#143 シディ・ブ・サイドに行ってみた。 (2010.5)
白い壁に青い窓や扉が美しい、シディ・ブ・サイドの街並。
5月27日
チュニジア2日目はリゾート地・シディ・ブ・サイド(Sidi Bou Said)へ。正直、私がチュニジアに来た目的はここだったんです。
カルタゴから乗った電車は4両編成で、1等と2等があります。そのうち2等車は2両しかないので、超満員なのです。1等でも日本と比べれば運賃は激安なのですが、ケチりました。笑
そのため、人が多すぎて自動ドアが閉まらず、開きっぱなしで普通に運行しててびっくりするのですが、今思えば、そんなことで驚いている場合ではありませんでした。詳しくは次回…。
カルタゴから15分ほどでシディ・ブ・サイドに到着しました。上り坂を上ると、そこに広がっていたのは白と青の世界でした。
途中でお土産店に入り、民族衣装風のチュニックを購入したら、3ディナール(240円)でパノラマを見せてくれることに。店の2階に上がり、屋上から見えたのは白い壁に青い窓と扉の家・家・家!!
あと、砂漠の花をくれました。感謝。
遠くには海も見え、感動!
それから、ブーゲンビリアやハイビスカスが咲き乱れ、とてもきれいでした。
その後はガイドブックにも載っている高台のカフェでオレンジジュースを飲みながらまったりしました。美しい白と青の町並みは青空に映えて、いつまで見ていても見飽きません。今ならインスタグラマーたちが自撮りのためにこぞって行くんでしょうね。笑
本当に来てよかったって思いました。チュニジアではあんまりいい思い出がないですが、ここに行くことだけは是非オススメしたいです。笑
で、ランチを食べようと入った店が、何を頼んでも品切れだったため、向かいの店へ。シャワルマっていう、イスラム式ハンバーガー(と言っても、タコスみたいな感じ) を食べました。タコス好きはハマると思います!おいしかったですよ。
食後にアイスも食べ、大満足♪
で、相変わらず込み合った電車で汗だくになりながらチュニスに到着。メトロという名のトラムに乗り替えたものの、全く出発する気配なし。もちろん、エアコンなんていう文明の利器は存在などしないため、汗だくで待つこと10分、ようやく出発しました。これだけ待つなら歩いた方が早かったと思います。ということで、チュニス駅に着いたら徒歩で中心部に行くことを薦めます。笑
まずは、メディナ(旧市街)へ行きました。メディナにはたくさんのスーク(市場)があり、貴金属やら食器やら服やらの店が所狭しと並んでいました。すれ違うのもやっとな程に道が狭く、立ち止まることもなかなかできないため、ひたすら流れに乗っていく感じでした。
メディナ付近にて。車のボンネットの有効利用ですね。笑
ストッキング、未使用なんだろうけど、ユーズド感が否めない。笑
夕ご飯は前からずっと食べたかった中華料理!…しかし、開店時間が7時なので、店の近くのホテルで時間潰し。入口でホテルマンの熱視線を感じたため、ロビーにいる勇気はなく、喫茶店でミネラルウォーターを注文したら…一升瓶が出てきましたwまぁ、おかげで1時間半を潰すことができましたがね。
で、中華料理屋へ。ずっとラーメンが食べたかったので、それらしきものを注文したら… 超小さい春雨スープが出てきました。ちょっと期待外れだったけどおいしかったし、久しぶりの塩味とジャスミンティーにしばし癒されました。日本を出て3週間が経つので、そろそろ日本の味が恋しくなってきました。そういう時に、中華料理店の存在はありがたいのです。毎回毎回、長旅ではお世話になっております。笑
帰り道も、相変わらず『ニーハオ』を言われ続け、かなりむかついてたけど、道に迷う私に対して、親切なチュニジア人が丁寧に教えてくれたおかげで無事にメトロに乗り、ホテルに帰ることができました。中には親切な人もいるからこそ、一部のチュニジア人のせいで国全体のイメージが悪くなってしまうのは残念なことです。
チュニジア滞在はあと約1日。シディ・ブ・サイドに行く目的も果たしたし、外に出ればニーハオ♪だし、翌日にしたいことも見つからないまま眠りました。