#150 台湾グルメを堪能してみた。
台湾に行ったら、確実に増量して帰ってくることでしょう。笑
何だかんだでこの旅ブログも150個目の投稿となりました。読んで下さる方、☆やコメントを下さる方、いつもありがとうございます。今後も旅行に行った時は最新情報を、それ以外の時は思いつくままに旅の思い出を綴っていこうと思いますのでよろしくお願いします。
以前も、美味しい台湾グルメについては#012や#030でも触れましたが、今回は私の口に合わなかったものも載せます。あくまで、私の味覚による星の数(Max5)ですので悪しからず。
私は2007年3月と2014年12月に台湾を訪問しています。1回目に訪れた際は「夜市で食べたものに当たった疑惑」もあり、何となく食べ物に不安を感じた旅でしたが、2回目の台湾ではずーーっと食べてました。一日5食です。そりゃあ太るわ。笑
ということで、思いつくまま載せていきます。
①小籠包 ★★★★
台湾グルメのスーパーエース、小籠包。日本でもかなりポピュラーな存在ですね。
その中でもやはり有名店は鼎泰豊(ディンタイフォン)。2007年に行った時にオプショナルツアーを申し込んで訪れました。並んでいる観光客を尻目に、予約席に案内されました。入口で、小籠包を作る実演を見ることができました。
4人で申し込んだのですが、予約席は12人掛けのテーブルでした。メニューも予め決まっていたので、料理が次々と運ばれてきました。待たずに済むのはありがたいですが、どんどん出てくるので、テーブルはせいろだらけ。ゆっくり話しながら食べることはできませんでした。知らない日本人同士が気を遣いながら食べるのは、集団行動が苦手な私にはとにかく疲れましたね。笑
でも、さすがは有名店、見た目も味も◎です。
炒飯や麻婆豆腐も出てきて、ボリュームたっぷりでした。お腹一杯になったらすぐに、というか、食べ終わる頃には予約時間が終わり、次の予約客のためにすぐ退席でした。まぁ、人気店だから仕方がないですね。鼎泰豊は日本各地にも支店があるので、そちらでゆっくり食べた方がいいかなーと思いました。
ということで、2014年は宿(中山エリア)から徒歩圏内の京鼎樓というお店に行きました。ガイドブックにも掲載されているお店ですが、このお店を選んだ一番の理由は近いから。スラムダンクの流川楓になってしまった私たちでした。笑
このお店でも入口で小籠包の作る様子を見ることができます。匠の技に感動。
こちらの小籠包もとてもおいしかったです。自分たちのペースで会話をしながらゆっくり食べられるし、私はこっちの方が好きだなぁー。小籠包は…、イヤ、台湾料理は基本ハズレがないのでどこで食べてもおいしいですよ。有名店に行くのも勿論いいですが、自分だけのお気に入り店をぶらぶら探すのもいいのかなーと思います。なお、今知ったのですが、京鼎樓も日本各地に出店しているようです。うちの近くのイオンにもあったので、今度行ってみよっと。笑
ひゃーー。この写真を見たら小籠包が食べたくなりますねー。私が既にそうですから。笑
②かき氷 ★★★★
台湾のかき氷はフワフワでおいしいです。日本で食べる、シロップのかかったシンプルなかき氷もおいしいですが、台湾のフルーツの載ったフワフワかき氷もおいしいですよ。最近では日本でも専門店がありますね。
2007年に食べたかき氷はフルーツたっぷりで、練乳とアイスも載ってました。 色々なトッピングのかき氷がありました。
2014年に士林夜市で食べたかき氷は、マンゴーとイチゴが載っていて、上に練乳がかかってました。初めて食べた相方Kさんはいたく感激してました。
このお店の日本語メニューがなかなか面白かったです。
パイナップルいエビに★5つあげたい気分です。どんな料理だよ、それ。笑
台湾のかき氷は値段(110元)の割にはボリュームがあるので、数人でシェアするくらいが個人的にはちょうどよかったです。一人で一皿完食すると体が冷えてしまうかも…。笑
③蟹のからあげ ★★★★★
