#041 ルアンパバーンで竹橋を渡ってみた。(2012.12)
ラオスの観光地、ルアンパバーンには、竹でできた手作りの橋があり、乾季だけ渡ることができるという噂を聞き付けて、行ってきました。年末に行ったので、あちらは乾季です。
首都ビエンチャンからVIP夜行バスで向かいました。「ビエンチャン~ルアンパバーンの道は片側が崖になっているから、夜行だと転落事故があるから危ない」という
噂もありましたが、特に危険は感じませんでした。
3列シート(1列シート×3列)が2段というつくりでした。毛布や水、歯磨きセットなどのサービスも充実していて、足が伸ばせて快適でしたが、私の席は3B、つまり真ん中の列の二段目。ルアンパバーンまでの山道はキツく、急カーブが来る度に手すりで体を支える必要がありました。笑
下の段の人や、せめて壁のあるA席、C席のみんながうらやましかったです。満席だから、席も変えられなかったし…。出発寸前まで空いていた1階席で何食わぬ顔して寝ていればよかったかなぁ…?笑
ルアンパバーンに着いたのは托鉢が終わった頃の早朝でした。宿に荷物を置き、朝食を食べに出掛けました。
宿のすぐ近くにカオソーイの店があったので、そこで食べました。カオソーイはタイのカレー麺と同名ですが、ラオスのはちょっとスパイシーな担々麺みたいな感じで、汗が出ます。個人的にはパクチーも効いていて、好きな味です。麺ももちもちで幅広の米麺。短いルアンパバーン滞在中に何回も食べました。めちゃハエがいて、食べにくかったけども。笑
ルアンパバーンにはお寺がたくさんあるので、散歩がてら歩きました。写真上はルアンパバーンのシンボル、ワットシェントン。ちょっとエメラルド色っぽい屋根が目印です。写真真ん中は何と霊柩車。ゴージャスな外観と大きさに圧倒されました。
ラオスのお坊さんの袈裟は鮮やかなオレンジ色。
プーシーの丘からのルアンパバーンの眺めは素晴らしいらしいです。私は色々あって行きそびれましたが。笑
大通り沿いに小学校があり、壁が低いので中の様子がよく見えました。かくれんぼをする姿がかわいかったです。男子は走り回ってわんぱくに遊び、女子は輪になって遊ぶ様子は日本と変わりません。校庭でアイスが売られていて、大変羨ましい。笑
ちなみに、夕方になると、校庭を原付が走り回って、お迎えが行われます。笑
散歩後に宿に戻り、竹の橋について聞いてみると『あぁ、それなら数週間前に川に流されたよ。まだ直ってないんじゃないかな?』と言われました。笑
川に流された…。
とりあえず、見に行ってみたらと言われたので、ダメ元で見に行ってみました。
ありましたー!!直してくれた人、ありがとう!
竹の橋は5000キープ(=50円)。吊り橋が苦手な私は渡れるか心配でしたが、全く怖くなかったです。幅が狭い上、歩く度に少しバウンドしますが、それも楽しかったです。
お坊さんたちもこの橋を利用してます。
川を渡ると、おしゃれなカフェがあったので、少し休憩。暑い日だったので、マンゴースムージーが本当に美味しかったです。
帰りももちろん、橋を渡ります。帰る時の、橋までの路地が何か懐かしくて、童心にかえりました。
2日後に、旅仲間Aさんと合流した私は、竹橋をまた往復(同じカフェで休憩つき)しました。笑
国立博物館方面から竹橋への行き方は、以下の通り。
(ちょっと見にくいですが当時の私のメモを参考に…。)
①メイン通りであるサッカリン通り(Sakkaline Rd.)を北上すると、ワットセーン(Wat Sene)の手前にパヤームアンチャン通り(Phayameungchan Rd.)があるので右折
②直進するとナムカーン川沿いに出るので、竹橋が見えてくる
とりあえず、ナムカーン川沿いの道を歩けば見つかると思います。(流されていなければ…笑)
日没の時間帯になり、メコン川クルーズ(50000キープ)に参加してきました。私たちの船は手漕ぎボートではなく、写真奥にあるモーターボートです。
メコン川は予想通り、濁ってました。川沿いでは、ちびっ子達がバク転を何度も披露してくれました。
このクルーズはビアラオ付き。下戸の私はお土産にしようとしたら、既に栓が開けられてました。飲むしかない。笑
ビアラオは他のビールと比べて飲みやすく、私でも少しは飲めます。飲めるけど…。飲めるけどね…。
ごめんね、メコン川。半分くらいは飲んだけど、無理です。涙
若干酔っぱらい、(私はただでさえ船上では眠くなる)いつも以上に眠気と戦いながらも、日が沈むのを待ちました。そしたら、山に沈む美しい夕日をメコン川から拝むことができました。ガンジス川みたいに、さっきまで濁っていたメコンが嘘のように美しく夕陽を映しました。500円とは思えない、大満足なクルーズでした!!
ルアンパバーンには、かわいらしい雑貨がたくさんあります。昼間ならそこで買うのもよし。
夜になると、ナイトマーケットが開かれます。色鮮やかな布で作られたカバンや小物、ラオコーヒー(粉が底に沈殿するタイプ)、Tシャツ、アクセサリーなど、あらゆるお店があります。値段は交渉次第。ビエンチャンのマーケットよりも品揃えは豊富だったように思います。
食べ物屋も出ていました。揚げ春巻き(ヨー・チューン)もスムージーもおいしかった!!
次回は托鉢と、クアンシーの滝について書こうと思います。