世界流離日記

『世界流離(さすらい)日記』と読みます。海外旅行での喜怒哀楽の経験を中心に投稿していきますのでよろしくお願いします。

#169 ツバルとの涙のお別れ。(2018.8)

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さらば、ツバルよ。

 

 

8月11日(土) 前編

 


ついにツバル出発の日です。宿で初めて朝食をとりました。後で知ったのですが、この宿は朝食代金が宿代に含まれていたようです。今まで有料だと思ってたから、食べとけばよかった。笑

 


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朝食メニューはトーストとシリアル、そしてフルーツが並び、セルフ形式でした。オーストラリアでよく食べた、薄いトーストがあって懐かしく感じました。

 


そんなとき、オージーのおじさん(ブルース)が話しかけてくれて、日本のことやオーストラリアのこと、私がこれから戻るフィジーの情報などを話してました。彼が朝食を取りに行ったとき、『これ、知ってる?』と言って、宿にあるチューブを見せてくれました。それは、チューブ状のベジマイトでした。オーストラリアでは定番のペーストですが、私には合いませんでした。だって、味噌みたいなんだもん。笑

 


『オーストラリアではポピュラーだよ。君も食べ続ければきっと美味しく思えるよ。』なんて話をしていたブルースがベジマイト付きのトーストを私の口に入れてきました。久々に食べるベジマイトは…。まぁ、悪くなかったです。きっと、私が成長したんだな。笑

 


それから荷造りをし、レインコートや浮き輪、タオル、Tシャツなどを贈呈しました。捨てていく予定のものもあったのですが、この国でごみを増やしたくないという思いが何となくあり、『いらなかったら持って帰るから。』と言ったら、お礼を言いながら全部もらってくれました。初めは『売ったら?』と言われましたが、とんでもないです。受け取って下さっただけでありがたいです。

 


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その後、8:45に空港に行ったら、9時からチェックイン開始と言われました。ちょうど、クラフトマーケットが開かれていたので、手作りアクセサリーを見ていました。大抵のものは5ドルで、貝や木の実を使って1時間くらいで作るそうです。2つのネックレスを買ったら『このピアスはどう?』と言われました。断ろうとしたら『私からのプレゼントだよ。』とそのお姉さん(コレタさん)に言われました。ほんと、この国の人はどこまでも親切なんだなぁ。

 


チェックインしたら、バックパックの重さが11.12kgになってました。色々減らしたけど、貝殻の分で増えてました。なお、航空券は座席番号以外は手書きでした。

 


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宿に一旦戻ると、オーナー達に『そのピアス、かわいいねー!』と、誉められました。で、滑走路に行き、写真納めをしてきました。何度かトライして、自撮り完成。何度も撮ってはやり直す行為、見られてたら恥ずかしいなぁって思ってたら、オーナーにバッチリ見られてました。笑

 


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それから、宿のソファで色々話してたら、隣の公民館みたいなところから軽快なダンスミュージックが流れてきました。そして、スクリーンに写し出される映像と、それを見て踊るツバル人。ん?これ、見たことあるぞ…。

 


あ、モムチャンだ!うちにも同じDVDがあるし!笑

 


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アジア人のインストラクターと共にモムチャンを踊るツバル人たち。まさか、ここツバルでモムチャンを見ることになるとは…。

 


ちなみに、モムチャンとは、韓国のエクササイズのことで、今から10年前くらいに流行ってたんです。で、友達がそれを持っていて、私もコピーさせてもらったのです。

 


中に入ると、一緒にやろうよ!という温かい雰囲気だったので、一緒に踊ると…。エヴォティア先生が!私の見送りに来てくださると言っていたので、そのついでに参加してるんですね。

 


しばらくやると終わり、みんな汗だく。途中参加の私も、今から移動日なのに軽く汗をかいてしまったけど、楽しかったです。インストラクターさんと話していたら、台湾人だということが判明。ネットで見つけて、定期的にここで開催してるそう。

 


どうやら、エヴォティア先生も含め、私以外の人はいつも来ているようで、その後、体重や血圧、腹囲の測定をし、カルテに記入してました。どうやら、台湾の健康プログラムみたいです。

 


そのあとはみんなでビンゴをやってました。トランプで数字を並べたあとお金を賭けて、親役が数字を読み上げて、呼ばれた数字を取っていく…という感じに見えました。

 


