世界流離日記

『世界流離(さすらい)日記』と読みます。国内外の旅行での喜怒哀楽の経験を中心に投稿していきますのでよろしくお願いします。なお、このブログ上の画像の使用は禁止とさせていただきます。

#160 フィジーでサンダルをやたら誉められる件について。 (2018.8)

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やたらと足元を誉められます…。笑

 

 

8月6日(月) 後編

宿に着き、荷物を置いてから首都スバの街に繰り出しました。近隣国と比べ、フィジーの治安はあまり良くなく、特にスバでは若者による強盗やスリが多発しているそうです。

 


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宿の但し書きにも『夜遅くに帰宅したらダメ!』ということが書いてありました。どうやら、この宿の宿泊客もボコボコにされたことがあるようですね…。

 


しかし、スバの滞在は実質今日が最後だし、宿代を現金で払ってしまって手持ち金がないのでまずは両替してから街歩きをすることにしました。

 


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適当に歩いてたら両替屋、発見。空港(青色=1フィジードル≒59.6円)よりもレートがかなり良くてビックリ(白色=1フィジードル≒57.7円)です。

 

 

その両替屋には門番の男の人がいて、私が両替を待ってるときに『そのサンダル、いいね!』と声をかけて来ました。両替のお姉さんにも見せると『わぁー、いいねー!』って。門番のお兄さんは『お金がなくなったら、そのサンダルを売るとお金になるよ。魚とトレードをするといい。』というフィジアンジョーク、いただきました。笑

 


街歩きをしていて気付いたことなのですが、フィジーの歩行者用信号はオーストラリアと同じものが使われています。短期留学をしてたことがあるので、あの音も、やたらと青信号が短くて赤の点滅が長いところも懐かしい…。

 


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しかし、フィジーの歩行者用信号は停電になっていることがよくあるから、わかりにくいのです。でも、みなさんはそんなこと気にも留めず、車が来てなかったら平気で渡ってしまいます。

 

 

そのため、私も『コバンザメ作戦』と題し、地元のフィジアンにピトッとくっついて同じタイミングで道路を渡ることにしました。一応、走ってくる車から一番遠い距離に私改めコバンザメは位置し、万が一の際はフィジアンの方に犠牲…いや、守っていただく形を取っています。笑

 


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そんな中、タプー(TAPPOO、かわいい名前)と言うショッピングモールがあったので、お土産を探しました。明日ツバルに行ってからあとでまたフィジーには戻ってくるのですが、首都で買えるものは買おうと思ったのです。

 


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きゃー、ピンバッジ、発見!1つ180~300円だったので、3つも買ってしまいました。フィジーのステッカーも可愛かったのでゲット。満足!もしかしたらナンディの方が物価が安いのかもだけど、売ってなかったら困るので買っちゃいました!なお、袋は有料です。

 


それから、カレーの有名店へ向かう途中に後ろから『ハロー。』『エクスキューズミー。』という声が聞こえました。私に話しかけているとは思わなかったので振り向かずに無視していたら、だんだん語尾と声のボリュームが!になってきました。すると、フィジアンのおばちゃんが私を抜かしながら、『ハロー!』って声をかけて来ました。インドならヘナの勧誘です。法外な値段でヘナアートが腕に施されます。

 


すると、おばちゃんが『あなたのそのサンダル、かわいいねー。どこで買ったの?サイズは?』と、私のサンダルに釘付けになってました。日本で買ったことと、サイズを見せたら、『日本から来たの?日本で買ったの?アドレスを教えるから、またフィジーに来たときに買ってきてくれない?』と、かなり本気モード。『でも、あなた、またフィジーに来る予定ないよね?じゃあ、しょうがないわね。アリガトー。』←ここだけ日本語

 

 


ナニコレ?

 

 


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お目当てのカレーハウスはおばちゃんと別れた交差点の向かい側にありました。その名も『カレーハウス』CoCo壱とはなんの関係もない…はず。笑

 


ネーミングにひねりはないですが、地元の人に人気のお店らしく、5時前にも関わらず、結構賑わってました。野菜カレーだと、200円くらいで食べられるのですが、私はエビカレーを注文。辛さが不安だったけど、少し試食させてもらったらイケた、というかめちゃおいしかったので高かったけど決定。そこにロティと呼ばれる、クレープ生地みたいなものと、ダル(豆)の付け合わせで10.5ドル=600円ほど。

 


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ショーケースにストックがあるので、すぐに運ばれてきました。エビカレー、うまい!!殻のエキスがカレーに溶け込んでいて、甘い中にもとてもコクがありました。食べ続けてると少しずつ体が温まってくるのを感じるのはスパイスたっぷりだからなのでしょう。インドで食べたカレーよりももしかしたらおいしかったかも。満足。

 


宿に帰りがてら、何かありそうなお店を見つけたらお土産探しをしました。そこでまた2回、『そのサンダル、いいね!どこで買った?』と聞かれました。1人が見つけると、他の店員にも知れわたり、みんなに見られます。だんだん、私の方も『魚ですよ?』『かわいいでしょ?』『これ、日本で買ったんですよー』てな感じで答えるくだりが上手くなってくるのを感じます。宿について、靴を変えて以来、しょっちゅう聞かれるようになりました。

 


そのサンダル、どんなのか気になりますよね?



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じゃーん。これです。今度、フィジーに行く機会があったら、これを大量に買っていって、商売をしようかな?いや、コバンザメの形のをオリジナルで作って、感謝の気持ちを込めてフィジーのみなさんに履いていただくことにしようかな。笑