世界流離日記

『世界流離(さすらい)日記』と読みます。国内外の旅行での喜怒哀楽の経験を中心に投稿していきますのでよろしくお願いします。なお、このブログ上の画像の使用は禁止とさせていただきます。

#245 ゴッホ展に行ってみた。(2020.2.23)

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先週末に、兵庫県立美術館で開催中のゴッホ展に行ってきたので、早速ご報告致します。昨年末の九州旅行など、国内旅行で書きたいことは色々溜まっておりますが、次回以降少しずつ書いていきます。(九州旅行の途中でゴッホ展を挟みたくなかったので、記事の順番を変えさせて頂きました。)

 


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さて、ゴッホ展ですが、東京に続いての神戸開催となっており、目玉は『糸杉』と『薔薇』で、国内外から集められた有名作品が多く展示されておりました。ただし、全83点のうち、約半数はゴーギャンやモネなど、ゴッホと交流のあった画家たちの作品でした。残念ながら『ひまわり』はなし。(余談ですが、東京(2020.3.3~←残念ながら開幕延期となりました)と大阪(2020.7.7~)の『ロンドン・ナショナルギャラリー展』でゴッホの『ひまわり』が鑑賞できます。)

 


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兵庫県立美術館までは色々な行き方がありますが、三ノ宮からの最安&最短コースはJR灘駅まで電車で行ってから歩くルートだと思われます。たった一駅なので130円で済みました。

 


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灘駅に着いたら南口を目指しましょう。そして、『南東方面』から出ましょう。画像が暗くて分かりにくいですが、左側の階段です。『兵庫県立美術館』の表示もあります。私たちはよく見てなくて右側の『南西方面』から出てしまいましたが、広場をぐるっと回り込めば同じ場所に着きます。そして、ひたすら南側、つまり海側へ歩きましょう。美術館の建物(と、ゴッホ展の旗)が見えるので、すぐわかると思います。

 


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途中で左手に上りスロープがあり、道が二手に分かれました。左手のスロープは最終的に美術館の2階へ、右手の平坦な歩道は最終的に美術館の1階へとたどり着くようです。どちらに行こうか迷いましたが、スロープ派が多かったのでそちらにしました。

 


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スロープから見た景色。歩道派の人は横断歩道を渡る感じになります。

 


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信号待ちのことを考えると、スロープ派の方が早いかな?

 

 

9:45頃に兵庫県立美術館(2階)に到着しました。開館は10:00ですが中に入ることができ、『チケット売り場』と言う表示に沿って歩くと、結局は下り階段で1階入口にたどり着きました。笑

 

 

しかし、またしても集団が二手に分かれることに。それは『チケット所有者』と『チケット未所有者=購入希望者』です。チケットをすでに持っている人は右手に行き、階段の前で開館を待ってました。

 

 

残念ながら私たちはチケットをまだ持っていません。昨日、三ノ宮駅のインフォメーションセンターで売ってるのを見たから買っておけばよかったなぁ…。東京都立美術館でのムンク展や松方コレクション展でもチケットを買うために30分くらい並んだのに、そこから学ばずに油断していたな…。

 

 

幸い、9:45着の私たちは長蛇の列の2列目の最後尾なので、前に50人くらい並んでいると思われます。チケット売り場は9:55まで空きませんでした。その間に次々と並び始め、階段を上っていくチケット所有者たち…。チケット購入希望者たちも気付けば4列目ができておりました。

 


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10:10頃、ようやく私たちの買う番がやってきました。ちなみに、チケット代は大人ひとり1700円(常設展は別料金)。前売券には『糸杉』が描かれてますが、当日券は兵庫県立美術館の外観がよくわかるシンプルなものでした。そういう意味でも、こんなデザインならインフォメーションセンターで買っておけばよかったよ…。涙

 


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チケットを手にしてから、『チケットをお持ちのかた』レーンに並ぼうとしたら、既に第2陣の列ができてました。既に開館しているので動いてはいるのですが、ここでも並ぶ羽目に…。

