世界流離日記

『世界流離(さすらい)日記』と読みます。国内外の旅行での喜怒哀楽の経験を中心に投稿していきますのでよろしくお願いします。なお、このブログ上の画像の使用は禁止とさせていただきます。

#190 ミラノで詐欺&スリ軍団に遭遇してみた。(2007.8)

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まずは結論から。ミラノ…いや、イタリアでは詐欺師たちに要注意!

 

 

イタリアというと、日本人観光客がスリや詐欺の被害に遭うことが多いことで有名な国です。これはもちろん、日本人が海外旅行先にイタリアを選ぶ人=分母が多いこともあるのですが、もちろん被害者=分子も格段に多いわけでして。そして、その分子の一人が私である訳なんですけれども。(その事はまたいつか書きます。笑)

 

 

2007年8月に大学時代の友人Aとイギリス、フランス、イタリアの主要都市を廻りました。イギリスではロンドンと湖水地方、フランスではパリとモン・サン・ミッシェル、イタリアではミラノ、ローマ、カプリを、3週間で駆け回ったのです。

 



 


フランスからミラノに着き、宿に荷物を置いてからドゥオーモ最寄のメトロの出口を出たら、「ミサンガ男」がいました。

 
 

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『ミサンガおとこが あらわれた!』

ドラクエ風。笑

 

 

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「ミサンガ男」とは、観光客に腕を出させてあたかも無料のようにミサンガを巻きつけ、取れなくなったところでお金を払わせるという詐欺行為をしている連中です。私たちのときは出口から離れたところに立っていましたが、ひどいと出口をすぐ出たところで待ち構えてます。笑

 

 

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警察もすぐそばにいるものの、知ってか知らずか(絶対知ってるよね)見て見ぬふり。まぁ、泣きついても『だってあなたから腕を差し出したんでしょ?じゃあ、しょうがないよ。』なんて言われてしまうことでしょう。号泣

 

 

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そんな怠惰なミラノ警察のパトカー、かっこいいんですよね。笑

 


ちなみにミサンガ詐欺に遭うと20~30ユーロ払わされるらしいです。自分で作れそうなただのミサンガが1本3000~4500円?ありえないですね。ミサンガ詐欺男たちは手に大量のミサンガを持っているのですぐにわかります。冷静に考えてみれば、海外の道端で赤の他人から無料で何かもらえるなんて、そんな甘い話はないですからね。疑わないと。無視してください。無理やり腕に着けてきたら、『No!』と強く言って、着けさせないこと!『着けても拒否しない=買ってくれた=金払え!』と思われます。要らないという意思表示をすることが何より大切です。

 

 

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ミサンガ男達との距離を取りつつ、ドゥオーモ正面までやってきました。さすがはミラノのドゥオーモ、美しいです。今までテレビで見てきたとおり、真っ白で美しいんです。

 

 

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工事中だったけども。涙

 

 

ふと振り返ると、相棒が「鳩男」に捕まってました・・・。

 

 

『はとおとこが あらわれた!』(写真は残念ながらありません)

↑BGMはドラクエⅢの戦闘のテーマで。笑

 


「鳩男」とは、ドゥオーモ前の鳩を手なずけていて、鳩を観光客の腕などに置いて写真を撮らせたりする連中です。ドゥオーモを写真に納めようと、カメラを探すAの手に無理矢理エサを入れ、買わせようとしてました。私も介入し、何回も「いらん!」って言ってもなかなか引き下がらない程の強引な連中でしたが、結局は引き下がりました。よかった!

 

 

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その間、私の手にも無理矢理餌を入れてきましたが、その場で投げ捨てました。だって、いらないもん。まぁ、両手に鳩をたくさん乗せてジャンガジャンガポーズをするような鳩芸自体はお見事でしたけどね。でも、どうせお高いんでしょ?劇団ドゥオーモさん(鳩&鳩男)たち、毎日観光客のためにご苦労様です。笑

 


まぁ、ドゥオーモ正面の広場がそんな感じだから、おちおち写真も撮れませんでした・・・。

 

 

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決して偏見ではないですが、当時の印象を書きますと、こういう詐欺師たちは黒人の方が多いです。しかも、かなり肌が黒い方々。そのあと訪れた、スフォルツェスコ城の入口にいたニセブランドバッグ商人達も、そんな感じの方々ばかりでした。ローマでも同じようなバッグ売りの黒人の方々をよく見かけました。強引に売ることはないのですが、日本語で下ネタ(小学生レベルのものですがw)を言ってきて、それに反応する人=日本人だと認識してるように思えました。あと、手裏剣みたいなオモチャを急に投げてきて気を引こうとします。迷惑です。なんで、イタリアに来て偽物バッグを買わねばならんのだ?そもそも、私は高級ブランドに興味ないから要らんし。

 

 

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翌朝、雨上がりにドゥオーモに再び行ってみたところ、ミサンガ男も鳩男もいませんでした。彼らの朝は遅いのでしょう。ドゥオーモをゆっくり鑑賞するなら朝早くがオススメです。でも、10:00くらいには出没しますからね。笑

 

 

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中にも入ってみました。ピンボケしていますが、ステンドグラスが美しかったです。

 

 

ちなみに、詐欺軍団たち以外にも、スリ軍団もたくさんいます。相方Aがミラノでスリ未遂に遭いました。その時は、午後3時頃にホテルに戻ろうと地下鉄に乗り、階段で出口から出ようとしたら、Aの背後に気配を感じました。

 


二人で振り返ると、『ヒャッ!!』って言いながら思い切りびっくりした顔の男2人が…。で、よーーく見てみると、Aのリュックのファスナーが少し開いていました。急いで中を見ると、幸い何も盗られてないことがわかって一安心。

 


再び歩き出すとまたそいつらが前から歩いてきて、こっちに向かって「フンッ!」って言ってきやがったのです。腹が立つけど、未遂に済んでよかったです。財布もパスポートも入ってたので、一歩間違えば大使館行きでした。危ない危ない。

 

 

ミラノを訪れたのは、8月中旬のバカンスシーズン。ジプシーたちもバカンスに行っているから犯罪は少ないはずって言う噂通りなのか、ジプシーらしき方々は少なかったように思えたのですが、普通のスリ軍団は相変わらず『仕事』をしていました。笑

 

 

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バカンスシーズンは、ミラノのレストランやお店がことごとく閉まっていました。そんな感じなので、駅から宿への帰り道も、真っ昼間なのに人気の少ないシャッター街でした。ショッピングやグルメ目的で8月中旬にミラノに行くのはオススメしません。宿のスタッフが「今はバカンスシーズンだからどの店も閉まってるから、駅やシティに行くといい」と言ってましたが、中心部も結構閉まってましたよ。

 

 

だから、我々がミラノで食べた食事は

 

 

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フードコートで買った、ニョッキパニーニ

 

 

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スーパーで買ったスモモカピカピになったパン、Aが日本から持ってきたドライプルーン、

 

 

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巨大テイクアウトピザ

 

 

 

 

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一度だけ、レストランでまともなランチを食べられました。笑 

 

 

開いている店もあるんだけど、ガイドブックに載ってるようなおしゃれな店は見事に閉まってました。先ほど挙げたカピカピパンですが、一軒のパン屋だけしか開いてなかったので買って食べてみるとすごい堅くてカピカピ…。愛想が全くないお店だったし、朝から売れてないんだろうな・・・。

 

 

宿に戻り、Aに対して「イタリアでリュックを背負うのは良くない!」「ファスナーにカギ(安全ピンでも代用可)をつけて簡単に開かないようにしなきゃ!」と、偉そうに力説していた私ですが、この後スリ被害に遭うなんてねぇ…。号泣

 

 

観光地に行っても詐欺師だらけ、買い物をするにも閉まっている・・・。スリや物乞いもやたらといる・・・。 レストランで美味しいイタリアンを食べるはずがホテルでカピカピパン・・・。何のためにミラノに来たんだろう?と後悔したミラノ滞在でした。

 

 

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そんなミラノでも、『最後の晩餐』は見る価値あり!次回はそのことについて書こうと思います。

#189 日本国パスポート、最強説について。(2019.1現在)

本日、ブータン人の友人が祖国に帰国しました。直行便はないため、バンコク経由なのですが、乗継便待ち時間でタイに入国しようとしたところ、観光ビザと10000バーツ分の現金が必要とのこと。そうか、日本人だとビザ不要の国も、国籍が異なると状況は変わりますもんね。

