世界流離日記

『世界流離(さすらい)日記』と読みます。国内外の旅行での喜怒哀楽の経験を中心に投稿していきますのでよろしくお願いします。なお、このブログ上の画像の使用は禁止とさせていただきます。

#184 ムンク展のグッズが激アツな件について。(2018.10.31)

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渋谷のハロウィーン見物(ほぼ未遂に終わったけど…笑)の前に、上野にある東京都美術館(以下、都美)で開催中のムンクに行って来ました。

 


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せっかく東京に行くし、どこかいい美術館ないかなぁって調べてたら、ムンク展の存在をたまたま見つけたのです。前売券を予めネットで買っておいたので、1600円→1400円で入れました。入口で購入画面を見せると、チケットと交換してくれます。

 


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本当は空いてそうな午前中に訪れたかったのですが、その前にポーランド人M氏の希望で刀剣博物館に行っていたら14:00頃になってしまいました。そしたら、予想通りの大混雑。だから私は早く行きたかったのよ~。私の忠告にピンときていなかったM氏もその混雑ぶりにびっくり。なお、リニューアルしたばかりだという刀剣博物館はガラガラ(15人程度が観覧していて、大半が外国人)でした。笑

 

 

空きロッカーを何とか探し出し、荷物を『すべて』預けていざ入場。←後ほど悔やみます…。

 

 

平日だというのに、開催直後だからか本当に老若男女で混んでました。まじまじとじっくり見ようにも、前後左右に人がいて落ち着かない。

 

 

ムンク展の展示内容としては、もちろん目玉は1階(地下1階からスタートなので中盤)にある、彼の代表作の『叫び』です。有名なのはやはり理由があるんだなぁというほど、美術素人の私でも惹き付けられるものがありました。なお、『叫び』周辺には学芸員さんが常にいらっしゃり、『立ち止まらずお進みください。ゆっくり鑑賞されたい方は後ろからご覧下さい。』とアナウンスがあり、何となく急かされるため心落ち着かせて眺められません。が、日本語のわからない外国人が絵の前でいつまでも止まってたりして、結局渋滞が起きてました。笑

 

 

私は『叫び』以外の彼の作品をほぼ知らなかったのですが、地下1階に飾られている初期作品は自画像から始まるものの、病気や死がテーマの作品が多く、空気が何となく澱んでいるように思えました。でも、『叫び』あたりを契機に、私好みの作品がちょこちょこありました。キラキラ輝くような作品から、ちょっと影のある作品、愛溢れる作品など…。ピカソほどではないけれど、ムンクも色々な系統の作品を遺していたんですね。それを知ることができて、とてもいい機会となりました。並んで窮屈な思いをしてでも見た価値がありました。

 

 

ちなみに、最後の最後に飾られていたのは亡くなる1年前の作品でしたが、死をイメージさせる小物が絵の中に点在していて、自分の死と向き合った作品という感じでした。初期作品とは違った形で間接的に死を表現した遺作に複雑な思いを感じながら出口に向かうとそこはムンクグッズ売り場でした。

 

 

『ハッ!!!』

 

 

そこで…イヤ、実は1階の中盤から気付いていたのですが、財布をロッカーの中に忘れてしまいました。ムンク展の前に開催されていた藤田嗣治展で都美には来ているため、2階の展示が終わったらすぐに、企画展の限定グッズ売り場があったことを知っていたのに…。知っていたくせに、うっかりやってしまった…。

 

 

このムンク展に来た動機は、もちろん『叫び』を生で見たかったこともあるのですが、コラボ商品が豊富で気に入ったからという理由もあったのです。それなのに、財布をロッカーに置いてきてしまった!

