世界流離日記

『世界流離(さすらい)日記』と読みます。国内外の旅行での喜怒哀楽の経験を中心に投稿していきますのでよろしくお願いします。なお、このブログ上の画像の使用は禁止とさせていただきます。

#274 京都市内⇔天橋立を移動してみた。(2020.11)

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天橋立京都府宮津市にあり、『股のぞき』で有名な観光名所です。日本海に面しているため、冬は松葉ガニ(=ズワイガニ)が名物となり、カニ好きが集まるのです。もちろん、私もその一人なのですが。笑

 


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これから何回かに分けて天橋立について書こうと思うのですが、第1回目は交通手段について書きたいと思います。

 


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で、同じ京都府内でも、京都市内~宮津市は意外に離れており、バスや電車で3時間ほどかかります。公共交通手段としてはバスか電車が一般的で、どちらを使っても所要時間はそれほど変わりません。

 

 

たまたま今回は往路をバス、復路を電車で移動したので、それぞれを比較しながら説明していきたいと思います。先に結論から申し上げますと、安さをとるならバス、早く着きたいなら電車で行くことをオススメします。ただ、バスは本数が少なく、出発時間もやや不便だったりします。また、高速道路を利用するため、渋滞等で遅れる可能性もあります。予定到着時刻に遅れずに着きたい方は電車の方がオススメです。

 

 

①京都駅→天橋立駅のアクセスについて

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京都駅の北側に京都府内のバスターミナルがあるため、電車でもバスでも出発地はほぼ同じです。そのため、あとは値段や出発(到着)時刻と相談と言うわけです。

 

 

バス

 8:55京都 → 11:00天橋立

12:40京都 → 14:46天橋立

18:00京都 → 20:03天橋立

値段は片道2900円です。(時刻表、値段ともに2020年11月現在)

 


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バス車内は2席×2列編成で、席の間にカーテンが設置されているため、1人利用の際にプライバシー空間の確保ができます。コンセントもあり、充電もできます。

 

 

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途中、SAで10分ほどのトイレ休憩がありました。

 


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出発は京都駅烏丸口(駅北側)のC2のりばからで、天橋立が終点ではなく、間人(たいざ)まで行く便でした。メールには20分前に集合と書いてありましたが、乗車時刻までバスが来ないため焦らなくても大丈夫だと思います。

 


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バスは天橋立駅前に到着するので、便利ですよ。バスの予約は↓から。予約のメールを送ると後日天橋立観光協会から返信があり、予約完了となります。

京都⇒天橋立 | 【天橋立】高速バス予約サイト【伊根】 

 

 

電車(乗換なし)

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京都駅⇔天橋立駅の移動は、乗換なしで目的地に行けるはしだてが便利です。

 



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道中は京都丹後⇔JRに自動的に切り替わりますが、乗り換える必要がない直通便なのが素晴らしいんです。

 

 

時刻表は以下の通りです。

はしだて1号  9:24京都→11:30天橋立

はしだて3号 10:25京都→12:34天橋立

はしだて5号 12:25京都→14:32天橋立

はしだて7号 15:25京都→17:28天橋立

はしだて9号(20:37発)は宮津駅行きのため、天橋立駅までは行きません。

 

 

値段は片道4010円(自由席の場合。指定席なら4990円)で、所要時間はバスとほぼ同じ2時間強です。(時刻表、値段ともに2020年11月現在)

 


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天橋立駅に停車する電車は数多くあれど、京都駅に直接発着するものは1日4~5本ですので、乗り遅れのないようにしましょう。

 


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駅員さんから乗車券を買うと2枚もらえます。(私は天橋立→京都間を電車にしたため、時刻が↑と異なっております)

 


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車内デザインもかなりおしゃれで、木と青を基調とした内装も落ち着くんです。

 


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現デザイン(丹後の海)になったのは2015年12月からだそう。ほんと、ピカピカでした。

 

  
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こんなオシャレなフレームが座席の間に飾られていて、それぞれ違うんですよ。

 

 

 

電車(乗換あり) 

なお、乗り継ぎを重ねていけば更に安く行けますが、乗り換えが気にかかって道中で寝られなかったりするので、個人的にはオススメしませんが、一応その方法も説明します。例えば、11:00位に京都駅を出発したいとすると、バスも「はしだて」も運行していません。そういう中途半端な時間にどうしても移動したい方や、「とにかく安く移動したい!!」と言う方には、こんなルートがオススメです。

 

 

11:08 京都駅

   ↓ JR山陰本線快速(園部行)

11:44  園部駅

 

11:46 園部駅

   ↓ JR山陰本線(福知山行)

13:02 福知山駅

 13:13 福知山駅

   ↓ 京都丹後鉄道宮福線 大江山3号(宮津行)

14:02 宮津駅

 

14:10 宮津駅

   ↓ 京都丹後鉄道宮豊線(豊岡行)

14:16 天橋立駅

ふぅ、打つだけで疲れました…。トータル2320円で移動できるので最安です。11時過ぎに移動しても、12:25発の「はしだて5号」と到着がそれほど変わらない上、乗換3回というルートなのであまりオススメしませんが、こんな感じで移動も可能のようです。

 

 

 

 

天橋立駅→京都駅のアクセスについて

①で色々書きましたので、②は時刻表をシンプルに書いておしまいとします。「はしだて」を使わない電車ルートは省略させていただきますが、①のルートを逆走する感じですね。(調べるのが億劫になったのです。笑)

 

 

バス

 7:18天橋立 →  9:30京都

12:58天橋立 → 15:08京都

17:05天橋立 → 19:15京都

値段は片道2900円です。(時刻表、値段ともに2020年11月現在)

予約は↓から。予約のメールを送ると後日天橋立観光協会から返信があり、予約完了となります。

天橋立⇒京都 | 【天橋立】高速バス予約サイト【伊根】

 

 

電車

はしだて2号  10:01天橋立→12:07京都

はしだて4号 13:48天橋立→16:07京都

はしだて6号 14:55天橋立→17:07京都

はしだて8号 18:05天橋立→20:21京都

はしだて10号 19:18天橋立→21:19京都

値段は片道4010円(自由席の場合。指定席なら4990円)です。(時刻表、値段ともに2020年11月現在)

 

 

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 と言うことで、同じ京都府内でも公共交通機関で2時間以上かかる京都~天橋立間ですが、行く価値は十分ありますよ。次回はその魅力について触れたいと思います。