世界流離日記

『世界流離(さすらい)日記』と読みます。国内外の旅行での喜怒哀楽の経験を中心に投稿していきますのでよろしくお願いします。なお、このブログ上の画像の使用は禁止とさせていただきます。

#155 モンゴルのチンギス・ハーン推しの件について。 (2013.8)

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チンギス・ハーンモンゴル帝国創始者です。抗争していたモンゴルの遊牧民を一代で統一し、当時の世界人口の半数以上を統治するモンゴル帝国を築いた初代皇帝なのです。どれだけの国の大きさだったかというと、なんと当時の世界の1/4の領土だったというから驚きです。

 

 

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そのため、首都のウランバートルにある空港はチンギス・ハーン空港と呼ばれています。そりゃあ、国雄ですからね。日本にも偉人名の愛称が付いた空港がありますよね。高知竜馬空港とか…。米子鬼太郎空港とか鳥取砂丘コナン空港とか…。愛称とはいえ、他にないんですかね?偉人ではないですが、おいしい山形空港ってなんですか?何がおいしいの?「山梨さくらんぼ空港」じゃダメなの?笑

 

 

 

と、話は逸れましたが、そのチンギス・ハーン空港にはハーン一族の肖像画が飾られていました。この記事の最初にあるチンギス・ハーン肖像画写真がそれです。肖像画があと2枚あったので紹介します。

 

 

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これが3代目のグユク・ハーン。日本ではあまり有名ではない方ですね。私は世界史専攻じゃなかったので、彼のことを全く知りません。

 

 

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この方は5代目のフビライ・ハーン。社会の授業で習いましたね。チンギス・ハーンの孫で、元寇の時の皇帝です。こんな顔をしていたんだなぁ。

 

 

ということで、モンゴルでのチンギス推しはすごかったです。まぁ、それだけの偉業を成し遂げた方ですからね。

 

 

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紙幣もチンギス。なお、この10000トゥグリクが日本円で500円ほど。

 

 

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お酒もチンギス。

 

 

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ウォッカの孫vs祖父対決。笑

 

 

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チンギスビールとチンギスエナジードリンク

 

 

ロシア・韓国・中国からの輸入品が大半の食料品の中で、モンゴルオリジナルのものというとチンギス系が多かったです。笑

 

 

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そんなチンギス推しの最高傑作がウランバートルにある、チンギス・ハーン騎馬像です。Fさんから「大きいよ」とは言われてましたが、あまり期待していないでいました。西郷隆盛像くらいの大きさをイメージしていましたから…。

 

 

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しかし、実際に見てびっくりしました。

 

 

 

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本当に大きかったので。こんな大きい馬に乗るのは、あなたとラオウ位ですよ。笑

 

 

f:id:mura306:20180801121041j:plain人間の大きさと比較すると大きさがわかりますかね?

 

 

 

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チンギスの前にいる衛兵の大きさが、一般的な像の大きさです。人間より少し大きいくらい。(おそらくケンシロウサイズ)

 

 

f:id:mura306:20180801121530j:plain私たちはしませんでしたが、お金を払えば馬の高さの展望台まで行くことができるようです。

 

 

 

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しかし、凛々しいお顔だなぁ。とにかく、大きすぎて、近づくと全体像が撮れません。あばれる君風に言わせてもらえば、モンゴル国民の、チンギス・ハーンへの愛を感じざるを得ません。

 

 

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モンゴルの英雄、チンギス・ハーンについて書いてみましたが、この騎馬像を見てから私たちのチンギス愛はMAXに達し、このお熱のまま帰国…と思いきや、空港でまさかの元・朝青龍関に神対応をされたことにより、チンギス愛は最後に見事に彼に持っていかれてしまってモンゴル旅行は幕を閉じたのです。笑

#154 モンゴルで乗馬してみた。 (2013.8)

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私もチンギスハーンみたいに、颯爽と馬で駆け回りたかった…。号泣

 

 

モンゴルに来た目的は乗馬でした。旅仲間Kさんは特にその思いが強く、初めはモンゴルの星空に興味を示していた私も、乗馬をやってみようかな…という気持ちになりました。

 

 

だが、しかし、私はride系がすべて苦手なのです。例えば、自転車・原付・バイクなどの2輪系や、ジェットコースター、それから動物の背中。昔は自転車にも乗ってましたが、久しぶりに乗ろうとしたら平衡感覚がない感じがして以来、乗っていません。たぶん、『平衡感覚を必要とする乗り物』『進行方向が予測つかない乗り物』『信用できない乗り物』が苦手なんですね。号泣

 

 

でも、かつてラクダに乗った経験もあるし、実はイケるんじゃないか?とも思ったのです。実際に、結果としては、馬に乗れましたよ。

 

 

 

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always引馬でしたけどね。笑

 

 

モンゴル到着後、翌朝の朝食後に、さっそく乗馬体験をしました。私たち二人に対して、Tさん(ゲルオーナー兼馬乗りの名人)とFさん(ツアー会社の日本人スタッフ)が付き添ってくださいました。

 

 

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まず、初めに馬を紹介されます。私の馬は焦げ茶色で、足にかっこいい紋章が焼き印されてました。なお、Kさんの馬は黒いので、クロちゃんと命名

 

 

初めは、引馬でゲル周辺を巡りました。私は暴れん坊将軍ことTさんとペアで、KさんのペアはFさんでした。

 

 

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早速、川があるため、渡らなければいけません。流されているような不思議な感覚なのですが、実際には川の流れに反して進んでいるため、錯覚なのです。馬を信じて、大丈夫だと思いつつも、毎回ちょっとドキドキしました。

 

 

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私はのんびりゆっくり馬の背に乗っていたいのですが、Tさんが紐で私の馬を引っ張り、『馬、早く歩けよ!』と何度も促します。鉄の棒を持たされてるので、遅いときはそれで馬の横腹を叩くよう言われていますが、今のペースがいいです、怖いので。号泣

 

 

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しばらくすると、KさんはFさんの紐から解放され、独り立ちをしました。私も独立をさせられそうになるのですが、何せ馬が言うことを聞かないのです。そして、私のふらつく背中を見てTさんが心配し、引馬の継続決定。わーい!笑

 

 

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そして、また川を渡って、ク○ネコヤ○ト号の前にて昼食休憩。紐が見えないから、一人で乗馬してるように見えますが、もちろんTさんに引っ張られてます。笑

 

 

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午後は、午前とは違う方向へ行きました。勾配が急な道も馬が頑張ってくれました。馬ってすごいなー。

 

 

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見よ、この『奇跡の一枚』を。本当に一瞬ですが、引馬を解消したのです。が、私が上手く馬をコントロールできず、馬が歩かないので、この後すぐに引馬againでしたがね…。号泣

 

 

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ゲルの戻る帰り道の川にて。このランクル、大丈夫だったかなぁ…。ただ、この水位でも馬は川を渡れるので立派です。

 

 

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翌日の午前中は、KさんはTさんFさんと共に遠出しました。この頃には掛馬のスキルを身に着けたKさんよ、アンタ只者じゃないよ。笑

 

 

その間、私は何をしていたのかと言うと、ゲル周辺の草原でFさんの奥様と娘さんEちゃんと一緒に引馬をしていました。3人で話しながら。休憩しながら。たまにはEちゃんと遊びながら。これはこれでいい思い出です。

