#241 ホーチミンでバイクタクシーを利用してみた。(2019.8)
バイクタクシー(以下、バイタク)は、原付バイクの後部座席に乗る形のタクシーです。
日本では原付の2人乗りは道路交通法違反ですが、東南アジアでは2ケツどころか3ケツや4ケツも当たり前(写真はカンボジア)。もちろん、ベトナムでも合法のため、バイタクが一般的になっているのです。
ドンコイ通りを歩いていると、『お姉さん、バイクタクシー、乗りませんか?メッッッチャ楽しいよ!』とバイタク運転手が日本語で話しかけて来ました。基本的に、日本語で話しかけてくる勧誘は怪しいため、機会があったらねーって感じで軽くあしらいました。
それから買い物に疲れ、歩くのが億劫になり、バイタクに乗りたくなった私たち。
バイタクってどこで捕まえるの?涙
やはり、先ほどの胡散臭いバイタクを捕まえておくべきだったか?そんなことを思っていた時、ショッピングモール前で待機しているバイタク氏(運転手)を発見しました。早速行き先と値段交渉。初めは首を縦に振ってくれなかったお兄さんでしたが、結局連れていってくれました。わーい!!
原付3ケツ対応なのか、ヘルメットは2つ+運転手さんの分がありました。いざ、出発!!なお、バイタク氏には『(落とすといけないから)撮影はやめとけ!』と言われましたが、このブログのために命がけで撮りましたよ。笑
※その割には今日まで記事を書きませんでしたがね。ホントすみません。
バイク2ケツ以上は今回が初めてではないのですが、風を切る感じがとても気持ちいいんです。原付なのでスピードがいい意味で出過ぎないから怖くないし。苦手な方は3ケツの真ん中に座ることをオススメします。笑
車やバイクの隙間を縫うように進むのも面白いんですよ!いつまでも乗っていたい位。
あっという間にベンタン市場に到着。5分くらい乗って、4ドルだったかな?自動車タクシーと比べたらかなり高いけど、楽しかったから良し!!
翌日、またバイタクに乗りたくなり、ホーチミン中心部で流しのバイタクを探しました。しかし、なかなか見つかりません。道端で立ち止まっているバイタク氏を捕まえても、断られてしまうし…。
そんな時、彼らバイタク氏の着ている緑色ブルゾンにUberやGrabと書いてあることに気付きました。コレ、バイタクの会社名じゃなくて配車アプリ名なんです。 Grabは知らないですが、Uber Eatsは聞いたことあるぞ。ザックリ言うと、スマホで登録しておくと仕事依頼が来て、空いている時間に宅配バイトとかしてる人たちですよね?
と言うことは、ベトナムのバイタクってスマホで予約するのが基本なんでしょうね。確かに、待機中のバイタク氏はスマホをよくいじってるわ。今更知りましたが、ガイドブックにも書いてありました。でも、乗りたい。笑
そんな中、停まっているバイタク氏を発見。昨日のバイタク氏同様、初めは断られました。 昨日のバイタク氏も休憩中か仕事依頼待ち中でゆっくりしたいところを我々に邪魔されたから初めは断ったのでしょう。笑
すると、別のバイタク氏が承諾してくれました。が、行きたいスーパーまでが遠いこともあり、8ドルとなかなか強気価格でした。いやぁ、高すぎでしょうよ。せっかくだけど断ると、8→5ドルになり、交渉成立。笑
今回は私が一番後ろに乗車。撮影のために片手を離す形になりましたが、あまり真似しない方がいいと思います。笑
昨日よりもバスとの距離が近くて面白かった!!
10分弱でスーパーに到着。5ドルで交渉成立だったのですが、支払いはドンが良かった模様。帰国寸前でドンの持ち合わせがなかったため米ドルで支払いましたが、ベトナムではドンを必ず多めに所持しましょう。(ベトナム政府がドン使用を推奨しているらしいです)
そんな感じで、ベトナムではバイタク体験をオススメします!が、事故などのトラブルもあるようなので、安全面には十分注意して利用して下さいね。あと、空気が悪いので気になる方はマスク着用をオススメします。