#155 モンゴルのチンギス・ハーン推しの件について。 (2013.8)
チンギス・ハーンはモンゴル帝国の創始者です。抗争していたモンゴルの遊牧民を一代で統一し、当時の世界人口の半数以上を統治するモンゴル帝国を築いた初代皇帝なのです。どれだけの国の大きさだったかというと、なんと当時の世界の1/4の領土だったというから驚きです。
そのため、首都のウランバートルにある空港はチンギス・ハーン空港と呼ばれています。そりゃあ、国雄ですからね。日本にも偉人名の愛称が付いた空港がありますよね。高知竜馬空港とか…。米子鬼太郎空港とか鳥取砂丘コナン空港とか…。愛称とはいえ、他にないんですかね?偉人ではないですが、おいしい山形空港ってなんですか?何がおいしいの?「山梨さくらんぼ空港」じゃダメなの?笑
と、話は逸れましたが、そのチンギス・ハーン空港にはハーン一族の肖像画が飾られていました。この記事の最初にあるチンギス・ハーンの肖像画写真がそれです。肖像画があと2枚あったので紹介します。
これが3代目のグユク・ハーン。日本ではあまり有名ではない方ですね。私は世界史専攻じゃなかったので、彼のことを全く知りません。
この方は5代目のフビライ・ハーン。社会の授業で習いましたね。チンギス・ハーンの孫で、元寇の時の皇帝です。こんな顔をしていたんだなぁ。
ということで、モンゴルでのチンギス推しはすごかったです。まぁ、それだけの偉業を成し遂げた方ですからね。
紙幣もチンギス。なお、この10000トゥグリクが日本円で500円ほど。
お酒もチンギス。
ウォッカの孫vs祖父対決。笑
チンギスビールとチンギスエナジードリンク。
ロシア・韓国・中国からの輸入品が大半の食料品の中で、モンゴルオリジナルのものというとチンギス系が多かったです。笑
そんなチンギス推しの最高傑作がウランバートルにある、チンギス・ハーン騎馬像です。Fさんから「大きいよ」とは言われてましたが、あまり期待していないでいました。西郷隆盛像くらいの大きさをイメージしていましたから…。
しかし、実際に見てびっくりしました。
本当に大きかったので。こんな大きい馬に乗るのは、あなたとラオウ位ですよ。笑
人間の大きさと比較すると大きさがわかりますかね?
チンギスの前にいる衛兵の大きさが、一般的な像の大きさです。人間より少し大きいくらい。(おそらくケンシロウサイズ)
私たちはしませんでしたが、お金を払えば馬の高さの展望台まで行くことができるようです。
しかし、凛々しいお顔だなぁ。とにかく、大きすぎて、近づくと全体像が撮れません。あばれる君風に言わせてもらえば、モンゴル国民の、チンギス・ハーンへの愛を感じざるを得ません。笑
モンゴルの英雄、チンギス・ハーンについて書いてみましたが、この騎馬像を見てから私たちのチンギス愛はMAXに達し、このお熱のまま帰国…と思いきや、空港でまさかの元・朝青龍関に神対応をされたことにより、チンギス愛は最後に見事に彼に持っていかれてしまってモンゴル旅行は幕を閉じたのです。笑