#192 カプリ島で青の洞窟に行ってみた。 (2007.8)
洞窟は
水位高いと
入れない…。
前回の続きです。ミラノからローマまで電車で移動しました。
テルミニ駅は影まで計算されたデザインがおしゃれでした。
でも、地下鉄は落書きだらけ。当時はびっくりしましたが、ヨーロッパ全土で当たり前の光景なことに気付いてからは何も思いません。外が見えなくて不便なだけ。笑
そんな地下鉄に乗って、コロッセオ到着。快晴だったので、 本当に美しかったです。2000年前に造られたなんて信じられない程、形が綺麗に残っていました。
円形闘技場の内部はこんな感じ。ここでは人間同士や人間対動物の血なまぐさい闘いが連日行われ、それを楽しむ民衆で溢れていたとのことです。
パラティーノの丘は古代ローマ時代の宮殿跡が残っていて、 あらためてローマ文明のすごさを感じました。到着早々、ミラノとは違うローマの歴史に魅了されました。
翌日は日帰りバスツアーに参加し、カプリ島に行ってきました。カプリ島に行った目的はもちろん青の洞窟です。その日は、頭の中でひたすら「帰れソレントへ」が流れてましたw。笑
ナポリ港からフェリーに乗ってカプリ島に着いたとき、 町並みの美しさにびっくり。
家や店がカラフルで、真っ白な船が真っ青な空と海に映えてました。
バスで高台に連れて行ってもらえたんだけど、 本当に本当に綺麗な景色を見ることができました。
昼食はリゾットとパスタからの選択だったので、私はリゾットをチョイス。おいしかった!
昼食後にいよいよ青の洞窟へ・・・。モーターボートに乗って出発!!
洞窟近くまで大きいボートで行ってから小さいボートに乗り換え、洞窟内へはリュージュみたいな姿勢で仰向けに横たわって中に入っていくとのこと。
と思ったら悲しいお知らせが…。荒波のため洞窟は閉鎖中とのこと・・・。
でも、ガイドさんのご好意で、洞窟周辺まで船で行ってみました。空は快晴だし、もしかしたら中に急に入れるかもという、一縷の望みをもちつつ…。
ボートから青の洞窟を見てびっくり、波で入口がふさがってました。入口の穴の高さは1m位らしく、夏に中に入れる確率は50~60%らしいです。
快晴なら確実に入れると思ってたけど、甘かったみたいですね・・・。しかも、温暖化による海面上昇が進んでいることもあり、入れる確率が徐々に少なくなってきているらしいです。
うーん、残念。でも、カプリの美しい眺めを見ることができたから大満足としよう!
埠頭のそばでジェラートを堪能しました。写真からもわかる通り、すぐに溶け、手にまとわりつきます。インスタグラマーのみなさん、写真をいつまでも撮っていると大変なことになりますからね。おいしいですが。笑
カプリ島ではレモンが名物で、レモンのお酒(リモンチェッロ)も多く売られていました。ちなみに、カプリ島の名物ワインの名前は「ラクリマ・クリスティ」。 「キリストの涙」という意味だそうです。 ビジュアル系バンド名でありますよね?笑
こんなお土産もGet。ピザデザインに一目ぼれ。ナフキンスタンドだと思うのですが、我が家ではまな板を立てるのに使っています。笑
そんなお土産たちを抱えて、夜にローマに戻ってきました。なお、私はこの後、クロアチアでも青の洞窟を目の前で入り逃しています。そういう運命なんですかね?涙