世界流離日記

『世界流離(さすらい)日記』と読みます。海外旅行での喜怒哀楽の経験を中心に投稿していきますのでよろしくお願いします。なお、このブログの無断転載および画像の無断使用は禁止とさせていただきます。

#271 約20年ぶりにうるし美術博物館に行ってみた。(2020.9)

f:id:mura306:20201213235947j:imageうるし美術博物館福島県喜多方市にあります。実は、福島県を訪れるのは高校の修学旅行以来でして、かれこれ約20年以上ぶりの再訪なのです。喜多方ラーメンを食べるために喜多方を訪れることは何となく決めていたので、修学旅行当時のスナップ写真を懐かしく見ながら、どこへ行ったのかを出発前に振り返りました。

 


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するとこんな写真を発見。私、20年以上前にうるし美術博物館を訪れていたんです。残念ながらエピソードはほとんど覚えてなかったですが。笑



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ほぅほぅ、金屏風の前で記念写真を撮っていました。しかし、当時の私の眉毛は挑発的だなぁ~。暇さえあれば眉毛を抜いていたからね。笑

 

 

福島に向かう前に、これらのスナップ写真のうちの何枚かをスマホで撮影し、スマホ内のアルバムに入れておきました。まぁ、使うことはないと思いつつも、昔訪れた場所に行くかもしれないと思ったので…。

 

 

f:id:mura306:20201213232647j:plain前置きが長くなりましたが、ここからが前回の続きです。喜多方ラーメンで満腹になった私は、この後どうしようかと悩んでおりました。ガイドブックに載っていた漆製品のお店に寄りつつも、特に買いたいものは見つからず…。本当は桃パフェの店に行こうと思っていたんですが、満腹で今すぐには行けないし…。

 

 

f:id:mura306:20201213235947j:plainと思いながら車を走らせていたら、『うるし美術館』と言う看板を見つけました。おぉ、ここはスナップ写真にあった場所だ!って思ったんですよ。しかも、その看板のある場所に建物があったので、即右折して中に入りました。

 


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この感じ、懐かしい!何となく、覚えているものですね。せっかくだし、行ってみるか!!

 


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昭和レトロな感じの入口がいいですね。

 

 

ドキドキしながら中に入ると、若い女性に『お食事ですか?』と尋ねられました。『いえ、美術館を…。』と答えると、靴を脱いで中に上がるよう言われました。

私『実は以前高校の修学旅行でこちらを訪れてまして…。』

女性店員さん「えー!そうなんですか?わざわざまた訪れて下さり、すごく嬉しいです!」

そんな会話をしながら、奥に行くと…。

 


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おおぉ!!金屏風だ!!!

※こちらは伝統工芸師の芥川清鳳氏の作品のようです。

 


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スマホにある当時の写真を店員さんに見せながら、『ほら!ここで写真を撮ったんです!!』と力説する私に対して『ほんとですねー!!』と話してくれる気さくな女性店員さん。見た感じ、年齢は私よりだいぶ若い感じかな?

 


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後でわかるんですが、店員さんだと思っていたナオミさんこそが、このうるし美術館の現オーナーさんだったのです。ナオミさん曰く、震災による原発風評被害で客足が遠のき、今は20年前のようなうるし美術博物館はやめてしまったのだそう。喜多方市は内陸地域のため、福島第一原発からは離れているのですが、福島県と言うだけで風評被害に悩まされたのですね…。今では有名作家の傑作を展示すると言う形でうるし美術博物館の名を残し、併設する蔵屋敷あづまさで漆製品販売店且つ食事処として営業されています。学校の社会見学等で子どもたちが訪れることも多いとのこと。

※看板が「うるし美術館」となっており、正直私にはどちらが正式名称なのかよくわからないのですが、ここでは公式HPでの「うるし美術博物館」で統一したいと思います。 


 

f:id:mura306:20201214225048j:image中にはお高い骨董品のようなものも売られているのですが、会津木綿のランチョンマットや会津塗りの食器などの日常生活で使えそうなものも安価で売られていました。先ほどの有名店では全く買う気がしなかったのですが、ここのものはどれも素敵で何だかんだでどっさりと買ってしまいました。笑

 


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会津のシンボル、赤べこも購入しました。修学旅行で絵付けしたのに、引っ越してから行方不明になってしまったのです…。号泣

 


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入口付近には民芸品が飾られていました。

 


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お雛様も。

 


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パッチワーク調で作られた、裏磐梯の景色。細かい手作業に惚れ惚れ。

 


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そんなディスプレイを見ているとナオミさんが『せっかくなのでコーヒーでも飲んでいって下さい』とおっしゃるので、そのお言葉に甘えてしまい、ご馳走になりました。ちなみに、その頃急にものすごい大雨が降り始め、外にはとても出られなかったのでありがたかったです。コーヒーはもちろん、さつまいもの天ぷらも美味しかったです。御馳走様でした。

 

 

コーヒーを頂きながら、『修学旅行ではどこに泊まられたんですか?』とナオミさんに聞かれたのですが、全く思い出せない私。ただ、ナオミさん曰く、私が高校生の頃に裏磐梯に次々とホテルができ、生徒数を考えると喜多方ではなく裏磐梯なのではないかとのこと。ナオミさん、当時のことをご存じということは実は私と同年代だったりするのかな…?

