世界流離日記

『世界流離(さすらい)日記』と読みます。海外旅行での喜怒哀楽の経験を中心に投稿していきますのでよろしくお願いします。なお、このブログの無断転載および画像の無断使用は禁止とさせていただきます。

#162 ツバルの街を歩いてみた。(2018.8)

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この写真だけ見ると『ツバル、大丈夫?』って思うかもしれませんけど、大雨によるただの水溜まりです。笑

 

 

8月7日(火) 後編

 


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宿の部屋で荷物の整理をしていたら、急にサイレンの音がしました。慌てて外に出てみると、私たちが乗ってきた飛行機が離陸して再びフィジーに戻っていくところでした。そして、サイレンが鳴り終わると、何事もなかったかのようにスタッフが通行止めのコーンの片付けをしたり、車やバイクが滑走路内に入ってきました。

 


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正確に言うと、滑走路は真ん中のみで、その両側にある道路は生活道路です。ただ、向こう岸に行きたいときは滑走路を縦断して通ってもいいのです。

 


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私も雨の中、滑走路の上で360°回ってみました。こんな経験、なかなかできないよ。

 


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すると、ラガーマンらしき体格のいい男性陣が列をなして滑走路を歩いていきました。滑走路はスポーツの場となるのです。

 


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飛行機がフィジーに飛んでからの空港内はすぐに立入禁止となり、2日後まで閉鎖されます。火、木、(土)はフィジーから、そしてあと1便かキリバスから来るだけなので、その瞬間以外は滑走路が憩いの場と化すのです。

 


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天気は良くなる気配がないのですが、空港から北上しながらぷらぷら歩くことにしました。傘は持っていましたが、ツバル人があまり使ってなかったから、宿に置いてきました。←後ほど、悔やみます…。笑

 


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ツバルには9つの島があり、首都フナフチのある島が一番大きいのです。それでも、鎌のような形をしていると言われるこの島も30分も歩けば中心部の端まで行けちゃいます。目が合うとニコってしてくれたり、ハロー!って声をかけてくれたりと、ツバル人の人柄のよさに感動しながら歩いていると学校を発見しました。

 


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あとで知ったのですが、ミッション系の私立学校(と言っても、宗教に関係なく入学できるそう)のようです。

 


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たまたま3人のかわいい女の子がベンチで座っていたので少し話をしました。学校は昼過ぎに終わるのですが、課外授業みたいなものがこれからあるようで待ってるんだとか。教室では、英語の課外授業が行われてました。

 


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その後、もう少し大きい公立学校がありました。何となく惹かれたので、校長先生のところに行って、明日授業見学をしていいか聞いてみました。快諾をいただき、明日の好きな時間に来ていいことになりました。

 


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職員室を出たら雨がますますひどくなってました。まさにバケツをひっくり返したような雨。

 


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生徒たちも走ってバス停まで向かってました。

 


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仕方なく、学校の軒下で雨宿りしてました。すると、スヌーピーのついたスクールバスが入ってきました。

 


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実は少し前に空港で同じ車を見たのですが、幼稚園バスと書いてあったため、日本からの車だということがわかりました。あと、日の丸がついた日産のワゴンもこの学校のバスで、日本から寄贈されたもののようで、送迎バスとして、2台が大活躍していました。

 


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すると、後ろからスタッフの方が来て話しかけてくれました。アレさんという名前の男性から、ツバルのあいさつについて教えてもらいました。それから、教育についても。この学校がprimary schoolで、9学年の生徒がなんと200人が通っているんだとか。先程の私立に比べて、ここは政府による公立学校で、ツバル最大の大きさのようです。バス2台で送迎している理由がわかります。

 


雨が収まってきたので、アレさんに別れを告げると、彼はバイクで帰っていきました。もしかしたら、私がいたから話し相手になってくれたのかもしれないと思うと、ツバルの方々の優しさを感じずにはいられませんでした。

 

 


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学校のすぐ近くにある病院周辺にいたら、『フォト!』と言われて撮った1枚。外国から来た医療チームかな?陽気な方々でした。笑

 


ツバルのちびっこ達はビー玉で遊んでいたり、すぐ近くのビーチまで走って泳ぎに行ったりしていました。この国では、携帯やゲーム機で遊ぶ子どもはいません。自然や昔からある玩具を使って、自分達で遊び方を考えて遊んでます。日本では失われつつあるいい光景だなぁ…。

 


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ビーチに行くと、先ほどフィジー上空で見たようなクリームソーダ色の海が目の前に広がってました。子どもたちは一目散に走っていって、海に飛び込んでいきました。曇天でもきれいな海の色だなぁ。また天気のいい日にでもスケッチしようかな。