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すると、賭けられたセントコインの中に、TUVALUの文字が…。ツバル表記のものは1ドルコイン(一番左)しかないと思ってたので、約1ドル分両替してもらいました。いやぁ、最後にいいお土産ができました。

 


その後、宿に荷物を取りに戻って、オーナーたちと最後の挨拶をしました。ほんと、みんな親切でいい人たちばかりでした。ツバルのこと、たくさん教えてくれてありがとう。また来るときもここに泊まります。

 


それから、エヴォティア先生と空港に戻りました。すると、先生からネックレスのプレゼント。突然のサプライズに感激しました。嬉しかったな。

 


周りを見渡すと、他の人も首にネックレスをつけてました。そうか、このマーケットでネックレスが売られてるのは、お土産用だけでなく、お別れのプレゼントにもなってるんだね。

 


そして、ボーディングタイムになりました。エヴォティア先生とは既にお別れをしので、ピアスをくれたお姉さんにお別れを挨拶をしていたら、急に我慢してきた思いが溢れ出てきて、泣けてきました。『また来るね』と言って、出国手続きに行きました。手続きの時も、泣いていたら『寂しいの?また来ればいいよ。』と女性スタッフに慰められました。

 

 

出国が寂しくて泣いたのなんて、短期留学で行ったオーストラリア以来だなぁ。あれから何十か国と訪問したけど、泣けるほど悲しくはなかった。人の優しさにたくさん触れた旅であったからかな。自分でもビックリしました。

 


なお、専用の機械がないため、ツバルの手荷物検査はスタッフが中身を見ます。と言っても、簡単に終わるので、私は隠れたポケットまで見られませんでした。まぁ、別に何も隠してないですが。笑

 


出国後、待合室で待ってると、消防車のサイレンが鳴り、フィジーからの飛行機が到着しました。それを見つめながら、もうすぐ帰るんだなぁと思っていたら、空港のスタッフに声をかけられました。すると、『先生から預かりました』と言われ、袋が手渡されました。中を見ると、花柄の布です。すぐに誰からかがわかりました。校長先生です。

 


実は、学校を訪れた際に『布をプレゼントしに行くわ。きっと気に入ってもらえると思う。』ということを言っていたのですが、昨日の夜に宿に来られなかったので、何が都合が悪くなったんだなぁと思ってました。だから、今日もてっきり会えないと思ってたので、さっさと出国してしまったのです。

 


急いで外を見渡すのですが、待合室からは姿が見えません。でも、彼女の性格からして、きっといらっしゃるはず…。頂いた布を腰に巻き付けて、飛行機に向かいました。

 


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すると、先ほどまでモムチャンをしていたホールに校長先生の姿がありました。私が布を巻き付けている姿を見て、微笑みながら頷く先生。『ファフェタイ ラスィ!』とツバル語でお礼を言って、笑顔で機内に行きました。

 


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さっきまで私が横たわっていた滑走路を飛行機が離陸に向けて動き出しました。そして、離陸に向けて、滑走路の端で停まりました。この国の滑走路は本当に必要な分だけ作られているんだなぁ。と思うと同時に一気に機体が加速しました。手を振るツバル人たちに手を振り替えしながら、離陸。空から見るツバルは本当に細長くて、弓の弧のような美しい形をしていました。国全体を空から見たかったのですが、曇天のため残念ながらすぐに雲に包まれ、見られなくなりました。

 


隣のお姉さんがツバル人で、学校に行ったことを話すと、どうやらツバルにも特別支援学校があるらしく、我が宿から比較的近いところにあったとのこと。Fusialofaという施設で、先生方が手話とかを使って授業をしているらしく、地元の人に聞けばみんな知ってる場所らしいです。行けばよかったな。でも、また訪れた時の目的地のひとつにします。

 


離陸からしばらく経った頃、窓の外に離島があるのをお姉さんが教えてくれました。どうやら、ここもツバルらしいです。名前は忘れてしまいましたが、ツバルも広いんだなぁ。なお、そこはバッチリ晴れてました。笑

 


昼食は行き同様にハンバーガーでした。Cマークは予想通りのチキンバーガーで、行きよりは味がしました。ケーキは同じココナッツ味。

 


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そして、フィジーの首都、スバに無事到着。ここからナンディまで移動します。