世界流離日記

『世界流離(さすらい)日記』と読みます。国内外の旅行での喜怒哀楽の経験を中心に投稿していきますのでよろしくお願いします。なお、このブログ上の画像の使用は禁止とさせていただきます。

#124 イスタンブールでハマムに挑戦してみた。(2010.5)

実は、エフェスに向かう前に、アリにハマムにも連れていってもらったので、その時の話を今回はお話します。

 

 

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ハマムとは日本のサウナにアカスリがついた感じのものです。ありえんほどのアカが出てくるので、みんなびっくりするんだとか。

 

 

そんなハマムはイスラム圏にはたくさんあり、高級ホテルのスパから庶民が通うところまで値段も様々。アリが連れていってくれたところは、旧市街にある、大衆浴場的なところでした。

 

 

初めに着替えます。水着があるといいのですが、何せ急に行くことになったため、裸にバスタオルを巻いてごまかしました。

 

 

まずは石の上に寝そべって体を温めます。お湯が流れていて、室内は湯気だらけ。じんわりゆっくりと体を温める感じです。これは疲れが取れそうだー。うつぶせになり、目を閉じるとウトウトしてきました。

 

 

しかし、そこで私は見てはいけないものを発見してしまったのです…。

 

 

 

それは、Gで始まるあの虫…。小さいけど、まだ遠くにいるけど、じわじわとこちらに近づいてきます。

 

 

きゃーーーー!!!!!

 

 

なかなかケセジ(アカスリ師)はやって来ないため、だだっ広い浴場で1人で泣きそうになり、タオル一枚で受付に呼びに行ったら、 待っててって言われました。

 

 

それから待つこと数分。幸い、アイツはまだ遠くにいるものの、こちらには来ることはありませんでした。そしたら、タオルを巻いた女の人登場ハマム仲間だと思い、安堵したら彼女は別の部屋に行きました。またしても孤独。

 


少ししたら、『ハマム仲間』の彼女に呼ばれました。どうやら彼女がケセジのようです。なぜか上半身裸でしたが。笑

 

 

で、私はタオルを取って全裸になり、隣の個室で石のベッドの上にうつ伏せになりました。そこから、ひたすらゴシゴシやられ、泡だらけになって流すっていうことを体の両面やってもらい、最後にシャンプー。かなりアカが出ると聞いてましたが、見ていないので自覚なし。 笑

(でも、その1か月後にモロッコの高級ハマムで見た私のアカは消しゴム1個が余裕で作れそうな感じでした。笑) 

 


カフカの泡でこすられる時が超気持ちよかったです!

 

 

ハマムを出ようとしたら男性客からトルコの絵はがきをもらいました。ラッキー♪

 

 

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なお、イスラム圏では男女の交流は基本ないので、ハマムでも当然男女別で分けられています。ただし、ケセジに関しては女性ハマムに男性ケセジがいたりする(モロッコの高級ホテルのケセジはおじいちゃんでした)ので、やはり水着は必須アイテムだと思います。

(写真はモロッコ・フェズの高級ホテルのあったスパ。アメニティーはロクシタン温水プール利用無料でした。)

 

 

高級ホテルのハマムと比べると清潔感には欠けますが、安い大衆ハマムでトルコ市民の文化に触れるのも楽しいですよ。でも、苦手な方はGチェックだけはしっかりしてくださいね。笑