#115 再・バンコクで寺院巡りをしてみた。(2017.12.28)
13年ぶりにバンコクの市内観光をしました。定番の寺院を巡ってきたので、その際のことを書いてみようと思います。
我が宿はスクムビット地区にあるのですが、『極上の』朝食を済ませたあと、バスで王宮方面へ行きました。電車だと29バーツ+タクシーで約200バーツ(1バーツ≒3円)かかるところ、25番の赤いバスだと何と6.5バーツで行けます。
バス車内は結構年季が入っていて、木の床がきしみます。更に、前日の雨(乾季なのに雨が一日中降りました。さすが雨女=私w) により、床は泥の跡が残ってました。
このバス、乗り心地は悪くないし、たった20円で王宮方面まで行けるのが何よりなのですが、とにかく時間がかかりました。特にチャイナタウンで渋滞に巻き込まれました。というか、トゥクトゥクに乗っていても、チャイナタウン周辺がいつも渋滞してる感じです。地下鉄が走っていても、いまだに解決しないバンコクの渋滞事情が垣間見えました。
でも、何だかんだで安上がりだし、バンコクの車窓観光ができたし、満足です。女車掌さん、強面だったけどもテキパキとしていてかっこよかったし…。笑
バスは王宮付近が終点のようで、全員下ろされました。後で知ったのですが、ワット・ポーに近い場所で下ろされたので、ワット・ポーから廻った方が効率がよかったかもしれません。
しかし、そんなことは全くわからない私たちは人の流れについていき、超適当な手荷物検査を受けてから王宮に向かいました。アーミー柄の軍隊の人や護送車らしき車がたくさん見受けられたのですが、帰りには皆無。なぜだかよくわかりません。笑
結構歩くと、エメラルド寺院(ワット・プラケオ)の入口に到着。チケット(500B、王宮と合同チケット)を購入し、中には入りました。現金しか受け付けていないので要注意です。
事前にブログで振り返っておいたので、懐かしいなぁ、と思う所がいっぱいでした。
スワンナプーム空港にも守り神のようにいらっしゃるヤック様も健在。13年ぶりの再会です。(空港では何回も会ってるけどw)
エメラルド仏が収められている本堂の装飾は相変わらず豪華絢爛。本当に見とれてしまうほどの美しさで、いつまでも見ていられます。
エメラルド寺院という通称の所以はこのエメラルド仏にあるのですが、実際はヒスイでできているらしいです。大混雑の中、ようやく拝むことができました。土足厳禁なので靴を脱がないといけないのですが、東南アジア名物の「謎の液体」により足は濡れるので靴下も脱いだ方がいいと思います。私は寺院巡りの際はいつもビーサンだし。笑
しかし、乾季なのに何が床に垂れているのでしょうね?色々な可能性が浮かびますが、スルーします。笑
ここで悲しい光景を目の当たりにします。いや、入ってすぐから実は気が付いていたのですが、修復工事が行われていました。特に影響がないかなーなんて思っていましたが、大アリでした。
まず、プラ・スワンナ・チェーディーと呼ばれる仏塔。13年前にここで悪魔&猿神と同じポーズで写真を撮っていて、今回もと思っていたのですが、進入禁止のため残念ながら断念。
仏塔自体は工事をしていないんだけど、ロープが張られているから入れないんですよ。
目の前にあるのに、行けない虚しさ…。
ということでこうなりました。笑
さらに、アンコールワットの模型の周辺も修復工事中。カンボジアに思いを馳せるKさんのために是非見せたかったのですが、近づけず…。
2004年はこんな感じでした。
でも、修復工事中であってもこの美しい寺院に行く価値はやはりありますね。王宮は色々あってスキップしましたが、大満足でした。
そこから迷いつつワット・ポー(涅槃寺)へ。先ほどバスを降りた方面に戻ると国王像が。チェンマイではワチラーロンコーン新国王に切り替わっていましたが、ここバンコクではプムポン前国王の肖像画がまだ残っていました。タイバーツもそのうち新国王に切り替わるのかなー。
ワット・ポーは入場料100バーツでペットボトルの水の引換券が付いています。13年前にもここを訪れているのですが、正直涅槃仏しか記憶になくて初めて来た寺院のような印象を持ってしまいました。笑
境内には謎の石像がたくさんあり、謎のポーズを取っています。7人組ということは、君たちは光GENJIですか…?笑
アンタ、ハイスクール奇面組に出てた潔くんだよね??笑
え、例えが古い?笑
そんなワット・ポーも実は修復工事中でした。でも、涅槃仏目当てで来る人には特に関係ない場所で行われているようで、安心。
涅槃仏が安置されている礼拝堂は入口の奥にあるのですが、本堂と比べても混雑の具合が全く違います。10分程並びました。その列の途中でペットボトルと交換できます。暑い中、熱中症対策で配られてるんですかね。よくできてます。笑
礼拝堂に入る前にビニール袋が貸し出されるので靴を入れてから中に入り、涅槃仏との13年ぶりの再会です。
入ってすぐに目に入る黄金色の顔は迫力があり、見たことある私でもおぉーってなりました。Kさんも大興奮。
前回同様、全体像を写真に収めるのが大変です。穏やかな顔で横になられてるますなーー。癒されます。
ガイドブックによるとワット・ポーの目玉は足の裏なのです。涅槃仏は偏平足であり、それが超人の特徴のひとつらしいですw 更に、108面の螺鈿細工画が描かれていて、バラモン教の宇宙観が表現されているそうな。よくわかりませんが、とりあえず偏平足を持つ人は超人なのです。笑
そんな足の裏を拝もうと思ったら…。
まさかの修復工事中。号泣
あのさ、エメラルド寺院と涅槃仏ってバンコクの観光名所ですよね?同時に修復工事をやるのをやめてもらえますかね?涙
一旦堂内を出て、格子越しに写真を撮ることはできましたが、間近で足の裏を改めて見たかったなー。13年ぶりに。笑
そのあとワット・アルン(暁の寺)に行こうと思っていたら、意外にもKさんがそこまで興味をもっていなかったし、私も行ったことあるからどっちでもよかったし、やめちゃいました。(写真は13年前のものです)
ガイドブックによると2017年3月現在仏塔を修復工事中って書いてあr…ってここも修復工事中かい。怒 まぁ、もしかしたら工事は完了しているかもしれないけど。
ということで、バンコクの寺巡り終了。たった2か所で終わったけど、楽しかったです。Kさんは修復工事の終わった頃にまた見に行きたいと言ってました。たぶん、Kさんに再訪してもらいたいためにタイの神様が修復工事を指示した…と思うことにします。笑