 

 

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午後は、4人でFさん曰く「モンゴルらしい所」へ。午前中にKさんたちは通った道のようですが、THE・モンゴルというべき、大草原が広がってました。牛や馬たちもいて、のどかな景色でした。

 

 

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馬ってこんな風に眠るんですね。かわいすぎてほっこり。

 

 

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#152で紹介した遊牧民のゲルにもこの時に訪れました。馬乳酒などをごちそうになりました。

 

 

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ゲル周辺は山に囲まれているため大草原が広がっていないので、こういう景色を見ることができて感動しました。見渡す限りの大草原。チンギスハーンも、こんな草原を馬で駆け巡っていたんだろうなぁ。

 

 

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テレルジ最終日は午前中のみ乗馬体験をしました。なお、馬は夜の間は放たれているため、Tさんが日の出の頃から全ての馬を探しに行くそうです。笑

 

 

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前日と同じ、「モンゴルらしい大草原」へ向かいました。偶然にも中国人グループと一緒になり、大所帯。私がどこにいるかわかりますか?

ウォーリーを探せがしたいわけではありません。笑

 

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Fさん曰く、最近はバイクや車で草原を走る人も多く、轍もできてました。

 

 

午前中の日光の効果か、前日よりも写真が綺麗に撮れました。

 

 

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これも引馬ならではですね。笑

 

 

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川越えをするのも、慣れてきました。

 

 

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乗馬体験、終了!いい経験になりました!

 

 

上手く操れなかった理由を今考えてみると、私の馬に対する恐怖心が、馬に伝わってしまっていたのかなー、と思います。まずは自転車に乗って平衡感覚を取り戻し、いつかモンゴルでリベンジできたらと思います。笑

 

 

ただ、今から5年前の段階でFさんが『遊牧民の数がどんどん減ってるんだよ。そりゃあ、誰だってあんな不便な生活をしたくないよ。道もどんどん綺麗になってるし…。』と言っていたのが印象的でした。『バイクを使って移動する人も多いんだよ。』とも。確かに、テレルジに来る前にヨーロッパ風の家がたくさん建てられているのを見ました。それは、外国人が移住してきたのではなく、遊牧民が定住を始めたからなのでしょう。先祖からの伝統文化が失われていくのは何だか悲しいですが、最先端の生活水準で暮らす私がそれを止める権利などないのです。誰だって、便利な生活がいいのは当たり前。遅くともチンギスハーンの時代からは続いている遊牧生活もゲルも乗馬も、いつかは廃れていってしまうんだなぁ。

 

 

モンゴルでの乗馬体験やゲル宿泊体験ができる時間は残りわずかかもしれません。興味のあるかたは、是非モンゴルへ。引馬だけでも十分楽しめますよ。笑

#153 モンゴル料理を堪能してみた。 (2013.8)

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ゲル泊の食事はクロ〇コヤ〇ト号の前で作られます。笑

 

 

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モンゴルは内陸国のため、肉食文化で、野菜もあまり食べません。ツアー会社のFさん曰く、写真右にある野菜ジュース(20%)で野菜を補った気分になっている人もいるらしいです。笑

 

 

私たちが宿泊したゲルオーナーのTさんの奥さんがオランダ系の方のため、中にはモンゴル料理ではないものもあるようですが、名前のわかるものは料理名を付けて紹介していきます。

 

 

1日目 夕食

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初日の夕食に出てきた料理。写真を見せた旅仲間曰くチョロギではないかとのことですが、私もKさんもチョロギを知らないため比較しようがないです。笑

 

 

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なお、味はキムチ味。2013年現在、モンゴル市場に韓国製品の輸入が顕著で、韓国の食材が手に入りやすいようでした。

 

 

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チョロギと共に出された料理。Fさん曰くモンゴル料理ではないそうです。日本でいう、牛丼みたいな味でした。

 

 

朝食

朝はいつもこんな感じでした。

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卵とトマトを焼いたものにチーズがかかってました。それから、外国名物・皮なしキュウリはここでも健在。笑

 

 

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この揚げパン、とってもおいしかったです。揚げたてのアメリカンドッグって感じかな。いや、モンゴリアンドッグか。笑

 

 

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そのままで食べてもよし、ジャムやハムチーズや野菜を載せてもよし。モンゴル料理じゃないかもだけど、そんなの関係ねぇ、だっておいしいもん。笑

 

 

2日目昼食

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マカロニの中に色々詰めてあるものが登場。

 

 

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こちらはボールツォグと呼ばれる揚げパン。サーターアンダギーみたいな固さだったと思います。もしかしたら、朝食で食べたものもボールツォグの一種なのかもしれませんが、未確認です。甘くておいしい。

 

 

2日目 夕食

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この日の夕食はご飯でした。そして、多量のフライドポテト。炭水化物多すぎな気がするんですが、モンゴル人はとにかくよく飲むので、おつまみで夕食を済ませる感じなのかもしれません。このフライドポテト、揚げたてて甘くてめちゃおいしかったため、いっぱい食べちゃった。笑

 


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川魚も堪能。誰かが釣ってきたものを捌いてました。何て言う魚かわかりませんが、淡泊でおいしかったです。

 

 

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ちなみに、これがモンゴルのウォッカ、チンギス。私は下戸のため飲んでませんが、Kさんが飲んだら、目を見開いて口から火を噴くんじゃないかという表情をしてました。笑

 

 

話は少し逸れますが、モンゴルの歌で♫マンネーディレーレ マネディレレー♫と繰り返す歌があります。なんで知っているかと言うと、以前モンゴル料理屋に行った時にひたすら歌ったからです。「家においで」という意味の歌詞なのですが、それを宴の場でTさんの前で歌ったら「何で知っているんだ?」とびっくりされ、2人で歌いました。仲良くなるツールとしては最高でした。

 

 

3日目 昼食

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ノゴートイ・シュル。野菜スープの中にお肉が入ってました。モンゴルで野菜不足を感じていたので、ありがたかったです。やさしい味でした。

 

 

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ゴリルタイ・シュルはモンゴル式うどんです。羊肉が入っていて、麺食いな私にはかなり好みの味でした。

 

 

3日目 遊牧民ゲルにて

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馬乳酒(アイラグ)をいただきました。ヨーグルトのような酸味がしました。アルコール度数はかなり低いようですが、私は少量でも酔ってしまうため一口でやめました。

 

 

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それから、アーロール。馬乳の絞りかすを天日干ししたもの。ゲルの屋根で干してました。

 

 

 

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ちなみに、Kさんが朝に同じゲルを訪れた際はチャンスン・マハと呼ばれる羊を茹でた料理を作っていたそうです。というか、ヒツジを屠殺していたそうな。モンゴルの遊牧民は、生血で大地を汚さない伝統的な方法でヒツジを捌くそうです。

 


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羊の腸も分けてもらいました。牛のホルモンと大差ないのですが、牛同様、飲み込むタイミングがわからない。笑

 

 

3日目 夕食

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ホルホグは一番有名なモンゴル料理ではないでしょうか。鍋の中で野菜と羊肉と焼き石を入れて蒸し焼きにするのです。残念ながら、これは私たちのための夕食ではなかったのですが、少し分けていただきました。素材そのままの味がおいしかったです。

