#084 ヤンゴンからバガンまで夜行バスで向かってみた。 (2015.12)
そういえば、2015年のミャンマー旅行についてほとんど書いてなかったので、何回かに分けて書こうと思います。
日本からミャンマーへの直行便は飛んでいないので、私はバンコク経由で入国しました。
名古屋11:00→バンコク15:40
タイ国際航空は当時初めての利用でしたが、快適ですぐに気に入りました。乗り継ぎ待ち時間も丁度いいし…。
なお、日本とミャンマーの時差はマイナス2.5時間。3.5時間差のインドでもですが、この0.5時間=30分の計算が苦手な私は超文系です…。笑
ミャンマーの通貨単位はチャット(Kyat=K)で、1K≒0.1円です。USドルもあると何かと便利です。ミャンマーには硬貨はなく、すべて紙幣の国なので、ちょっとしたお金持ち気分になれます。笑
飛行機は予定通り19:00前にヤンゴンに到着しました。ところが、入国審査に予想以上の時間がかかりました。外国人専用窓口が少ない上、ビザチェックに時間がかかったからです。
なお、私はeビザで入国しました。出発1週間前に行くことを決め、そこから航空券とビザを取ったので、正直間に合うか心配でしたが、ビザ申請翌々日にはメールでデータが届きました。プリントアウトして、現地空港の入国審査で出せばOK。
2015年当時はヤンゴン、マンダレー、ネーピードーの3空港のみ有効でしたが、HPによると、2017年現在はタチレイ、ミャワディ、コータウンの陸路3国境でも利用できるようです。
※2018年10月に、日本国パスポート所有者には観光ビザ取得が免除になりました。日本人にとって、ミャンマーがますます身近な国になったようで、嬉しい限りです。
何とか入国審査を抜けたものの、預入荷物が一番遅く出てきたこともあり、20:00頃にようやく到着出口を出ました。それから、急いでタクシーを拾いました。と言うのも、ヤンゴン到着の日にそのままバガンまで移動しようと思っていたのです。
アウンミンガラーバスセンターまでは約1時間かかるとのことで、 21:30発の夜行バスに間に合うか不安でした。一応バスの予約はしてあるのですが、30分前には受付を済ませて下さいと言われていたからです。
21:05にバスターミナルに到着。急いで、カウンターに行きました。
そこで名前を言うと、「あなたの名前は20:00(だったかな?)の便にあったわよ。」と言われました。実はネットでのバス予約の仕方がわからず、某SNS上でやりとりをして、E-liteのスタッフに席を押さえてもらっただけだったのです。そのスタッフとのやりとりメールを見せ、そちらの間違いだということを伝え、無事に21:30のバスの席を確保することができました。
ミャンマーには色々なバス会社がありますが、私がネットで調べた限りヤンゴン→バガンの最終便は21:30発のE-lite Expressでした。意外にもバス内は満席でした。私はたまたま1席空いていたから、運よく乗ることができたのです。まぁ、乗れなかったらターミナルで野宿して、早朝便でバガンに向かう覚悟はできていましたが…。笑
ミャンマーでは夜行バスを3回利用しましたが、E-liteが一番綺麗で快適でした。歯ブラシとウェットティッシュはどのバスでももらえますが、さらに軽食とホットコーヒーのサービスがありました。14200Kでこのサービスは本当にありがたかったです。席も広かったし、とにかく快適でした。
夜中の3時頃、休憩がありました。少し小腹が空いていたので、食堂で炒飯を注文しました。これが私の初ミャンマー料理です。ミャンマー料理は基本的に油っぽいと聞いてましたが、そこまでくどくなくパラパラでおいしかったです。値段は何と850K。たぶん、ドライブインだから高めの値段設定だとは思いますが、85円とは思えないおいしさに大満足。これからのミャンマー料理が楽しみになりました。
ドライブインのトイレはこんな感じ。ここはマークと英語表記がありますが、ミャンマー語表記だけのときもあるので要注意です。それにしても女性マークの頭部がないのは何ででしょうね?笑
6:00到着予定でしたが、少し遅れて翌朝7:00過ぎにバガンに到着しました。バスターミナルは閑散としていましたが、アジアの他の国同様に囲まれます。しかも、この町では3種類の運転手に。笑
バスターミナルに着いてから宿までの交通手段は
①タクシー(7000K)
②馬車(6000K)
③サイカー(5000K)
があるようです。
私はもちろん1番安い③を選択しましたが、5000K→3500Kで交渉成立。インレー行きの夜行バスを予約してから、宿のあるニャウンウーへ向かいました。
サイカーは運転手の横に座るタイプの人力車です。風を切って進むので気持ちよくて快適でした。
30分ほどでニャウンウーに到着しました。350円の快適な移動もおしまい。なお、途中でバガン入域料$20を払いました。
バガンでの宿はこちら。出発ギリギリに予約したので、便のいい宿は満室ばかりでした。後で出会った日本人も、現地で宿を取るのに苦労したようなので、バガンの宿は事前に抑えておいた方がいいかもです。
さらに、オールドバガンは観光地、さらに年末のハイシーズンということもあり、全体的に宿代が高めでした。このMay Kha Lar Guesthouseも、一泊26000K。ギリギリに予約した割には観光に便利な場所にあったし、目の前にセブンイレブンがあったし、部屋は古いけど綺麗に掃除されていたのでまぁまぁオススメですが、wifiが不安定でほぼ使えませんでした。
バガンでは多くのレストランでもフリーwifiが使えるのですが、通信状況が不安定なため、よく途切れるし、通信速度が遅いです。我が宿のすぐ近くに日本人宿ピンサ・ルパゲストハウス(Pyinsa Rupa GH)があり、そこのwifiはなぜかよくつながるので、そこにこっそり行って使ってました。笑
※そこで翌日のツアーを申し込んだので、宿泊客ではないけどwifiを自由に使っていいはず!と自分に言い聞かせてました。え、図々しいですか?笑
宿でシャワーを浴びたり、荷物を整理した後、9:00から仏塔巡りをしました。そのことについてはまた次の記事で書こうと思います。