 


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しかし、私の姿を見つけると、写真を撮ってほしいとせがんだり、私のサンダルに興味をもったり(ツバルでも視線を独り占め中)して寄ってきました。

 


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私が普段仕事で接している子達と同じ年くらいの男子達がわざと写真でふざけているのを見るのも面白かった。そういう点は、日本と同じだな。紅一点の女子は『男子、やめなよー!!』って冷静なところも日本と一緒。笑

 


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その帰りにコンビニ(という名の小売店)で、変わったお菓子を発見。

 


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カラフルなトルティーヤチップスに、ゆかりみたいな紫色の粉が付いているのですが、甘さと塩辛さが同時に来て、とってもおいしかったです。名前はlakaiというらしく、一個1ドルでした。宿の人に聞いたら、これはツバルのお菓子で、oxoと呼ばれる調味料が使われているらしいです。

 


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と、ここでツバルコインをゲット。オーストラリアドルが流通しているツバルですが、1ドルコインだけはツバルの文字の入った亀のものが流通しているのです。観光客がもって帰ってしまうため、品薄傾向にあるようですが、即手に入れられてよかったです。

 

 

宿に戻ったのは16:00頃でしたが、全身びしょ濡れで、膝の辺りまで砂が飛んでました。早速シャワーを浴びに行ったのですが、水が出ない。笑

 


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2つあるので、もう1つの方に行ったけど、変わらず。汚い例えですが、おしっこかそれ以下の水量しか出ません。

 


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洗髪していると、水が私の髪の間で貯まることで体温で温まり、ぬるくなった状態で体を伝っていくのを感じました。そういえば、この国では川がなく、雨水をタンクで貯めて水道水として使ってるのだと、宿でもらった地図に書いてあったな。今日はたまたま雨が降ってるからいいけど、乾季の節水はちゃんとしないといけないんだな。

 


温かい水が出ること。
水がたくさん出ること。
水がたくさん使えること。
改めて、そのありがたみを痛感しました。

 


部屋に戻ると、今度は部屋の電球がほとんどつかないことがわかりました。みんなそうなのかと思いきや、他の部屋は白い明かりが灯されています。宿の方に見てもらったら、『ちょっと待ってもらえる?』と言われました。しばらくすると、背の高い男性スタッフを使って、1階の待合室の電球を外し、私の部屋のものと交換しました。おかげで、私の部屋は明るくなりましたが、代わりにスタッフたちが談笑しているテーブルの上は暗くなってしまいました。自分の不便を犠牲にして、他人に与えるその姿勢に感動しました。

 


雨は一向にやむ気配がないのですが、とりあえず部屋干しで洗濯することにしました。チョロチョロしか水が出ない共用の手洗い場で何回かに分けて節水を心がけながらやりました。干す場所は迷った挙げ句、部屋の前に紐をかけて行いました。

 


すると、オーナーから『ここはちょっとやめてほしいの。代わりにいいところを紹介するわ。』と言って、連れていってくれました。そこはロープがかかっているので、洗濯バサミで留めればいい感じです。が、一瞬で風雨に打たれ、あれだけ絞った服たちはびしょ濡れになりました。部屋へ持ち帰り決定。初めからそうすればよかったんだな。号泣

 


18:00から宿のレストランが空くようなので、早速夕食を取りに下りました。今日のメニューは①豚肉炒め(10.5ドル)②鶏肉のオイスターソース炒め(9.5ドル)の二択でした。迷ったので、おばちゃんオススメの②を選びました。

 


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待っている間に、外は暗くなり始めました。それでも、外ではバレーやサッカー、ラグビーに勤しむツバルの若者たちの声がしました。大雨の中ですよ?もっと言うと、風も出てきて、軽い嵐の中ですよ?その様子を写真と動画で納めようとしただけでずぶ濡れになりました。

 


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そうこうしてるあいだに、料理が運ばれてきました。中華風の味付けで、ニンニクが効いていておいしかったです。この国では、中華料理が一般的だし、中国人が住んでいてレストランを経営しています。

 


夕食後は撮った写真を整理したりしていたのですが、急に寒気と喉の痛みを感じました。理由はひとつ、雨にひたすら打たれ続けたから。笑

 


やっぱり傘をさすべきだったか…と若干後悔しつつ、薬を飲んで横になりながら、これを打っています。雨は今も止まず、風と雨の音が響いています。明日も雨という噂。

 

 

恵みの雨。ありがたい雨。明日はどんな1日になるのかな?