 

 


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そういえば昨年末に『ビザなしでの訪問可能国世界一が日本になった』というニュースをやっていたことを思い出しました。確か、ミャンマーの日本人対象のビザ免除が加わり、シンガポールを抜いて世界一になったとか。

 

 

wikipediaによると、2019年1月現在、日本国パスポート所持者が観光ビザ無しで訪問できる国と地域が193か国(アライバルビザが必要な国も含む)です。その中でも、上の地図で『visa free』と書かれた、緑色に塗られている国154か国では、日本国パスポート所持者はアライバルビザすら不要で訪問可能です。

 ※アライバルビザ(Arrival Visa)とは、旅行者が入国するときに規定額を払うと入国が認められるビザのことです。航空券発行の際に支払う入国税や空港税とは別物ですので注意を。

 

 

そう、残りは上の地図上のグレー部分、つまりビザが必要な国はあと35か国なのです。

 

 

それはどこかと申し上げますと…。

①ブラジル

南米唯一のビザ必須国です。これは、ブラジル人が日本訪問の際にビザが必須なため、『目には目を…。』的な政策のようです。どちらかの国がビザ免除にしたら、相手国も変わるのでは…。と思っています。

※上の地図だとブラジルがなぜかエメラルド色になってますね。

 

 

②ロシア

ヨーロッパ唯一のビザ必須国です。今は不明ですが、以前は観光ビザの申請でも旅程を提出しないといけなかったらしく、ノープランなバックパッカー泣かせな国という話を聞いたことがあります。そのため、ニセの旅程を格安で出してくれる旅行会社もあるとか…。今は緩和されたという噂も聞いたことがありますが、なんせ私も行ったことがないため、真偽は不明です。笑

 

 

ブータンf:id:mura306:20190121232612j:image

この国は自由な個人旅行が認められておらず、ガイドをつけた旅をしないとビザ(40米ドル!)がおりません。まさに、②で書いた、(以前の?)ロシア状態。しかも、こちらはガイド必須のため旅行会社を介さなければならず、偽の旅程なんて通用しません。これには、ブータンの自然を守るとか、観光業で外貨を稼ぎたい政府の狙いもあるのかなぁ、と。

 

さらに、滞在1日辺り250米ドル~の公定料金も払わないといけない(ツアー代金として強制徴収)ため、バックパッカーにはかなり痛い国です。単身よりは3人以上で訪問すると、一人辺りの滞在費も安くなるカラクリがあります。さらに、観光税が10米ドルかかります。

 

仮に、日帰りでブータンを訪れたとしても(そんな人はいないと思いますが…笑)、一人あたり最低300米ドル(3人で旅行した場合)もかかります。公定料金は毎日かかりますからね。1日あたり約30000円ブータンに捧げるんですよ。ひぇー!!長期滞在すると大変なことになりますね…。

詳しくは#031に…

 

なお、国自体はとてものんびりしていていいところですよ。空気も美味しいし、人柄も穏やかでとにかくピュア。ツアー中にやりたいこともガイドさんが基本なんでも叶えてくれますし。


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国内の移動は国道…いや、酷道を車で走るしかないため、専属ガイドとドライバーがいないとどっちみちキツい国ですね。崖の際ぎりぎりで対向車とすれ違ったりしないといけないし…。酔いやすい人は車窓観光は止めて、酔い止め服用をして寝ましょう。左右だけでなく、上下にもめちゃ揺れますが。笑

 

詳しくは#032に。

 

 

北朝鮮

国交がないため、言わずもがな、ですね。今後、拉致問題は解決し、国交は結ばれるのでしょうか。なお、日本政府としては北朝鮮への渡航中止を推奨していますが、中国経由でツアーを組んで旅行することは可能です。が、国交がないため、渡航の証である出入国スタンプは押されません。つまり、『建前上』その間は中国にいたことになります。国交がない国への旅行とは、そういう闇に葬られるべきものなのでしょう。あくまで自己責任ですが、国の意向に反した行動であることは考慮しなければなりませんね。

 

③のブータン同様、こちらもガイドとドライバーの引率が必須ですが、ブータンと比べて行ける場所や撮れる写真の制限があるようです。とくに金ロイヤルファミリー関係やら軍事関係の撮影に関しては、ガイドからの指示があるとか。そもそも、ガイドから戦前の日本人の蛮行話を延々と聞かされるとか…。ガイドは二人いて、旅行者はもちろん、ガイド同士がお互いをも監視し合っているとか…。怖いっす…。

 

なお、批判を覚悟で申し上げますと、私は北朝鮮という国自体にはとても興味があります。独裁政治による国の現状や、一糸乱れぬ美しいマスゲームをこの目で直接見たいという思いはあります。が、観光で手に入れた外貨が核開発に使われる可能性の高い現情勢では、安易な興味本意では訪れてはいけないのかなぁと思い(下手したら、私個人の身勝手な訪問がきっかけで日朝関係がますます悪化することも考えられるし…。)、渡航をやめています。いつか、気楽に行ける国になったらいいなぁとは思いますが、まだまだ時間がかかりそうですね。(その頃には、独裁政治もマスゲームもないと思いますがね…。笑)

 

 

サウジアラビア

イスラム教徒の聖地メッカがあり、超敬虔なイスラム教の国であるサウジアラビアは観光ビザが取れないことで有名な国です。現状だとビジネスビザで訪問できるかどうかって感じですかね。それでもかなり難しいようですが。巡礼ビザもあるようですが、それを取得するにはイスラム教に改宗しないといけません。世界の全か国を廻ったことあるという方はイスラム教に改宗したのかしら?もしくは元々イスラム教徒?それとも、石油関係のお仕事で?笑

 

今後、外貨獲得のために観光事業に力を入れれば、国が開かれるかもしれません。以前トルコのテレビで見た、メッカの巡礼の様子には興味ありますが、仏教徒の私は行かせてもらえないだろうなぁ…。

 

 

その他のビザ必須国をまとめて挙げますね。

オセアニアナウル

 

中央アメリカ⑦キューバ

 

中東⑧イラク ⑨シリア ⑩イエメン

 

アジア⑪アフガニスタンパキスタン

トルクメニスタン

 

⑭からはすべてアフリカ、特に北部と西部に集中しています。具体的には

アルジェリアアンゴラエリトリアカメルーン

ガーナ、ガンビアギニアコートジボワール

コンゴ共和国コンゴ民主共和国シエラレオネ

赤道ギニア、チャド、中央アフリカ、ナイジェリア、

ニジェールブルキナファソブルンジ、マリ、

南スーダンリビアリベリアの計22か国(五十音順)。

 

アフリカは治安が安定しないからか、ビザが必要な国が多いですね。でも、日本人バックパッカーがよくアフリカ縦断で使うアフリカ東部はビザ不要の国が多いんです。治安は相変わらず世紀末だと思いますが。笑

 

 

~アライバルビザについて~

ちなみに、先程も書いたとおり、大使館発行の観光ビザの代わりに現地発行のアライバルビザやネットで取得できるeビザが必要な国はまだまだ39か国あります。平均して、現地紙幣orネット決済で2000~3000円分ほど払って入国させてもらえるのです。

 

 

例えば私が訪れたことのある国ですと…。

①オーストラリア

イータス(ETAS)と呼ばれるeビザが必須で、ネットで簡単に取得可能です。1年有効の上、何回も使えるので便利です。オーストラリア大使館のHP↓から取りましょう。

https://japan.embassy.gov.au/tkyojapanese/subclass601_jp.html

英語に自信がない方は旅行会社や代行サービス会社も多数あります。

 

なお、オーストラリアに留学する際、3か月以下の場合は観光ビザ=イータスで入った方がいいとのこと。私もそうしました。学生ビザで入ると、入国審査で色々聞かれるらしいです。

 

ちなみにビザ取得とは関係ないですが、オーストラリア大陸独自の生態系を守るため、オーストラリア入国時は食べ物の持ち込みが非常に厳しいですので要注意。カップラーメンとかは税関で見つかると取り上げor開けられてしまいます。

 

 

