#165 ツバルで学校訪問をしてみた。②(2018.8)
休み時間はお店で軽食が買えます。
8月9日(木) 前編
朝5時頃、外の音で目が覚めました。そう、大雨が降ってました。私は洗濯物を宿のベランダに干しておいたので、ダッシュで取り込みに行きましたが、既に濡れてました…。昨夜は星空が見えたから翌日は晴れだと思ったのに…。ツバルで信用できないのはただひとつ、天気だけ!乾季でも空が急に暗くなり、雨が降ってきます。
今日も学校に向けて歩こうとしたら、メイドのおばちゃん(ルーシー)が『今日も歩いてくの?バイクを借りたら?』と心配してくれました。と言っても、徒歩15~20分ほどの距離なので、私は苦じゃないのです。
歩いていたら、後ろからバイクが来て、私の前で停まりました。『乗りなよ!』宿のおばちゃんがうちに帰る途中に偶然通りがかって、私を学校に乗せてくれたのです。またまた優しさに触れました。
今日も午前中は学校訪問をしました。今日は3年生の教室と、昨日予約しておいた2年生の図工を見ることにしました。
3年生の授業では、Ganaと呼ばれる現地語の授業をやってました。普段の生活で、彼らはGanaを使っているようですが、今日は数え方について学んでました。
1 から10の言い方とは別に、ツバル語では魚は独特の数え方があって、それが難しいらしいです。日本語でも、『1』→『いっぴき』なのに、『3』→『さんびき』になったりするのですが、1や3の名残は何となくありますね。でも、ツバルでは魚2匹と魚3匹では言い方が全然違うみたいなんです。それを言わせたり、書かせたり、自由作文を作らせたりしていました。
たまたま、私のサンダルが魚だったので、Luagamata(ルアンガナマタ=2匹の魚)!と、みんなに教えてもらったのです。フィジー語もツバル語も発音はローマ字読みが基本なのですが、agaのようにガ行鼻濁音が入ることもあるから、発音が相当難しいです。ガ行鼻濁音の名残のある東北の人はもしかしたら発音しやすいかもです。笑
2年生の図工では、パンダナスという細長い葉っぱを使って、創作活動をしていました。各々が、眼鏡や風車、指輪にネックレスなどを思い思いに作ってました。アノと呼ばれるボールみたいなものを織り込んで作ってる子もいました。上手にできて誉められると、嬉しそうな子どもの顔は世界共通ですね。
その後、空港に用事があるので、12:00頃、生徒と一緒に私も学校を出ました。