世界流離日記

『世界流離(さすらい)日記』と読みます。国内外の旅行での喜怒哀楽の経験を中心に投稿していきますのでよろしくお願いします。なお、このブログ上の画像の使用は禁止とさせていただきます。

#138 ゴゾ島とコミノ島に行ってみた。 (2010.5)

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コミノいいとこ 一度は行っておいで。 (何もないけどw)

 

 

5月22日 
マルタ3日目はマルタ本島を離れ、ゴゾ島へ行きました。日帰りで簡単に行けちゃうんです。

 

 
まずはマルタ島の西にあるフェリー乗り場までバスで行きました。前日同様、最寄のバス停→ヴァレッタバスターミナル→(乗り換え)→フェリー乗り場という、要領の悪い動きなのですが、公共交通機関がバスターミナル立寄必須のルートしかないから仕方ないのです…。

 

 

出発後、しばらくしたらアジア系の女の人2人が途中で乗車してきました。会話を聞いていると…日本語!!会話から察するに、どうやら留学生のようです。そのうちの1人が私の横に座ったものの、シャイな私は話しかける勇気がなく…。

 

 

そしたら、「日本人ですか?」って英語で話しかけられ、お互いに自己紹介をしました。すると、彼女たちもゴゾに行くことが判明し、一緒に廻ってくれることになりました!いい人たちだ♪

 

 

彼女たちは、マルタの語学学校に通う学生さんたちでした。Sさんは2児の母で、日本で英会話教室の先生をしており、1か月の短期留学中。Tさんは看護師の仕事を辞め、マルタで6ヶ月間の留学予定なんだとか。偶然にも、3人とも出国日が一緒だったことが判明。それぞれ空港は違ったものの、同じ日に日本を出てここで偶然出会うなんて、何だか縁を感じますね。私がトルコ人エジプト人に囲まれている間に、彼女たちはマルタで英語を学んでいたんですね。笑

 

 

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フェリー乗り場に着くと、彼女たちの留学仲間と合流。みんないい人で、すぐに仲良くなれました。

 

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フェリーに乗り、ゴゾに無事に到着。Sさん達は留学仲間から観光バスで要領良く廻ると聞いていたらしいんだけど、実際にはタクシーをチャーターしました。

 

 

ええ、普通の5人乗りタクシーを、7人でチャーターしました。

 

 

 

つまり、運転手を入れて8人で5人乗りタクシーですよ??しかも、なかなかふくよかな女性が1人いらっしゃる。笑

 

 

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その巨女の方には助手席にゆったり座っていただき、SさんとTさんが私の膝の上に座り、ぎゅうぎゅう詰めで何とか乗りました。というか、写真からもわかる通り、二人ともヘッドレストを持ったままほぼ立ってますね。カーブとかになると重力に抗うのが大変だったけど、意外に楽しかったです。笑

 

 

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まず到着したのが、アズール・ウィンドウ(Azure window)。azur=スペイン語で青いという意味の通り、浸食した岩の隙間はまさに『青い窓』のようでした。azureはたぶんフランス語かな?

 

 

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足元がガタガタの岩になっていて、かなり歩きにくいので、歩きやすい靴が必須です。

 

 

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その後は、大聖堂(The Cathedral)へ。だまし絵で有名なところで、天井にあったドームは実際は平坦な天井に描かれてました。完全にだまされましたよ。笑

 

 
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この教会の近くにあったギャラリーのようなお土産屋さんのガラス工芸品がおしゃれでかわいかったです。

 

 

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大城塞(The Citadel)の高台からはゴゾ全体が見られて、絶景に感動。高い建物がそれほどないため、町全体が見渡せます。退職したてのTさんと2人で語ってたら、境遇が何だか似ていて、意気投合しました。

 

 
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大城塞もいい感じでしたよー。

 

 

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そして、ジャン・レノ似のタクシードライバー推薦のシーフードレストランでランチ。私は大好物のエビを注文したらまさかの品切れ。その後、カニ、サーモンに変更したけど、どれも品切れ…。

 

 

ジャン・レノ~!むしろ、何ならあるんだい?笑

 

 

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結局、カマス(barracuda)のグリルを注文。巨大魚が来てビビったけど、完食!

 

 

なお、食後のドリンクでも、イタリア人のイケメン留学生がエスプレッソを注文したら機械が故障中でした…。ジャン・レノ~!!

 ↑ジャン・レノタクシードライバーだから、実は悪くないけどね。笑


 

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それからは別の教会に連れて行ってもらったら…まさかのクローズ。ジャン・レノ~!!!って思ったけど、降車時にタクシーチャーターが終わってたので、彼は既におらず…。

 

 

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仕方ないので、教会から歩いてフェリー乗り場へ行きました。ゴゾ島のすぐ隣にコミノ島って言う小さい島があるので、みんなとお別れして、私だけコミノ島に行ってきました。最終フェリー(たぶん16:15発くらい)にギリギリで間に合い、ゴゾから20分ほどでコミノ島へ到着しました。時間がなかったら行くのをやめようかと思ってましたが、間に合ってよかったです。

 

 

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ゴゾの海も真っ青で綺麗なのですが、コミノの美しさは今まで見てきたどの海よりもクリーミーな水色でした!!そして、澄んでいます。こんな美しい色が自然界にはあるんだなー。色合いとしては、前日の青の洞窟にも似たとこもあるのですが、青い空と日光がさらにブルーラグーンの美しさを引き立ててますね。表現が乏しくてこの美しさを上手く伝えられないのが申し訳ないです。笑

 

 

f:id:mura306:20180411231041j:plain以前からHさん(元マルタ留学生)に「コミノのブルーラグーンの海は超綺麗だよ」って薦められてたのですが、本当に行ってよかったです!正直、他には何もない島なのですが、海の色を見るだけでも行く価値ありです!

 

 

 

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海で泳いでいる人もいたけど、私は足を浸けたのみです。岩がゴツゴツしているから、慣れていないと怪我をするらしいので、泳ぎたい方はその点を留意してくださいね。なお、脱衣所らしきものはないため、みんな廃屋みたいなところでこっそり着替えていたと思います。笑

 

 

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滞在時間わずか2時間で再びゴゾ島へ戻りました。フェリーに乗っている間、波がかなり荒く、みんな立ったまま手すりにつかまった状態はまさにヤッターマン。しぶきは飛んでくるわ、服は濡れるわで大変でしたよ…。

 

 

で、ゴゾからはバスに乗って帰宅しました。ネコバスの中も運転が荒く、吊革に必死でしがみつきました。かと思ったら、上り坂になると超減速するため、バスが自転車に完全に負けるし。笑

 

 

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なお、コミノ島のブルーラグーンは空からも一目瞭然。チュニス(チュニジア)行きの飛行機の中から拝むことができますよ。