世界流離日記

『世界流離(さすらい)日記』と読みます。国内外の旅行での喜怒哀楽の経験を中心に投稿していきますのでよろしくお願いします。なお、このブログ上の画像の使用は禁止とさせていただきます。

#036 ブータン経由でインドに入国してみた。 (2017.3)

#031から続いたブータン旅行ですが、今回でラストです。

 

3月21日午後 カリン出発

 

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遂にカリンを出発する時が来ました。 行きと同じ道で、国境の街、サムドゥプジョンカを目指します。往路は途中で視界が見えなくなりましたが、復路はどうでしょうか…?

 

 

なお、酷道を恐れ、Mさんと私はキラを脱いだ(着物みたいに結構締め付けられる)のですが、T氏だけはKからプレゼントされたゴを着てサムドゥプジョンカを目指しました。

 

 

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その前に、カリンの観光名所、織物センターに寄りました。ゴやキラの生地はもちろん、布織物を使ったお土産が売られています。布は細かい模様が織り込まれており、思わず買いたくなりましたが、値段を見てびっくり。 高いものだと数万円しました。

 

 

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ポーチや小物入れなら安価で手に入れることができたので、私はこの2点を購入。いずれも800円前後。

 

サムドゥプジョンカに向かう道は天候に恵まれ、景色を楽しむことができました。

 

 

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ダルシンがたなびいていたり、

 

 

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野生の猿に遭遇したり…。

 

 

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順調にサムドゥプジョンカへ向かっています。

 

 

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往路同様、途中でトイレ休憩がありました。私たちの青空トイレはここ。車を停めたところから逸れ、坂を少し下りました。

 

 

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その間、ドライバーのジャンボさんはなぜか竹を集めていました

 

 

トイレ休憩の3分後、カーブに沿う山道を見た私は衝撃の光景を目の当たりにしました。車窓に見たことある風景が…。あの下り坂は…。そう、私たちの青空トイレはカーブを越えた車道から丸見えだったのです。きゃー。号泣

 

 

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しばらくすると景色が変わったと同時に舗装が無くなりました。行きにも見たよ、こんな光景。涙

 

 

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落石しないことを祈るのみ…。

 

 

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土砂崩れの跡が何ともリアル。

 

 

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そんな中、野良牛発見。君たちは落石が怖くないのですか?笑

 

 

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行き同様、狭い車道に対向車が。でも、行きに何度もこの光景を遭遇し、通れることはわかっているのでノープロブレムだと思えます。笑

 

 

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気が付けば日の入りの時間。残念ながら曇りがかっていましたが、これはこれで神々しくて美しかったです。

 

 

3月21日夜 サムドゥプジョンカ到着

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19:00前に無事にサムドゥプジョンカのホテル(MENJONG HOTEL)に到着しました。

 

 

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ロビーにまたしてもあの動物画が。

 

 

チェックイン後に部屋に行かず、ブータン土産を買いに街に繰り出しました。カリンと比べるとサムドゥプジョンカは少し都会で、色々なお店やレストランがありました。

 

 

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国王夫妻グッズがほしかったのでガイドのコクトさんの案内の下、お店を探すとようやく発見。ブータン人がつけているようなピンバッジは残念ながら見つかりませんでしたが、国王夫妻のキーホルダーや国旗など、ブータンらしいお土産がありました。国旗は龍が刺繍されているので全盲の人が触っても形がわかるようになっているため、Mさんが購入してました。T氏の探していたポーグッズは見つからず。あったら私も買っていたな。笑

 

 

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ホテルに戻り、夕食をとりました。ちなみに、このホテルは行きに昼食をとったところなので、奥にある赤い料理は、ブータン初日に食べておいしかった豚の角煮です。

 

 

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このコーンスープは中華風で優しい味でおいしかったです。

 

 

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T氏はブータンビールを自腹注文(アルコールはツアー代金に含まれていないため)し、Mさんと私はマンゴージューズを注文しました。中身をグラスに開けてびっくり。量と色が明らかに異なっていました。多くておいしそうな方(右側)をMさんに献上し、私は少なくて怪しい方を飲みましたが、ノープロブレムでした。笑

 

 

ブータン料理のモモを食べていなかったので自腹注文しようとしたら「今日はモモを作る人がもういないので明日の朝提供します。」という返事が。翌朝の楽しみになりました。

 

 

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口コミを読んだらイマイチっぽい感じでしたが、部屋はいたって普通でした。荷作りをして就寝。

