#126 エフェスで遺跡巡りをしてみた。(2010.5)
5月13日
翌朝9時に迎えが来て、エフェス遺跡巡りツアーへ。なお、パムッカレで一緒だったドクター夫妻はいませんが、Sさんはいるので安心です。
イスタンブールで出会ったアリというトルコ人(日本語ペラペラ)が、パムッカレよりもやたらとエフェスを薦めてきました。日本人が熱海温泉よりも登呂遺跡を薦める感覚でしょうか。よくわからん。紀元前7年ごろから作られた、ローマ遺跡で有名な街がエフェスです。
アリについてはコチラ↓
ここだけの話なので小さい声で言いますが、正直、私は古代遺跡にはそれほど興味がないのです…。あ、しまった、つい大きい声になってしまった!だって、ローマでも見てきたし、石の遺跡をさほど目新しいものとも感じられず…。あ、また大きい声に…。
引き続き、小さい声で言いますが、エフェスの見どころと言えば、この遺跡だけなのです。だから、拠点地として来たものの、来たからにはエフェス遺跡に行くしかないのです。笑
Sさんも同じ気持ちのようで、ガイドさんがとにかく熱く説明してくれたけど、日中のエフェスはかなり暑くて私たちは完全にうわの空…。というか、私たち以外にも、 ツアーにいたインド人夫妻は、勝手に失踪して、話も聞かずに先にスタスタとゴールしてましたからね。笑
しかし、エフェスの名誉のためにも、当時の記憶とガイドブックを頼りに、エフェス遺跡について紹介していきます。
『ケルスス図書館』2世紀に建てられた図書館。ここがエフェス遺跡の目玉らしいです。
『娼館の広告』 世界最古の広告らしい。足の形の左上にあるハートが可愛らしい。当時は図書館から娼館への秘密の通路があったということで、いつの時代も男性は助平なのです。笑
『公衆トイレ』実際に座ってみたところ、冷たいし、硬いし、とても踏ん張れそうにありませんでした。あらためて、文明の発展に感謝した瞬間です。笑
『オデオン』1500人を収容した小劇場。当時は屋根があり、コンサートや集会が行われていたそうです。
『ハドリアヌス神殿』メドゥーサに注意。笑
『ニケ』勝利の女神ニケ、発見。ナイキの名前の由来となった神様として有名ですね。
『聖母マリアの家』聖母マリアはエフェスで余生を送ったとされているらしいです。
遺跡見学はこんな感じでした。その後、バスで2か所の工房に連れていかれました。
まずはトルコ絨毯工房。正直、イスタンブールで絨毯屋にはさんざん行ったのですが、ツアーに組み込まれているので、仕方なく話を聞きました。次々と床に並べられていく絨毯を見ながら「誰も買わないのにな…」なんて思っていたら、先ほどツアーを抜け出したインド人夫婦がまさかの一枚お買い上げ。笑
続いて皮工房へ。謎のファッションショーを見学。エフェスに来て、何見てんだかって感じでした。笑
夕方に遺跡(&工房見学)ツアーが終了。Sさんはイスタンブールへ、私はカッパドキアへ夜行バスで移動するので、ここでお別れです。またいつか再会できますように。
エフェスの遺跡巡りは、ローマやギリシャの遺跡が好きな方にはオススメだと思います。日中は40度近い気温なので、熱中症には気を付けて廻って下さいね。