#185 エビアンの源泉を飲んでみた。 (2016.8)
エビアンの源泉、発見!!
ご無沙汰しております。何となく、ブログ更新をやめてましたが今無性に『フランス行きたい病』が私の体内に蔓延しておりまして…。そういえば、エビアンのことを書いてなかったなぁとふと思い出し、振り返ってみることにしました。
エビアン(Evian)はフランスにある都市で、ミネラルウォーターのブランド、エビアンの発祥地です。2週間前にいたパリと比べて、人も少なく、のんびり&ゆったりとした時間が流れてました。天気にも恵まれ、日光がまぶしくて暑かったです。
私は当時ヨーロッパを廻っていて、スイスからUAE経由で日本に帰国予定だったのです。スイスに来た1番の目的はマッターホルン。国連本部で有名なジュネーブ空港から帰国するため、マッターホルンのあるツェルマットから、ジュネーブにほど近いローザンヌまで電車で移動してきたんです。
ツェルマットでスイスの絶景は十分満喫したし、正直なところ、ローザンヌはジュネーブ空港のために立ち寄っただけのつもりでした。が、ローザンヌで1泊するにあたり、ガイドブックで一応調べました。
ローザンヌの観光名所と言えば…。
①オリンピック博物館
そう、ローザンヌにはIOC本部があるんです。だから、駅にもオリンピック関連の装飾がありました。私がローザンヌにいた時にリオ五輪が開催中だったので、カウントダウンの表示が0でした。ちなみに、私たちはこの博物館を訪れなかったので、展示内容は不明です。笑
(写真は、ウーシー駅近くにあるオリンピックカウントダウンのモニュメントです)
②アールブリュット美術館
ここ、ヤバかったです。もちろん、いい意味で…。是非行って頂きたいです。いつかスイスを再訪するときにまた行きたい!色々書きたいところですが、ここは一応エビアンの紹介記事ですので、詳細は#016をご覧ください。笑
③レマン湖
ローザンヌの町の南側には、レマン湖と呼ばれる巨大な湖があります。日没の時間帯に行くと、水面に映る雲が次々と色を変えていき、本当にロマンチックで美しいんです。
そんなレマン湖にはプライベートボートを含め多くの船が停泊しており、その中にエビアン行きの船がありました。そう、スイス(ローザンヌ)とフランス(エビアン)は湖が国境となっているのです。本当はローザンヌ近郊のブドウ畑に行く船が気になってましたが、時間が合わず断念。
代わりにあったのが、エビアン行きでした。
『行っちゃいますか…?』
ということで、相方Kさんと急遽エビアンに渡りました。あまりに急すぎて、ユーロを持ち合わせていないほど。笑
まっ、何とかなるっしょ?笑
なお、運賃はスイスパスが使えたため払いませんでした。スイスパス、ローザンヌのメトロでも使えたし、アールブリュット美術館の入館料も無料になったし、相当便利です。
11:00に船はローザンヌを出港。船内はとても綺麗でした。
なお、2016年8月当時はポケモンGOが大流行中でしたので、こんな注意看板が埠頭にありました。笑
11:35にエビアンに到着。わずか35分の船旅でした。まさか、フランスに再入国することになるとは思いませんでしたが、こんな弾丸旅行、嫌いではないです。むしろ、大好き。笑
一応、某ガイドブックのローザンヌのページには、エビアン日帰り旅行の口コミが書いてありました。それによると、エビアンにはあの『エビアン』の源泉があるのだというのです。
きゃー、あのエビアンの??
といいつつ、あんまりエビアンを飲まないけどさ…。笑
ただ、地図もWi-Fiもユーロも持たぬ私たちにとって、エビアンの唯一の観光情報が『源泉』なのです。こうなったら探すしかない。涙
しかし、到着早々にすんなりと『evian』の文字を見つけてしまった私たち。早くも、この日帰り旅行の目的達成かと思いきや、こちらはエビアン社による施設でした。もちろん、その中に源泉はなさげ。そもそも閉まってました。
その後も、街中で蛇口を見つけたら『今度こそ源泉か?』と思いつつも、ただの蛇口に遭遇すること複数回。正直、水は飲み飽きました。笑
しかし、水の街エビアンには、エビアンのブランドロゴが溢れています。どこを歩いていても、視界のどこかにエビアンありって感じです。笑
途中でエビアンの旗艦店も発見。日本にはないエビアングッズの展示や販売もされてましたが、源泉はなし。
お腹もすいたし、腹ごしらえをしてからローザンヌに戻ろう…。そう思っていたら、乗ろうとしていた13:15の船の時間に間に合わず、次の船の時間まで1時間半の滞在延長決定。涙
しかし、エビアンの埠頭周辺はそんなにやることないんですよ。カジノとかもありますが、ギャンブルやらないし…。さらに、日曜だったからか、店は営業していないことが多いし…。
そんな中、かわいいアトリエにてかわいいポストカード、発見。現金払いのみのお店だったのですが、スイスフランを使うことができました。お姉さん、merci!
そんなときです。先程通ったエビアンの旗艦店の近くでこの看板を見つけたのは。英語やフランス語で『源泉』って何て言うか知りませんでしたが、source=源の意味から、これが源泉の看板だってのはわかりました。矢印の指す方向に向かいます。
あったーー!!
こちらがエビアンの源泉です。無料で注ぐことができます。本来なら、エビアンのペットボトルに詰め込みたいところですが、クロアチア製のペットボトルでご容赦下さいませ。笑
肝心の源泉の味は…。勿論おいしいのですが、水の味の違いがわからない私には、『これこそエビアンの味だ!』と言えないのが悲しいですね…。私、普段からミネラルウォーターを飲む人じゃないので…。号泣
ちなみに、偶然中国人グループと一緒になりましたが、彼らは聖なる源泉で靴を洗ってました。笑
埠頭からエビアン旗艦店に向かう時に『源泉』の看板は視界に入っていたはずなのに、蛇口ばかり探していたら見落としてました。この記事を読んで、エビアンに興味を持たれた方がいらっしゃったら、地元の人に『source cachat』と言えばきっと教えてくださるはずです。
最後に、おいしそうなケーキ屋さんで休憩。ここのケーキ、おいしかった!あとで気づいたことですが、閉店寸前に入ったのに、快く中で食べさせてくださり、感謝です。
そういえば、エビアンのご当地ピンバッジもゲット。コレクションが増えました。
帰りの船に無事乗り、ローザンヌを目指します。湖の対岸に見えるのが、ローザンヌの街です。帰りもあっという間に到着。
ローザンヌに戻ってからは、件のアールブリュット美術館でエネルギッシュな作品からパワーをもらい、宿で荷物を受け取ってからジュネーブ空港に向かいました。大事なことなのでもう1回言います。
エビアンもいいけど、アールブリュット美術館もオススメッ!!笑
エビアンの源泉の味はエビアンの味なのか?残念ながら私にはまったくわかりませんでしたが、ローザンヌからの日帰り旅行先として、是非エビアンも候補地にどうぞ!