#076 ポテトヘッドビーチでサンセットを見てみた。 (2014.10)
前回の投稿で、『タナロットの夕陽が美しかった!』と書いておいて大変恐縮ではございますが、実はバリ島で一番の夕陽スポットはポテトヘッドビーチだと思っております。笑
このポテトヘッドビーチ(Potato Head Beach)という、へんてこな名前のビーチは、スミニャックから北に少し行った、クロボカン(Kerobokan)地区にあります。何でこのビーチの名前を知っているかというと、当時仕事で携わっていたインドネシア人(バリ島出身ではない)からバリ島でオススメの場所を聞いていたからです。
ウブド地区に1泊した後、スミニャック地区に2泊しました。スミニャックで泊まった宿はこちら。ウブドでは一泊10000円の(そこそこ)高級リゾートヴィラでしたが、こちらは一泊3000円くらい。旅仲間A子とシェアしたので、格安で泊まれました。無料の朝ごはんも色々選べたし、できたてを持ってきてくれるのが嬉しかったです。庶民の私には、こっちの方が落ち着きます。笑
18:00前に、宿の前でタクシーを捕まえて出発。10月の日の入り時刻が18:20なのでもっと早く出てもよかったと思います。
18:15頃、ポテトヘッドビーチクラブに到着。ここはレストランやバーを備えた施設で、警備がすごかったので、気分はVIP。若干場違い感を感じつつ、入ります。 (やはり、私は庶民です…笑)
ギリギリで間に合いました。砂浜には人がそれほどいませんが、施設内には観光客がいっぱいいました。
あれ?ポテトヘッドビーチ、大したことないじゃんって思っていたら…。
空と海がだんだんピンク色に染まってきました。
生憎の曇り空で太陽自体は見えないのだけども、これはこれで絶景だと思います。
ピンク色の空と海の前で甘い写真を、A子と撮ってみました。笑
ポテトヘッドビーチは晴れているときの夕陽もきれいなんだろうな。いつか見てみたいですが、私の中ではこのピンク色の夕焼けが美しくてお気に入りです。あと、ビーサンを履いて、もう少し波の方に行けば、ウユニ塩湖風の天空の鏡風の写真が撮れたなぁ、と、今更ながら思ってます。
なお、バリ島で朝日を見るから、サヌール(Sanur)地区がオススメ。ここもタクシーで朝5時発でスミニャックから行きました。水平線あたりに雲があったので昇ったばかりの真っ赤な太陽は隙間から見える程度でした。でも、だんだん昇っていく太陽を見て、何となくベナレスのガンガーから昇る太陽を思い出しました。
やっぱり、朝日を浴びるとエネルギーがもらえます。砂浜にも徐々に日光が降り注ぎ始めました。
サヌールの砂浜には漁船らしき船が停まっていました。マルタで見かけた船みたいに、船頭に顔が描いてあるのが何ともかわいらしいです。
スマトラ島沖地震の教訓なのか、津波発生時の避難指示が書かれていました。
ちょっと歩くとマーケットもありました。朝は散歩に最適の時間帯です。サヌールで朝日を見た後に是非。
バリで夕陽を見るなら、クタもタナロットもウルワツもいいですが、個人的にはポテトヘッドビーチがベスト。日本のガイドブックではまだまだ知名度は低いですが、だからこそ隠れた夕陽の名所として是非ピンク色の景色に包まれて下さいね♪