#225 アンコールワットで朝日を拝んでみた。(2019.8)
アンコール・ワットはカンボジアが誇る世界遺産であり、シェムリアップを訪れたらほぼ全員が行く観光地です。日光の関係で、アンコールワットは日の出の時間と午後に訪れると良いと言われています。今回はワットで朝日を眺める時のお話をしたいと思います。なお、私は2013年の3月にもシェムリアップを訪れているので、それとも比較していこうと思います。
朝4:30に宿を出て、トゥクトゥクに乗ってまずはチケット売り場へ。なお、トゥクトゥクはチャーター(一人あたり30米ドル。朝日がなかったら20米ドル)をお願いしてあります。前夜に宿まで送ってもらった空港のトゥクトゥクタクシー(9米ドル=定価)の運転手さんにそのままお願いしました。
世界のタクシードライバーとは色々喧嘩してきた私ですが、我々の運転手のバン(Vann)さんはとてもいい人で、安心してオススメできる方でした。普段は制服を着て空港のトゥクトゥクドライバーをしていますが、お休みの日はプライベートドライバーとして私服で働いてるっぽいです。
英語はできるし、集合時間にも正確だし、とても親切。日本人に紹介してほしいと言われたので、ここで紹介しておきます。あ、もちろんマージンはもらってないですよ。闇営業はいたしません。笑
4:45にチケット売り場に到着。自分たちで中に行き、一日券を買いました。
入口付近の10番に並びました。11番と12番が空いているのですが、そこは3日券($62)のレーンでした。少しわかりにくいのですが「3天」という、中国語表記が見えますかね?
16番と17番は7日券($72)用。その日は1日券が一番人気で、レーンは少な目なので15分ほど並びました。
待っている間に広告モニターで見た、バルーンツアーに興味をもったので、後程に宿でツアー会社に翌日の予約をしてもらおうとしたところ、明日(日曜)は開催しないとのこと。ということで残念ながら参加できませんでした。
そんな広告を見ているうちに、私たちの番になりました。一日券は一人あたり37米ドルで、カード払いも可能でした。購入後、券に載せる写真をその場で撮影します。写真の撮影チャンスは1回きりです。写真つきの一日券が完成するまで、横に逸れて待機するのですが、次の人がお金を払う頃には完成します。
私の一日券は、後ろに並んでいた相方Kさんの素の顔が亡霊のように写ってました。笑
アンコールワットに行く途中で検札がありました。さらに、各寺院前でも検札が行われるので、すぐ出せて汚れや水に強い名札ホルダーがあると便利です。私は名刺サイズの透明なプラスチック袋を用意し、財布に入れて持ち歩きました。
5:20頃、アンコールワットに到着。バンさんが連絡用にトランシーバーを貸してくれました。降りたところに戻ってきたら『ハローハロー』と言う合言葉を言うと迎えが来ることになっています。何て画期的!さすが空港職員。笑
まだまだ薄暗いですが、ワットに向かう橋には観光客がたくさんいました。ここでも検札があります。この橋で2013年との違いが早速ありました。暗いので、ここからは明るいときに撮った写真で説明します。
ワットに向かう橋の位置と素材が変わっていたのです。
川を渡るためにポリタンクを敷き詰めたような橋を歩くのですが、足を進める度に少し沈むんです。で、反動ですぐまた戻ってくる感じでした。ギュンと言う音と素材にやや不安(胸ギュン)を覚えましたが、慣れれば平気です。
あのとき、ダイチ達と共に渡った橋は封鎖中でした。修復中なのかな?以前はアンコールの正面を橋で渡りましたが、正面駐車場からだと少し遠回りをすることになります。
そして、いよいよアンコールワットの池の前へ到着。すごい数の観光客が集まってました。こちらはワットから向かって右側の様子。
2013年と比べて、携帯で写真を撮る人が増えたなぁと言う印象でした。さらに、自撮り棒の登場もしてるし…。
もう空は赤くなっているのですが、残念ながら太陽は拝めず。雨季だから仕方ないです。
前回の訪問時は、春分の日の直後だったため太陽の昇る位置がワットのほぼ真裏となり、昇りゆく太陽と一緒に撮ることができました。春分の日に合わせてアンコールワットに行くのもオススメですよ。乾季だし。
前回はワットの向かって左側から撮影しました。座れる煉瓦みたいなところが少しあって、便利でした。
が、2019年現在のワット左側はただいま絶賛工事中で黒い網で覆われていました。が、朝は黙認なのか観光客が中にたくさんいました。黒い網の柵を跨ぎ、私たちも中に行きました。
鳥たちがいるのも味があっていい感じ。
なお、前回に腰掛けながら日の出を待ったレンガ周辺に橋がかかっているため、前回と比べて湖前の待機場所が狭くなってました。
アンコールワットの湖前で日の出を待つ場合、座って待つ場所がない(芝生はありますが、いい写真が撮れない)ため、どうしても座りたい方はビニールシートや折り畳み椅子等の持参をオススメします。
まぁ、みんな立って待ってるし、日の出後に写真を撮り終わったら帰るため、湖前は人の入れ替わりが速いけどね。
日光は見えませんが、朝日は完全に昇ったようです。雨を覚悟していたので、曇っていただけでもラッキーだったと思えます。
ここ、いい写真が撮れるんですよ。
2013年は正面から注ぐ日光効果でかなりいい感じの写真の出来映えには満足でしたが、残念ながらワット自体が工事中で緑の幌がかかってました。
2019年夏バージョン。幌もほとんどとれました。曇天バージョンも悪くないです。後ろ姿だと、私自身の6年の月日の経過が誤魔化せます。笑
撮影が終わったら、一旦戻ります。『一旦』と言うのは、午後にもう一度戻ってくるということです。なぜなら、午前中にワット内の写真を撮っても逆光できれいに撮れないのです。日の出後は一旦ワットから離れ、アンコール・トム(こちらは逆に午前の訪問がオススメ)に行き、暑くはなりますが午後にワットに再訪すると良いです。
帰り道にいた猿。人間の残した食べ物をゴミ箱から漁ってました。人馴れしているため、逃げません。
帰りも、浮き橋に胸ギュンしながら駐車場に戻りました。そして、バンさんにトランシーバーで交信。他のドライバーたちが少しざわついてました。スパイ気分。笑
ワット近くの安食堂で鶏のお粥を食べました。揚げパンもつけて、一杯30円くらいだったような?おいしかった!味の素、ハイ!笑 ←カンボジアでは日本人だと言うと、そう声をかけられることがあります。CMか?笑
食堂にいた野良犬。おこぼれを狙っています。そんな目で私を見つめないでー!笑
朝食後はアンコール・トムに行きました。そのときのことはまた次回書こうと思います。