 

 

学芸員さんに尋ねたところ、『一旦グッズ売り場を出てから下りエスカレータで出口に出られるので、再入場してくださいー』とニコニコ笑顔で言われました。

 

 

ということで、ロッカーの荷物をすべて持って先程入った入口から再入場。『再入場はできません』という札がありましたが、理由を説明したら『次回は気を付けてくださいねー』と言われつつ、チケットに「再入場」のスタンプを押され、エレベータで2階に上がりました。そして、2階を早歩きで駆け抜け、グッズ売り場アゲイン。笑

 

 

ふふふ、色々買いましたよ。

 


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まずは、カラムーチョ(880円)。湖池屋とのコラボで箱売りのみ。大きくてかさばりますが、とにかく箱がかわいいです。こちらはチリ味ですが、すっぱムーチョの梅味バージョンもありました。どちらもヒーばあちゃんが叫んでます。

 


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中には35グラム入りの小袋が6つ入ってます。もったいなくて食べられずにいましたが、中身は普通のカラムーチョでした。笑

 


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こちらはキャラメル。中にはドギツイ色のキャラメルとムンク氏のシールが入ってました。残念ながら、キャラメルには叫びの模様とかは入ってませんが、シールは展示作品のうち12種類の中から1枚が入っているらしいです。私のは自画像のシールですね。(500円)

 


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こちらはビームスとのコラボ。スリッパやエコバッグなどがありましたが、私は手拭いを購入。(1700円)

 


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こちらは紅茶ブランドのLUPICIAとのコラボ。中にはオリジナルティーバッグが5つ入っています。紅茶、ジンジャー、ドライアップルなどのミックスされた茶葉はどんな味なんだろう?近々飲んでみます。(850円)

 

 

他にも、私は買いませんでしたが、ポケモンとのコラボもあり、ピカチュウなどのキャラクターが叫んでいるポストカードやクリアファイルなどがありました。結構、みんな買ってましたよ。

 


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ポストカードは1枚150円也。種類豊富ですので、きっと気に入った作品に再び出会えるかと…。

 


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ショッパーもかわいいんです。これは大。カラムーチョを買うとこのサイズに入れてもらえます。

 


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こちらは中。

 


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小は紙製。ムンクの出身国のノルウェーと、住んでいた国と時期が書かれています。

 

 

なお、グッズ売り場を出たところにあるガチャガチャもかなりアツイんです。

 


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まずはムンクのピンバッジ。(輪郭の)色は金、銀、黒の3色があるらしく、これは黒。(300円)

 


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次に、ポケモンコラボのキーホルダー。全5種類。私、ポケモン世代じゃないためピカチュウ以外知りませんが、これはミミッキュというキャラクターらしいですね。こちらも確か300円。

 

 

これらのグッズは2階のショップでしか買えません。つまり、チケットを買って入場しないと買えないので悪しからず。(ポストカードは地下1階のミュージアムショップにも売られてましたが、たぶん同じ品揃えではないと思います、未確認ですが。)

 

 

詳しくはホームページでご確認を。他にも色々売られてます。

【公式】ムンク展ー共鳴する魂の叫び

 


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グッズ売り場を出て、下りエスカレータに乗ると、1階の下りエスカレータ近くに写真撮影スポットがありました。『叫び』を始め、ムンク展はすべて写真撮影禁止ですが、このレプリカは写真撮影OKなので、ぜひ『叫びポーズ』で記念の1枚を。笑

 

 

地下1階の出口を出る16:00頃にはチケット売り場が長蛇の列でした。平日でこの様子だと、土日も並ぶ覚悟が必要かもですね。

 


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ちなみに、チケットがなくても入れる都美内のミュージアムショップにもムンク関連のグッズが常時置いてあります。なぜか都美は以前から『叫び』に力を入れていました。キティとのコラボ作品などもあります。私は『叫びスタンプ』『叫びキティ』を買ってしまいました。笑

 

 

 

こんな感じで、ムンク展は限定グッズもアツイ!財布は必ず持参して鑑賞を楽しんでください。

 

 

おまけ
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最後に報告ですが、この後の浅草の人混みからも死守していたムンクグッズですが、渋谷の若者たちの輪に入ったばっかりに、ものの10分でカラムーチョの箱が壊れました。あと、キャラメルの箱もよーく見るといびつな形になっておりました。

 


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ハロウィーンの日に渋谷なんて行くもんじゃなかったよ。号泣