世界流離日記

『世界流離(さすらい)日記』と読みます。国内外の旅行での喜怒哀楽の経験を中心に投稿していきますのでよろしくお願いします。なお、このブログ上の画像の使用は禁止とさせていただきます。

#118  中国国際航空に乗ってみた。(2017.12)

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今回のタイ旅行では中国国際航空(Air China)を利用しました。期待半分不安半分と言ったところ。笑

 

 

Kさんと私が住んでいる地域が離れているため、関空出発にしました。で、二人が集合しやすい時間帯とか乗継の待ち時間の短さとか値段とかを考慮した結果、中国国際航空がベストだったのです。

 

 

DeNAトラベルで出発の2ヶ月前頃に購入したところ、1人あたり78660円(燃油サーチャージ、空港使用料等含む)でした。

 

 

旅程は以下の通り。

(現地時刻で表示してあります。日本と比べ、中国は-1時間、タイは-2時間です)

 

 

往路

12/23 13:40関空発→16:00北京着

            18:00北京発→22:20チェンマイ着 

 

 

復路

12/29 04:20バンコク発→08:50上海着

            11:40上海発→15:00関空

 

 

それでは、振り返ります。

 

 

~往路編~

関空→北京

12/23の11時頃合流した私たちは中国国際航空のカウンターに並ぼうとしたら、既にやや長い列ができていました。すると、グランドスタッフが『チェックインの前にこちらの機械でチケット発券をお願いしまーす。』と言っていました。私たちはeチケットしか持ってなかったため、せっかく並んだ列を抜け、専用機械でチケット発券をしました。パスポートがあればすぐに発券できるし、同行者の分も同時にできるため、隣合わせの席を確保できました。簡単じゃん。

 

 

そして、私たちが列を並び直す頃にはチェックインカウンターがようやく開いたため(帰りの便もそうでしたが、早めに開かないため、長蛇の列ができてしまうのです)、少しずつ私たちの番が近づきます。

 

 

そして、私たちの番が来ました。すると、カウンターのお姉さんが『チェンマイまでですね?席が離れてますが大丈夫ですか?』と聞いてきました。『いえ、先ほど発券の時に席を隣にしたんですが…。』と言うと、『わかりました。直しておきますねー。』と笑顔の神対応。同時に同じ席を予約した人がいたのかしら?理由はよくわかりません。笑

 

 

なお、中国国際航空では、預入荷物は2点となってます。重量制限がeチケットに書かれていないので、重さではなくて個数制限があるのかな?

 

 

あ、そうそう、チェックインカウンターでリチウム電池を預入荷物に入れていませんという誓約書に署名をさせられましたよ。こんなこと初めてでした。リチウム電池の管理をしっかりしないと…おっと、詳しくはまた後で。笑

 

 



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まぁ、とにかく、航空券ゲットでひと安心。

 

 
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そして、ボーディングの時刻になり、いつも通り、ギリギリまで待ち合いベンチに居座ってから機内へ。すると、席の近くの手荷物棚がどこもいっぱいでした。これ、『中国系路線あるある』ですが、ありがたいことに中国の皆様はやたらとお土産を出国後に買うんですよね…。今回も関空『白い●人』や『じゃが●ックル』を大人買いしてる人をたくさん見ました。

 

 

結局CAさんが何とか場所を探して下さいましたが、搭乗ゲートのベンチに居座りすぎると手荷物スペースが奪われます。でも、先に機内に入ってスペースを確保したとしても、たぶん彼らの手土産で押し潰されます。どっちがいいかな…?笑

 

 

そして、『中国系路線あるある』2個目である、席を立って大声でしゃべる人も少しいらっしゃいましたが、東方航空や南方航空と比べたらマナーがいいと思ったのは私だけ?中国系の中では高級路線なんですかね?

 

 

機内アナウンスは日本語放送も『時々』ありました。あくまで『時々』。離着陸の時くらいですかね?中国語→英語(→時々日本語)の順で流れていました。日本人のCAさんは1人いらっしゃいました。ただ、日本人の乗客は私たちだけだったんじゃないかと思えるほど、周りがすべて中国人でしたが。笑

 

 

その機内アナウンスによると、中国国際航空機内モード禁止。ということで、以降、機内の写真はデジカメで撮ったものばかりです。

 

 


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機内は3列×3列で、座席にエンターテインメントのモニターはなし。一応、超小さい公共モニターで映画をやってましたが、誰も見てないし、音も聞こえません。近い人が字幕で楽しむ程度。(でも、誰も見ていない)

 

 

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機内食はこんな感じ。味はまぁ中国系航空会社はどっこいどっこいですね。おいしさを求めてはいけません。後ろから2列目の席だったため、機内食の選択肢はありませんでした。笑

 

 

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ビールはこれ。青島ビールの色違いに見えました。飲んでないけど。笑

 

  

で、北京到着が30分ほど遅れたため、乗継時間がギリギリでした。普通なら1時間半あれば十分なのですが、手荷物検査がとにかく時間がかかりました。機内で爆弾でも受け取らない限り、不審物は手に入れられないと思うのですが、何回もスキャンしたりしていて進みません。たぶん、リチウム電池の確認だったと思われます。カメラの電池とか出されている人がいました。必ずまとめて用意しておき、スムーズな検査に協力しましょうね。

 

 

 

北京→チェンマイ


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手荷物検査が終わり、ゲートに行くとボーディングが始まってました。懲りずにギリギリまでベンチに居座り、機内へ。なお、この漢字で『チェンマイ』と読むようです。

