#200 ドーハのシティーツアーに参加してみた。(2019.2)
カタール航空機内より、祝、200回目★笑
先ほど、シティーツアーから帰ってきました。どんな内容だったか、早速報告したいと思います。ちなみに、フリーWi-Fiを使って機内から。笑
私が申し込んだのは20:00発のシティーツアーでした。集合時刻の18:50になると、ツアーデスクで受付をしていたお兄さんが点呼をしていました。
名前を呼ばれた人からツアーのバウチャーを受けとりました。日本人は私のみで、中国の方が半分くらい。なお、他の人は性別にチェックがあったのに私のはなかったとです。どちらかわからなかったのでしょうか…。涙
全員集まったところで、19:00に出発。と言っても、私たちはまだ空港の制限エリア内にいるため、まずは入国しないと行けません。
お兄さんについて行くと、特別なルートで入国審査の列まで案内されました。ちょっとしたVIP感。笑
で、他の乗客と同じような感じで入国審査を受けました。この時に、先ほどのバウチャーが必要となりますので、なくさないように!
入国、無事完了。
入国審査と簡単な手荷物検査を済ませるとツアーデスクのお兄さんがいたのでバウチャーを渡し、全員が集まるまでベンチで座って待ちました。一人ひとりにかかる入国審査の時間が結構長いから集合時間が早めに設定されているのだなぁ。
到着エリアに着いてからはバスまで少し歩きました。思ったよりも立派なバスです。
なお、座席はできれば向かって右側の窓側がオススメです。なぜなら、日本と違ってカタールは右側通行の国ですので、左側に座ると建物との間にどうしても道路が入ってしまうからです。もちろん、左側にいても写真はとれますがね。夜景のズームは特にブレやすいですから。
バスにはペットボトル入り飲料水がシートベルトでちょこんと括りつけられていました。一口サイズのお菓子も配られました。
イスラム圏なのに甘さ控えめでひと安心。ちょっとぼそぼそしていて、日本の和菓子に通ずるものがありました。例えるならば、『なごやん』みたい感じ?ローカルすぎてごめんなさい。笑
バスは20:00定刻に空港を出発。ライトアップが楽しみだー!
高速道路の柱がライトアップされてカラフルでした。さらに、写真ではわからないのですが、柱の表面にイスラム文字みたいな模様がびっしり施されていて凝った作りなんですよ。これが次々に色を変え、高速道路を彩ってました。
バスは車窓観光だけではなく、いくつか停まり、外に出ることができました。
バス停留地点① 夜景スポット
まずはこの夜景を見に、バスから降りました。ネオンがビルをキラキラと照らしています。香港ほどのボリュームはないけど、上海の夜景を何となく思い出しました。
ここはみんな車で夜景を見る場所らしく、車が路駐してあって邪魔だったりします。結構出入りも激しいので車に轢かれないように気を付けてください。
あと、2月半ばのドーハの夜は意外に冷えます。この撮影の時に、ダウンジャケットを座席に置いてきたのですが、海風もあるし少し寒いと感じました。日本で着てきた服装のまま参加するといいと思います。バス内の冷房はダウンを着ていればちょうどいい温度でした。
みんながバスに戻ったら再び出発。人数確認が適当なのが気になります…。笑
ガイドさんは私がツアーを申し込んだときにツアーデスクで受付をしてくれたお姉さんなのですが、2時間半の間英語でずっと説明してくれました。建物の説明はもちろん、カタールについての説明やアラビア語まで。笑
カタールは人口200万人の国で、アラビア系の他にインド、パキスタン、フィリピン系の民族もいるらしいです。あと、カタールの名の由来はカターリー(だったかな?)という『水の枯渇』と言うアラビア語から来てるんだとか。
ふふふ、よく覚えてるでしょう。一応、初めはメモなんかもしちゃったんですよ。真面目な私なので。大学の講義はいつも最後列で受けてましたが。笑
次から次へと流れるように続くその説明は、徐々に私の右耳から左耳を大半がスルーしてしまいました。だって速いんだもん。脳内処理が間に合いません。涙
て感じですので、この建物が何なのかわかりません。また調べます。笑
カタール国旗がたなびいてました。
高層ビル群。こんなギラギラした建物が並んでいます。さすが産油国。
この男の人がやたらとカタールの建物についていて、その偉人の説明もしてましたが、流れてしまいました。ごめん、お姉さん。笑
妖艶に輝くモスク。機内といい、この国はピンクの電飾がお好きですね。私も嫌いではないです。笑
ゴージャスホテルも。さすがは産油国。
バス停留地点② ブルーモスク
こちらのモスクで10分間の散策時間がありました。
