世界流離日記

『世界流離(さすらい)日記』と読みます。海外旅行での喜怒哀楽の経験を中心に投稿していきますのでよろしくお願いします。

#017 タージマハルを12月と3月で比べてみた。 (2011.12&2013.3)

インドと言えばタージマハル。言わずと知れた、「世界一美しいお墓」です。ムガル帝国皇帝シャー・ジャハーンが妻ムムターズのために22年かけて作った、まさに「愛の結晶」。完全なるシンメトリーだそうです。同じような美しい作品をこの世に作りたくないとの理由で、職人たちの腕を切り落とし、代わりに職人が亡くなるまで面倒を見たという話もあります。行き過ぎた愛は狂気ですな。笑

国のお金を使いまくって反感を買ってしまった皇帝はのちに失脚。幽閉先のアグラー城から美しく輝くタージマハルを見ていたのではないかと思われます。

 

そんなタージマハルに2回訪問しました。1回目は12月、2回目は3月に。正直1回行けばいいやって初めは思っていましたが、気候が違うと見え方も全く異なって『いとをかし』なので、今回はそれを比べてみたいと思います。

 

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タージマハル in March (2013)

 

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タージマハル in December (2011)

 

そう、年末にインドに行くと濃霧の可能性があるのです。おかげでアグラー行きの電車も遅れました。

 

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雰囲気が全く変わりますね。

 

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タージマハルの横を通るヤムナー河が

 

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完全に見えなくなります。天空の城にいるみたいです。

 

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ちなみに、タージマハルのヤムナー河対岸に、皇帝シャー・ジャハーンは将来黒いタージマハルを作り「亡くなっても川越しに向かい合ってラブラブでいようね!!」という狂気じみた計画をしていたらしいですが、その間に彼は失脚。今でも空き地になっています。これぞまさに、諸行無常、盛者必衰ですな。

 

そんなタージマハルですが、最寄り駅はアグラーフォート(Agra Fort)駅です。私はタクシーを1日チャーターして、アグラー城やファテープル・スィークリーにも行きました。

 

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入場料は外国人750ルピー(1ルピー=2円)、インド人10ルピー75倍かよ。ちなみに、金曜休みなので要注意です。

 

近くでペットボトルの水がもらえる(入場料に含まれている)ので、もらってから入場しましょう。(私は1回目の訪問でもらい損ねました)

 

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男女別に入場口が分かれています。

 

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手荷物検査。刃物はもちろん、食べ物も没収されます。

 

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いざ、入場。

 

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少し歩いて左手を見ると…。

 

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タージマハルが目の前に!しかし、すごい観光客の数。

 

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タージマハルではみんなこのポーズで写真を撮っています。

 

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私も撮ってもらいました。タージのスライム部分をつまんでいる感じですね。撮られる人が動くよりも、撮る人がしゃがんで合わせた方が上手く撮れます。

 

あと、タージマハルでは「日本人と写真を撮ると幸せになれる」というジンクスがあるらしく、インド人に声をかけられるし、寄って来ます。あと、デリーのジャマ―マスジットでも。とりあえず、悪い気はしません。

 

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タージマハル内は土足厳禁なので入場チケットに含まれている靴袋を着用しな

ければなりません。

 

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が、私は結局裸足で歩きました。大理石がひんやりして気持ちいいです。インド人はみんな裸足です。

 

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タージマハル入口。

 

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ムガル帝国時代の建築物なので、文字とかにイスラム文化が垣間見えます。

 

壁の模様のひとつひとつがとにかく細かくて、22年の年月がかかったのも納得。

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 中には、ムムターズとシャージャハーンの棺が横並びに置かれています。ちなみに撮影禁止なのですが、それを知らない観光客がフラッシュを焚いて撮影をするため、ホイッスルと共に「写真を撮るな!!」みたいな怒号が定期的に飛び交い、なかなかにぎやかです。笑

 

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野生のリスや、謎の緑色の鳥がいます。

 

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ラクダタクシーもあります。

 

私は行ったことありませんが、満月をはさむ5日間は夜間も開放しているようです。

 

続いて、アグラー城へ。アグラー城はタージマハルの近くにあります。ここにシャージャハーンが幽閉されていました。

 

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彼が幽閉されていた塔からの眺めがこれ。完成したタージマハルをここから見つめていたであろう皇帝の無力さが感じられます。歴史が変わっていたら、対岸に黒いタージが完成していたんだよなぁ…。

 

アグラーまではニューデリー駅から電車で3時間ほどで着きます。ニューデリー始発だとあまり遅延しません。私は1回目のタージマハル訪問ではベナレス発で早朝アグラー着、2回目はニューデリー発で朝8時頃アグラー着でした。アグラー城はもちろん、時間があったらファテープル・スィークリーにも行ってみるといいと思います。