 

 

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クロ〇コヤ〇ト号の夕食はこちら。肉団子は柔らかくておいしかったです。

 

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この後、ファイヤーも始まり、宴は夜中まで続きました。なお、飲まされているのはもちろんKさんです。笑

 

 

4日目 昼食

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ゴリヤシはモンゴル式シチュー。名前的にハンガリーの煮込み料理であるグヤーシュから来ているのかなぁと思って調べたら、どうやらその通りであることが判明。ヨーロッパから巡り巡ってモンゴルまでたどり着いた料理なんですね。久しぶりのトマト味が何だか嬉しかったです。

 

 

4日目 夕食

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4日目の昼食後にテレルジを出発し、ウランバートルに戻りました。ツアー会社のFさんはウランバートルにマンションの一室を所有しているため、そこで1泊させていただきました。3日ぶりのシャワーに感動したあと、Fさんファミリーとデリバリーを堪能。この店、モンゴルでは有名店らしいです。そういえば、モンゴルに来て鶏肉を食べたのは初めてだったなぁ。

 

 

以上です。モンゴル料理は基本素材の味を活かした調理方法だったりするので、味はシンプルだったりしますが、逆に言えばそぼくでおいしかったです。特に揚げパン。食べ過ぎるとジャンキー間違いないけど、また食べたいな。

#152 モンゴルでゲルに泊まってみた。 (2013.8)

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我がゲル。なかなかいい体験ができました。

 

 

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ゲル(гэр)とは、モンゴルの遊牧民が使用している、伝統的な移動式住居のことです。別名、パオ(中国語・包)。中はどんな感じになっているのか、気になってました。

 

 

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支えとなる2本の柱と、天井に放射線状に広がる骨組みにより、手作りとは思えないとても丈夫な構造でした。やっぱり、昔の人の知恵ってすごいなぁ。移動する度に、モンゴルの遊牧民はゲルを畳み、新天地を見つけたらまた組み立てるんですね。

 

 

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天井はビニールで覆われているため、昼間は電気がなくても日光で明るいです。

 

 

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夜は冷えるので、Tさん(ゲルのオーナー兼馬使い)が薪ストーブをつけてくれました。なお、2013年の夏は曇天が続き、珍しく冷夏でした。そのため、満天の星を見られたのはほんの一瞬でした…。号泣

 

 

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なお、Tさんの知り合いの遊牧民のゲルがこちら。

 

 

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勝手ながら、ゲルの中に電子機器はないと思っていたので、中に入ってビックリ。衛星放送のテレビを見ていたり、Wi-Fiでインターネットをしたりしていました。ツアー会社のFさん曰く、『モンゴルの冬は寒くて外に出られないため、ゲルの中でこういう娯楽を楽しむことが多い』んだとか。ウランバートルにカラオケ店がたくさんあったのも納得です。昔はどうやって越冬していたのかなぁ?

 

 

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なお、Tさんの家がこちら。そう、クロ〇コヤ〇トです。中古で買ってきて、そのまま住居にしたらしいです。斬新。笑

 

 

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ゲルのすぐ近くにこんな小屋がありました。

 

 

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中を覗いてみると…。

 

 

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トイレです。このトイレ、夜に利用するときには照明がないためライト必須です。ライトで照らしながら恐る恐る用を足すのですが、なかなかスリリングでした。歩くのが面倒くさくなり、途中から青空ならぬ夜空トイレを利用させて頂きました。笑

 

 

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洗顔や歯磨きは近くの川で行いました。水が冷たくて、気持ちよかったです。

 

 

食事はTさんの奥さんが全部作ってくれるし、飲み物はFさんに言えばペットボトルでもらえるし、ゲルでの生活は快適でした。が、1つだけ怖かったことがあります。

 

 

それは夜中にゲルの周囲で聞こえるガサガサって音…。

 

 

泥棒か?

イヤ、虫か?

イヤイヤ、もっと大きいぞ?

 

 

 

犯人は…。

 

 

 

 

 

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馬でした。笑

 

 

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放し飼いで馬を飼っているため、たまーにゲル周辺の草を食べていて、鼻が当たるのです。枕元のすぐ横で音がするのは結構びっくりします。あと、トイレ等で外に出ようとすると馬に遭遇することも…。

 

 

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なかなかこんな体験、日本でできないですよね。モンゴルならではで面白かったです。次回はモンゴルのごはんについて書きます。

#151 モンゴルに行ってみた。 (2013.8)

超久々の投稿です。もうすぐツバルへ旅立つのですが、その前にモンゴル旅行について書こうかと思います。

 

 

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モンゴルに行ったのは2013年の8月なので、今から5年前のことです。どこまでも続く大草原の中でゲルに泊まり、満天の空を眺めたい…。少しだけ、乗馬もやってみたいかな。(ささやき)

そう思って、行くことを決めました。

 

 

みなさんおなじみの旅仲間Kさんとの初旅行がこのモンゴルで、某歩き方HPの旅仲間募集BBSで出会い、初めてご本人と会ったのは関空でした。笑

 

 

が、色々な共通点があり、現在に渡ってもお付き合いがある仲ですので、出会い系のような場でも、気の合う人には出会えるんだなぁと思いました。もちろん、当たり外れはあると思いますが。笑

 

 

モンゴルのウランバートル行きの飛行機は成田と関空から出ており、私たちは中間地点の関空から出発することにしました。出発日も(メールのやり取りで)決めて、いざチケット予約!

 

 

しかし、出発2週間前ではなかなか空席が見つからず、色々なツアー会社をあたりました。すると、Kさんが見つけたとあるモンゴルのツアー会社がチケットをすんなりと取ってくれました。しかも、破格(直行便往復で約65000円!)で。モンゴルからだからこそ取れたのですかね?よくわかりませんが、これで行けることは決まりましたー、パチパチ!!笑

 

 

Kさんは乗馬を目的にモンゴル旅行を決めた方なので、私も乗馬をがっつりすることにしました。そのため、2人とも①乗馬用ブーツ(長靴可)②帽子(あご紐付き)③レインコート④上着を持参。

 

 

そして、出発の日。関空のとある場所でKさんと待ち合わせしました。なお、顔写真とかは送らず、スーツケースの色だけ教えました。すると、それらしき方が見つかったのでドキドキしながら声をかけるとKさんでした。きっと、出会い系で出会う男女もこんな感じでドキドキするんですかね?新鮮な気持ちでした。笑

 

 

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私は前夜から関空入りし、国内線のカウンター近くのベンチで一晩を明かしたのですが、ふと目が覚めたら、目の前に搭乗手続きをする人の列があったので、とても恥ずかしい思いをしました。 今ならこうします。↓笑


 

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Kさんも夜行バスで来たため、さっそく朝食をとってから、ラウンジのような場所でシャワーを浴びました。なお、ツアー会社から、ゲルに止まってる間はシャワーを浴びることはできないと言われているため、以降3日間は体が洗えません。15分で500円くらいのコインシャワーでしたが、時間ギリギリまで存分にシャワーを堪能しました。

 

 

嗚呼、これでしばらくシャワーも洗髪もできないんだなぁ…。

 

 

