#172 ツバルの情報を挙げてみた。(2018.8)
ツバルの情報があまりにも乏しいため、私が知りうる限りの情報をお伝えします。また何か思い出したら随時追記します。
ツバル基本情報
首都…フナフチ
全部で9つの島がある。中には往復で1日かかる離島もあり、本島の北部と南部の埠頭から行けるらしいです。
言語…ツバル語と英語
英語が問題なく通じます。ツバル語とフィジー語は共通点がほとんどないようですが、フォニックスだけは似ているようです。あと、『はい』を『イーヨ!(Io!)』と言うのも、ツバルとフィジーの共通点です。
ツバル語(Gana)
Talofa.(こんにちは)
Fafetai lasi.(ありがとう)
Fetaui.(さようなら)
Io.(はい)
Ikai.(いいえ)
Lei.(OK)
全て、スペルのままローマ字読みすれば大丈夫です。
使用通貨…オーストラリアドル
2018年8月当時は1ドル≒90円ほどでした。
空港前のナショナルバンクで日本円からの両替が可能です。レートは日本と大差なし。トラベラーズチェックも使えます。なお、クレジットカードはツバルでは使えないため、現金を必ず多目に持ってきましょう。
なお、オーストラリアドルに混じって、こんなツバルの入ったコインを見つけたらラッキーです。
フライト
2018年3月からキリバス便が増えたそうです。そのため、現在ツバルへの行き方は2路線となりました。
①フィジーのナウソリ(Suva、国内線メインのマイナーな方の空港)から週3便
(火、木、土の9:00ナウソリ発、12:20フナフチ発)
所要時間2時間半
②キリバスから週1便
(水曜の12:00キリバス発、16:00フナフチ発)
所要時間3時間
↑私は乗ったことないので、詳しくはAir Kiribatiのホームページをご覧ください。
コンセント…O型
三つ口になってますが、オーストラリアと同じハの字型のもので大丈夫です。横にあるスイッチで電源のオンオフを切り替える仕組みになってます。
ネット環境…Wi-Fi利用可能
環境自体はあります。ただし、空港そばのテレコムでWi-Fiカードと呼ばれるiDとパスワードの書かれた紙切れを買わないと使えない。5ドルで100MB~。テレコムの営業時間は15:00まで。
Wi-Fi環境自体は宿に備えてあることが多いですが、Wi-Fiカードの情報を入力しないととにかく繋がらないです。あと、よく接続が途切れました。ネットカフェが空港の南側にあったのを見ましたが、代金やWi-Fiの利用可能の有無等は不明。
天候…乾季でも雨に注意
朝晴れていても、昼に急に降ってきたりするので、遠出をするときは雨具を必ず持っていくことをオススメします。
レインコートはチャイニーズショップで15ドルくらいで売られています。とにかく、天気が読めないため、洗濯も部屋干しをすることをおすすめします。湿度が高いから乾くのに時間がかかります。
食事
食材を輸入品に頼っているからか、所謂ツバル料理というものが正直よくわかりませんでした。宿のレストランでも、肉&チップスのようなものか、ご飯の上に炒めたものが載っている中華風のもの(chop suey)がよく出されてました。街中にレストラン自体も少ないです。
日用雑貨品
コンビニやミニマート、チャイニーズショップなどで大抵のものは手に入ります。が、輸入品ばかりなのでとにかく物価が高いです。マレーシア製のお菓子が1.90ドル、フィジー製の水のペットボトルは1.5リットルが2.50~3ドル、600ミリリットルが1.5ドルほど。(フィジーでは小ペットボトルが50円ほどで手に入ります)
缶詰(2ドル~)や調味料、インスタントラーメンなどもあるので、自炊も可能だとは思いますが、とにかく材料費がかかります…。
水…貴重なもの
ミネラルウォーターもフィジーから輸入していると書きましたが、ツバルには川がないため、水道水は雨水を貯めたタンクから供給されます。
各家庭に大きなタンクがあり、屋根を伝ってそこに入っていく仕組みになっているのです。2週間雨が降らないと、タンクの中の水がなくなってしまうんだそうです。特に乾季に訪れる際は、節水に心がけるといいと思います。
交通手段
電車や公共バスが走っていないため、自動車かバイクが主な交通手段です。
タクシーも1台だけ見かけました。バイクを1日単位で借りることもできます。
私はいつも歩いてました。ツバルは南北に長いのですが、観光客が行くような場所は徒歩30分圏内に固まっている気がします。歩いている途中でツバル人が話しかけてきたり、美しいビーチを見つけたり、木に実る果実の甘い匂いを嗅ぎながら歩いたりできるので、徒歩はおすすめです。
教育
9年間義務教育があります。午前中は授業があり、午後は課外授業のようです。日本から贈られたバスがあり、遠方に住む子どもたちはそれで送迎してもらってます。卒業後は国を出て留学する人も多いんだとか。
土産
郵便局で売られている記念切手が観光資源らしく、Tuvaluという名前が入っています。古い切手も定価のままで売られているのも嬉しい限り。有名人や動植物、イベント記念など、バラエティーに富んだ切手を探すことができます。日本にちなんだものもあります。また、ここから日本に手紙を送ることもでき、切手やポストカードも買うことができます。(各1ドル)
ウィメンクラフトセンターは飛行機発着の日の朝のみ空港前(西側)で出店している、女性による手作りのアクセサリー市(5ドル~)です。飛行機の時間に合わせて9:00~11:30頃に販売しています。出国前に見に行くのもいいと思います。
出国税…なし
以前のガイドブックには出国税30ドルがかかると書いてありましたが、必要ありませんでした。
ツバルはフィジーみたいにリゾートで遊びに行くようなところではありません。私たちが日々の喧騒で忘れてしまったような、人との温かい関わりを楽しみながらのんびりするところです。お土産や名物料理になるものは特にありませんが、いつもと違う観点から観光客を楽しませてくれる場所だと思います。興味を持った方は是非『雨具をもって』ツバルへ!笑