世界流離日記

『世界流離(さすらい)日記』と読みます。海外旅行での喜怒哀楽の経験を中心に投稿していきますのでよろしくお願いします。なお、このブログの無断転載および画像の無断使用は禁止とさせていただきます。

#069 見直したぞ、悪党都市デリー!!笑 (2017.08.25)

f:id:mura306:20170902223030j:plain

体調不良の始まりを感じた私は、4時間ほど宿の部屋で横になり、昼過ぎに再びメインバザールに足を踏み入れました。(そもそも、メインバザール沿いに宿があるから足を踏み入れざるを得ないのですが…笑)

 

 

 

すると、「コンニチワー!ニホンジン?」

 

 

このセリフ、この旅で何十回聞いたことだろうか?ガイドブックにも「日本語で話しかけてくるインド人には注意しろ」と書いてあるし、私は来日中の外国人にHello♪なんて気安く声をかけない。話しかけてくるインド人からはビジネス臭がし、実際そういう人はリキシャワーラー(運転手)か、後々チップをねだる自称ボランティアガイドが大半なのです。

 

 

f:id:mura306:20170902223125j:plain

彼もタクシー運転手のようで「タクシー?」と聞いて来ました。No.って言うと、「じゃあ、次にインドに来た時にね。」と、よくわからない回答。

 

 

次に「どこ行くの?」って聞かれ、普段なら無視するのですがもしかしたらメインバザールの情報を教えてくれるかと思い、「このお土産を売っている場所を知らない?」と聞いてみました。そしたら「サンタナの近くの店にあるかも。場所、わかる?連れて行くよ」と言われ、連れて行ってもらいました。

 

 

サンタナって、私は知りませんでしたが、日本人宿なんですね。どうでもいいですが、この旅行中に空港以外で6人位しか日本人を見かけなかったのですが、誰とも会話をしませんでした。ここに行けば日本人と日本語が話せましたかねぇ。インド人と交わす日本語のあいさつ以外、日本語を話す機会がなくて、独り言が増えたのは何を隠そう、この 私です。笑

 

 

f:id:mura306:20170902224813j:plain

話は戻り、私がほしかったインド土産は20×20の壁掛けポスターです。インドでは九九に留まらず、20×20まで暗記するのだとか。ちなみに、この2人にランダムに掛け算の問題を出したら「そんなん、わからんよ」って言われました。アレ、その噂はデマですか?0を発見した国なのに。笑

 

 
f:id:mura306:20170902230517j:image
f:id:mura306:20170902230529j:image

で、このお店にはポスターはなかったのですが、児童の家庭学習用(?)のテキストとノートが売られていました。アルファベットはもちろん、ヒンディー語や算数などの基礎が薄い冊子にびっしり詰め込まれています。教育現場で働く私には、外国のテキストは興味津々。だんだん、「ポスターじゃなくて、これがいい!」と思うようになりました。

 

 

f:id:mura306:20170902222300j:plain

1冊あたり定価40ルピーなのですが、2冊ずつ購入。20ルピーおまけしてもらう代わりに、「日本のガイドブックに紹介してほしい」と主人に言われたので、とりあえず私のブログで紹介しておきます。

 


f:id:mura306:20170902232331j:image
一応、もらった名刺をUP。小さな文房具店なので、ガイドブックに掲載は難しいかなぁーって感じですが、このブログを読んで下さった方の中で、このインドのテキストに興味をもたれた方は是非行ってみて下さい。気さくなご主人と、美人な娘さんがいました。場所は日本人宿の「サンタナ」を少し奥に行った向かい側だったと思います。

 

f:id:mura306:20170902232715j:plain

そんな謎の彼ですが、 次は「エアコンの入った建物にマーケットがあるよ」と案内してくれます。でも、まだ半信半疑な私。タクシーの運転手だと言うので、空港までいくら?って聞いたら400ルピーだと答えました。「メインバザールでは300ルピーが最安値だよ」と私が言ったら、彼は自分を売り込むどころか、「いや、君はメトロで空港へ行くべきだ。お金は取っておいた方がいい」と言う始末…。

 

 

そして、メインバザールから歩いて5分ほどの、Delhi Haatと書かれたビル前に到着すると「じゃあねー」と言って、私からお金を請求することも、店からマージンをもらうこともなく彼はどこかに消えました。うーん、謎…。