 

 

ゴッホ展は3階で開催されているのですが、階段に上る直前にクロークもあるのでそこで荷物が預けられます。ただし、ゴッホ展のすぐ後にグッズ売り場があるため、お財布は持っていきましょう。私たちはクロークを利用しませんでしたが、中には両肩に大きいトートバッグを抱え、無意識にぶつけてくる迷惑な方もいらっしゃいました。周りの人に迷惑な大きさの荷物は預けることをオススメします。

 


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混雑や事故を防ぐため、十何人かに分けて学芸員とともに階段を上っていきます。そして、3階に到着。

 

 

3階で待ち受けていたのはまたしても入場を待つ人の群れでした。どこまで行くんだ?ってほど、ぐるりと3階の果てまで行きました。まだまだ入場できないのか…。この時、時計を確認したら10:20でした、はぁぁ…。

 

 

すぐ後ろのシニア夫婦が『こんなに混んでるんだったら、今日にしなくてよかったね』と話してました。お時間にご都合がつく方は平日にご鑑賞すると比較的空いていると思われます。そうすると、土日の混雑も緩和するし、お互いにWINWINになりますね。笑

 

 

ただ、この後は意外にスムーズに進み、10:30には無事に入場できました。かれこれ、45分並んだことになります。

 

 

まだ観に行かれていない方のお楽しみを奪ってはいけませんので中の作品については多くを語りませんが、初期のゴッホ作品から晩年の作品、交流のあった画家たちの作品などが時系列にゴッホの言葉と共に展示されており、彼の作品の変化がよく分かりました。ちなみに写真撮影はすべて禁止です。

 

 

個人的には最後の方で展示されている『糸杉』がやはり抜群に良かったです。色合いや絵の具の煌めき、迫力のある筆のタッチなど、見惚れてしまいました。恥ずかしながら、今回見に行くまでこの作品について知りませんでしたが、本当に素晴らしかったです。是非、皆様にも生で観ていただきたいです。

 

 

のんびり鑑賞しましたが、1時間ほどで観終わり、ミュージアムショップで買い物をしてから美術館を出たのが11:45でした。もちろん、すべての作品を最前列で観るともっと時間がかかります。連休2日目だったからか、本当にすごい人だったので、後方から観た絵もあっての鑑賞時間1時間ということです、でも、『糸杉』は最前列でじっくり鑑賞&後方から『おかわり』も2回ほどしましたよ。笑

 

 

ゴッホ展の出口を出るとミュージアムショップがありました。

 

 


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スヌーピーとのコラボグッズが可愛いです。他にもポーチやスカーフ、ぬいぐるみ、タオルなどもありました。

 



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スヌーピーの漫画に、ゴッホが話題のシーンがあるみたいですね。外国ではゴッホじゃなくてファンゴッホ(van Gogh)と呼ばれているのは本当なんだなぁ。

 


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あと、ベビースターラーメンとのコラボもお土産にオススメです。(表裏が異なるイラストなだけで、同じものです。)

 


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個人的にはカレンダー(1000円)もオススメ!卓上タイプもありますが、私は壁掛けのものを買いました。これでゴッホの名画と共に今年が過ごせます。笑

 


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在庫切れしているものもありましたが、品揃えは豊富でした。クレジットカードも使えるので、ご安心を!笑

 


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チケット売り場近くには『糸杉』の撮影ブースがありました。中に入って写真を撮ることもできます。あと、麦わら帽子と謎のぬいぐるみも置いてあるのでよかったら一緒にどうぞ。笑

 


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兵庫県立美術館は海に面しているのですが、海側には謎の像が…。これは阪神大震災20年目に作られた復興のモニュメントだそうです。

 


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今回はゴッホ展についてまとめてみました。平日の方が空いていると思いますが、土日しか都合がつかない方は必ずチケットを買ってから向かわれることをオススメします!