 

 

で、結局ホテルはその時にわからずじまいだったのですが、帰宅してから卒アルやらスナップ写真やらを隅から隅まで見回したところ、やはり裏磐梯のホテルだったことが判明!!ナオミさん、ビンゴです!!!ちなみに、証拠となったのは卒アルの写真に小さく載っていた箸袋のホテルロゴでした。それから、裏磐梯であかべこ絵付体験のできるホテルをくまなく探して、ロゴが一致するホテルを発見。私、探偵かよ!!笑

 


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話は戻り、約20年前に入口で撮ったこの写真をナオミさんに見せると、コーヒーを頂いた後にそこまで案内してくれました。以前の入口は封鎖され、今はもう入口が変わっていたのです。私、今の入口を見て懐かしい感じとか思ってましたが、思いっきり勘違いでしたね。笑

 


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広い敷地内を、突然現れたさすらいの旅人に案内してくれるナオミさんの図。

 

 

2時間ほど滞在して楽しい時間を過ごしていたのですが、そろそろ郡山に戻らないと行けない時間となりました。ナオミさんとは初対面の印象通り、とても話が合って楽しかったです。たまたま高校時代の思い出の追憶のために入った場所で、また違う思い出が新たにできました。

 


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最後に写真を2人で撮ってみました。なお、ナオミさんにはブログでの顔出し許可も頂いてます。見た目も話し方も可愛らしい方なんですよ♪ちなみに、私がこの日着ていた永谷園シャツ(古着)の配色は、ナオミさん曰く、会津では縁起のいい色なんだそうですよ。

 


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ナオミさんが履いていてかわいいと思ったので、私も買った、あかべこ足袋ソックス(500円)。確か23cmまでと書いてありましたが、よく伸びるから、24㎝超えの大足の私でも大丈夫!!

 


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ナオミさんと別れてからの帰り道はとてもしんみり。コーヒーを飲んでいるときに降っていた通り雨は止んだものの、雲行きは怪しく…。

 


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磐梯山もてっぺんまで拝めず残念!!

 


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曇天から差し込む日光に照らされる志田浜、美しかったです。

 


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その後、車内で雨に打たれることはありましたが、自宅に帰るまで一度も雨傘を使うことはありませんでした。出発日から雨予報だったので、確かに雨は降ったのですが、雨が降るのは私か屋内や車内にいる時だけでした。晴れ女なんです、私。笑

 

 

~後日談~

私の地元のゆるキャラがついた靴下とタオルをナオミさんのところに送りました。『ホテル…見つかりましたよ!(島●紳助風)』と言う報告とお礼の手紙を添えて。

 


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すると後日、ナオミさんからコーヒーとお菓子が送られてきました!電話でお話ししたいと言うことなので、書かれていた携帯番号に電話をかけるとナオミさんのおっとりした話し方と可愛らしい福島弁が聞こえてきて、つい最近のことなのに懐かしくなりました。

 


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樟山珈琲(くぬぎやま コーフィ)店の珈琲が届いたのですが、そこの敷地内にあるfryingpanって言うカフェがまさに私がガイドブックで見て行こうとしていた桃パフェのお店だったんです。そのことを伝えると、『それ、うちの兄のお店なんですよ。あの時出したコーヒーもそこのなんです。』とのこと。世間は狭い!!笑


 


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さらに、同封されていたこの会津の天神さまがかなり美味しかった!!『太郎庵』と言う会社のお菓子なんです。ネット購入可能。コーヒーとかなり合うんですよ。ナイスチョイスです。



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今回頂いたのは秋限定の林檎クリーム入りブッセなのですが、時々入っている角切り林檎が食感のアクセントになってとってもいい感じ!

 


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福島土産と言えば『ままどおる』で、確かにこれも美味しい(博多の通りもん系)のですが、地元民オススメのお菓子もやはりおいしいですね!!この後、思わず天神さまをお取り寄せして、職場や家族に配ってしまいました。笑

 

 

で、それから30分ほど話し、また冬が開けたら福島に遊びに行きますねって最後に伝えて、電話を切りました。再会の際は色々案内して下さるそう。次こそは、fryingpanのパフェを食べたいなぁ。こうやって、一人旅での出会いは本当に大切にしたいと思う私なのです。口約束ではなく、再会を必ず実現させる(再会したい人としか連絡先の交換をしない)のも私なのです。笑

 


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と言うことで、この記事を読んで喜多方に行くことになった方は、是非うるし美術博物館に行って、ナオミさんと話してみてほしいです。本当に可愛らしい方なんです。その際、このブログを読んだことを伝えていただけたら幸いです。笑