 

 
f:id:mura306:20170902234349j:image

ちなみに、そのお店は悪徳店ではなく、3階建ての外国人向けのお土産物店でした。静かに一人で選びたい私にとって、ちょっと見ているだけで店員が寄って来るところは少し面倒くさかったですが、2階で見たストールの色に惹かれて買うことに。クジャク柄のストールは1枚1500ルピーと言われましたが、結局2枚で1400ルピー→1300ルピーだけ渡したら1300ルピーになりました。笑

 

 

1階にはインドの民族衣装や宝飾品、2階には布製品、3階には食品や置物を売ってました。値段はそれなりにするものばかりなので、品質を求める方にはオススメします。アノーキーの布地みたいな、かわいい布があって1.2㍍四方を購入しようとしたら軽く2000円以上したので買うのをやめました。ねばると多少割引してもらえますが、あちらも結構引かない&薦めてくるので強気な姿勢が求められます。私が店にいるとき、大人しそうな日本人男性がお茶を定価で買わされそうになってました。笑

 

 

買ったストールを持ってメインバザールに戻ろうとすると、先程の謎の男が再登場。「今からどこに行くの?」って聞かれたから「ランチ。チャンミンを食べるの」って言ったら「ふーん、じゃあねー」と、またお別れ。うーん、よくわからない男だ…。

 

 

f:id:mura306:20170903112423j:plain

そしたら、南インド料理店を発見したので、メニューを変更し、ドーサを食べることにしました。席について注文した後、作っている様子を見学させてもらうことにしました。

 

 

そしたら、またしても謎の彼。でも、今回は友達を連れていて、「隣で食べてもいい?」って。

 

 

これか、彼の狙いは?私に昼食をおごってもらうつもりだったんだな。まぁ、彼には案内を少ししてもらったし、その時は気持ち良くごちそうしてあげるか…。

 

 

彼らはなぜか隣の店で料理を買い、私の席の隣のテーブルに持ち込んでます。日本で言ったら、吉○家で頼んだ牛丼を隣のす○家で食べているようなもの。それもノープロブレムなのがインド。

 

 

f:id:mura306:20170903112643j:plain

f:id:mura306:20170903112705j:plain

そして、私が注文したドーサは、南インドの定番料理で、中にカレー味のマッシュポテトを入れてパリパリの皮で巻いてある料理。これ、本当においしかったです!50ルピーだったと思うけど、サクサク&パリパリで食感よし、味よし、コスパよし!

 

 

f:id:mura306:20170903113502j:plain

前の席に座る「大先輩」の食べ方を見倣い、私もスプーン2刀流で食べました。めざせ、大谷翔平!笑

 

 

f:id:mura306:20170903112809j:plain

おいしーい♪と、独り言を言う私をニコニコしながら見ている隣の席のインド人がひとりは。そこに、謎の男と友達が座りました。どうやら、この3人は知り合いらしい。何か色々話しています。謎の男曰く、友達とは親戚らしく、親戚とニコニコしてる彼が友達で3人とも顔見知りとのこと。私のガイドブックを見たり、ヒンディー語を少し教えてもらったりしたあと、「じゃあねー」と言って、3人とも行ってしまいました。

 

 

そして、謎の男とはそれっきり

 

 

私、どんだけ失礼なんだろう。大したお礼のひとつも言えなかったし、ずっと疑ってばかりいて、何か裏があるに違いないって、後でお金をとられるんじゃないかって思ってた。もちろん、私を疑心暗鬼にさせたのは、彼とは無関係の悪徳インド人たちの仕業なんだけども、何だか申し訳ない気持ちになりました

 

 

f:id:mura306:20170903113002j:plain

ほんとに、今度デリーにいくことがあったら彼にきちんとお礼をしないとな。タクシーもお願いしないと。ただ、あの暇さ加減からすると彼が本当にタクシードライバーなのかどうかわからないが。

 

 

それから、メインバザールに戻り、細かいお土産を少し買ってから、宿に戻って荷づくりをしたり、シャワーを浴びたりしました。

 

