#122 イスタンブールでアクビルを探してみた。(2010.5)
先週、トルコで出会ったお姉さま達と久々の再会を果たしたので、トルコ旅行について振り返ってみようかしら。
なお、私が訪れた2010年5月は『アラブの春』の前ですので、今とは情勢がだいぶ異なると思います。最新の治安情報については外務省のHPで確認してくださいね。
当時の私のmixi日記(なつかしい!笑)と写真から記憶を思い出して書いてみます。
2010年5月10日
夜10時頃セントレアを出発し、北京経由でアブダビ行きの飛行機(エティハド航空)に乗り、無事にイスタンブールに上陸。その当時はエティハド航空がセントレア便を出したばかりで、セントレア~北京間はガラガラでした。今ではセントレアー北京間から既に中国人にほぼ占領されてます。笑
なお、このときは仕事を辞めたばかりの『やさぐれ一人旅』で、お姉さま達とはカッパドキアで出会うこととなります。
5月9日
タクシーで宿に向かい、荷物を置き、すぐに街へ繰り出しました。私が利用した、Turvan Hotelは、アクセス良好だし、ブルーモスクまでも歩いて行けるし、オーナーも親切な方でした。日曜の昼過ぎだったので、オルタキョイっていう街に行こうと計画しました。
早速、アクビルっていうプリペイド式の乗車券を買おうとするも、どこに行っても売り切れ…。そうこうしてるうちに時間がかなり経ったので、今日はあきらめ、ジェトン(乗車トークン)で行動。
オルタキョイは日曜マーケットとクムピルっていう食べ物で有名な街です。イスタンブールのアジア側にあるため、フェリーで向かいました。フェリーの券売機にお金を入れたら、古札がちぎれて半分だけ返ってきて、また撃沈。つくづくツイてない…。
オルタキョイにいた犬。笑
オルタキョイではクムピルをいただきました。当時のガイドブックに『クムピルはかわいくておいしい』みたいな、今で言うインスタ映え的な言葉が書いてあったのです。クルピルを売る店が隣り合う状態ですので、是非一番インスタ映えする店を探していただきたいです!!笑
クムピルとは、ふかした巨大ジャガイモに刻んだ野菜やらソースやらを載せたもの。ガイドブックではピンク色のソースがかかっていましたが、私が買った店ではケチャップが使われていました。苦手なオリーブは入れてもらうのをやめたんだけど、ピクルスを断り忘れたため、つらかった…。細かく刻んであるから、よけようとするとどんどん奥に入ってくし…。味は、まぁ普通です。そして何よりプラスチックのスプーンでは食べにくい!こぼれるし。私はじゃがバターの方が好きです。でも、インスタ映え狙いの女子たちには受けるのではないでしょうかね?知らんけど。笑
宿の近くにはロカンタ(安食堂)がいっぱい。トルコという教科書に載っていそうなケバブ屋のおじさんもいました。笑
宿近くのロカンタのキョフテ(köfte=トルコのハンバーグみたいなやつ)、おいしかったです。
宿の真ん前にあったロカンタのタヴック・チョルバス(Tavuk çorbası=チキンスープ)、本当においしかった!エキメッキ(トルコパン)もモチモチ。
5月10日
翌朝もアクビルを探したものの、朝9時でも品切れで買えませんでした。アクビルはボタン型電池がついたプリペイド&チャージ式の乗車券で、 乗継割引があるから、トラムにたくさん乗るならお得なのです。
看板だけはあるのにな。その後も何軒か回ったけど、アクビルはやはりありませんでした。
本体に値段がかかるけど、返却すれば本体の値段は返ってくる仕組みになってます。でも、旅行者が記念に持って帰るため、返却分が足りずに品薄なんだとか。ならもっと大量生産しろよって感じなんだけど、そんな理由で品切れが続いてることが判明しました。2018年現在は品薄が解消されてるかな?そうであってほしいな。笑
その後、トルコ人男性にやたらと声を掛けられることになるとは…。続きはまた今度。