#137 マルタで青の洞窟に行ってみた。 (2010.5)
青の洞窟と言えばイタリアのカプリ島が有名ですが、実はマルタにもあるんですよ。他にもクロアチアのフヴァル&ドブロヴニク、沖縄の真栄田岬、ブラジル(友人情報で未確認ですが…)にもあるようです。世界各地にもしかしたらあるのかしら?笑
5月21日
2日目は青の洞窟(blue grotto)へ行こうと決意。イタリアでは残念ながら強風のため、快晴の中入場できなかった苦い思い出があるので、リベンジ戦です。
※写真はイタリア・カプリ島の青の洞窟(2007.8)
マルタ島のバスは首都ヴァレッタに寄ってから各地を廻るという、一見便利そうで時間がかかる制度になっています。市町村が運営しているローカルバスみたいですね。ちなみに、上部分が白色、下部分が黄色でオレンジ色の線が入ったかわいいマルタのバスは、あのネコバスのモデルとの噂。私はやたらとジブリ映画の舞台と言われる場所を訪れるのですが、実はジブリ映画には全く興味がありません…。笑
新旧さまざまな型のバスが走っています。ネコ感ゼロで、トラック野郎風のバスもあります。笑
で、ヴァレッタに着いたものの、乗り換えバスがなかなか来ない…。そもそも、バスに付いてる番号も当てにならず、日によって行き先のバス番号が変わることもあるっていう適当っぷり。笑
だから、乗るたびに行き先を確認しないといけないのです。ようやく目当てのバス(38番=ガイドブック通りでしたw)が来たので、行き先を確認して乗車しました。ちなみに、バスのドアはあってないようなもので、閉まることはほぼなく、降りるときはひもを引っ張ってベルを鳴らして運転手に知らせるというアナログ式でした。笑
最近ではボタン式のバスも増えてきたのだけど、一番困るのはひももボタンもないバスです。土地勘のない私には恐怖しかないバスでした。運転が荒いときもあるから、席を立って降りようとすると吹っ飛ばされそうになるし…。笑
で、40分程ネコバスに乗り、青の洞窟に到着。乗り継ぎがうまく行かず、家を出てから2時間近くもかかってしまいました。笑
少し歩いて、船乗り場に着くと、8人ほどでボートに乗りました。ライフジャケットが配られます。
カプリ島では風が強くて中に入れなかったけど、ここでは無事入れました! カプリ島やフヴァル島(クロアチア)と比べると穴が広いけど、振り返ったら真っ青な海があってここでも十分感動しました!思わず、「帰れソレントへ」が心の中で流れました。笑
♪Ma nun me lassà~♪(中学校の時に歌ったので未だに覚えてるw)
ただ、私が青の洞窟に到着したのは昼過ぎなのですが、マルタに住んでいたHさん曰くマルタ島の青の洞窟は午前中に行くといいらしいです。太陽光の入り方が違うんだとか。まぁ、午後でも綺麗でしたが、これから行かれる方は是非午前中を狙って下さい。
その後は昼食後にヴァレッタに戻り、買い物をしました。出発直前に『虹色ジーン(フジテレビ系)』でやってたマルタ特集で出ていたフィルグリー(銀細工)の店、The Silversmith's Shopに行って来ました。この店のフィルグリーアクセサリーは模様が細かくて、かなり可愛いのです。
テレビに出てたおじさんがいて、ピアスとブローチ(母へのお土産)を購入しました。日本のテレビ番組のことを言うと、放送以来日本人がたくさん来て、携帯で番組の動画を見せてくれる人もいるんだとか。
ここで買ったピアス、かなりかわいかったのですが、フック式の方は帰国後に片方を紛失してしまいました…。あと、銀で作られているので硫化しやすいため、空気に触れないように保管しないと黒ずみます。ただ、マルタ十字ピアスは買ったときにもらった箱で保管しているため、8年たった今もそれほど変色していません。
余談ですが、銀製品が黒ずんでしまった時は、
① アルミホイルをクシャクシャにして、入れ物を作る
② 熱湯と大さじ1杯の重曹を①に入れる
③ 数分放置
で、ピカピカに蘇りますよ。
何だか要領よく回れず、2日目終了。バスがなかなか使いこなせないのが反省点でした。「止まります」ボタンが付いてて、車内放送も入って、バス停に名前が付いていて、時間に正確で、安全運転な日本のバスのありがたさを改めて知った一日でした。