 

f:id:mura306:20170903113307j:plain

そして、最後のインド飯はチャンミン(炒麺)。そう、聖地プシュカルで腐った味がした、あの料理です。中国発祥の焼きそばですが、ベナレスではカレー風味でした。が、今回の旅のチャンミンはどちらもソース味。辛さ控えめにしたからかな?私はカレー風味の方が好きです。スイートラッシーも注文して80ルピー。なお、お店は朝食でオムレツを食べたMadan Cafeです。笑

 

 

お店のオーナーに、メインバザールからニューデリー駅(エアポートライン)へのリキシャの値段の目安を聞いたら、「一駅先のShivaji Stadiumで乗った方がいい」と言われました。この情報、歩き方にも載ってます。駅が新しいし、ニューデリー駅は他の線もあるから複雑だとのこと。そこまでリキシャで50ルピーで行けるよ、と教えてもらいました。

 

 

宿に荷物を取りに行き、チェックアウトして、オートリキシャでShivaji Stadium駅まで行こうとするのですが、みんな150→100ルピーだと言います。でも、私の手持ち金はわずか130ルピー。地下鉄(50ルピー)に乗ることを考えると、予算オーバーです。

 

 

で何人か聞いていたときに、サイクルリキシャに乗ったおじいちゃん登場。最初は断られましたが、最終的には50ルピーで契約成立できました。

 

 

f:id:mura306:20170903114940j:plain

私はオートよりもサイクルののんびりした感じが好きなので、最後の最後にサイクルリキシャに乗れたのはとにかく嬉しかったです。途中で雨に結構打たれたけど、ノープロブレム!

 

 

f:id:mura306:20170903115004j:plain

でも、このおじいちゃん、私がエアポートラインって言ったら(元々言ってあったけど伝わってなかった)、その駅への行き方がわからないらしく、色々な人に聞いて、何とか到着。交渉金額を払うと、「思っていたより遠かったから、もう少しちょうだいよー」っていうヒンディー語&ジェスチャー(こういう時って、何で異国語の意味がわかるんでしょうね?笑)をされたけど、さすがに残金ゼロは心配なので、扇子をプレゼント。ごめんね、おじいちゃん、それで許してください。笑

 

 

f:id:mura306:20170903115027j:plain

そして、初めてのメトロの空港線ニューデリー駅から乗るときと比べて、Shivaji Stadium駅から空港は50ルピーでした。メインバザールでインド人何人かから「40ルピーだよ!」と自信満々に言われましたが、50ルピーですので要注意です。笑

 

 

f:id:mura306:20170903115124j:plain

空港線は、香港のエアポートエクスプレスのような見た目で、とても綺麗でした。インドでは駅などの公共施設は撮影禁止(国家機密云々で)なので撮れませんでしたが、本当に100円の運賃でいいんですか?っていう位の美しさでした。これからも、デリーのメトロはどんどん増設されていくのだろうなぁ。行く度に、近代化が進んでいる気がします。インド人たちは変わらないけど。いや、変わらないでいてほしいけど。笑

 

 

f:id:mura306:20170903115242j:plain

そして、無事に空港に着いた私は残金30ルピーを残してインドを出国しました。目指す先はとりあえず、中国の広州です。さよならインド、また来ます。ラムラム♪

 

 

今回こそは行こうと思っていたコンノートプレイス、ラールキラー、IEAマーケットをまたしても素通りしてしまいました。ただ、初インドから今回の初日まで、私の中でのデリーの印象は悪いイメージしかなくて、できれば避けたい(でも、飛行機を乗る関係上、仕方なく訪問する)都市でしたが、あの謎の彼を始め、最終日にデリーで出会ったインド人たちがその印象を変えてくれました。

 

 

初日のプラン変更により、急きょデリーに少し滞在したのを時間のロスだと思っていましたが、最終日は体調不良でとても遠出できなかったので、初日の元気なうちにカーンマーケットで買い物ができて逆によかったと今は思っています。結果として、この流れでよかったのです。

 

 

今回の旅で感じたのは、やっぱりインドはプランを色々決めてから行くと窮屈なので、行き当たりばったりの旅スタイルが向いているなぁ、ということ。インド旅行は、何も考えずにインドの風に吹かれて動く感じがいいですね。

 

 

f:id:mura306:20170903115427j:plain

悪党都市だと思ってたけど、デリーさん、アンタちょっと見直したよ。笑