世界流離日記

『世界流離(さすらい)日記』と読みます。国内外の旅行での喜怒哀楽の経験を中心に投稿していきますのでよろしくお願いします。なお、このブログ上の画像の使用は禁止とさせていただきます。

#158 フィジー航空に乗ってみた。 (2018.8)

8月5日(日)

 


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成田21:25発の飛行機でフィジーに向かいました。直行便なのでラクチンです。



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フィジー航空の機内は2席ー4席ー2席で構成されていました。進行方向に対して、私の席は○○ ○××● ○○ (Xが空席)です。満席かと思いきや、結構空席があり、私は4人掛けの席でしたが、たった2人しか座っていませんでした。私の横は空席でラッキー☆

 


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ブランケットと枕がとにかくかわいいんです♥️



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各席にはプライベートモニターがありました。ただし、充電用のコンセントやUSBケーブルはありません。出発ゲート(85番)のすぐ近くに充電スペースがあって少しだけ充電できましたが、それでもほぼ瀕死状態だったため、ポータブル充電器を使用しました。

 


離陸が近づくと、『夜間飛行のため、今から機内照明を暗くいたします。読書をされたい方は読書灯を遠慮なくご利用ください。』というアナウンスが流れました。そして、機内が暗くなった瞬間、私の座席の上だけ読書灯がつきました。全く希望してないにも関わらず、まるでグランプリを取ったアイドルのように、私の真下にスポットライトが灯りました。涙

 


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もしかしたら、ボタンに肘が当たったんですかね。まぁ、よーく周りを見ると私以外にもアイドルデビューが決まったグランプリ達はいましたが、少なくとも私は予想外のグランプリ点灯だけになんとも恥ずかしかったです。他にも、モニターが夜中に何回も勝手についたりして、消し方がよくわからず、何に気を付ければいいのかもわからず、放置。周囲の人々、アイドルに免じて許してにゃん♪

 

 


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離陸後すぐに入国審査カードが配られます。やたら税関のチェック項目が多いのは南半球だからかなぁ。

 


機内食は離陸から1時間後くらいで提供されました。私は右側レーンの通路席なのですが、左側レーンの席には既に機内食が後ろから配られ始めました。聞こえてくる感じだと、ビーフかチキンの選択で、一応ベジもありました。私はこの先何となくチキンが続きそうなので、ビーフを選択。(フィジーはインド系の人が多い=ヒンドゥー教=牛肉は禁忌、という発想)

 


しかし、なかなか右側には機内食が来ません。私と同じ4列席の男の子に機内食が配られた後、フィジアンのCAさんが機内食を聞いてくれる感じで私を見つめてきました。すると、彼女は『チキン or ベジタリアン?』と聞いてきました。『ビーフ、プリーズ!』を言おうとしていたのに、まさかの2択になりました。

 


ちなみに彼はビーフをゲットしていて、隣の隣の席から軽い嫉妬。チラッと見た感じだと、ビーフステーキみたいなやつにマッシュポテトが載ってました。キィーー!!!

 


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ドリンクは有名なフィジーウォーターを選択。あら、ロッテのチョコパイが…。チキンのCマークが切ない…。

 


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で、開けてみたら和食でした。で、この鶏肉が意外に美味しかったのです。考えてみたら、昼食にマッシュポテトを食べたし、しばらく日本食から離れるし、これでよかったんだと思います。そもそも、私以外の右側レーンの乗客はまだ機内食が配られてないし…。きっと彼らも、私に対して、キィーー!!!と嫉妬していたことでしょう。笑

 


しばらくすると、右側にも機内食のワゴンが来ました。CAさんの台詞が『チキンはいかがですかー?』『水はいかがですか?』になってました。あらま、遂にべジメニューもなくなり、チキン1択になってしまったのね…。あとで他のドリンクは来たものの、食事が2択だっただけ、私は幸せだったのでしょう…。涙

 


フィジー航空の機内食の和食メニュー、チキンは柔らかくて、ちょっと胡椒が効いていておいしかったのですが、他のメニューがチョコパイ、ルヴァン、チェダーチーズで既製品ばかりでした。サラダとかフルーツはなし。チェダーチーズ、結構好きだと思ってましたが、固形だとかなり濃いんですね。

 


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その後、緑茶をもらった瞬間に乱気流に巻き込まれ、なみなみ注がれた熱い緑茶を飲むのに悪戦苦闘したりと、話のネタとしてはなかなか面白い食事の時間が終わる頃には日本がもうすぐ日付も変わる時間になりかかっていたので、そろそろ私も寝ようかな…。ちょうどお隣がいないので、2席分使ってぜいたくに寝られるし。

 


カチッ(シートベルトを外す音)


ドサッ(横たわる音)

 

ウトウト…。

 

 

グラグラグラ…。

 


ちょうどウトウトしかかった時、機内が揺れ始めました。そして、『乱気流のため、シートベルトを着用してください』というアナウンスが入り、起き上がるはめに…。

 


それから、乱気流による機体の揺れが1時間半ほど続きました。そこまで激しく揺れるわけでもないのですが、左右の揺れだけでなく上下の揺れ(ジェットコースター的な)など、予測のつかない動きが長時間続くと、さすがの私も少し気持ち悪くなってきました。揺れが収まり、乱気流を抜けてからは、リベンジで少し寝られてよかったです。(日本時間2:30就寝)

 


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パッと目が覚めると機内照明がついていて、起き上がるとすぐに朝食が運ばれてきました。(もしかしたら和食は売り切れなのかもだけど)みんな同じ洋食メニューでした。カップケーキは甘党でない私は食べられないかと思いきや、意外とおいしかったです。たぶん、日本製だろうし、ほどよい甘さの中にベリーの酸味がちょうどよかったです。

 


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そして、フィジー時間の9:30(日本時間6:30)に無事ナンディ空港に到着。機内から出ると、入国審査までの道が室内じゃなくてビックリ。新婚旅行や家族旅行の方々が楽しそうに機体と写真を撮る姿を尻目に、入国審査をするために空港内に入りました。さ、寂しくなんかないもん…。

 


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すると、フィジアンのお兄さんたちがギターと歌で到着を歓迎してくれました。入国審査は多少質問をされました。私は『2日間しかいないのか?』と聞かれたので『また帰ってくるけど、明日からツバルに行く』と答えたら、チケットの提示を求められました。正直に答えれば問題ないです。

 


預け入れ荷物のレーンの近くに両替所があり、20人くらいの長蛇の列をなしておりました。税関を越えたところと、その先のお迎えが待っているところにも両替所はあるので、あそこで待って両替しなくても大丈夫です。

 


私は税関後すぐのところで両替しました。私の前に二人しかいないのですぐ終わるかと思いきや、機械が壊れただか何だかで私の1人前の人で止まりました。てか、4つも窓口があるのに従業員は1人しかいないのはなぜ?途中から二人体制になりましたが、10分近くかかりました。なお、レートは悪いので、宿まで行くのに必要な分だけ両替すればいいと思います。

 



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両替を無事に済ませ、明日に備え、ここナンディから首都スバまで移動しなければいけません。そこも一苦労だったので、また書こうと思います。