 ②インド

以前もアライバルビザ制度がありましたが突然撤回し、また復活。デリーをはじめとする主要空港ではアライバルビザが取れると言われています。大使館経由だと書類作成が大変だったため、アライバルビザ制度はかなりありがたい。ですが、アライバルビザ制度撤廃の『前科』があるため、出発前にアライバルビザが現在も現地取得できるか、必ず確認してから渡航してください。私の知り合いは、乗継待ちでインドに入国しようとしたら、運悪くアライバルビザ制度が撤退されていた時期だったため、空港で1日過ごす羽目になりました。心配な方はインド大使館による観光ビザ申請を。

 


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観光ビザですと、半年間出入国無制限で使えます。値段は変わらないので、ぜひMULTIPLE(出入国無制限)でとりましょう。なお、2011年以前は写真なしのビザでしたが、最近は同じ顔写真の色を変えて2回載せています。インドビザは取る度に進化してるのが面白いのです。笑

 

 

③エジプト

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空港にて15米ドル(2010年当時)で楽々取得。シール状のビザを買って、(自分で?)貼って、スタンプを押してもらっておしまい。

 

観光資金として、集めていると思われます。まぁ、ピラミッドをはじめとするエジプト文明の維持費に使われると思えばしょうがない。笑

 

 

カンボジア

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タイのバンコクからアンコールワットのあるシェムリアップに陸路で行くときに観光ビザを取りました。こちらはSINGLEビザですので、一度カンボジア出国してしまうと無効となります。

 

シェムリアップへはツアーで行ったため、旅行会社で手数料込の2300円ほどで取得することを強く薦められましたが、無視して個人取得。笑

 

『他のツアー客よりも時間がかかったら置いていきますよ』と軽く脅されましたが、楽々取得でした。が、混んでいたら本当に置いていかれたかもしれません。笑

 

なお、ビザ代金は流動的で、多目に払うと早くビザがもらえるという黒い噂もあります…。底値が20米ドルという話も聞いてましたが、確か我々は25米ドル(2013年3月=1米ドル80円以下の超円高時代現在)で取得できました。表記されている20米ドルでは行けず、余分に払った記憶があるので…。まぁ、こちらも、アンコールワットの維持費だと思えばしょうがない。笑

 

そうそう、今思い出しましたが、ビザ申請の際、現地で写真が2枚要ります。プリクラでもOKだったという噂もありますが、就活等で余ったものでいいので2枚持参しましょう。私はホッチキスの穴跡があるものを持参しました。ビザに写真も載らないので、写真写りが悪いものでも大丈夫!笑 

 

 

インドネシア

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こちらもバリ島のあるデンパサール空港にてすぐ取得できました。30日間有効のビザです。値段についてはすっかり忘れていましたが、2014年当時のガイドブックによるとビザ代は35米ドル(相当の日本円)!!!高い!!でも、インドネシア料理はおいしいから許す。笑 

 


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ミャンマーは以前はeビザが必須でしたが、2018年10月に撤廃されました。日本と韓国のパスポート所持者を対象にした制度とのことですので、嬉しい限りです。


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ビザの確認作業のため、空港で結構並んだんですよ。日本人のミャンマー訪問が増えたらいいなぁ。

 


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日本のパスポートが最強な理由はやはり絶大なる信用度なのだと思います。海外での日本人による犯罪の少なさと、日本の世界への貢献度の賜物ですかね。

 

 

以前、旅仲間から聞いた話ですが、アメリカ人から『日本人は行ける国がたくさんあって羨ましい。アメリカのパスポートでは行けない国が多いから。』と言われたことがあるそうです。その背景には、色々な戦争にアメリカが加担してるからなどの理由がありそうですが、とにかく日本国パスポートの信頼度は日本人旅行者の海外での行動がいいからなのです。誰かが大罪を犯してしまったらすぐに事態は変わるかもしれません。私自身も含め、日本人代表として、今後も模範的な行動で旅をしたいですね。

 

 

なお、観光ビザが不要な国での2週間程度の滞在では、どの国でも大丈夫だと思いますが、滞在期間(国によってビザ免除の期間が異なる)や目的、訪問国の情勢によってはビザが必要になることもありますので、旅行前にその国の大使館HPなどで必ず最新情報を得てから旅立ってくださいね!

#188 タイとラオスの国境に行ってみた。 (2012.12)

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ラオスの首都ビエンチャンからバスでタイのノーンカーイ(Nong Khai)という町に行くことができます。国境はメコン川川向かいに異国があるって、私たち日本人からすると変な感じですね。今日はそのときのことを書こうと思います。実は1年前に書きかけていてそのままにしてあったのですが、何となく仕上げたくなり、本日めでたくアップした次第です。笑

 


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ノーンカーイへは、ビエンチャンのバスターミナルから向かいます。ここがラオス側国境。

 


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出国審査は混んでますが、審査自体はスムーズでした。

 


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友好橋をバスで渡ります。ここがまさに国境です。2つの異なる国旗がなびく姿はまさに友好の証ですね。

 


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入国審査を経て、遂にタイに入国。

 

 
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乗り合わせのソンテウで、宿に向かいます。

 


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本日のお宿はこちら、バーン メー リム ナム (Baan Mae Rim Nam)。メコン川に面していて、とても綺麗な宿だったのに、シングルで1300円くらいでした。

 


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エアコンがガンガンに効いて、快適でおすすめ!ビン詰めの水もサービスでもらえました。

 


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川沿いは散歩コースみたいになってました。綿菓子屋さんがいるのが、何だかかわいらしい。

 

 
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ラオスでもあった、お金の木ラオスで僧侶に聞いたところ、商売繁盛の意味があるらしいですよ。

 


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宿のすぐ近くにアーケードがあり、服屋、食べ物屋、お土産屋に混じって、宝くじ屋発見。タイでは宝くじ屋の売り子さんがそこら中でいます。

 

 

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昼食はアーケード内でカオマンガイ!安定のおいしさ。やはり、プラスティックのお皿の料理は裏切りません!笑 

お皿の色はピンクか水色ね。笑

 

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今は亡き、プミポン国王。タイには王様の肖像画がいっぱい飾られています。

 


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アーケード内は自動車とバイクの乗り入れ禁止。そりゃあ、そうですよ、歩行者天国だもの。

 


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と思ったら、原付発見。お巡りさん、捕まえてください。笑

 


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焼きバナナや五平餅?の屋台もありました。五平餅は食べてないですが、焼きバナナは干し芋みたいな味がしました。私は普通のバナナの方が好きです。笑

 


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メコン川沿いの歩道には、こんなモニュメントが。

何となく、浪漫飛行(by米米CLUB)が脳内をよぎります。笑

 


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日が暮れてきました。雲も美しい景色に彩りを加えてくれます。

 


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凧をあげる姿もサマになります。

 

 


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そんな中、いきなり象発見。近くに飼い主がいるので、野良象ではないんだけども、散歩中の象がいる光景にびっくり。これってタイではよくある光景なんだろうか。写真を一緒に撮ってもらいましたが、お金は取られませんでした。

 


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情報がほとんどない街なので、夕食の店を適当に探し歩きました。今夜もやっぱり屋台だな、うん。

 


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本日の夕食はこれ。スープとパクチーの相性は最強においしいんだけど、個人的には付け合わせの生のもやしは苦手です…。タイではよく出てくるけどね。

 



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なぜか節電中のセブンイレブンでご当地プリッツ購入。ラーブ味は結構スパイシーです。

 

 

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なお、2017年末にタイのセブンイレブンで売られていた、グリル海老味のプリッツはかなり再現度高くてオススメ!エビ好きな方には是非♪コーン味も甘くて美味しいです。タイ語表記もあり、お土産にいいと思います。

 

 


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翌朝、托鉢中のお坊さんに遭遇しました。ラオスだとオレンジの袈裟を着てますが、タイのお坊さんは辛子色の袈裟を着ています。

 


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朝食はお寺近くのジョーク(お粥)屋台にて。鶏のだしと胡椒が効いていて、本当においしかった!!揚げた麺もパリパリでいい感じ。昼間に通ったときには営業してなかったので、朝しか営業してない店なんじゃないかな。このお店のジョークは本当にオススメ。バンコクの安宿街である、カオサンの有名ジョーク屋台、全然おいしくなかったもん。ノーンカイを訪れたら是非食べてほしいです。今度ラオスに行く機会があったら、必ずビエンチャンからノーンカイに行ってこのジョークを食べるつもりでいます。笑

 