 

 

3月22日 サムドゥプジョンカ出発

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出発前に朝食をとりました。3人分とは思えない、大量のトーストにビックリ。

 

 

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そこに大量のモモが運ばれてきました。ベジとノンベジを一人1つずつ(三人で3つずつ)注文したつもりでしたが、一人3つずつはあるような…?モモは中にスープの入ってない小籠包みたいな感じで食べやすいです。が、1つで結構ボリュームがあるのでさすがに完食できませんでした。笑

ちなみに追加料金なしで食べられました。ガイドのコクトさんに感謝です。

 

 

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行きと同じ車でした。調べたら、made in IndiaのMahindraって会社の車だったようです。ガイドのコクトさんとドライバーのジャンボさんは既に首都に戻ってしまったので、行き同様インド人ドライバーのBJの下、7:00過ぎに出発。私が助手席に座ったので、行きと比べて後部座席もゆったりと座れました。

 

 

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ホテルから3分ほどで国境到着。

 

 

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3日ぶりの国境で出国手続きをします。

 

 

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行き同様、出国審査をする建物では犬が日向ぼっこしていました。

 

 

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ブータンの出国完了後、インド側の入国審査所まで向かう道は一気にインドになりました。

 

 

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入国審査所に到着しました。

 

 

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子どもたちが通学バスを待っていました。身なりからして、カーストの高い子どもたちなんだろうなぁ。

 

 

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スムーズにインドに入国し、グワハティ空港を目指します。道路に野良ヤギがいるのもインドでは通常運転。

 

 

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動かなくなったトラックをみんなで押していました。

 

 

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あ、オートリクシャー発見!!乗りたい衝動を抑えて、旅路を急ぎます。

 

 

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グワハティまで残り43キロになったのですが、BJがガソリンスタンドに寄り、スタッフに何か尋ねたら断られました。表示を見るとエンプティ―マークが点灯中。敏腕ドライバーBJは時には高速道路を逆走してまでガソリンスタンドに入ったのですが、そこでも断られ、かれこれ8か所ほどのガソリンスタンドにフラれています。嫌な予感がするも、「ノープロブレム!」というBJ。いや、フラれるたびに困った顔してんじゃん。笑

 

 

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10軒目ぐらいでしょうか?ようやくお目当てのものが見つかったようです。

 

 

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「どうして断られてたの?」って聞いたら「ディーゼルオイルがほしかったんだ。」とのこと。え、ディーゼル車ってインドではマイナーなのですか?ちょっと意外。

 

 

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ディーゼルオイルを無事に給油し、グワハティ空港を目指します。マリオカートか?と錯覚するような障害物はきっとスピード対策なのでしょうね。バナナの皮とか亀の甲羅とかが転がってなくてよかったです。笑

 

 

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高速道路を横切るインド人たち。日本では違法ですよー。笑

 

 

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荷台に乗るインド人たち。気持ちよさそうだけど、積載量オーバーではないですかね?笑

 

 

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空港に近づいてきました。グワハティでも、インドの人口の多さを感じます。

 

 

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10:00前にグワハティ空港に到着。BJとお別れし、空港内に入りました。

 

 

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行き同様、グワハティからバンコクまでドゥルックエアーに乗りました。航空券を見てビックリ。手書きじゃん! 

 

12:10にグワハティを出発しました。なお、航空券をもらってから待合室で待ったのですが、そこからそのまま出国審査→出発ゲートという流れになり、お土産は一切買えませんでした。他のゲートだとお店が多少あったように見えましたが…。最後にインド土産が買えなかったのがちょっと残念。

 

 

3月22日午後 バンコク到着

その後16:00過ぎにバンコクに到着し、旅行最後の夜にさんざん遊んだのですが、このことを書くと皆さんの私たちに対するイメージが変わりそうなので、二人に配慮して割愛させていただきます。笑

まぁ、とにかく〆のバンコクの夜は楽しかったということです。2時まで遊んでたからね。笑

 

 

3月23日夜 日本帰国

5泊6日のブータン旅行(バンコク経由)を終え、無事帰国しました。私が車のキーを紛失するというトラブルがあり、警察に電話したり、荷物を漁りまくったりしましたが、結局は駐車場の車に置いてあってひと安心。最後までお2人には迷惑をかけまくりました。色々あった旅行でしたが、Yちゃんが元気そうにしていたのが何よりの収穫でした。1年後の再会の日が楽しみです。