同じく、2014年に士林夜市にて。1パイ150元と、なかなか強気な値段ですが、めちゃんこおいしいです。衣がスパイシーなのに対して、カニの身は甘いのが絶妙なバランスなのです。しかしながら、このカニのからあげの難点は、とにかく食べにくいこと。というか、食べられる部分が少ないのです。やわらかい殻は食べられますが、足などの硬い殻は食べられません。
同じ店で、小さいカニも同じ値段で売られてました。こちらのが食べやすいし、味も同じなのですが、やはりカニ好きとしては物足りない感じです。カニの甘さを味わいたいなら大きいカニの方がオススメです。 香ばしさを味わい方には小さいカニがいいかと。
④イチゴ飴 ★★★★★こちらも2014年に士林夜市にて。写真左がイチゴ飴で、右がトマト飴です。イチゴ飴は、リンゴ飴のような赤い飴をイチゴにコーティングさせたものなのですが、飴に負けないほどイチゴが甘いんです。そして、飴のパリパリした食感とイチゴの食感の違いが楽しくて本当においしかったです。なお、イチゴ飴の一番下にトマトが使われている(恐らく落下防止のため?)のですが、私はトマトがそこまで好きではないのでKさんに贈呈したため、トマト飴の味はよくわかりません。笑
⑤胡椒餅 ★★★★
台湾のB級グルメといえば、胡椒餅ではないでしょうか?どんなものかというと…。
中にスパイシーな餡が入っていて、パンみたいな生地で包まれています。ナンみたいに、専用の窯で焼いているので、作り立ては熱いため要注意です。また、胡椒が結構効いているので、口の周りがヒリヒリすることがあります。笑
こちらの写真は2007年に訪れた、「元祖胡椒餅」のもの。さすがは元祖、餡がぎっしり入っていて本当においしかった!龍山寺周辺にあるので、近くに行かれた際は是非。裏通りのような狭い路地の中にお店がありました。
こちらは2014年に宿の近くで買った胡椒餅。10元くらいだったと思います。薄い皮がクリスピーでサクサク。中から肉汁が出て来てこれまた美味です。大判焼きみたいなおやつも一緒に売られていて、こちらも小腹が空いた私たちを幸せにしてくれました。
なお、胡椒餅は夜市でも売られています。見かけたらマストバイ。笑
⑥民生炒飯 ★★★★★
奥田民生氏のファンとして、「民生炒飯」というお店に行きました。というか、2014年には「さすらい」のロケ地も廻りました。笑
そんな「民生炒飯」ですが、「台湾一おいしい炒飯の店」の賞を獲得したこともある有名店なのです。10人ほどしか座れない小さなお店には、開店直後からテイクアウトの炒飯を作る大将の姿がありました。地元の方が買いに来る人気店のようです。
注文したエビ炒飯(蝦仁炒飯=100元)がこちら。一言で言うと、今まで食べたどの炒飯よりもおいしかったです。海老はプリプリ、ご飯はパラパラ、味は(胡椒で少しだけ)ピリピリ。タマゴとエビしか入っていないシンプルな味付けの炒飯は味のごまかしがきかないからこそ、大将のこだわりを感じました。もう一度食べたい。今度台湾に行く時も絶対に行く!!400円弱で至福の味にありつけます。
⑦臭豆腐 ★★★
台湾で漂う刺激臭=臭豆腐を食べてみました。
詳しくはコチラに書きました。ニオイほどは強烈な味じゃないです。笑
士林夜市にもあるので、ご興味ある方はどうぞ。笑
⑧蓮霧 ★★
別名、「ワックスアップル」。ちょうど、2014年に台湾に行く直前に、テレビで台湾特集をやっていた時に紹介されていたのです。そして、士林夜市で発見しました。
試食をさせていただきました。瑞々しいリンゴという感じでしょうか。12月はシーズンじゃないからか、そこまで甘みを感じませんでした。雨季に行くともっと甘くておいしいんだろうなぁ。4~7月が旬らしいです。日本では食べられないので、見かけたらまずは試食を。笑
⑨刀削麺 ★★★
刀削麺とは、名前の通り、専用の刃を使って削る麺を温かいスープに入れて食べる中国料理です。丸い生地を、シャッシャッシャッと刃でそぎ落とし、茹でるためのお湯の中にそのまま入れる職人芸は見ていて飽きません。あまりに速すぎて、写真が上手く撮れなかったのが残念。