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地元の人にも人気店のようで、金魚すくいで使いそうなビニール袋に入れて、次々とテイクアウトしていく地元の方の姿を見かけました。タイのテイクアウトって、麺でも飯でもみんなこの金魚すくいスタイルなんですよ。笑

 


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この石像のあるお寺のすぐ近くで営業してました。このちびっこ坊主たち、いい顔してる。

 

 

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ジョーク屋台の近くのお寺の装飾はとにかくゴージャス!お寺の名前、何だったっけな。調べてわかったらまた訂正します。

 


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別の店でサテも購入。東南アジア全体でサテは食べられてますが、ハズレなし。もれなくおいしいです。日本人好みの焼き鳥の味ですね。

 

 
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天気がよく、お散歩日和。昨日、象と会った遊歩道を再び歩いてみました。

 


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私は乗りませんでしたが、メコン川には遊覧船が運行してます。

 


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ラオス行きの船も運行しており、初めはそれを使って出入国しようとしましたが、どうやら地元の人専用らしく、外国人は利用できないようです。

 

 

そうでした。私は友好橋で国境を見るのでした。

ここに来た目的を危うく忘れてました。笑

 

 

とりあえず、遠くに見える友好橋を目指して、ひたすら歩きました。汗だくになりながら、遊歩道から30分くらい歩いたと思います。

 


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そして、辿り着いたのがここ。残念ながら、徒歩で国境を渡ることはできないため、ここが徒歩で行ける限界でした。タイ語で「進入禁止」の看板が出ています。 

 

 

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ズームで写真を撮ってみました。何となく、国境に近づいた気分。ここまで行きたかったなー。

 

 

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午前中のメコン川。茶褐色なのに美しいのは何でだろう。インドのガンジス川も然り。

 

 

その後は、暑さでぼーっとしつつも宿まで歩いて帰り、荷物をもって国境へ行き、ビエンチャンに戻りました。

 

 

ノーンカイには他にもカオスなお寺があるとのことですが、そこ行く時間はなかったため、またいつか行けたらと思います。しかし、あの屋台のジョーク、おいしかったなぁ…。

#187 イギリスの食事事情について。(2005&2007)

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個人的ナンバーワンはこれです。

 

 

イギリスと言えば、御飯がマズいということで悪名高き国なのですが、それも曇天が多い気候→農作物が育ちにくいという事情もあるようで、一概にイギリスを責めることもできない私なのですが、まぁ美食の国ではないことは間違いないですね。笑

 

 

でも、そんな中でもおいしいものももちろんありますよ。

 

 

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イギリス料理の代表的エース、フィッシュアンドチップスには助けられます。できたばかりの揚げたてを食べるとサクサクで本当においしいです。ビネガーで味変をするもよし。でも、これ、途中で油で胃がもたれるので完食はできません。20代半ばでもダメだったんだから、今はもっと食べられないかもね…。号泣

 

 

 

しかし、私は知っています。家庭料理が意外においしいということを…。

 

 

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それがこれ、シェパーズパイです。ラム肉のミンチとマッシュポテトを重ねて焼き、グレービーソースをかけたもの。コロッケの中身が好きな人は多分好きな味です。友人Aはラム肉が苦手なのかそこまで感動していませんでしたが、私はおいしくておかわりをしてしまいました。どこで食べたのかと言うと、Aの同僚の実家(ロンドン郊外)に訪問した際に夕食をごちそうになったのです。

 

 

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初対面の私にも温かく接して下さり、とっても素敵な家族でした。8月なのに暖炉に薪をくべ、文字通り「温かく」迎えて下さったのです。笑

 

 

次に朝食について。

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イングリッシュ・ブレックファストはこんな感じです。カリカリベーコン、焼いたトマト、ベイクドビーンズ、ソーセージ、目玉焼きが付いていることが多いです。

 

 

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同じ宿での、別の日の朝食はこんな感じ。トーストとフルーツもよく出てきますね。

 

 

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ホテルのビュッフェでも食べることができます。イギリスの朝食は種類豊富ですので、特にビュッフェだと飽きることはないと思います。

 

 

次に、二度と食べねぇぞ!な、メニューを紹介。笑

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それがこちら。湖水地方の某レストランにて。これ、ビーフストロガノフなんです。ルゥは普通の味でした。じゃあ、何が問題かというと、ライスです。どうやったらこんな味になるんだ?という不思議な食感でした。一度炊いたお米をお湯で再び煮込んでザルで水切りをしたような、お粥になりかけの、水っぽさが残る柔らかいごはん。たぶん、私の食べたお米の中でワースト1です。当時も。今も。そしてこれからも。涙

 

 

イギリスって物価も高いし、高いお金を払ったごはんがおいしくないと悲しいですよね。

 

 

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そんな時は中華料理屋さんに逃げましょう。イギリスに限らず、世界各国にあるチャイナタウンに行くと醤油味にたどり着けるので、日本食が恋しくなった時は是非。チャイナタウンが見つからなくても、中華料理店がない国って今までなかったような…?ホント、頼りにしています。笑

 

 

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以上、イギリス料理の思い出を振り返ってみました。あれから10年以上たっているので、イギリスの食事水準も上がっているのかもしれません。が、すべてのイギリス料理がおいしくないわけではないので、自分の口に合うイギリス料理を是非探していただけたらと思います。なお、こんな記事を書いておいてですが、私はおしゃれなイギリスの街並みと親切なイギリス人が大好きなので悪しからず。笑

#186 モン・サン・ミッシェルで名物オムレツを食べてみた。(2007.8)

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名物オムレツは星いくつ…?

 

 

 

ふと沸き上がったフランス熱により、10年以上前のフランス旅行について振り返ります。今回はモン・サン・ミッシェルについてです。

 

 

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モンサンミッシェルは、フランスのノルマンディー地方にある修道院(と島全体を指している時もある)で、1979年に世界遺産に登録されています。周辺にある湾からの潮の干満差が大きく、満潮時には外部との交流が絶たれ、陸の孤島のごとく修道院がそびえ立つのです。その姿が神秘的なため、日本も含め世界中からの観光客がやってきます。

 

 

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バスツアーを申し込み、パリから向かうこと4時間ほどで、モン・サン・ミッシェルが近づいて来ました。英語ガイドさんも「アレガ モン・サン・ミッシェル ダヨー」なんて、英語で教えてくれました。なお、詳細はあとで話しますが、2007年当時と今では周辺の雰囲気が随分異なっていると思います。

 

 

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島入口周辺の駐車場にバスが停まり、そこから修道院まで歩きました。その道のりにお店がたくさんあり、日本で言う門前町のようでした。その中に、有名なオムレツ屋さんがあるのです。私たちはツアー代金に元々組み込まれていましたが、モンサンミッシェルを訪れる人はほぼここのオムレツを食べていると思います。ふわふわで絶品らしいんです。そういえば、1年前くらいに、美食家で有名な某お笑い芸人AのW氏(嫁は超美人のNミール笑)もテレビでそう言ってましたよ。私の方が10年前に食べてるけどね。笑

 

 

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席につくと、とたんに料理が運ばれてきました。遂に来ましたよ、ふわふわオムレツ。

 

 

 

 

さて、そのお味は…。

 

 

 

 

うーん、泡ですね。味がしない。食レポの芸能人風に、角がたたない言い方をするのであれば、泡好きの方にはたまらない味ですね。笑

※個人的感想です。ノークレームでお願いします。笑

 

 

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この後運ばれてきたチキンソテー&マッシュポテトの方が10000倍おいしかったです。笑

 

 

だって泡泡オムレツだもん…。食べた気がしない…。洗剤みたいで…。

 

 

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最後にアップルパイが出てきました。こちらは、まぁ普通においしかったです。笑

 

 

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とまぁ、食レポはボロと本音が出る前に終了(既に出まくり)にしておいて、そのあと、いよいよ修道院内部へ行きました。ツアーと言いつつも、集合時間と場所だけ告げられているだけで、食後は自由散策でした。

 

 

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聖天使ミカエルが剣をもってお出迎え。なお、ミカエルから「ここに修道院を作りなさい」というお告げを夢で受けた人が、お告げの通り建立されたそうです。

 

 

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内部にアダムとイブの彫刻や聖母子像があったりするのは、やはりここが敬虔な修道院だからなのでしょうね。

 

 

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私はクリスチャンではないですが、お寺とはまた違ったこの厳かな雰囲気が好きです。

 

 

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窓から見ると潮が満ちてきてました。本当に満潮時には陸との繋がりが絶たれ、孤島となるんですね。とっても幻想的でした。日本人には厳島神社に通ずるものがあると思います。

 

 

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が、方角によっては駐車場がはっきり見え、一気に現実世界に戻されます。笑



そうなんです、修道院内部から見える駐車場と道路が違和感ありまくりだったんです。「陸の孤島」と言いつつも、陸続きの道路があるせいで潮に関係なくモン・サン・ミッシェルまで行けてしまうみたいだし…。旅行者としては便利なんですけどね…。

 

 

と思っているのは私だけではないようで、2009年には島へ向かう道路が取り壊され、2014年には新しい橋が完成したそうです。だから、現在では潮にかかわらず橋を歩いて渡らないとモン・サン・ミッシェル内部まで行けないようですが、その分満潮時には陸の孤島」となる当時の姿が復活したようです。また行ってみたいなぁ。

 

 

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ということで、チキンソテー&マッシュポテト添えは星2つ半っ!!!

