#065 ジョードプルで靴を直してもらってみた。 (2017.08.24)
沖縄のアメリカンビレッジにあるアジア雑貨店(わかりにくいですね…笑)で買った赤い靴を長年愛用しているのですが、ついに底部分が一部とれてしまい、雨の日に履けなくなってしまいました。
実は今回のインド旅行で、靴職人がいたら直してもらおうと思い、日本からわざわざ持ってきたのです。
デリーでもプシュカルでも時間がなかったし、職人を見つけることができなかったのですが、遂に今朝、ジョードプルの時計台のそばで発見。お願いすることにしました。
まず初めに、踵部分の糸を取り、刺繍をやり直してくれました。慣れた手つきで器用にやってくれます。『10分後に来ればいいよ』って言われたけど、ずーっと見ていました。
そしたら、案の定インド人ギャラリーが代わる代わる集まってきます。笑
そのあと、強化するためにゴム底を足してくれました。まずは釘で固定します。
研いだ刃物ではみ出した部分を綺麗に切り取ります。匠の技に惚れ惚れ。
バランスを保つためにもう片方もやってもらい、完成。これでまたしばらくは履けそうです。
おじさん、ありがとう!
両足分が完成した頃には、30人以上のギャラリーが私たちを囲っていました。見事にみんなメンズ。笑
靴の修繕費用は300ルピー、日本円で600円です。たぶん、もっと安くすることもできたと思うけど、おじさんの靴職人としての技を見て、安くするなんてとてもできませんでした。日本だとこの10倍以上するだろうし、気持ちよく払って、大満足でジョードプルの街を歩きました。
おじさんが働く時計台付近がこちら。漫画『ワンピース』の舞台らしいですが、私は見たことがないのでわかりません。笑
ジョードプルは本当にブルーシティでした。この事はまた次回書こうと思います。
今から、『悪党都市』デリーまで電車で戻ります。ああ、帰りたくない…。涙