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モンゴル航空(以下、MIAT)が2013年は夏季のみ関空から運行していました。意外にも…と言ったら失礼ですが、観光客が予想よりも多くてびっくりです。笑

 

 

なお、帰りの便では、(エコノミーの中で)一番遅く搭乗して振り返ったら、モンゴルの英雄、ドルゴルスレン・ダグワドルジ氏つまり元横綱朝青龍関が搭乗してきて会話&握手&写真撮影を快くして下さりました。ニュースを見ると近寄りがたい人かと思っていたけど、とっても気さくないい人だったため、今更ながら少しファンになっちゃいました。笑 

 

 

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MIATの機体はこんな感じ。3列×2だったかなぁ。

 

 

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ウランバートルって英語だとこう書くんですね。Aがいっぱい。笑

 

 

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MIATの機内食はこんな感じ。まぁ、ふつうです。笑 

 

 

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無事に16:00頃、ウランバートルに到着。なお、日本との時差はー1時間です。首都ウランバートルの空港の名前は別名チンギスハーン空港です。

 

 

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車窓からはモンゴルの国旗が見えて、モンゴルに着いたことを実感。

 

 

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ウランバートルの市街地は日本車もたくさん走っていて、とても栄えている印象でした。 カラオケ店がたくさんある理由は、『モンゴル人の冬の娯楽』なんだとか…。

 

 

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オボは石を集めて作った、遊牧民の大切な道しるべです。

 

 

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おぉ、ゲル発見!

 

 

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と同時に、西洋式の家屋もチラホラ見えてきました。ツアー会社のFさん曰く、『最近のウランバートルは近代化が進んでいて、遊牧民も減ってきているんだよ』とのこと。

うーん、色々考えさせられます…。

 

 

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道路の両脇に立つ人がいました。彼らはキノコやベリーなどの売り子で、運転手に買ってもらうために立っているのです。

 

 

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ツアー会社のFさん(日本人)は、夏季のみモンゴルに滞在しているのですが、毎年訪問する度に道路がきれいになっているそうです。この道も新しい道です。

 

 

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と思っていたら、未舗装の道に遭遇。体が前後左右に揺れ、重力に弄ばれます。こんなの、カンボジア以来だなぁ…。この後、ブータン(2017.3)でこれ以上の酷道に出会いますが…。号泣


 

 

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でも、モンゴルでは少し前まで砂利道が普通だったんだよなぁ…。 

 

 

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ようやく拓けたところに出ました。 

 

 

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ウランバートルの北東50kmに位置するテレルジ(Terelj) が私たちの目的地であり、ようやく街の入り口に入りました。

 

 

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のどかな光景が広がっています。まさに、私のイメージ通りのモンゴルの景色です。

 

 

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すると途中で川にぶち当たります。どうするかと言うと…。

 

 

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車で川を渡ります。Fさんの車はトヨタランクルなので、こういう技ができるのです。

 

 

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しばらくすると馬に乗ったモンゴル人が来ました。私たちが滞在するゲルのオーナー兼馬乗りのTさん。川を渡っての登場です。

 

 

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登場の仕方が暴れん坊将軍みたいで、超かっこよかったんですよ。笑 

 

 

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ゲルの一番手前の川の水位が上がっているため、渡れるかどうかを相談中。さすがのランクルも水没するんじゃないか…? 

 

 

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まぁ、渡りましたけどね。笑

 

 

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そして、川に沈むことなく、ゲルに無事到着。ここで3泊します。 次回はゲルの内部を紹介します。

#150 台湾グルメを堪能してみた。

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台湾に行ったら、確実に増量して帰ってくることでしょう。笑

 

 

何だかんだでこの旅ブログも150個目の投稿となりました。読んで下さる方、☆やコメントを下さる方、いつもありがとうございます。今後も旅行に行った時は最新情報を、それ以外の時は思いつくままに旅の思い出を綴っていこうと思いますのでよろしくお願いします。

 

 

 

以前も、美味しい台湾グルメについては#012や#030でも触れましたが、今回は私の口に合わなかったものも載せます。あくまで、私の味覚による星の数(Max5)ですので悪しからず。



 

 

私は2007年3月と2014年12月に台湾を訪問しています。1回目に訪れた際は「夜市で食べたものに当たった疑惑」もあり、何となく食べ物に不安を感じた旅でしたが、2回目の台湾ではずーーっと食べてました。一日5食です。そりゃあ太るわ。笑

 

 

ということで、思いつくまま載せていきます。

 

 

①小籠包 ★★★★

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台湾グルメのスーパーエース小籠包。日本でもかなりポピュラーな存在ですね。

 

 

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その中でもやはり有名店は鼎泰豊(ディンタイフォン)。2007年に行った時にオプショナルツアーを申し込んで訪れました。並んでいる観光客を尻目に、予約席に案内されました。入口で、小籠包を作る実演を見ることができました。 

 

 

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4人で申し込んだのですが、予約席は12人掛けのテーブルでした。メニューも予め決まっていたので、料理が次々と運ばれてきました。待たずに済むのはありがたいですが、どんどん出てくるので、テーブルはせいろだらけ。ゆっくり話しながら食べることはできませんでした。知らない日本人同士が気を遣いながら食べるのは、集団行動が苦手な私にはとにかく疲れましたね。笑 

 

 

 

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でも、さすがは有名店、見た目も味も◎です。

 

 

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炒飯や麻婆豆腐も出てきて、ボリュームたっぷりでした。お腹一杯になったらすぐに、というか、食べ終わる頃には予約時間が終わり、次の予約客のためにすぐ退席でした。まぁ、人気店だから仕方がないですね。鼎泰豊は日本各地にも支店があるので、そちらでゆっくり食べた方がいいかなーと思いました。

 

 

 

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ということで、2014年は宿(中山エリア)から徒歩圏内の京鼎樓というお店に行きました。ガイドブックにも掲載されているお店ですが、このお店を選んだ一番の理由は近いからスラムダンク流川楓になってしまった私たちでした。笑

 

 

f:id:mura306:20180612214552j:plainこのお店でも入口で小籠包の作る様子を見ることができます。匠の技に感動。

 

 

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こちらの小籠包もとてもおいしかったです。自分たちのペースで会話をしながらゆっくり食べられるし、私はこっちの方が好きだなぁー。小籠包は…、イヤ、台湾料理は基本ハズレがないのでどこで食べてもおいしいですよ。有名店に行くのも勿論いいですが、自分だけのお気に入り店をぶらぶら探すのもいいのかなーと思います。なお、今知ったのですが、京鼎樓も日本各地に出店しているようです。うちの近くのイオンにもあったので、今度行ってみよっと。笑

 

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ひゃーー。この写真を見たら小籠包が食べたくなりますねー。私が既にそうですから。笑


 

②かき氷 ★★★★

台湾のかき氷はフワフワでおいしいです。日本で食べる、シロップのかかったシンプルなかき氷もおいしいですが、台湾のフルーツの載ったフワフワかき氷もおいしいですよ。最近では日本でも専門店がありますね。

 

 

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2007年に食べたかき氷はフルーツたっぷりで、練乳とアイスも載ってました。 色々なトッピングのかき氷がありました。

 

 

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2014年に士林夜市で食べたかき氷は、マンゴーとイチゴが載っていて、上に練乳がかかってました。初めて食べた相方Kさんはいたく感激してました。