 

 

泡泡オムレツの星の数?

お察しください。笑

 

 

 

~おまけ~

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パリに戻ってきてからは急いでルーブル美術館へ行きました。モン・サン・ミッシェル前日は休館日で行けなかった上に、翌朝にはパリを出発なので、何が何でもこの日に行きたかったのです。 パリに戻ってきたのが20:50に対して閉館時刻は21:45。ギリギリ入館できるか? 解散後猛ダッシュルーブルへ向かいました。息を切らせながらルーブルに到着すると、幸い入口が空いてたため速攻地下のチケット売り場へ行きました。 

 

 

が…、あれれ? 窓口も、自動券売機もCLOSEDになってる・・・。 聞いてみると、どうやら「今日は祝日のため18:30に閉館した」とのこと・・・。そうなのです、8月15日は聖母被昇天祭でキリスト教圏は祝日なんです。そういえば、モン・サン・ミッシェルバスの中でガイドさんも祝日って言ってたような・・・。

 

 

お店も閉まることが多いため、ツアーをたまたま組んだのは正解でした。が、私はこの4年後にも悲惨な目に遭っています。この時パリで学習したのに、やられた。号泣 


 

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私はこの1年前に行ったことあるからまだいいけども、相方Aは初めてのパリ。ルーブルに行かずしてのパリ旅行なんて可哀相すぎます・・・。思わず、祝日にちなんで我々も昇天しそうになりました。てか、ややこしいから、閉館したのなら入口を開けとかないでよね!! 
(ルーブルの地下に店が並んでるから深夜まで開いてるからのようです…) 

#185 エビアンの源泉を飲んでみた。 (2016.8)

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エビアンの源泉、発見!!

 

 

ご無沙汰しております。何となく、ブログ更新をやめてましたが今無性に『フランス行きたい病』が私の体内に蔓延しておりまして…。そういえば、エビアンのことを書いてなかったなぁとふと思い出し、振り返ってみることにしました。

 

 

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エビアン(Evian)はフランスにある都市で、ミネラルウォーターのブランド、エビアンの発祥地です。2週間前にいたパリと比べて、人も少なく、のんびり&ゆったりとした時間が流れてました。天気にも恵まれ、日光がまぶしくて暑かったです。

  


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私は当時ヨーロッパを廻っていて、スイスからUAE経由で日本に帰国予定だったのです。スイスに来た1番の目的はマッターホルン。国連本部で有名なジュネーブ空港から帰国するため、マッターホルンのあるツェルマットから、ジュネーブにほど近いローザンヌまで電車で移動してきたんです。

 


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ツェルマットでスイスの絶景は十分満喫したし、正直なところ、ローザンヌジュネーブ空港のために立ち寄っただけのつもりでした。が、ローザンヌで1泊するにあたり、ガイドブックで一応調べました。

 

 

ローザンヌの観光名所と言えば…。

 

 

①オリンピック博物館f:id:mura306:20181216223403j:plain

そう、ローザンヌにはIOC本部があるんです。だから、駅にもオリンピック関連の装飾がありました。私がローザンヌにいた時にリオ五輪が開催中だったので、カウントダウンの表示が0でした。ちなみに、私たちはこの博物館を訪れなかったので、展示内容は不明です。笑

 (写真は、ウーシー駅近くにあるオリンピックカウントダウンのモニュメントです)

 

 

②アールブリュット美術館

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ここ、ヤバかったです。もちろん、いい意味で…。是非行って頂きたいです。いつかスイスを再訪するときにまた行きたい!色々書きたいところですが、ここは一応エビアンの紹介記事ですので、詳細は#016をご覧ください。笑


 

レマン湖

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ローザンヌの町の南側には、レマン湖と呼ばれる巨大な湖があります。日没の時間帯に行くと、水面に映る雲が次々と色を変えていき、本当にロマンチックで美しいんです。

 

 

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そんなレマン湖にはプライベートボートを含め多くの船が停泊しており、その中にエビアン行きの船がありました。そう、スイス(ローザンヌ)とフランス(エビアン)は湖が国境となっているのです。本当はローザンヌ近郊のブドウ畑に行く船が気になってましたが、時間が合わず断念。

 

 

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代わりにあったのが、エビアン行きでした。

 

 

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『行っちゃいますか…?』

 

 

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ということで、相方Kさんと急遽エビアンに渡りました。あまりに急すぎて、ユーロを持ち合わせていないほど。笑

 

 

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まっ、何とかなるっしょ?笑

なお、運賃はスイスパスが使えたため払いませんでした。スイスパス、ローザンヌのメトロでも使えたし、アールブリュット美術館の入館料も無料になったし、相当便利です。

 

 

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11:00に船はローザンヌを出港。船内はとても綺麗でした。

 

 

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なお、2016年8月当時はポケモンGOが大流行中でしたので、こんな注意看板が埠頭にありました。笑

 

 

 

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11:35にエビアンに到着。わずか35分の船旅でした。まさか、フランスに再入国することになるとは思いませんでしたが、こんな弾丸旅行、嫌いではないです。むしろ、大好き。笑

 

 

一応、某ガイドブックのローザンヌのページには、エビアン日帰り旅行の口コミが書いてありました。それによると、エビアンにはあのエビアン』の源泉があるのだというのです。

 

 

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きゃー、あのエビアンの??

といいつつ、あんまりエビアンを飲まないけどさ…。笑

 

 

 

ただ、地図もWi-Fiもユーロも持たぬ私たちにとって、エビアンの唯一の観光情報が『源泉』なのです。こうなったら探すしかない。涙

 

 

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しかし、到着早々にすんなりと『evian』の文字を見つけてしまった私たち。早くも、この日帰り旅行の目的達成かと思いきや、こちらはエビアン社による施設でした。もちろん、その中に源泉はなさげ。そもそも閉まってました。

 

 

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その後も、街中で蛇口を見つけたら『今度こそ源泉か?』と思いつつも、ただの蛇口に遭遇すること複数回。正直、水は飲み飽きました。笑

 

 

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しかし、水の街エビアンには、エビアンのブランドロゴが溢れています。どこを歩いていても、視界のどこかにエビアンありって感じです。笑

 

 

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途中でエビアンの旗艦店も発見。日本にはないエビアングッズの展示や販売もされてましたが、源泉はなし。

 

 

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お腹もすいたし、腹ごしらえをしてからローザンヌに戻ろう…。そう思っていたら、乗ろうとしていた13:15の船の時間に間に合わず、次の船の時間まで1時間半の滞在延長決定。涙

 


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しかし、エビアンの埠頭周辺はそんなにやることないんですよ。カジノとかもありますが、ギャンブルやらないし…。さらに、日曜だったからか、店は営業していないことが多いし…。

 

 

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そんな中、かわいいアトリエにてかわいいポストカード、発見。現金払いのみのお店だったのですが、スイスフランを使うことができました。お姉さん、merci!

 


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そんなときです。先程通ったエビアンの旗艦店の近くでこの看板を見つけたのは。英語やフランス語で『源泉』って何て言うか知りませんでしたが、source=源の意味から、これが源泉の看板だってのはわかりました。矢印の指す方向に向かいます。

 


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あったーー!!