もちろん、異教徒の私たちはモスク内には入れませんが、外壁のタイルの美しさに圧巻。
ミナレットもこの美しさ。
タイルはこんな感じで細かい模様が施されています。遠くから見ると青く見えるからブルーモスクなんでしょうね。お姉さんの説明ではなく、あくまでも私の見解ですが。笑
ブルーモスク内には、ピジョンタワーと呼ばれる、鳩の集まる塔があります。よーくみると止まり木みたいなものが穴から出ていて、鳩が停まれるようになっているようでした。
このブルーモスクでも車の往来が激しく、徐行運転をせずに車が次々にやって来るので注意が必要です。車に轢かれないように。
それからバスはまた走ります。お姉さんの説明と共に。笑
ここでお姉さんが教えてくれたアラビア語を紹介しますね。こちらはちゃんとメモしないと…。と思ったのです。
アッサラーム アライクム(挨拶)
ハッラー(こんにちは)
シュクラン(ありがとう)
ヤッラー(行こう)
ごめん、ハッラー以外は知ってました。はじめて聞く、『女性』などの言い方とかは逆に聞き取れませんでした。わざわざ2回も読んでくれたのに。ほんと、お姉さんごめんなさい。笑
バス停留地点③ マリーナ
船がたくさん停まる埠頭で10分散策。といっても特に何かあるでもない感じでしたが。
ヴェルサーチなどのお店は並んでました。あとは、日本でも見かけるフランスのパン屋、ポールも。
違う方向から埠頭を見てみたり。バスに戻る途中で、先ほど車窓で見かけたツインタワーがはっきり見えました。
集合時刻は21:22。ツインタワーを撮ってからバスに戻ったら、ドアが閉まっていて、私の存在に気づいた他の乗客がお姉さんに教えてくれて開けてもらえました。やはり予想通り、人員点呼はしてないと思います。特に1人参加の人は集合時刻をきちんと守り、置いてかれないようにしましょう。ちなみに私も21:22に着いたので決して遅刻ではないんですがね。涙
ちょっと気まずい空気が流れつつも、バスはお姉さんの説明と共にまた走ります。
次はどこかな?説明は何かな?笑
バス停留地点④ スーク・ワキーフ(最終目的地)
スークとはアラビア語で商店街のこと。ここで30分の散策時間が与えられました。『10:15集合です、10:15!テン、ワン、ファイブ!』と念押しをされたのは私のせいか?涙
スークの目の前にスパイラルミナレットのある建物(イスラム文化センター)がありました。ドーハのランドマーク的存在のようです。
スーク内はとってもいい雰囲気で観光客がたくさんいました。バスから降りた瞬間にスパイスの懐かしい香りが漂いました。この香りを嗅ぐと、アラビア語圏に来たんだなぁと思います。これに牛の糞尿の臭いが混ざるとインドなんですけどね。笑
お土産店では、アラビアンなものがいっぱい。サンドボトルもありました。
他にも、シーシャ(水タバコ)の吸えるカフェやお菓子問屋などが立ち並んでました。
その時、とんがりコーンみたいなお菓子がたくさん入ったものを発見。15カタールリアルでした。約600円。30個も入ってるからこりゃあバラマキ土産にピッタリだわ。
スークではATMと両替所がありましたが、夜遅いからか両替所は閉まってました。お姉さんの話だとカタールリヤル以外にも米ドルは使えるようです。カードは使えないところも多い印象でした。少なくとも菓子問屋は使えませんでした。空港で両替をしていくか、米ドル持参をおすすめします。
しかし、私の手持ち金は空港で両替した13リアル。足りないことを話したら、その値段で交渉成立。ありがとう、お兄さん!思わず、『シュクラン!』とアラビア語でお礼。お姉さんから教えてもらったからね。前から知ってたけど。笑
そして、先ほど猛省した私は5分前の22:10にはバスに戻りました。が、バスは22:18に出発。心なしか、バスのドアがまた開く音がしたような…。置いてかれ未遂仲間がいたのかな?笑
そこから空港へと戻りました。途中、5分くらいイメージビデオ的なものを見ました。が、機内モニターで見る広告と大して変わらない、謎のものでした。お姉さんの説明の方がためになるのに。笑
そして、空港に到着。
出国審査のところまで案内され、あとは個人で出国。おつかれさまでした!
これで1500円のツアーならアリですね。どこも車でしかいけないところばかりだったし。止めどなく続くお姉さんの説明も素晴らしかったし。カタールを知ってほしい、好きになってほしいと言う愛国心を感じました。ドーハ空港で乗継待ち時間がある際は是非!某歩き方には『かつては世界で最も退屈な町だった』と書かれてますが、ドバイほどではないものの、産油国独特の成金感で溢れてました。今後も益々のギラギラした発展を期待しています。