 

 

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このお店の日本語メニューがなかなか面白かったです。

 

 

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パイナップルいエビに★5つあげたい気分です。どんな料理だよ、それ。笑

 

 

台湾のかき氷は値段(110元)の割にはボリュームがあるので、数人でシェアするくらいが個人的にはちょうどよかったです。一人で一皿完食すると体が冷えてしまうかも…。笑

 

 

 

③蟹のからあげ ★★★★★

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同じく、2014年に士林夜市にて。1パイ150元と、なかなか強気な値段ですが、めちゃんこおいしいです。衣がスパイシーなのに対して、カニの身は甘いのが絶妙なバランスなのです。しかしながら、このカニのからあげの難点は、とにかく食べにくいこと。というか、食べられる部分が少ないのです。やわらかい殻は食べられますが、足などの硬い殻は食べられません。

 

 

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同じ店で、小さいカニも同じ値段で売られてました。こちらのが食べやすいし、味も同じなのですが、やはりカニ好きとしては物足りない感じです。カニの甘さを味わいたいなら大きいカニの方がオススメです。 香ばしさを味わい方には小さいカニがいいかと。

 

 

 

④イチゴ飴 ★★★★★f:id:mura306:20180612221519j:plainこちらも2014年に士林夜市にて。写真左がイチゴ飴で、右がトマト飴です。イチゴ飴は、リンゴ飴のような赤い飴をイチゴにコーティングさせたものなのですが、飴に負けないほどイチゴが甘いんです。そして、飴のパリパリした食感とイチゴの食感の違いが楽しくて本当においしかったです。なお、イチゴ飴の一番下にトマトが使われている(恐らく落下防止のため?)のですが、私はトマトがそこまで好きではないのでKさんに贈呈したため、トマト飴の味はよくわかりません。笑

 

 

 

 

胡椒餅 ★★★★

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台湾のB級グルメといえば、胡椒餅ではないでしょうか?どんなものかというと…。

 

 

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中にスパイシーな餡が入っていて、パンみたいな生地で包まれています。ナンみたいに、専用の窯で焼いているので、作り立ては熱いため要注意です。また、胡椒が結構効いているので、口の周りがヒリヒリすることがあります。笑

 

 

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こちらの写真は2007年に訪れた、「元祖胡椒餅」のもの。さすがは元祖、餡がぎっしり入っていて本当においしかった!龍山寺周辺にあるので、近くに行かれた際は是非。裏通りのような狭い路地の中にお店がありました。

 

 

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こちらは2014年に宿の近くで買った胡椒餅。10元くらいだったと思います。薄い皮がクリスピーでサクサク。中から肉汁が出て来てこれまた美味です。大判焼きみたいなおやつも一緒に売られていて、こちらも小腹が空いた私たちを幸せにしてくれました。

 

 

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なお、胡椒餅は夜市でも売られています。見かけたらマストバイ。笑


 

民生炒飯 ★★★★★

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奥田民生氏のファンとして、「民生炒飯」というお店に行きました。というか、2014年には「さすらい」のロケ地も廻りました。笑 

 


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そんな「民生炒飯」ですが、「台湾一おいしい炒飯の店」の賞を獲得したこともある有名店なのです。10人ほどしか座れない小さなお店には、開店直後からテイクアウトの炒飯を作る大将の姿がありました。地元の方が買いに来る人気店のようです。

 

 

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 注文したエビ炒飯(蝦仁炒飯=100元)がこちら。一言で言うと、今まで食べたどの炒飯よりもおいしかったです。海老はプリプリ、ご飯はパラパラ、味は(胡椒で少しだけ)ピリピリ。タマゴとエビしか入っていないシンプルな味付けの炒飯は味のごまかしがきかないからこそ、大将のこだわりを感じました。もう一度食べたい。今度台湾に行く時も絶対に行く!!400円弱で至福の味にありつけます。

 

 

 

臭豆腐 ★★★f:id:mura306:20180612224435j:plain

台湾で漂う刺激臭=臭豆腐を食べてみました。

 

 

詳しくはコチラに書きました。ニオイほどは強烈な味じゃないです。笑

 

 

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士林夜市にもあるので、ご興味ある方はどうぞ。笑 

 


⑧蓮霧 ★★

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別名、「ワックスアップル」。ちょうど、2014年に台湾に行く直前に、テレビで台湾特集をやっていた時に紹介されていたのです。そして、士林夜市で発見しました。

 

 

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試食をさせていただきました。瑞々しいリンゴという感じでしょうか。12月はシーズンじゃないからか、そこまで甘みを感じませんでした。雨季に行くともっと甘くておいしいんだろうなぁ。4~7月が旬らしいです。日本では食べられないので、見かけたらまずは試食を。笑 

 

 

 

刀削麺 ★★★

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刀削麺とは、名前の通り、専用の刃を使って削る麺を温かいスープに入れて食べる中国料理です。丸い生地を、シャッシャッシャッと刃でそぎ落とし、茹でるためのお湯の中にそのまま入れる職人芸は見ていて飽きません。あまりに速すぎて、写真が上手く撮れなかったのが残念。

  

 

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うどんというよりは「ほうとう」に近い食感です。モチモチしていて、長さや太さの違う麺があるのは手作りならでは。スープも大変おいしくいただきました。 (2014年、120元)

 

 

 

⑩彰化肉圓 ★★★

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2014年、士林夜市にて。 当時仕事で接していたイケメン台湾人J君の出身地が彰化(台中)で、彰化肉圓はそこの名物でおいしいらしい。夜市でたまたま見かけたので食べました。

 

 

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おでんの大根みたいなものが、肉圓。モチモチで半透明の皮の内側には肉まんの餡のような具が入っています。

 

 

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仕上げにタレとパクチー(香菜) をかけて提供されました。皮は葛餅みたいなモチモチ感というと伝わりますかね?彰化に行かなくとも、士林で食べられてよかったです。(35元)

 

 

 

⑪牡蠣オムレツ 

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2007年に士林夜市にて食べました。かろうじて小さな星をつけましたが、まず私は牡蠣があまり好きでないので、そこで既にマイナス要素があるのですが、これを食べてから体調が悪くなったので、さらにマイナス…。「牡蠣に当たった疑惑」です。でも、このお店と料理の名誉のために伝えておきますが、士林では他にも色々食べたので、牡蠣オムレツだけに責任を押し付けるつもりはありません。笑

 

 

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ここのメニューもじわじわ来ます。「いらしせいませ」って…。笑 

 

 

 

⑫汁ビーフン ★★★★

 

ビーフンは何か所かで食べたので一気に紹介します。

 

 

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迪化街周辺の旗魚米粉湯というお店にて。そうめんのようなやわらかい米麺とあっさりとしたスープにほっこり。魚ベースのスープでした(65元)。

 

 

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こちらは瑞芳駅近くの美食街で見つけた汁ビーフン、45元。 変わった形のミンチ肉がおいしかった。

 

 

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こちらは2007年に士林夜市にて。牛肉麺ですが、麺がビーフンなのでこちらで紹介しました。牛肉麺独特のスープの味は甘くて、お肉のダシもしっかり出ていて、何度でも食べたい味です。 

 

 

 