 


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こちらがエビアンの源泉です。無料で注ぐことができます。本来なら、エビアンのペットボトルに詰め込みたいところですが、クロアチア製のペットボトルでご容赦下さいませ。笑

 

 

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肝心の源泉の味は…。勿論おいしいのですが、水の味の違いがわからない私には、『これこそエビアンの味だ!』と言えないのが悲しいですね…。私、普段からミネラルウォーターを飲む人じゃないので…。号泣

  

 

ちなみに、偶然中国人グループと一緒になりましたが、彼らは聖なる源泉で靴を洗ってました。笑

 

 

埠頭からエビアン旗艦店に向かう時に『源泉』の看板は視界に入っていたはずなのに、蛇口ばかり探していたら見落としてました。この記事を読んで、エビアンに興味を持たれた方がいらっしゃったら、地元の人に『source cachat』と言えばきっと教えてくださるはずです。

 


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最後に、おいしそうなケーキ屋さんで休憩。ここのケーキ、おいしかった!あとで気づいたことですが、閉店寸前に入ったのに、快く中で食べさせてくださり、感謝です。

 


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そういえば、エビアンのご当地ピンバッジもゲット。コレクションが増えました。

 

 


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帰りの船に無事乗り、ローザンヌを目指します。湖の対岸に見えるのが、ローザンヌの街です。帰りもあっという間に到着。

 

 

ローザンヌに戻ってからは、件のアールブリュット美術館でエネルギッシュな作品からパワーをもらい、宿で荷物を受け取ってからジュネーブ空港に向かいました。大事なことなのでもう1回言います。

エビアンもいいけど、アールブリュット美術館もオススメッ!!笑


 

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エビアンの源泉の味はエビアンの味なのか?残念ながら私にはまったくわかりませんでしたが、ローザンヌからの日帰り旅行先として、是非エビアンも候補地にどうぞ!

#184 ムンク展のグッズが激アツな件について。(2018.10.31)

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渋谷のハロウィーン見物(ほぼ未遂に終わったけど…笑)の前に、上野にある東京都美術館(以下、都美)で開催中のムンクに行って来ました。

 


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せっかく東京に行くし、どこかいい美術館ないかなぁって調べてたら、ムンク展の存在をたまたま見つけたのです。前売券を予めネットで買っておいたので、1600円→1400円で入れました。入口で購入画面を見せると、チケットと交換してくれます。

 


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本当は空いてそうな午前中に訪れたかったのですが、その前にポーランド人M氏の希望で刀剣博物館に行っていたら14:00頃になってしまいました。そしたら、予想通りの大混雑。だから私は早く行きたかったのよ~。私の忠告にピンときていなかったM氏もその混雑ぶりにびっくり。なお、リニューアルしたばかりだという刀剣博物館はガラガラ(15人程度が観覧していて、大半が外国人)でした。笑

 

 

空きロッカーを何とか探し出し、荷物を『すべて』預けていざ入場。←後ほど悔やみます…。

 

 

平日だというのに、開催直後だからか本当に老若男女で混んでました。まじまじとじっくり見ようにも、前後左右に人がいて落ち着かない。

 

 

ムンク展の展示内容としては、もちろん目玉は1階(地下1階からスタートなので中盤)にある、彼の代表作の『叫び』です。有名なのはやはり理由があるんだなぁというほど、美術素人の私でも惹き付けられるものがありました。なお、『叫び』周辺には学芸員さんが常にいらっしゃり、『立ち止まらずお進みください。ゆっくり鑑賞されたい方は後ろからご覧下さい。』とアナウンスがあり、何となく急かされるため心落ち着かせて眺められません。が、日本語のわからない外国人が絵の前でいつまでも止まってたりして、結局渋滞が起きてました。笑

 

 

私は『叫び』以外の彼の作品をほぼ知らなかったのですが、地下1階に飾られている初期作品は自画像から始まるものの、病気や死がテーマの作品が多く、空気が何となく澱んでいるように思えました。でも、『叫び』あたりを契機に、私好みの作品がちょこちょこありました。キラキラ輝くような作品から、ちょっと影のある作品、愛溢れる作品など…。ピカソほどではないけれど、ムンクも色々な系統の作品を遺していたんですね。それを知ることができて、とてもいい機会となりました。並んで窮屈な思いをしてでも見た価値がありました。

 

 

ちなみに、最後の最後に飾られていたのは亡くなる1年前の作品でしたが、死をイメージさせる小物が絵の中に点在していて、自分の死と向き合った作品という感じでした。初期作品とは違った形で間接的に死を表現した遺作に複雑な思いを感じながら出口に向かうとそこはムンクグッズ売り場でした。

 

 

『ハッ!!!』

 

 

そこで…イヤ、実は1階の中盤から気付いていたのですが、財布をロッカーの中に忘れてしまいました。ムンク展の前に開催されていた藤田嗣治展で都美には来ているため、2階の展示が終わったらすぐに、企画展の限定グッズ売り場があったことを知っていたのに…。知っていたくせに、うっかりやってしまった…。

 

 

このムンク展に来た動機は、もちろん『叫び』を生で見たかったこともあるのですが、コラボ商品が豊富で気に入ったからという理由もあったのです。それなのに、財布をロッカーに置いてきてしまった!

 

 

学芸員さんに尋ねたところ、『一旦グッズ売り場を出てから下りエスカレータで出口に出られるので、再入場してくださいー』とニコニコ笑顔で言われました。

 

 

ということで、ロッカーの荷物をすべて持って先程入った入口から再入場。『再入場はできません』という札がありましたが、理由を説明したら『次回は気を付けてくださいねー』と言われつつ、チケットに「再入場」のスタンプを押され、エレベータで2階に上がりました。そして、2階を早歩きで駆け抜け、グッズ売り場アゲイン。笑

 

 

ふふふ、色々買いましたよ。

 


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まずは、カラムーチョ(880円)。湖池屋とのコラボで箱売りのみ。大きくてかさばりますが、とにかく箱がかわいいです。こちらはチリ味ですが、すっぱムーチョの梅味バージョンもありました。どちらもヒーばあちゃんが叫んでます。

 


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中には35グラム入りの小袋が6つ入ってます。もったいなくて食べられずにいましたが、中身は普通のカラムーチョでした。笑

 


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こちらはキャラメル。中にはドギツイ色のキャラメルとムンク氏のシールが入ってました。残念ながら、キャラメルには叫びの模様とかは入ってませんが、シールは展示作品のうち12種類の中から1枚が入っているらしいです。私のは自画像のシールですね。(500円)

 


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こちらはビームスとのコラボ。スリッパやエコバッグなどがありましたが、私は手拭いを購入。(1700円)

 


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こちらは紅茶ブランドのLUPICIAとのコラボ。中にはオリジナルティーバッグが5つ入っています。紅茶、ジンジャー、ドライアップルなどのミックスされた茶葉はどんな味なんだろう?近々飲んでみます。(850円)

 

 

他にも、私は買いませんでしたが、ポケモンとのコラボもあり、ピカチュウなどのキャラクターが叫んでいるポストカードやクリアファイルなどがありました。結構、みんな買ってましたよ。

 


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ポストカードは1枚150円也。種類豊富ですので、きっと気に入った作品に再び出会えるかと…。

 


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ショッパーもかわいいんです。これは大。カラムーチョを買うとこのサイズに入れてもらえます。

 


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こちらは中。

 


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小は紙製。ムンクの出身国のノルウェーと、住んでいた国と時期が書かれています。

 

 

なお、グッズ売り場を出たところにあるガチャガチャもかなりアツイんです。

 


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まずはムンクのピンバッジ。(輪郭の)色は金、銀、黒の3色があるらしく、これは黒。(300円)

 


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次に、ポケモンコラボのキーホルダー。全5種類。私、ポケモン世代じゃないためピカチュウ以外知りませんが、これはミミッキュというキャラクターらしいですね。こちらも確か300円。

 

 

これらのグッズは2階のショップでしか買えません。つまり、チケットを買って入場しないと買えないので悪しからず。(ポストカードは地下1階のミュージアムショップにも売られてましたが、たぶん同じ品揃えではないと思います、未確認ですが。)

 

 

詳しくはホームページでご確認を。他にも色々売られてます。

【公式】ムンク展ー共鳴する魂の叫び

 


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グッズ売り場を出て、下りエスカレータに乗ると、1階の下りエスカレータ近くに写真撮影スポットがありました。『叫び』を始め、ムンク展はすべて写真撮影禁止ですが、このレプリカは写真撮影OKなので、ぜひ『叫びポーズ』で記念の1枚を。笑

