世界流離日記

『世界流離(さすらい)日記』と読みます。国内外の旅行での喜怒哀楽の経験を中心に投稿していきますのでよろしくお願いします。なお、このブログ上の画像の使用は禁止とさせていただきます。

#164 ツバルの切手を買ってみた。(2018.8)

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ツバルの切手は、使うのがもったいないほど美しいです。

 

 

8月8日(水) 後編

14:15頃に荷物を置きに宿に一旦戻ると、清掃のおばちゃんが部屋を掃除してくれてました。これまで泊まったゲストハウスで毎日清掃をしてくれる宿ってなかったので、これがツバル人のおもてなしかなぁと思って、嬉しくなりました。

 


昼食後は某歩き方に以前載っていた切手局とハンディクラフトセンターでお土産を探すことにしました。宿の人に聞くと、ハンディクラフトセンターは空港の中にあるため、飛行機の発着の時に売り子がものを並べる感じのようなので今日はやってないことが判明しました。

 


ということで、唯一の観光名所だと言われた切手局を目指しました。しかし、なかなか見つからず、迷っていたら…。

 

 


きゃーーー!!

 

 

 


魚サンダルがぬかるみにはまり、尻餅をついてしまいました。笑

 


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本能的に(?)カメラは守りましたが、代わりに服が濡れました。パッと見、漏らした人のようです。日本で同じことをしたら、いじめっこのターゲットになるところですが、ここツバルでは誰も何も言ってきません。気付いてないのか…?言わない優しさなのか…?よくあることなのか…?涙

 


地元の人に聞くと、どうやらかなり離れたところまで歩きすぎてしまったようで、戻ることになりました。つまり、私の尻餅は全く無駄でした。地図をちゃんと持っていけばよかった…。

 


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道を教えてくれたおばちゃんのいう通りの場所に切手局がありました。なお、stamp officeと言っても地元の人には通じなかったですが、post officeと言うとすぐ伝わります。

 


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切手局とわざわざガイドブックに表記してあったのは、過去から現在にかけての記念切手が買えるからです。ツバルの数少ない観光資源が切手であり、世界中の記念切手を発行しています。

 

 


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スポーツ系、動植物系、有名人系、国際交流系の4つのカテゴリーの切手が年代別に定価で売られています。つまり、古い切手も当時の値段で売られているため、実質今のものよりも安く買えます。プレミアとかつければいいのに…。かなり高い位置にまで飾られてるので、首が疲れますが、よーく見るときっと自分のお気に入りが必ず見つかるはずです。

 


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私が買ったのは、ツバルの国旗のもの、源氏物語のもの、今年発行のオバマ&トランプ大統領のもの、ツバルの木のものなどです。魚の切手と迷ったのですが、私にとってツバルのイメージは街中に果物の木が植えられてることだったので決めました。全部で48オーストラリアドルくらいだったかな。4300円くらい。

 


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なお、今年の新作は他にもヘンリー王子婚約のものもありました。

 


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北斎富嶽三十六景のものも買おうとしたら、残念ながら品切れで、展示品も譲ってもらえませんでした。

 


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なお、切手局は地元の人からしたら只の郵便局ですので葉書に切手を貼ると手紙を出すことができます。ポストカードもここで売られていて、四種類の鳥から選べました。そこに1ドルの切手を貼って投函。日本に届くのはいつだろう?

 


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切手局を出る頃には雨も上がり、晴れてきました。ツバルに来て初めて見る太陽と青空に感動しました。やはり南国には青い空が似合います。海もますます美しく感じました。

 


これは夕日が見られそうなので、宿に戻ってシャワーを浴びて着替えました。(お漏らし脱却、笑)。シャワーは今日もチョロチョロを期待していたら…。

 


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まさかの水量にビックリ!水シャワーは少し冷たかったけど、とてもありがたかったです。昨日の不調はなぜだったんだろうか?さらに、汚れた服も洗濯し、外に干しました。

 


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外を見てみると、天気がいいからか、昨日よりも滑走路で遊んでいる子どもが増えてました。長い滑走路に、何グループもの子どもたちの輪ができていました。

 


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写真や動画を撮ってると、サッカーボールがやってきました。表面の革が剥がれかけたボールでしたが、ちびっこたちとサッカーで少し遊びました。

 


実はは運動音痴なんです、私。涙

 


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でも、そこは素直な子どもたち。お互いに失敗しても楽しめるんです。彼らは裸足でサッカーをしていてたくましかったです。

 


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それから急いで砂浜へ。18:00にギリギリ夕日を眺めることができました。水平線に雲があったので真っ赤に輝く太陽までは見られませんでしたが、だんだん空の色が変わる姿は何度見てもどこで見ても飽きないんだなぁ。そして、この夕日が5日間の滞在で唯一見た夕日となりました。

 


満足の後、ぬかるみに気を付けながら宿に無事戻りました。イヤ、本当はそのまま他の店に食べに行こうかとも思ったですが、日没後急に雲が増え、その色が怪しかったので、今日も宿で済ませることにしました。

 


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今日はチキン&チップス(9.50ドル)を選択。出てきたものはフライドチキンとフライドポテトでした。いい匂いがして、おいしかったのですが既製品の味がしました。満潮のひどいときに海水が地面を覆うと言われているツバルでは農作物が育つのは難しいし、何を作るにしても自給自足が難しい環境のため何でも輸入品に頼ってるこの国では、料理を作るのも大変なのだと思います。物価は安いようで、とても高いんです。そんな事情から、冷凍品に頼るのは仕方ないかなぁ、と。むしろ、今日中華料理店で食べた羊肉や野菜はどこで手に入れたんだろうか?私の頭の中はツバルのことで疑問だらけです。

 

 

ベランダに出ると星が出ていたので、滑走路に行きました。遊んでいた子どもたちもさすがに帰っているので、滑走路に寝そべって、おそらく世界一贅沢な天体鑑賞をしました。滑走路で寝そべるなんて経験、他ではなかなかできないんじゃないかな。そして、南に導いてくれる道しるべの南十字星。南半球に来たんだなぁという実感が湧きます。天の川や流れ星もちゃんと見えて、本当に贅沢な時間でした。蚊にめちゃ刺されたけど。笑

 

 

洗濯物を外に干して、就寝。ツバル2日目も充実した一日でした!