うどんというよりは「ほうとう」に近い食感です。モチモチしていて、長さや太さの違う麺があるのは手作りならでは。スープも大変おいしくいただきました。 (2014年、120元)
⑩彰化肉圓 ★★★
2014年、士林夜市にて。 当時仕事で接していたイケメン台湾人J君の出身地が彰化(台中)で、彰化肉圓はそこの名物でおいしいらしい。夜市でたまたま見かけたので食べました。
おでんの大根みたいなものが、肉圓。モチモチで半透明の皮の内側には肉まんの餡のような具が入っています。
仕上げにタレとパクチー(香菜) をかけて提供されました。皮は葛餅みたいなモチモチ感というと伝わりますかね?彰化に行かなくとも、士林で食べられてよかったです。(35元)
⑪牡蠣オムレツ ★
2007年に士林夜市にて食べました。かろうじて小さな星をつけましたが、まず私は牡蠣があまり好きでないので、そこで既にマイナス要素があるのですが、これを食べてから体調が悪くなったので、さらにマイナス…。「牡蠣に当たった疑惑」です。でも、このお店と料理の名誉のために伝えておきますが、士林では他にも色々食べたので、牡蠣オムレツだけに責任を押し付けるつもりはありません。笑
ここのメニューもじわじわ来ます。「いらしせいませ」って…。笑
⑫汁ビーフン ★★★★
汁ビーフンは何か所かで食べたので一気に紹介します。
迪化街周辺の旗魚米粉湯というお店にて。そうめんのようなやわらかい米麺とあっさりとしたスープにほっこり。魚ベースのスープでした(65元)。
こちらは瑞芳駅近くの美食街で見つけた汁ビーフン、45元。 変わった形のミンチ肉がおいしかった。
こちらは2007年に士林夜市にて。牛肉麺ですが、麺がビーフンなのでこちらで紹介しました。牛肉麺独特のスープの味は甘くて、お肉のダシもしっかり出ていて、何度でも食べたい味です。
⑬魯肉飯 ★★★★
魯肉飯(ルーローハン)も、美食街にて。台湾版のそぼろご飯って感じですね。甘いそぼろがおいしかったです。たった20元だなんて、本当にそんな値段でいいんですか?笑
⑭タピオカミルクティー ★★
2014年、士林夜市にて。食べ歩きの友に。味は日本でもおなじみの味と同じで、タピオカを吸い込むのに苦労するのも同じ。まぁ普通です。笑
⑮涼麺 ★★★
台湾には冷やし中華みたいな料理もあって、涼麺と呼ぶらしいです。民生街で偶然立ち寄ったお店で、常連さんらしき人が食べていたものと同じものを(ジェスチャーで)注文したら、胡瓜の載った涼麺が運ばれてきました。ゴマだれがさっぱりしていて食べやすいので、朝食や暑い日にはぴったりのメニューだと思います。
⑯うずら卵フライ ★★★★
2014年、士林夜市にて。私、うずらの卵が好きなんですよ。お好みソースみたいな甘いタレがついていておいしかった!20元。
⑰空芯菜炒め ★★★
2014年、相方Kさんと運命の出会いを果たした空芯菜。以来、彼女はアジア各地で空芯菜炒めを見つけると注文するようになりました。笑
そんな運命の相手がこちら。我が宿から徒歩1分程の距離にあるレストラン、正宗川味伍染玖牛肉麺店の空芯菜炒めです。Kさんは空芯菜を注文する度に、「うーん、あの店の味を越えるものではないなー」とコメントします。なお、このお店の空芯菜は台湾初日と最終日に食べました。笑
(180元)
京鼎樓の空芯菜も十分おいしかったと思うのですが、Kさん的には宿近くのマイナー店の方がおいしいそうです。つまり、我々は3泊4日の旅で3回も空芯菜を食べたのです。笑
なお、麻婆豆腐(200元)もおいしかったので、初日と最終日に2回食べました。笑
以上、17種類を紹介しました。主に、士林夜市で食べたものが多かったように思えますが、台湾グルメはきちんとしたレストランで食べるものも屋台で食べるB級グルメもどちらもそれぞれいいところがあり、基本ハズレがないので、食べたいと思うものに出会ったら躊躇せずに試してみるといいと思います。