 

 

地下1階の出口を出る16:00頃にはチケット売り場が長蛇の列でした。平日でこの様子だと、土日も並ぶ覚悟が必要かもですね。

 


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ちなみに、チケットがなくても入れる都美内のミュージアムショップにもムンク関連のグッズが常時置いてあります。なぜか都美は以前から『叫び』に力を入れていました。キティとのコラボ作品などもあります。私は『叫びスタンプ』『叫びキティ』を買ってしまいました。笑

 

 

 

こんな感じで、ムンク展は限定グッズもアツイ!財布は必ず持参して鑑賞を楽しんでください。

 

 

おまけ
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最後に報告ですが、この後の浅草の人混みからも死守していたムンクグッズですが、渋谷の若者たちの輪に入ったばっかりに、ものの10分でカラムーチョの箱が壊れました。あと、キャラメルの箱もよーく見るといびつな形になっておりました。

 


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ハロウィーンの日に渋谷なんて行くもんじゃなかったよ。号泣

 

#183 ハロウィーン当日に渋谷に行ってみた。(2018.10.31)

今、東京にいます。というのも、ポーランドからの友達M氏が来日することで、仕事を調整して休みを頂き、昨日の夜行バスで地元を出て、今朝東京に着きました。今日の昼までのことはまた機会があれば書きます。

 

 

で、ハロウィーン当日の渋谷は酔っぱらいやらで治安も悪く、渋谷区在住の友人は毎年ハロウィーン前は渋谷を避けているとのこと。逮捕者の出た先週末から今日まで渋谷駅を使ってないそうです。住民なのに。笑

 

 

もちろん、私は若者たちに混じって仮装だなんて全くやりたくありません。そこまで西洋のハロウィーンについて詳しくない私ですが、ハロウィーンの歴史に少なくともスーパー●リオは出てきませんよね?いつから仮装の枠は取り外されて、何のキャラクターに仮装しても良くなったんですか?日本のコスプレ文化と都合よく融合してしまったのはいつからですか?

 

 

まぁでも、仮装してパレードしてるだけならまだ微笑ましいのですが、最近は器物損壊や痴漢、喧嘩などの事件も起きてるみたいだし、何かあまり良い傾向ではないですよね。『赤信号、みんなで渡れば…』な日本人の集団心理が悪用されてるというか…。

 

 

じゃあ、なぜわざわざ私がそんな場所に行ったかって?

 

 

…イヤ、ブログネタになるかなぁと…。笑

 

 

今日の18:30頃、夕食を食べている店のテレビで、渋谷センター街の火事のニュースを偶然知り、ちょっと心配になりました。が、中継映像でスクランブル交差点を黒い人の塊が動いていたので、まぁ大丈夫かなぁ、と。じゃあ、行ってみよう。

 


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すると、渋谷駅のホームで既に警備員さんが等間隔で立ってました。イヤ、最近の渋谷はいつもそうなのかもしれないけどさ、既に結構な人の数です。元々、渋谷は混んでるしね。大学生の頃はたまに買い物に行ってましたよ。懐かしい。

 

 

そんなことを思い出しながらハチ公方面の出口に向かうのですが、看板に頼らなくても仮装集団に着いていけばすんなり行けました。笑

 

 

だが、しかし!!

 


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人が多くて進めねー!!!

 


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まぁ実際は数センチずつは進んでるのですが、買ったお土産が…いや、私自身もどんどんプレスされていく感覚がするんです。そんな状態なのに道端でフリーハグやってます♪』なんていう、空気が読めないコスプレ娘たちも…。イヤ、必要な人もいるのかもしれないけどさ、ますます進まないから他所でやって!!笑

 

 

さらに、ゾンビメイク&衣装が多数=私の衣服に付着しそう…。スリとかいそう…。そもそも、私たち二人が平均年齢をあげてないか?笑

 


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色々考えたら、もうイヤになっちゃった。涙

 

 

ということで、10分ほどで退散。

 

 

センター街に行けず!涙

 

 

イヤ、そもそもハチ公にすら会えず!!涙

 

 

渋谷に乾杯…  いや、完敗!!!涙

 

 


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改札の上の階から眺めてる人もいました。それが一番安全だと思うなー。

 

 

ということで、何となくハロウィーン当日に渋谷へ行ってみましたが、勢いに完全に負けました。まぁ、センター街から文化村を15分ほどで抜けるだけの予定だったんですけどね。無理だよ、あれでは。あのまま残っていたら、文化村に着く頃には一反もめんかトム(ジェリーにプレス済)になってましたよ。笑

 

 

ほんの10分くらいでしたが、仮装してるBak…もとい、若者たちを尻目に、日本はまだまだエネルギッシュで平和だなぁと思いました。渋谷の若者にはマナーやモラルを守り、平和で安全な仮装文化の街を作っていってくれたらと願っております。まぁ、私は二度とハロウィーン前後は近づきませんが。笑

 

 

では、そろそろ地元に夜行で帰ります。キツい…。涙

#182 高岡はドラえもんだらけだった件。 (2018.9)

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富山県高岡市藤子・F・不二雄先生の出身地ということで、ドラえもんに関する観光地がいくつかあります。が、前回登場した、大学時代の友人K夫妻から教えてもらうまで私も実は知らなかったくらいで、まだまだマイナーなようです。ということで、紹介をしたいと思います。笑

 

 

高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー
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高岡市藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーは、高岡市美術館の中にあります。一見、何の表示もありませんが、ここの2階にあります。地下駐車場有り。

 

 

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入場料は大人500円、4歳~小学生は200円、中高生は300円です。規模は決して大きくないですが、レアでマニアックな藤子F先生の作品を見ることができます。

 


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入場料を払うと、こんなパンフレットがもらえます。

 


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どこでもドアの中に入ると、藤子F先生の作品が展示されています。藤子F先生のデビュー前(14歳の時)に描いた作品や直筆のドラえもん原画(黄ばんでいたり、修正液の跡や鉛筆書きの台詞とかがはっきり見えるのがリアルでした)などが展示されています。年代毎に作品名がズラリと並べられているので、自分が生まれた頃のドラえもん作品や雑誌にも出会えます。

 

 

私の思い出のドラえもん映画と言えばのび太の日本誕生。当時、原始生活(といいつつ、ひみつ道具を使いまくってたけどw)をするのび太たちを見てうらやましくて、ワクワクしながら見ていたなぁ。最近リメイクされたようですね。

 

 

あとは、期間限定の企画展として、藤子F先生の漫画に出てくる女の子(FーGIRLS)の展示がありました。しずかちゃん、ドラミちゃんはもちろん、エスパー魔美やU子などが、原画とともに紹介。 

 

 

 

気になる方は、こちらを↓。


 

なお、写真撮影は禁止されているので撮れなかったのですが、ギャラリー内のベンチがかなりかわいいです。パーマンのバッジの形やドラえもんの空き地の土管の形なんです。

 

 

ただ、私的には、このギャラリーの隠れた目玉と言えばギャラリーショップ(お土産物店)だと思うのです。個人的(でも、たぶん大衆的)なオススメ品をいくつか紹介しますね。

 

 

イチオシ① アンキパンラスク(8枚入 1000円)
f:id:mura306:20181011200822j:image誰もが憧れた、アンキパンがラスクになって売られています。

 


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固すぎないサクサクの食感と、バターと砂糖の塩梅が絶妙で、とてもおいしかったです。さすが、値段が高いだけある。ラスクに書かれている内容はすべて同じですが、食べたら頭が良くなるかも?笑

 

 

イチオシ② B5ノート(324円)
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ドラえもんの漫画が表紙になっているノートです。中身は線が引かれていない白い紙なので、自由帳として使う感じです。これ、ノート以外にもこの漫画の描かれたポストカードやクリアファイルがあり、結構売れてました。何でかと言いますと…。

 




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作中で富山方言が使われているから。富山で『こわい』とは『硬い』っていう意味のようで、藤子・F・先生が故郷の方言について触れた回をノートにしてあるのです。だから、ここでしか買えないレアノートなんです。

 

 

イチオシ③ ピンバッジ(378円)

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ドラえもんパーマンのキャラクターのピンバッジが売られてました。キャラクターのものも良かったのですが、私はパーマン1号の変身バッジのピンバッジをチョイス。パーマン4号(=パーヤン)までキャラクター&変身バッジが揃ってるところからして、なかなかの品揃えだと思います。こちらも人気商品だからか、一人あたりの買える個数制限(確か一人あたり5個まで)がありました。

 


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他にもドラえもんの卵ボーロ(390円)なんかもありました。ドラえもんのキャラクターの模様が入っているものが混じっています。

 


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ぺた・ドラは小さいシールブック。421枚もついて605円!