⑬魯肉飯 ★★★★

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 魯肉飯(ルーローハン)も、美食街にて。台湾版のそぼろご飯って感じですね。甘いそぼろがおいしかったです。たった20元だなんて、本当にそんな値段でいいんですか?笑

 

 

 

⑭タピオカミルクティー ★★

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2014年、士林夜市にて。食べ歩きの友に。味は日本でもおなじみの味と同じで、タピオカを吸い込むのに苦労するのも同じ。まぁ普通です。笑 

 

 

 

⑮涼麺 ★★★

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台湾には冷やし中華みたいな料理もあって、涼麺と呼ぶらしいです。民生街で偶然立ち寄ったお店で、常連さんらしき人が食べていたものと同じものを(ジェスチャーで)注文したら、胡瓜の載った涼麺が運ばれてきました。ゴマだれがさっぱりしていて食べやすいので、朝食や暑い日にはぴったりのメニューだと思います。

 

 

 

うずら卵フライ ★★★★

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2014年、士林夜市にて。私、うずらの卵が好きなんですよ。お好みソースみたいな甘いタレがついていておいしかった!20元。

 

 

 

空芯菜炒め ★★★

2014年、相方Kさんと運命の出会いを果たした空芯菜。以来、彼女はアジア各地で空芯菜炒めを見つけると注文するようになりました。笑

 

 

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そんな運命の相手がこちら。我が宿から徒歩1分程の距離にあるレストラン、正宗川味伍染玖牛肉麺店の空芯菜炒めです。Kさんは空芯菜を注文する度に、「うーん、あの店の味を越えるものではないなー」とコメントします。なお、このお店の空芯菜は台湾初日と最終日に食べました。笑

(180元) 

 

 

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京鼎樓の空芯菜も十分おいしかったと思うのですが、Kさん的には宿近くのマイナー店の方がおいしいそうです。つまり、我々は3泊4日の旅で3回も空芯菜を食べたのです。笑

 

 

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なお、麻婆豆腐(200元)もおいしかったので、初日と最終日に2回食べました。笑

 

 

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以上、17種類を紹介しました。主に、士林夜市で食べたものが多かったように思えますが、台湾グルメはきちんとしたレストランで食べるものも屋台で食べるB級グルメもどちらもそれぞれいいところがあり、基本ハズレがないので、食べたいと思うものに出会ったら躊躇せずに試してみるといいと思います。 

#149 電車で九份に行ってみた。(2014.12)

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パンフレットのような絶景写真はどこで撮れるのでしょうか…?涙

 

 

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九份は、台北から日帰りで行ける観光地です。映画千と千尋の神隠し』の舞台とも言われるほど、赤い提灯がたくさん掲げられる街並みはノスタルジック。各旅行会社のオプショナルツアーでも訪れることができますが、私は2回とも電車で訪れました。今回は2014年12月に訪れた時の行き方をお伝えしたいと思います。なお、当時のレートは1台湾元≒3.8円でした。

 

 

 

九份での思い出~

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12:05に台北桃園空港に到着後、宿に荷物を置いて、16:50に台北駅を出発しました。台湾では繁字体が用いられているので、台湾→臺灣となっている時もあるので注意です。(もちろん、「台北駅」と書かれている駅表示もあります)

 

 

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台北から九份までの直行電車はない(=九份に駅がない)ため、瑞芳駅までの乗車券を購入しなければなりません。

 

 

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駅の窓口で「台北→瑞芳×2」と書かれたメモを見せて、乗車券を49元で無事購入。漢字圏の国では筆談をすると会話がスムーズですよ。

 

 

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乗車券売場は1階にあり、ホームは地下にあります。駅構内の看板表示に従ってエレベーターで下り、17:20の電車に乗りました。

 

 

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18:15に瑞芳駅に到着。

 

 

ここで衝撃の事実が発覚します。着いた途端、大雨に見舞われます。台湾での急な雨に備え傘は持ち歩いているのでそれは問題なかったのですが、かなり降っていたため、服も靴も徐々にびしょ濡れになっていきました。あぁ、ついていない…。

 

 

瑞芳駅からバスに乗ろうかとも思ってましたが、タクシーを利用することに予定変更しました。

 

 

しかし、こんな天気だからか、空車のタクシーがなかなか捕まりませんでした。10台…いや、もっとだったかなぁ?びしょ濡れになりながら何回もフラれ続けた後、ようやくタクシーに乗れた時は本当に嬉しかったです。

 

 

そして、無事に九份に到着。依然として雨が降っているため、急いでアーケードの中へ向かいました。

 

 

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そして、臭豆腐屋さんで洗礼を受けます。アナタのニオイを嗅ぐと、台湾に来たんだなぁって実感するよ。笑

 

 


 

 

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アーケードに入ってしまえばこっちのもの…だと思うとすき間から入る雨に濡れることもあるので、油断大敵。笑

 

 

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アーケードが歩行者天国かと思ったら大間違い。時々車が通るため、端に逸れないといけません。笑 

 

 

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かわいいオカリナ屋さん、発見。

 

 

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かき氷屋さん、発見。食べたかったけれど、雨で体が冷えて寒いため断念しました。台湾のかき氷はフワフワでおいしいんですよ。

 

 

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ノスタルジックなかわいい駄菓子、発見。

 

 

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そうなんです、九份はノスタルジックな街なのです。映画の世界でしか見たことのないような、高度経済成長期の日本のような、レトロでかわいい街なんです。

 

 

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千と千尋の神隠し」の世界ってのも、何となくわかる気がします。

 

 

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ただ、さすがに19:00頃にはお店も閉まりだし、何となく街全体が閉店モード。 夜の方が雰囲気はいいですが、買い物やお茶とかしたいなら昼間から訪れた方がいいと思います。なお、よくパンフレット等についているような絶景写真はどこから撮ればいいのか、よくわからないままでした。笑

 

 

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これも、さんざん歩いて撮りましたが、提灯のある建物とは反対方向だし…。パンフレットの写真を見て、期待しすぎないといいかもです。笑

 

 

九份の思い出に臭豆腐を食べた後、帰るためにバス停に向かいました。タクシーで帰ってもいいのですが、雨も治まってきたし、帰りはバスにしようかという話になったのです。なお、バスだと直行で台北に戻れるのです。

 

 

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バスがすぐに来たため、乗ろうとするのですが、既に座席は埋まっていただけでなく、私たち以外にも乗客がたくさん乗ったので、本当にぎゅうぎゅう詰めで大変でした。それでも、ギリギリ乗れただけでもラッキーで、乗れない人もいたくらいでした。九份出発後すぐにグネグネ道が続くため、重力に弄ばれた体が前後左右に揺れたのが結構キツかったです。ようやく座れたのは、30分以上経過して瑞芳駅に着いてからでした。

 

 

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21:15にバスは無事に台北のSOGO周辺に到着しました。最寄駅はMRT忠孝復興駅なので、ここからMRTで宿まで帰りました。バスで帰ってくるのは無駄に疲れるからあまりオススメしません。 笑

 


~おまけ~

昼間の九份はどんな感じなのかを紹介します。2007年3月の写真ですので今とは少し違う所もあると思いますが、昼と夜でそれぞれいい雰囲気だと思いますよ。

 

 