 


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3人掛けの席で左端が空席だったので、ゆったり座ることができました。私は窓側、Kさんは通路側。ゆったり♪ラッキー♪

 

 

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チェンマイ行きの機内食はこんな感じでした。『中国系路線あるある』3つ目である、『四角いご飯』は健在。笑

 

 

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でも、Kさんの分だけが四角いというねw 私の分は、配膳が雑すぎて、食べかけ感が否めない。

 

 

チェンマイ便は、通路を挟んだKさんの隣の列のおばちゃん3人がずーっとキャピキャピとしゃべっていて、賑やかでした。いや、私はそこまで気にならなかったのですが、Kさんはかなり迷惑だったようです。国際色豊かで西洋人も乗っていたし、空席も結構あったのにKさんだけが運が悪かったですね…。

 

 

~復路編~

バンコク→上海

4:20の便でしたが、0:00頃スワンナプーム空港に到着し、早めにチェックインして免税店で最後の買い物をする計画でした。しかし、中国国際航空は早い時間から受付をしていないため、しばらく出発ロビーで待つ羽目になりました。

 

 

そしたら、カウンターがオープンしたので並んでいると、「すみません、この漢字読めますか?こんな紙が入っていたんだよ。」と、一つ前に並んでいる金髪の男性に英語で声をかけられてました。二人で解読したところ、「預入荷物にリチウム電池が入っていたため、かばんから取り除きました」という書類でした。なんでわかったかというと「電池」という中国語を私が知っていた(大学で1年半勉強したことがあった)ことと、英訳が書かれていたからです。笑

 

 

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で、そのお兄さん(写真一番右)はチェックインカウンターでも長時間居座ってました。私たちが彼の5分後にチェックインしたのですが、私たちの手続きが終わっても彼はまだ手続きしてました。何が原因かわかりません。ただ、サーフボードの小さいものを持参していたから、荷物から察するにサーファーなのかなぁ?日焼けしていたし。

 

 

ただ、私たちもチェックインカウンターで衝撃事実が発覚しました。それは「上海→関空のチケットは上海入国してから自分たちで発券して下さい。」という事実。さらに、預入荷物も上海までなので、荷物も含めて再チェックインをしなければならないようです。なんで?

 

 

何か、中国国際航空の評価が一気に下がりました。笑

 

 

それから、出国審査をしたのですが、例のサーファーのお兄さんはまだいないよなーって思ったら、私たちの5人前くらいに並んでいました。すごい巻き上げだなー。忍者か??笑

 

 

出国後は免税店で最後のタイ土産散策をし、搭乗ゲート周辺へ。充電スペースに行くと、例のサーファー改め忍者がいました。ボーディングが始まる頃になり、大半がゲートに行った頃に私たちが立つと、忍者も立ちました。さらに、機内に乗り込むときも、うちらが立つと忍者も立ち、近くのベンチまで行って座ったら忍者もそこで座りました。

 

 

うちらつけられてる?しかも後から出発するのに、毎回忍者が結局先回りするんだよな。笑

 

 

飛行機に乗ってすぐに二人とも爆睡してしまったため、上海便の機内食はスルーされました。笑

 

 

忍者とは席もとても近く、飛行機を降りた時もほぼ一緒でした。すると、空港スタッフに早速「Transit(はどこ)?」と聞いてました。表示あるのに。笑

 

 

ただ、私たちは入国審査→預入荷物受け取り→チェックインの流れなのに、忍者にはそれっきり会いませんでした。

行き先が違うと対応も違うのか?

荷物を最終目的地まで受け取りたくないからごねたため、バンコクで時間がかかっていたのか?

単に話を聞いていなくて、預入荷物を受け取っていないのか?

よくわかりませんが、あのサーフボードは無事に受け取れたのか、心配です。イケメンの忍者の行方が2人とも気になり、似たような髪型の人を見かけると忍者ではないかと思ってしまいました。どんだけ気になってるんだ。世渡り上手の得な人だなー。リチウム電池の件だって、英訳を読めば絶対わかっていただろうに、読んでないんだろーな。笑

 

 

上海→関空

 

そんなこんなで忍者と別れた私たちはチェックインカウンターに行き、関空便のチケットをもらおうとしました。すると、既に大半がチェックインしているようで、隣り合わせの席が取れないと言われました。一応配慮して下さり、前後で隣の席になりましたが、トークなんてできないよね。笑

 

 

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時間はほとんどなかったのですが、機内食を食べ損ねたので何か食べることにしました。私たちが香港でハマったマンゴースイーツ店、許留山がゲート周辺にあっていたのでそこでデザートだけ食べました。そして、ギリギリでボーディング。

 

 

f:id:mura306:20180108122126j:plain関空便にはさすがに忍者はいませんでしたw 日本人がたくさんいて安心しましたが、往路同様、日本語放送は離着陸のみ。機内食は麺とご飯で選べ、麺にしたら焼きそばのような料理が。おいしそうに見えるけど、食べると挽肉入りの餡がかかった焼きそばでイマイチ…。

 

 

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そして、予定よりもかなり早く14:15頃に関空到着!マリオ達に歓迎されました。

 

 

中国国際航空は、東方や南方と比べると乗客のマナーはいいですが、上海の再チェックインがとにかく面倒くさかったです。南方航空の時も上海で入国させられたし、上海経由だからなのでしょうか?まぁ、値段とアクセスの良さでは申し分ないですが、同じ中華系なら私はキャセイチャイナエアラインが好きですね。笑