#011 カッパドキアで気球に乗ってみた。 (2010.5)
2010年4月に仕事を辞めた私は、1か月の中東旅行に出かけました。
1か国めはトルコ。噂通りの親日国で、居心地がよかったです。イスタンブール→エフェス→パムッカレ→カッパドキアと廻って来ました。
カッパドキアには奇岩がたくさんあります。
ラクダ岩とか、
キノコ岩とか有名ですね。
カッパドキアには気球ツアーというものがあり、早朝に気球に乗りながら奇岩群を眺めるのだとか。
この退職記念旅行では、「気になるものはとりあえずやってみよう」という、無職のくせに偉そうなポリシーをもって旅していたので、色々なツアーに参加しました。
ちなみに、宿は洞窟ホテルでした。壁がひんやりしています。
朝4時くらいに起きて、4時半くらいにお迎えだったと思います。起きれるか心配でしたが、アザーンの声で余裕でした。笑
送迎車(なかなか来なくて不安だった)で気球乗り場へ。気球の時間までしばし待ちます。
乗り場ではお茶のサービスがあったのですが、韓国人グループはそれを知っていてかカップラーメン持参。笑
そして、私の番です。1人で申し込んだのですが日本人のシニアグループと一緒でした。
5:15、気球ツアー開始。
費用が一番安かったという理由で、ANATOLIAN BALLOONSという会社のツアーにしました。赤と銀の模様の気球が目印です。
高いところがそんなに得意ではない私ですが、とても気持ちよかったです。
たまにボッというバーナーの音と、地上と交信しているらしき音を立てながら気球は進みます。
壮大な眺めだなー。
たまに奇岩群の間に入ったり出たりしました。
非常に貴重な体験ができました。
45分くらいで空中飛行終了。そろそろ着陸の時間です。
私たちの気球の影が大きくなってきました。
そこで素朴な疑問。
どうやって着陸するの?
赤いクルマ発見。送迎車かな?…と思ったら、
めちゃ狭い車道で、車の荷台にそのまま着陸。ドライバーの腕にあっぱれ。笑
慣れた手つきで固定して、気球をしぼめていきます。
気球を畳んで、そして、気球のかごに乗せられたまま護送。笑
広々としたところに連れていかれ、ワインで乾杯。
下戸の私は一口飲んだだけですが、酔っぱらってしまい、午前中の奇岩巡りをフラフラでする羽目になりました。笑
写真と証明書をもらいました。他の日本人は名前を書かれていたのに、なぜか私だけ苗字。しかも、誤ってる。MURIAKAMINって誰やねん。
気球ツアーはカッパドキアに来たら是非乗ってみてほしいです。が、2013年には私が乗った会社の気球で墜落事故が起きています。
私はこのツアーで危険だと感じた瞬間は一度もないですが、それでも人間が扱う以上、多少のリスクの可能性はあると思います。じっくり考えて検討して頂けたらと思います。