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タクシーはだいたいここで乗り降りします。セブンイレブンの右側にアーケードがあるため、ここから歩き始める感じです。

 

 

では、ここから一気に写真を紹介します。

 

 

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私が九份を訪れた時はどちらも天気には恵まれませんでしたが、この町は曇りや雨が似合う街だなぁと思います。

 

 

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みなさんは、昼の九份と夜の九份のどちらが好きですか?古き良き時代にタイムスリップするひとときを九份で是非楽しんでください。 

#148 台湾で臭豆腐を食べてみた。 (2014.12)

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臭豆腐、おそるべし。

 

 

台湾を訪れたことのある方なら、臭豆腐のニオイっていうとわかると思います。何とも形容しがたい発酵臭で、急に風に乗ってプ~~ンと来るんですよ。そして、しばらく歩くと臭豆腐屋さんが必ずあるのです。なお、臭豆腐とは名前の通り、豆腐を発酵させたもので、台湾のB級グルメ的存在なのです。

 

 

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初めての出会いは2007年の3月でした。確か、九份を訪れた時です。急に来たんですよ、ニオイが。思わず「くさっ!!何コレ??」と思い、友人と鼻をつまんだものです。あんな屋台、誰が買うんだよって思ってました。あと、お店の人は臭くないんだろうかという、素朴な疑問も同時に浮かびました。笑

 

 

それから、食べる機会も、台湾を訪れる機会もなかったのですが、2014年の年末に、みなさんおなじみのKさんと台湾に行くことになりました。当時、たまたま台湾人と仕事で接する機会があり、臭豆腐のことを聞いてみると「臭豆腐はオイシイヨー。食べたほうがイイヨー。」と言われました。

 

 

どうしようかな…。話のネタ的には面白いよな…。

 

 

2014.12

台湾到着初日に九份に行きました。すると、さっそく台湾の洗礼を受けます。

 

 

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あぁ、懐かしいニオイがすると思ったら、やはりあなたがいらっしゃったのですね。涙

 

 

ここで、私は気付いたことがあります。それは、いつも鼻をつまんで逃げるように去って行ったため、臭豆腐自体を見たことがなかったということです。

 

 

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これが臭豆腐です。見た目は、厚揚げを赤みそで煮込んだ感じですね。中部人の私にはなじみのある食材です。笑

 

 

どうする…? 

食べるべき…?

 

 

 

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とりあえず九份を観光してから考えよう。

アイルビーバック!!笑

 

 

 

~1時間後~

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マニュフェスト通り、戻って来ました。(夜の九份はお店が閉まっていて、そこまで見るところがなかった)

 

 

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アンタ、相変わらず強烈な臭いを放ってますねぇ。50メートル先にいてもわかっちゃうんだから♪笑

 

 

店の前でも少し躊躇する私たち。でも、せっかく台湾に来たんだし、さらに台湾人J君(超イケメン)に薦められたし、食べようということになりました。

 

 

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値段は1本35元≒125円なり。キャベツが添えられてました。

 

 

 

恐る恐る食べてみると…。 

 

 

 

 

 

 

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うん、悪くない。ちょっとねっとりとした厚揚げでした。赤味噌みたいなタレは甘くておいしかったです。さらに不思議なことに、食べているときは臭くないんです。

 

 

そんな感じで、臭豆腐自体はマズくなかったです。「おいしかった」と言えない理由は、あのねっとり感を、潔癖な私が何となく拒否しているから。でも、慣れたらおいしいと思えるかもしれません。実際、臭豆腐を食べて以来、臭豆腐屋を見かけても鼻をつまむことはなくなりました。

 

 

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なお、臭豆腐九份以外でも屋台で売られています。台湾の思い出に…、もしくは話のネタに…、はたまた珍味と出会うために、興味ある方は是非試してみて下さい。ニオイのような味ではないのでご安心を!笑

#147 台北に行ったら、優美飯店に泊まるべし。 (2014.12)

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台湾では、飯店=ホテルなので要注意です。

 

 

 

来月に、友人が台湾旅行に行くらしいので、情報を教えるために久々に投稿してみました。「個人的に連絡したら?」って声が聞こえてきそうですが、まぁ、私の記録のためにもね。笑

 

 

 

2014年に台湾を訪れた際に利用したホテルがとてもいいところだったので紹介します。なお、普段の私は一泊3000円くらいの安宿に泊まりたい人なのですが、台湾は意外に宿代がかかることと、立地の便利さを考えたら、「優美飯店」になりました。そして、大正解でした。

 

 

台北はタクシーも安いし、バスも地下鉄も走っているので便利なのですが、その中でも便利な地区はやはり中山地区台北駅にも近い(地下鉄ですぐ)し、「民生西路」と呼ばれる栄えた通り沿いにある宿が何かと便利なのです。

 

 

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こちらが台北駅。MRT(地下鉄)の淡水線(赤いライン)も走っているだけでなく、新幹線や鉄道の駅もあります。日本でいう所の東京駅って感じですね。この駅から九份にも行けます。

 

 

f:id:mura306:20180611222359j:plain台北駅からMRTに乗り、北方面に向かうと、台北車站→中山雙連站(站=駅のこと)と、たった二駅で着くんです。きゃー、便利ーー

 

 

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こんなトークンを改札に通します。

 

 

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1番出口から出て、徒歩5分くらいだったかなー?

 

 

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優美飯店(ヨミ ホテル)に到着。宿泊料はツインルームで4240元≒16110円/1泊なり。普段なら絶対にこんな値段の宿には泊まらないけれど、クチコミがよかったので選びました。期待しているぞ、優美!!笑

 

 

昼過ぎに到着すると、『〇〇様ですね。実はですね、今日ダブルブッキングがありまして、よろしければ今夜1泊だけ系列ホテルに泊まっていただきたいのですが…。』と言われました。すぐ近くの宿らしいのですが、荷物の移動が面倒くさいし、何しろ同じ値段で情報のない系列ホテルに泊まるのは納得いかないので、「いや、それはちょっと…。」と言って断りました。まぁ、宿泊客全員にダメ元で聞いてるんだろうけどね。悪いけれど、無理ですよ。声を大にして言いますが、こちらは普段の5倍の宿代を払ってるんで!笑

 

 

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9階の部屋、ゲットーーー。部屋に入ると…。

 

 

 

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おぉー、さすがは4ツ星ホテル。バスタブもあるー。ツインベッド→ダブルベッドになっているのが若干気になりますが、Kさんとなら問題なし!笑

 

 

 

で、なぜこの宿を選んだのかというと…?