 

 

と言うことで、みんなギャラリーショップで次々とお土産を選んでました。私も、ドラえもん好きな姪っ子たちのために色々買ってしまいました。結果、目をキラキラさせながら非常に喜ばれました。テレビ朝日のアンテナショップや川崎の藤子・F・不二雄ミュージアムとはまた違ったものが買えるんじゃないかと思います。

 


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なお、お土産を買う際は現金しか使えないのでご注意を!

 

 

~おまけ~
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あと、アフターは是非、近くの『ショップ まじま』でソフトクリームを!なんと、150円で10巻のソフトクリームを食べることができるのです。高岡出身のTさん曰く、昔は5巻くらいだったのに、隣にライバル店ができて巻き数を競った結果、今みたいな10巻になった(そして、ライバル店は閉店…。)ようです。

 

そこまで食べられない…。という方には110円の児童サイズがオススメ。それでも5巻くらい(=いわゆる普通サイズ)ありますが、大人でも購入可能です。店員のおじさんが慣れた手つきでソフトクリームを器用に巻いてくれる、地元の老若男女に愛される店でした。これからも頑張ってほしいです。

 

 

 

②おとぎの森公園
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入場無料の子ども向けの公園です。アスレチックや芝生もあり、家族連れで賑わっています。ターザンロープや滑り台などは少し並んで待つこともありますが、みんなお行儀よく並んでます。さすが日本。笑

 

遊具の写真を色々載せたかったのですが、三連休中の混雑した日に訪問したため、お子様たちの写真が写ってしまい、掲載を断念しました。

詳しくはこちら↓でご確認ください。公式HPです。

http://terfel.net/

 

 

 

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で、この公園にはドラえもんに出てくるキャラクターのオブジェがあるのです。そして、空き地の土管も…(ジャイアンが占領中w)。土管の中には入れませんが、キャラクターや土管との写真も撮れます。ドラえもんのび太、しずかちゃんとドラミちゃん、ジャイアンと土管がペアになってるのに対して、スネ夫だけピンなので、写真の列も比較的空いています。家族連れで賑わってるときも穴場です。

 


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がんばれ、スネ夫。笑

 

 

なお、私たちは訪れませんでしたが、この公園の敷地内に、ドラえもん日時計もあるようですね。

 

 

 

ドラえもんトラム

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高岡市射水市を結ぶ万葉線は、路面電車として市内を走っています。赤色が目印。コカ・コーラ仕様もあります。

 

 

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そんなトラムが、1時間に1本だけドラえもん仕様になっています。

 

 

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中にはドラえもんが乗っていたり、天井にキャラクターが描いてあったりします。乗車をするのもいいですが、外から眺めるのもまた良し。

 


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とにかく、かわいいんです♪

 

 

ドラえもんトラムが走る時刻は、前日の18:00に決定されるようなので、ホームページで事前にチェックしておけば確実に乗れますよ。ただ、私たちのような観光客から、写真をたくさん撮られることだけは覚悟しないといけないかもしれません。笑

時刻表はこちら↓。

万葉線株式会社

 

 

※ふるさとギャラリーでもらったパンフレットによると、2018年8月末まで運行予定と書いてありますが、2018年9月半ば現在はドラえもんトラムは走っていました。気になる方は乗れるうちに乗った方がいいかもですね。

 

 


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以上、高岡市内でドラえもんにゆかりのある場所を3ヶ所紹介しました。日頃のストレスを忘れ、童心に返れました。やはり、幼少の頃に好きだった作品というのは年月が経っても思い出が甦ってきていいですね。これからも、子どもたちに夢を与え続けてほしいです。

#181 本場の富山ブラックを食べてみた。(2018.9)

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富山ブラックとは、富山県のご当地ラーメンです。と言っても、富山の方々は『醤油ラーメン』と呼んでるようですが。まぁ、ここではわかりやすく、富山ブラックと呼びますね。笑

 

 

富山県は空襲により焼け野原となり、戦後復興を目指して汗水垂らして働く労働者のために、塩分多目の醤油ラーメンを提供したのが富山ブラックの始まりなのだそうです。

 

 

で、この富山ブラックですが、実は以前京都駅近くで食べたことがあるんです。当時、富山ブラックの名が全国に知られるようになった頃だったと思います。残念ながら私の口に合わず、正直言ってマズかったんです。特に真っ黒いスープが…。だから、富山ブラック=マズイという方程式が私の中で作られてしまい、以降一度も口にすることはありませんでした。

 

 

しかし、富山にいる友人Kに会いに行くことになり、何となくリベンジしてみようかなぁと思ったのです。

 

 

富山到着後Kの家で私が事前に調べた富山ブラックの有名店をいくつか挙げてみました。すると、Kの旦那様Tさんが『全国チェーンしてる富山ブラックのお店はおいしくないですよ。地元で人気がないから全国展開してるんですよ。そういう店が富山で行列ができてるのは観光客が行くからで、地元の人は行かないですよ。』と言われました。あくまで彼の個人的見解ですが、私が京都駅で食べた店は今や全国展開してる超有名店ですが、確かに私の口には本当に合いませんでした。でも、それが富山ブラックの味なんだと、Tさんの話を聞く時までそう思ってました。

 

 

こりゃいかん。富山ブラックへの誤解を解くためにもおいしいお店でリベンジせねば!!

 

 

KとTさんの家は富山市にあるのですが、私が高岡駅から帰るため、その前に高岡駅周辺のラーメン店に行くことになりました。ネットでの評判がよかった店の中で、私が気になったのが今から紹介するこのお店です。



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大長さんです。タピオカ…じゃなくて高岡出身のTさんが何度か行こうとして、行列を見て行く機会を逃し続けていた店だそう。特に、昼間の行列はすごいそうです。

 

 

私たちは17:00の開店と同時に入りました。なお、15:00~17:00は中休みらしく、看板が出ています。

 

 

メニューは醤油ラーメン(680円)の他にもみそラーメン(760円)があり、チャーシューの追加枚数によって値段が変わります。私は2枚チャーシュー(820円)をチョイス。あとはチャーシュー麺(1000円)などがあります。

 


お店は女性店主が一人で黙々とやってました。店内は昭和の中華そば店の雰囲気で、相撲中継が見ながらラーメンをすするお店です。オーダー後にサービスのソーダが配られてきます。店内の看板にも書いてありますが、『炭酸水が胃に入ると心地よい刺激で胃の粘膜を元気にし、消化機能が促進され、食欲が増進いたします。』という理由で配ってるんだそう。この気遣いが嬉しいです。



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こちらが大長さんの富山ブラック(醤油ラーメン=680円)です。このお店の名物はチャーシューだと思います。トロットロで柔らかくて本当に美味しかったです。箸でつかむのが難しいくらい。

 


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スープも見た目ほど濃くなく、麺と上手く絡んでいい感じ。美味しそうでしょ?美味しいもん。笑

 

 

なお、Tさん曰く、ここのラーメンスープはかなりマイルドなんだそう。この店でも、希望があれば薄めるって書いてあったのに…。富山ブラック、おそるべし。笑  

 


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あと、このお店、みそラーメンも野菜たっぷりで、味見してみたらスープもかなりおいしかったですよ。

 

 

大長さんではチャーシューのテイクアウトができる(100グラム440円~)ので、思わずお土産に買ってしまいました。付属のタレがついていて、いろんな食べ方を紹介した紙がついてましたが、個人的にはタレを使わず、お店みたいにラーメンにトッピングするのが一番美味しい食べ方だと思います。なお、100グラムがチャーシュー3~4枚分位です。冷凍保存が1週間可能。

 

 

大長さんの住所は

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富山県高岡市鐘紡町5-40

で、タピオカイオン…じゃなくて高岡イオンの近くにあります。駐車場が三台くらいしか停められない感じだったため、開店時間に合わせて行くといいと思います。地元の人に愛される、昔ながらのラーメン店って感じでした。地方進出とかせず、これからも今の味を守り続けてほしいなぁと、偉そうに思ってしまいました。笑