世界流離日記

『世界流離(さすらい)日記』と読みます。国内外の旅行での喜怒哀楽の経験を中心に投稿していきますのでよろしくお願いします。なお、このブログ上の画像の使用は禁止とさせていただきます。

#133 エジプトでカラマリマクられてみた。(2010.5)

トルコ旅行の続きです。トルコ旅行についてはコチラをご覧ください。↓

 









 

2010年5月16日

f:id:mura306:20180323105215j:plain

f:id:mura306:20180323105320j:plain

イスタンブールのアタチュルク空港からカイロへ向かいました。機内放送で、気温43℃と聞いて私を含め乗客一同愕然としました。まぁ、実際には空港から即チャーター車で移動だったので、あまり暑さを感じませんでしたが。

 

 

f:id:mura306:20180321231816j:plain

空港が既に砂漠の国っぽくなってました。

 

 

この中東旅行ではトルコ→エジプト(今、ココ)→マルタ→チュニジア→モロッコUAEを1か月で廻ったのですが、要領よく廻りたかったのと、中東一人旅に若干の不安を感じていた(当時はヨーロッパ中心であまり途上国を訪問していなかった)ため、移動は主に飛行機を使い、現地ツアーを予め申し込みました。まぁ、トルコでは色々あって旅程が変わりましたが(#123参照)、これもいい思い出。退職したばかりなので、退職金を握って贅沢に廻ってきたのです。

 



という感じなので、空港で冷房のガンガンに効いた送迎車に乗り、カイロ市内に向かいました。宿泊ホテルはピラミッドが見える4ツ星ホテルとのこと。

 


f:id:mura306:20180321231920j:image

高速を降りて、いよいよホテル周辺かと思ったら、いきなり未舗装の砂の道になりました。砂埃もすごいのですが、ボコボコ道でびっくり。砂漠の国に来たんだなぁと実感しました。そして、ピラミッドも砂漠の中にそびえ立って…。

 

 


f:id:mura306:20180321231938j:image

と思ったら、普通に街中にあるんですね。笑

 

 

f:id:mura306:20180323105419j:plain

近くで見るピラミッドはやはり迫力がありました。 既に夕方だったので、ピラミッドが光に照らされるという、光と音のショーにタクシーで向かいました。

 


タクシードライバー『ショーを安く見える方法を知っているぜ』と教えてくれたのが、単に近くのレストランから眺めるというものでした。笑

 

 

f:id:mura306:20180323105450j:plain

それくらい、私でもわかりますがね。笑

 

 

f:id:mura306:20180323105530j:plain

で、開始時刻の20:00になり、いつ始まるかと意気込んだものの、なかなか始まらず…。マンゴージュースだけで時間をつぶすのも限界が…。

 


40分ほど経過したら、ピラミッドがようやく光り始めました。英語放送の時間のはずが、ドイツ語放送なので、何言ってるかさっぱり?? でした。会場に行って見なくてよかったです。たぶん、ピラミッドの歴史とかを話していたんじゃないかなー、と。

 

 

f:id:mura306:20180323105555j:plain

で、この光と音のショーですが、香港の夜のようなショーを想定していったら…超ショボかったです。うん、感想はそれだけです。笑

 

 

f:id:mura306:20180323105634j:plain

で、同じタクシーでカイロタワーへ行きました。別にタワーに興味はさほどないのですが、ドライバーに薦められたので行ってみただけです。

 


f:id:mura306:20180321232433j:image
降りたところに馬車がいたので写真を撮ってたら、馬車の持ち主に『馬車に乗った写真を撮るよ。ノープロブレム、ノーマネー!』って言われました。しかし、写真を撮った後、チップを要求されました。仕方ないので小銭を渡したら、タクシードライバーに少なすぎるって言われ、半ギレ。こいつら、グルだな!

 


気分不快なままタワーへ行き、エレベーターで頂上まで行きました。ここでも同じことが。 スタッフが写真を撮ってくれるって言ったからお願いしたら『チップくれ』だって。ますます不快になりました。スタッフだから大丈夫だろうと、一瞬でも信用した私がバカだったわ。しかも、金をとるくせにブレブレだったし。

 

 
f:id:mura306:20180321232235j:image

ちなみに、カイロタワーの屋上は綺麗ですが、わざわざ高いお金を払ってまで見に行く程でもありません。いわゆる、タワーからのよくある眺めです。外に出て景色を見る感じになるのでとにかく寒いです。そう、砂漠の国の夜は冷えるのです。



f:id:mura306:20180321232033j:image

夕食はエジプト料理屋へ連れて行ってもらいました。ガンバリマクリを注文。ちなみに、アラビア語でエビフライのことです。ガンバリ=エビ、マクリ=フライなのです。姉妹品としては、イカフライはカラマリマクリ。日本人には覚えやすいですね。このガンバリマクリ、エジプト料理の中で一番おいしかったです。量が多かったし、90ポンド(1800円)もして高かったですが、食べる価値ありです。

 


ホテルに戻ったら、タクシードライバーに高い料金を請求されました。 馬車男・タワー男・タクシー男の3英傑のせいで、一気にエジプトのイメージが悪くなりました。

 

 

f:id:mura306:20180323110004j:plain

4つ星ホテル、デルタピラミッドホテルの入り口には警察官がいて、セキュリティガード付きでした。

 

 

f:id:mura306:20180323105913j:plain

そんな4つ星ホテルの浴室には小さいGが…。 Gはセキュリティチェックで一番通したらいけないやつじゃないか。警察官、仕事しろっ!!笑

 

 

そんな感じなので風呂にも入れずにエジプト1日目は終了しました。

 


更に…。寝ようとしてもクラクションがうるさくて寝られなーい!

 


f:id:mura306:20180321232122j:image
こんな交通標識もある位、エジプト人はすぐにクラクションを鳴らすから、合奏のごとくまさに毎秒どっかで鳴ってるのです。毎秒ですよ、毎秒!!窓を閉めていても、テレビを付けていても、それを越えて聞こえるてくるのです…。ドレミドレミ♪とか、音が凝っているのもまた腹立たしい。

※この時は衝撃でしたが、1年半後、インドで同じ思いをします。そして、気にならなくなります。笑

 

早速エジプト初日で濃いキャラのエジプト人たちにカラマリマクリ、彼らと戦うのにガンバリマクった一日でした。もう、イヤ。早く抜けたい。