 

①立地 

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先ほどは台北駅からのアクセスの良さをお伝えしましたが、桃園空港~台北駅も空港バスで安く(90元≒340円)行けます。私たちは空港から台北駅までを空港バスで行き、そこからMRTで雙連駅に着きました。うーん、便利。

 

 

②アメニティの充実 

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ウェルカムフルーツはバナナとリンゴでした。そこに更にペットボトルの水、ティーバッグ類、ポカリスウェット缶、ドリトス、台湾のカップラーメンが置いてあり、無料で利用できます。しかも、消費すると部屋の清掃の度に補充されます。また、お水とポカリは1階のフロント前に冷蔵庫があり、飲み放題でした。たくさん歩いた後に宿のフロントで冷たい飲み物が補充できるのは本当にありがたかったです。

 

 

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使い捨てスリッパ付き。中華系あるあるの、「るとゐの誤植」にほっこり。笑

 

 

wifiルーター無料貸出 

写真はないのですが、このホテルはwifi無料だけでなく、ルーターを無料で貸してくれました。これも本当にありがたかったです。

 

 

④傘の無料貸出 

台湾は雨が多く、時には折り畳み傘だけではびしょ濡れになってしまうことも…。でも、優美ホテルは雨傘を無料で貸してくれました。しかも、ちゃんと骨組みのしっかりした、かわいらしいビニール傘を。

 

 

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黒ビニール傘のおかげで、民生氏の「さすらい」の真似ができました。感謝。笑

 


 

⑤周辺においしい飲食店がいっぱいf:id:mura306:20180611231427j:plain

基本、台湾料理にハズレはないのですが、ホテル周辺にはレストランが多くあるので、わざわざタクシーを捕まえて食べに行かなくても徒歩圏内で美味しい料理にありつけました。特に、相方Kさんは宿のほぼ隣のお店の空芯菜炒めにハマっておりました。笑

 

 

なお、コンビニは宿から徒歩1分でセブンイレブンがあります。アーケードもあるので、濡れる暇もなく到着できます。笑

 

 

⑥朝食のメニューも充実

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朝食はビュッフェ方式で品数豊富。最近は4ツ星ホテルをほとんど利用しないため、思わず感動し、ついつい食べすぎました。ベルギーワッフルがおいしかったです。 

 

 

優美飯店のHPはこちら。台北を効率よく廻りたい方にはオススメのホテルですよ。

貧乏旅行者の私には優美飯店1泊分の値段>普段の宿5泊分の値段でした(しつこい?笑)が、値段以上の価値があると思います。

 

 

#146 航空券を取ってみた。 (2018.05)

今夏の旅行先がようやく決まりました。先月から行き先等を考えてはいたのですが、具体的に決めるところまでは至りませんでした。でも、そろそろチケットを取らないといけないなぁ…と思い、今週ようやくチケットを取りました。

 

 

①旅行先を決めてみた

 

じゃあ、ご報告を。

今夏の旅行先はフィジーとツバルです。一人でのんびり廻ってきます。なぜそこを選んだのかというと

 

①行ったことがないから。

アジアやヨーロッパ中心の旅行をしてきたので、オセアニアは久しぶりだし、オーストラリア以外では初めての訪問なのです。泳げないのがネックですが、泳げないなりに何かアクティビティ(ブログネタになりそうなものw)もしてきたいです。

 

 

②8月の南半球は乾季だから。

雨季の東南アジアはいつ雨が降るか分からないのが私にはストレスなので…。完熟フルーツが食べられたりして、魅力もありますけどねー。

 

 

③ツバルに興味があったから。

実は今回の旅で一番興味をもったのがツバルという国です。『沈みゆく国』の現状を見てみたいという思いもあるし、いい意味で何にもないらしいです。実際、某ガイドブックでもたった4ページでツバルのページは終了し、うち2ページは国の基本情報です。

 


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さらに、「あえて見どころを挙げるとしたら、空港近くの切手局」と書いてある始末…。主な観光地が切手局って…。

 

 

更に調べると、空港は唯一のフィジー往復便が週2~3便(+キリバス便が今年3月から就航開始)しかないため、普段は滑走路に住民が普通にいて、サイレンが鳴るとみんなが避難して飛行機が離着陸するらしいです。滑走路で子どもたちがサッカーをしていたり、寝そべったりすることもできるらしいですよ。

 

 

なにそれ。めっちゃ楽しそうじゃないですか。笑

 

 

私の変なアンテナが興味を示し、行き先が完全に決まりました。本当はイタリアにも行きたかったけど、今年の夏は南の国だ!そぞろ神により、ツバルへ誘われた気がします。笑

 

 

 

2.航空券を取ってみた

 

①日本~フィジー

某ガイドブックでは、『日本からフィジーへの直行便はない』と書いてあるのですが、ナ・ナ・ナント!今年7月3日から成田空港からの直行便が9年ぶりに復活します。わーい!

 

 

そのFIJI AIRWAYS(フィジー・エアウェイズ)ですが、日本語のHPもあり、見やすいです。

私たちのホームへようこそ - フィジー行き | フィジーエアウェイズ

火曜・金曜・日曜の週3便が成田発着で行われる予定です。

フライトスケジュールは 21:25 成田発 → 翌9:05 ナンディ着

            13:25 ナンディ発 → 19:30 成田着

なので、都内近郊の方なら仕事後にも利用できそうですね。なお、航空券をHPから直接予約するよりも、旅行会社を介した方が安く買えます。私は燃油サーチャージ等の諸費用込で88,160円で買えました。

 

 

②フィジー~ツバル

ツバルへの行き方はフィジー経由しかありませんでしたが、先述の通りキリバスからも行けるようになりました。ただ、私は日本からのアクセスを考え、フィジー経由を選択しました。air kiribatiのHPはこちら↓です。


 

フィジーからだと、首都のスバ近郊にあるナウソリ空港から火曜・木曜・土曜の週3便で飛んでいます。フィジー西部のナンディ空港は国際線の発着が多い空港なのですが、対してナウソリ空港は首都に近いのに国内線メイン。でも、ツバル便はなぜかナウソリ発なので要注意です。某ガイドブック情報では、満席になるのも早いし、オーバーブッキングもよくあるため、リコンファームをした方がよいとのことです。

 

 

私はこちら↓を利用して値段を比較し、予約しました。

 

ツバル便もFiji Airwaysなのですが、強気な価格設定でフィジー~ツバル間を往復7万円ほどで飛んでいます。なお、成田~ツバル間は往復8万円ほどです。世界地図だとフィジーとツバルって東京~札幌くらいの距離に見えるけど…。2時間半のフライトだし…。

 

 

ツバルに行くのが一瞬躊躇われました。高すぎだろう、と。でも、今夏が行くタイミングという思いがあり、行くことにしました。

 

 

 

③ 日程決め

7月中のフィジー~ツバル便がまさかの8万円超えだったため、8月に行くことにしました。あとは日本~フィジー便とのバランスです。

 

 

3日ほどネットとにらめっこした結果、

日曜日に成田空港発

月曜日にナンディー空港到着

火曜日にスバ空港~フナフチ空港(ツバル)

土曜日にフナフチ空港~スバ空港

翌週火曜日にナンディ空港~成田空港

という日程にしました。今回ツバルの学校に訪問できたらいいなぁという気持ちがあるので、平日にツバルにいたかったのです。フィジーの滞在は少なめですが、メインがツバルなので個人的には満足です。ツバル便は諸々込で70,888円とかなり痛いですが、思い出はきっとプライスレス♪ 楽しんできます。

 

 

なお、6月に某歩き方フィジーの最新号(2018~2019)が発売されるようですが、それは値段が安くなっている分、これまでのようにツバルやトンガ、サモアの情報は載っていないのでフィジー以外の情報が欲しい方は今のうちに購入した方がいいと思います。私も、たった4ページのために、現行版を購入します。笑

 

 

ということで、夏の行き先がとりあえず決まりました。あとは、いい意味でそこまで準備せずに向かおうと思います。