#239 ホーチミンの横断歩道を渡ってみた。(2019.8)
夏旅行について書くつもりが、季節は冬となり、新年を迎えてしまいました。しばらく放置してしまい、申し訳ございません。書きたいことも溜まっておりますので、またぼちぼち更新していきたいと思います。(←新年の抱負。笑)
このように、ベトナムには歩行者用信号がほとんどないのです。
それなのに、このようなバイクや車のシャワーが…。そんなベトナム名物も、慣れれば渡れるようになるので今回はそのコツを書こうと思います。
だがしかし、私は以前ハノイで、一緒に車道を渡ろうとしたEさんのスーツケースに車がかすったのを目の当たりにしたトラウマがあったため、初めはドキドキでしたがね。汗
ベトナム観光初日の朝、宿からドンコイ通りまで歩いて向かいました。宿の前のレロイ通りは車の通りがたまたま少なかったため、問題なく渡れました。
が、早速ベトナムの洗礼を受けます。
どーん。ひっきりなしに続く、バイクシャワー。台北みたいだなぁ。
ただ、ここは歩行者信号があった道路なので右左折車に気を付ければまだ渡れました。
歩いている途中で西洋系の男性に抜かされたのですが、彼が実に器用に道を次々と渡っていくのです。身なりからして恐らく長期滞在者?
まさか、ベトナムの道路の渡り方を西洋人から教わるとはね…。笑
どこの国でもそうですが、やはり、その国の事情は地元民(もしくは長期滞在者w)がコツを心得ております。なので、彼らに倣うべきなのです。
観察するうちに早速コツをつかみました。ベトナム人達は車との間隔がある程度あったら道路を渡るのです。少しずつ、じわじわと。確かにEさんと渡った時は道路全体が空くのを待っていた上、急いで渡ろうとしたから失敗したんだなぁ。彼らに倣ってじわじわと歩みながら道路を渡ると、バイクや車が減速or停止してくれました。まぁ、ドライバーたちも歩行者の横断には慣れっこだしそもそもは牽きたくはないはずなので止まってくれるのです。笑
ただし、当たり前ですが急に飛び出したらダメです。はじめの一歩は5~10メートルくらいの距離を車やバイクととって渡りましょう。で、止まったり進んだりを繰り返しながらゆっくり渡るとすんなり渡れます。一気に進もうとするとたぶん牽かれますからね。笑
慣れないうちは地元民と共に渡ることをオススメします。更に、できるならば地元民の方が車に近い位置にした状態で渡ると、万が一の際も彼らが盾になるので良いです。私はどの国でも初めはこのような渡り、勝手にコバンザメ作戦と呼んでます。笑
この法則で、夜のこんな道も渡れます!少しずつ、少しずつですよ。
ベトナムの通行をマスターした私たちがベトナム2日目の夕方に宿の前を渡るときにオージー観光客4人がまごついているのを目撃しました。それは私たちが前日の朝にくらった『洗礼』に戸惑っていたのです。渡ろうとすると車道全体が空かないために渡れない彼らに対し、Kさんが『見てな、こう渡るんだよ!』と日本語で言って、車道に飛び出しました。私たちが彼らの盾となり、じわじわ車道を渡る様子を見て渡るオージーたち。オージー達よ、ベトナムではこうやって渡るしかないんですよ。きっと彼らもマスターできたはず。笑
あくまで自己責任ですが、ベトナムを歩く際に参考にしていただけたら幸いです。慣れるまでは①無理せず②じわじわと③地元民と『Chu y!(注意?笑)』して渡りましょうね!