相談中。さすがのランクルも水没するんじゃないか…? 

 

 

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まぁ、渡りましたけどね。笑

 

 

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そして、川に沈むことなく、ゲルに無事到着。ここで3泊します。 次回はゲルの内部を紹介します。